第5章: ノーパンスカートとマスターの命令(続き 2/3)
康之の声は相変わらず平静だが、聡実の腰を撫でる手の動きは次第に大胆になっていく。スカートの上からとはいえ、あからさまに股間の膨らみを包み込むように揉み始めた。
「あっ……だめ、マスター……そんな……」
「どうした? 気持ちいいだろう?」
康之は彼女の耳元に唇を寄せ、囁くように言った。
「今日は、下に何も穿いて来なかったんだろ? 約束、守ってくれてありがとう」
――え?
聡実は目を見開いた。彼女は確かにパンティを穿いている。けれど、康之の言葉の意味が一瞬で理解された。彼は、彼女がノーパンで来ることを「約束」だと思い込んでいたのか? いや、違う。これは、新たな命令なのだ。
踏み台から降り、ようやく康之の腕から解放された聡実は、顔を真っ赤にして彼を見上げた。
「そ、そんな約束……してません……」
「ああ、そうだったか。ごめんごめん、勘違いしていたみたいだ」
康之は悪びれもせず、むしろ楽しそうに笑った。そして、再び聡実に近づき、今度は彼女のスカートの裾に直接手を伸ばした。
「でも、せっかくだから今日から実行しよう。明日からは、この下には何も穿かないで来てくれ。いいね?」
「だ、だめです……そんなことしたら、もしお客さんが来たら……」
「この時間帯に急な来客はまずない。万が一いても、君はスカートを穿いているんだから、外からはわからないさ」
康之の指が、スカートの裾を少しだけ捲り上げた。聡実の腿の肌が露出し、パンティのレースの縁が見える。
「約束してくれるよね? 明日から、この下は空っぽで」
その目は、もう交渉の余地などないと言わんばかりに鋭く、そして熱い。聡実は喉が渇いたのを感じ、ゆっくりとうなずいた。
「は、はい……」
「よし。では、今日はこのままお預けだ。仕事に戻ろう」
あっさりと康之は離れ、普段通りに厨房の作業を始めた。聡実は呆然と立ち尽くし、腿の間にまだ残る彼の手の感触と、これから毎日ノーパンでここに来なければならないという事実に、胸が高鳴るのを抑えきれなかった。
それから数日、聡実は康之の命令に従い、スカートの下には何も穿かずに店へ通った。
初めは恥ずかしさでいっぱいだった。歩くたびに布地が直接肌に擦れる感覚、椅子に座った時のもたつき、そして何より康之が時折投げかけてくる「大丈夫か?」という視線に、いつも身体が硬直した。
けれど、次第にそれも慣れていった。むしろ、この禁じられた秘密を抱えているという興奮が、彼女の内側をじわじわと熱くしていくのを感じた。
ある日、ランチ後の片付けが終わり、二人きりになった時、康之が聡実をカウンターに呼び寄せた。
「ここに来て」
聡実が近づくと、康之は引き出しから新品の剃刀を取り出し、彼女の前にそっと置いた。
「次に来る時までに、あそこをきれいに剃っておいてほしい。パイパンにだ」
「……え?」
「毛があると不衛生だし、何より感じにくくなる。剃れば、ここの感覚がもっと鋭敏になる。君自身のためでもあるんだよ」
康之はそう言いながら、剃刀のパッケージを開封した。銀色の刃が冷たい光を放っている。
「でも……そんなこと、急に言われても……」
「できないか?」
康之の声は低く、どこか挑発的だった。彼はゆっくりと立ち上がり、聡実のすぐ前に立つ。その巨体が影を作り、聡実を覆い尽くす。
「君、この間僕に言ったよね? 『またお願いできますか』って。あの時の欲望は、嘘だったのか?」
「ち、違います……! あれは、本当に……」
「なら、証明してみせてくれ。僕のために、あそこをきれいに剃るってことさえできないのか?」
康之の手が、聡実のスカートの裾をそっと持ち上げた。腿の内側の柔らかい肌が露出し、わずかに生えている陰毛の先端が見える。
「ほら、もう少しで全部見えるところだ。剃れば、もっと綺麗になるよ」
聡実は息を詰めた。康之の指が、腿の内側をゆっくりと撫でていく。その感触は、直接肌に触れるそれで、ぞくっと痺れるような快感が走った。
「わ、わかりました……剃ります……だから、やめてください……」
「いい子だ」
康之は満足そうにうなずき、手を離した。剃刀を聡実の手に握らせると、彼はにっこりと笑った。
「では、明日を楽しみにしているよ。ちゃんと確認するからね」
その夜、聡実は家族が寝静まった後、浴室にこっそりと籠った。
手にした剃刀は冷たく、重かった。鏡に映る自分の裸体を見つめながら、彼女は深く息を吸った。四十歳の身体は、確かに年齢を重ねている。けれど、康之に抱かれてから、何故か肌に張りが出てきたように感じる。
――こんなこと、するべきじゃない。
理性が囁く。けれど、もう身体は康之の命令に従うように疼いていた。あの巨根が、毛の生えた場所をぬるっと滑り、膣の奥深くまで侵入してくる感触を思い出すだけで、股間が熱くなり、愛液がじんわりと滲み出る。
聡実は腰掛け、腿を広げた。手鏡を使って、自分の陰部をじっくりと観察する。濃い茶色の陰毛が、恥丘を覆っている。夫の敏明とさえ、ここをまじまじと見つめ合うことなど、もう何年もなかった。
剃刀に泡立てた石鹸を付け、そっと皮膚に当てた。冷たい刃が肌に触れる瞬間、身体が震えた。ゆっくりと、慎重に、毛を剃り始める。
ちりちりと毛が切れる音が、静かな浴室に響く。剃刀が動くたびに、肌がひんやりとし、その後にかすかなひりつきが残る。股間の皮膚はデリケートで、剃刀の刃が当たる感触が、なぜかくすぐったく、そして興奮を呼び覚ますようだった。
時間をかけてすべての毛を剃り終え、聡実は手鏡でその仕上がりを確かめた。
ツルツルになった恥丘は、まるで少女のそれのように滑らかだった。陰唇の皺までもがくっきりと露わになり、普段は毛に隠れていたピンク色の肌が淡く光っている。手の平でそっと撫でてみると、予想以上に敏感で、ぞくっとした感覚が腰の奥まで響いた。
――ああ、本当に剃ってしまった。
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