第3章: ベッドで叫ぶ恥ずかしい言葉、『冬馬さん、見て、私の汚いオマンコ…』(続き 2/2)
そう言いながら、すみれの指はより強く皺を押し広げる。
「あ……んっ……! でも……でも……」
声が泣きそうに震える。
「舐めて……ほしい……冬馬さんの舌で……きれいにしてほしい……この汚い穴……くちゅっ、くちゅっって音立てて舐めて……!」
腰の動きが速くなる。
ディルドーを膣の奥深くまで突き立て、ぐりぐりと撹拌する。肉壁が締まり、擬似ペニスを絞り上げるような感覚。まるで本物の男性器を貪るように、すみれの身体が欲している。
「ああ……! もっと……もっと奥まで……! 子宮の入口、こすって……! 七年間……空っぽだったの……この子宮……誰の精も受け取ってないの……!」
頬を伝う涙が、枕を湿らせる。
快楽と羞恥が入り混じり、理性が溶けていく。人妻としての矜持も、四十五歳の女としての恥じらいも、全てがこの肉体的な渇望の前に瓦解する。
「冬馬さん……冬馬さんっ……! すみれ……こんな女です……はしたなくて……汚くて……!」
ディルドーを握る手の動きが荒くなる。
腰を激しく上下させ、ベッドがきしむ。陰部からはぐちゅぐちゅと激しい水音が鳴り続け、愛液が腿を伝いシーツに滲み広がる。
「見て……見てください……この淫らなオマンコ……こんなにずぶずぶして……あなたを飲み込もうとしてる……!」
絶頂が近い。
下腹の奥で熱い塊が渦巻き、全身の筋肉が緊張する。爪先がピンと伸び、背中が反り返る。
「いきます……いっちゃいます……! 冬馬さん……冬馬さんに……見られながら……イク……!」
「ああああっ――――っ!!」
声を殺すことを忘れ、すみれは叫んだ。
腰が痙攣し、膣の奥で何度も収縮が走る。ディルドーをぎゅうぎゅうに締め付け、愛液が噴き出すように溢れ出た。視界が白く閃き、耳元で血の騒ぐ音が鳴り響く。
長い、長い絶頂の波がようやく去った時、すみれはぐったりとベッドに崩れ落ちた。
ディルドーはまだ膣に挿さったまま。腿は愛液と汗でべとべとで、室温のせいか少し寒く感じる。
――ああ……また、やっちゃった。
深い虚無が心を満たす。
この自己嫌悪は何度目だろう。夫に背を向けられながら、たった三回会っただけの若い男性を妄想して、一人で絶頂に達する。四十五歳の女が、そんなみっともない真似を。
涙がこぼれる。泣いている自分が、また情けない。
けれど。
ふと、来週のダンスレッスンのことを思い出す。
木曜日の午後七時。あと五日だ。
次のレッスンで冬馬と組めるだろうか。あの透ける黒いレオタードを着ていったら、彼はどんな反応をするだろう。またあの硬さを、腿に感じられるだろうか――。
「……だめだ」
布団にもぐり込み、すみれは顔を枕に埋めた。
けれど、膝を抱える自分の股間は、まだ微かに疼いていた。熱が冷めやらず、空虚感がむしろ深まるばかりだった。
コメント