第5章: 夫の出張中、『うちに来ませんか』と囁く妻の甘い罠(続き 2/2)
その掌の熱さが、薄いシルクの生地を通して、直接肌に焼き付く。
「では……えっと、一歩目は……」
冬馬が指示をしようとするが、声がかすれている。
すみれはその隙に、一歩、彼にぐっと身体を寄せた。
胸の膨らみが、冬馬の胸板にぺったりと押し付けられる。シルクの下では何も着けていないから、乳首が硬く立っているのが、きっと彼にも伝わるはずだ。
「あ……すみれさん、その……」
「すみません、バランスが悪くて」
嘘をつきながら、さらに腰を前に押し出し、自分の下腹部を冬馬の腿に擦りつけるような姿勢を取った。
もう、隠しようがない。
冬馬の股間には、パンツの上からでも明らかな、大きな膨らみができている。その硬い感触が、すみれの恥骨にじかに伝わってくる。
曲は流れているのに、二人の動きは完全に止まった。
冬馬の呼吸が荒くなり、背中に回した手の指が、すみれのシルクのドレスを掴み、皺を作っている。
すみれはその耳元に、唇をほんのりと触れさせるほど近づけ、吐息を漏らすように囁いた。
「冬馬さん……私、ずっと我慢してたの」
「……」
「あなたに触られるたび、家に帰って……ベッドであんなことばかりしちゃうの。毎晩、冬馬さんのことを考えて、指やおもちゃで、この濡れた穴をほじくりまわして……」
「すみれ……さん……」
冬馬の声は、欲望に溺れたように深く濁っていた。
「私の妄想の中の冬馬さんは……私のオマンコを大きく開いて、くんくんって嗅いでくれるの。『すみれさん、臭いですね』って言いながら、その舌でべっとり舐め回して……」
「やめ……てください……」
「やめてほしいの? 本当に?」
すみれはゆっくりと、冬馬の耳朶に舌先を這わせた。
彼の全身が、ぶるっと激しく震えた。
「私、今日……下着、何も着けてないの。このドレスの下は、ずっと空っぽ。ほら……」
すみれは腰をくねらせ、シルクのスカートの裾をそっとたくし上げた。
太ももが露わになり、そのさらに奥、腿の付け根の暗がりが覗く。
冬馬の視線は、釘付けのようにその一点へと吸い寄せられた。
「匂い、するでしょう? 朝から洗ってない、熟れた女の股間の匂いが……この家の中に、漂ってるの、わかる?」
「……わかります」
それは、もはや呻きに近い声だった。
「あなたに、この匂いを嗅がせたかった。私がどんなに汚くて、はしたない女か、知ってほしかった」
「そんな……こと、ない……」
「あるわ。だって……」
すみれは、冬馬の背中に回した彼の手を、そっと掴み、自分の腰から引き剥がし、そしてその掌を、自分のドレスの胸元へと導いた。
「触って。乳首、硬くて、恥ずかしいくらい大きくなってる。七年も誰にも吸われてないから、きっと味も濃いと思う……」
冬馬の指が、シルク越しに確かに、すみれの乳首を捉えた。
ぎゅっと、握りしめる。
「あっ……!」
思わず漏れる声は、疼きに満ちていた。
「それで……もっと、下へ……」
彼の手をさらに下へ、下腹部へ、そして腿の付け根へと誘導する。
ドレスの生地は薄い。何も隔てるものがないから、その掌の熱とざらつきが、陰毛の生え際へ、そして膨らんだ陰唇の形へと、直接伝わっていく。
「ここ……冬馬さん、ここが、毎晝あなたを妄想して、ぐしょぐしょに濡らす場所よ」
「すみれ……さん……! 僕……僕は……」
「あなたの股間も、すごいことになってる……感じる。ダンスの時より、もっと大きくて、熱い……」
すみれは反対の手を下ろし、冬馬のパンツの上から、その巨大な膨らみを、そっと包み込むように撫でた。
「んっ……!」
今度は冬馬が喘ぎ声を上げた。
その反応が、すみれの内にあった最後のためらいを吹き飛ばした。
「このままじゃ……ダメよね。レッスンなんて、もうできない」
「……そう、ですね」
「だから……レッスンはここまでにしませんか? その代わり……」
すみれは冬馬の首筋に唇を押し当て、甘く嗄れた声で、最後の一撃を加えた。
「私の、この熟れて腐りかけそうな身体で、冬馬さんを癒してあげる。あなたの若くて硬いもの……全部、受け止めてあげるから」
我慢の糸が、ぷつりと切れる音が、二人の間に響いたように思えた。
次の瞬間、冬馬の腕がすみれの身体をぐいと抱き寄せ、その唇が、乱暴にすみれの口を奪った。
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