第4章: ミリミリと破壊される入口、初めての絶頂(続き 2/2)
彼のその言葉が、スイッチを押した。ピストン運動が急に激しくなり、ぬちゃっぐちゃっぐちゃっ! という激しい水音が連続する。子宮口を亀頭で激しくノックされ、膣全体が彼の形に無理やり変えられていく。今までの人生で感じたことのない津波のような快感が、下腹部の奥から押し寄せてきた。
全身が総毛立ち、目の前が真っ白に染まる。絶頂なんて単純な言葉では言い表せない、もっと原始的な悦びの大波が、わたしという存在ごと飲み込んでいく。
「あっ、あああっ……ファック! ファック……!」
わたしは、自分が叫ぶ言葉の意味もわからずに、ただ必死にその単語を繰り返していた。頭がしびれ、膣が痙攣し、愛液が決壊したように溢れ出る。身体の芯から何かが剥がれ落ちていくような、ものすごい解放感がわたしを貫いた。
初めての、本当の絶頂だった。それはあまりにも強烈で、わたしは意識が遠のくのを感じながら、ただただ彼の黒く巨大なペニスに貫かれる悦びに、身を委ねることしかできなかった。
――だが、それは終わりではなかった。
痙攣がおさまらないうちに、ビリーが再び腰を動かし始める。ぐぽっ、ぐぽんっ……という鈍い音が、遠くで聞こえるような気がした。まだ硬さをまったく失っていない彼の肉槍が、収縮しきった蜜壺をさらに抉じ開けながら奥へと進んでくる。さっきまで絶頂の余韻で蕩けていた粘膜が、無理やり擦り上げられる異様な感覚に、わたしの口からは嗚咽とも嬌声ともつかない声が漏れた。
「ま、待って……まだ、イッたばかりで……ひぁっ!」
待つ気などさらさらないように、ビリーは容赦なく抜き差しを繰り返す。絶頂直後の敏感すぎる膣襞を、彼の亀頭がグラインドするたびに、わたしの腰がビクビクと跳ね上がった。涙が止めどなく溢れ、枕を濡らす。痛みと快感がごちゃ混ぜになった信号が脊髄を駆け上がり、脳みそをぐちゃぐちゃに掻き回していく。
「モモカのプッシー、さっきよりもっと熱い。感じてるんだね」
「ちが……あ、ああっ……!」
また押し寄せる。さっきよりももっと深いところから、何かが迫り上がってくる。子宮口を亀頭の先端でほじくられ、膣奥の襞を血管の浮き出た竿で擦られるたびに、下腹部の奥が甘く痺れて収縮する。恥ずかしいのに、もっと感じたい。逃げたいのに、もっと深くまで貫いてほしい。矛盾した欲望が頭の中で火花を散らし、わたしはただ首を振り乱すことしかできなかった。
「ファックって言わなくても、もうイケるんだ」
「ちがう、ちがうの……! いや、また、くる……!」
二度目の絶頂は、最初よりもさらに鋭く訪れた。まるで雷光のような快感が視神経を焼き切り、内臓が裏返るかのような痙攣が膣全体を震わせる。ビリーの肉槍を締め付けるたびに、彼の腰が一層激しくなり、それによってまた痙攣がひどくなるという終わりのない快楽の連鎖。息ができない。声が出ない。ただただ、身体の芯から絞り出されるように愛液が噴き出し、結合部をぬかるませていく。
それでも、彼は止まらない。
ぐちゅっ……ぐぽっ……ぬちゃぬちゃぬちゃ……。
耳障りなまでに水っぽいその音は、すでに痛みを伴うものではなくなっていた。わたしの身体が、完全に彼を受け入れてしまった証拠。膣壁は彼の形に広げられ、奥まで穿たれるたびに歓喜の痙攣を返す。頭の中はもう真っ白で、ただ降り注ぐ快楽の雨だけが世界のすべてだった。
三度、四度と絶頂が連鎖するなか、ビリーの息が不意に荒くなった。腰の動きが、それまでの律動的なものから、何かを追い立てるような短く速いものへと変わる。ぐっ、ぐっ、ぐっ……と、彼の亀頭が子宮口をこじ開けんばかりに深く押し込まれるたび、わたしの意識はチカチカと明滅した。
「モモカ、中に……」
「あ、ああ……きて……奥に、きて……!」
自分でも何を言っているのか、もうわからなかった。ただ、この熱くて硬いもので、からっぽになった心の真ん中まで満たされたい。その願望だけが、言葉となって唇から溢れた。
ビリーが、一際深く腰を沈めた瞬間、彼の肉槍が膣の奥で大きく膨らんだ気がした。次の瞬間――どくんっ、どくんっ……と、子宮口に直接叩きつけられる生々しい脈動。熱い。熱い液体が、身体の一番奥深くで迸っている。彼の精液が、一滴一滴、わたしの臓器に染み込んでいくような錯覚。あまりの熱さに、わたし自身の身体も小さく絶頂し、媚肉がひくつくたびに彼の精液をさらに奥へと吸い寄せていった。
長い、長い射精だった。ビリーが動きを止めてからも、脈動はしばらく続き、そのたびに新たな熱が注ぎ込まれる。やがて、彼がゆっくりと腰を引くと――。
ぬぽっ……。
濡れそぼった音とともに、栓が外れたように、どろりと白濁が膣口から溢れ出した。太ももを伝い、シーツに染み込んでいくその感触を、わたしはぼんやりとした意識の片隅で感じていた。まだ彼の熱が、子宮のあたりでゆっくりと広がっている。お腹の奥が、他人に満たされているという感覚が、恥ずかしいのに、なぜかとてつもなく安心できた。
わたしは荒い息を繰り返しながら、ただ天井を見つめる。ぐちゃぐちゃに濡れたシーツの冷たさだけが、ようやく現実へと引き戻してくれるようだった。
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