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空手少女が助けに行った幼なじみの目の前で、不良中学生たちに順番に犯され喘ぎ声をあげるようになるまで

学生/いけない 全7章 約53分で読了(26,287字) 短編 2026年4月11日

あらすじ

小学6年生の椎名美鈴は、空手道場を営む祖父の影響で強く育ったボーイッシュな少女だ。一方、幼なじみの柏木大輝は大人しく、本を読むのが好きで、顔立ちが可愛いためよくいじめの標的になっていた。今日も校庭の隅で、板谷健次郎を中心とした男子数人に囲まれ、教科書を投げつけられていた大輝。そこへドッジボールのボールを片手に駆けつけた美鈴が、「やめなさい!」と一声。空手の構えを見せると、健次郎たちは恐れをなしてその場から逃げ出す。大輝はいつものように美鈴に助けられ、恥ずかしさと感謝、そして彼女に対する眩しいほどの憧れで胸がいっぱいになる。美鈴は「またいじめられてたら、私を呼びなよ」と笑顔で言うが、大輝は「美鈴ちゃんにばかり助けてもらって…」と俯く。帰り道、ふたりはいつもの公園に寄る。美鈴が鉄棒で遊んでいる間、大輝は彼女の汗ばんだ首筋、動きやすいショートパンツから覗く太もものラインを、なぜかドキドキしながら見つめていた。

第1章 ヒーローと、ヒーローを眺める少年

第1章: ヒーローと、ヒーローを眺める少年

校庭の隅っこには、いつも埃っぽい空気が淀んでいた。

コンクリートの塀に背中を押しつけられ、柏木大輝は細い肩を震わせていた。手にしていた理科の教科書は、板谷健次郎の手によってひったくられ、地面に投げつけられた。表紙がぱん、と乾いた音を立てて跳ね、ページがばらばらと開く。

「なんだよ、柏木。また女みてえな本持ってんじゃねえか」

健次郎の声は、わざとらしく野太く響いた。周りにいた男子たち三人も、それに合わせてケラケラと笑う。大輝は俯いたまま、長めの前髪がかかった目をぎゅっとつぶった。頬が熱い。悔しさというより、ただただ情けなさが胸を締めつける。

「返して……ください」

「は? 声ちっせえよ。もっとしっかり言えよ、女々しいやつだなぁ」

健次郎が大輝の胸を小突く。その指の感触が、薄いシャツの布地を通じて嫌らしく伝わってくる。大輝は歯を食いしばった。――もう、やめて。ただ静かに本を読みたかっただけなのに。

その時だった。

ドッジボールのボールが、ぽーん、と軽やかな音を立てて転がり込んできた。そして、そのボールを片手で拾い上げるように、ショートカットの茶髪が風に揺れた。

「あんたたち、またやってるの?」

椎名美鈴の声は、澄んでいて、少し低めだった。半袖の白いTシャツに、紺色のショートパンツ。裸足に履いたスニーカーが、校庭の土を軽く蹴る。彼女はボールを脇に抱え、黒く澄んだ瞳を細めて健次郎たちを見つめた。

「うっせえな、椎名。お前に関係ねえだろ」

健次郎はそう言いながらも、一歩後ずさったのがわかった。美鈴はにやりと笑うと、ボールを地面に置き、ゆっくりと両足を肩幅に開いた。右手の拳を軽く握り、左手は前に構える。空手の基本の構えだ。

「大輝くんの教科書、拾ってあげなよ。それとも……」

美鈴の目が一瞬、鋭く光った。

「私が拾うの、手伝おうか?」

その言葉に、健次郎たちの顔がこわばった。彼らは過去に何度も、この小柄な少女の蹴りや拳を喰らっている。美鈴の祖父が営む空手道場では、彼女は幼い頃から鍛えられていた。力こそ男子に劣っても、技術とスピードでは絶対にかなわないことを、彼らは痛いほど知っていた。

「ちっ……つまんねえ女だな」

健次郎はそう捨て台詞を吐くと、地面に転がった教科書をけ飛ばすようにして、仲間を引き連れて去っていった。教科書はさらに遠くに飛び、ページがめくれて汚れた。

美鈴は構えを解くと、すぐに大輝のほうへ走り寄った。彼女の動きはいつも軽やかで、まるで小動物のようだった。

「大丈夫? けがしてない?」

「……うん。ありがとう、美鈴ちゃん」

大輝は俯いたまま答えた。顔を上げられなかった。助けてもらった嬉しさと、また自分が守られる側でしかいられない歯がゆさが、ごちゃ混ぜになって胸の中で渦巻いている。

美鈴は無言で、汚れた教科書を拾い上げた。彼女の指先は、空手で鍛えられているせいか、少し節ばっていたが、教科書のページを丁寧に揃える動きは優しかった。

「ほら、ちょっと汚れちゃったけど……乾いた布で拭けば大丈夫だよ」

「……うん」

教科書を受け取る大輝の手が、わずかに震えているのに、美鈴は気づかなかったふりをした。彼女はにっこり笑うと、自分のボールを抱え直した。

「またいじめられてたら、すぐ呼んでよね。どこにだって行くから」

「……美鈴ちゃんばっかり、迷惑かけちゃうよ。僕……僕も強くならなきゃ」

「えー? 大輝くんは、本読んでる時のほうが似合ってるよ。強がらなくていいんだよ」

美鈴はそう言いながら、大輝の頭を軽くぽん、と叩いた。その触れ方が、兄弟のように無邪気で、大輝はまた胸がぎゅっとした。――違う。僕は、美鈴ちゃんの弟みたいになりたいわけじゃない。

放課後の鈴が鳴り、帰り支度を済ませた二人は、いつもの道を並んで歩いていた。通学路から少し外れた小さな公園は、彼らの秘密の基地のような場所だった。

「今日はどっちの鞄持つ? じゃんけんで決めよう!」

公園の入口で、美鈴がにこにこと言った。大輝の鞄と、ドッジボールのボールを入れたネット。彼女はよく、大輝の荷物を持ってくれるのだ。

「いや、いいよ。僕が持つから」

「だめだめ、今日は私が持つ番だよ! ほら、じゃんけんぽん!」

結局、美鈴にじゃんけんで負け、大輝は自分の鞄まで彼女に持たれてしまうことになった。美鈴は両手に鞄をぶら下げ、くるっと回りながら鉄棒のほうへ走っていく。

「見て見て、大輝くん! 今日は逆上がり三回連続でやってみる!」

彼女は鞄を傍らに置くと、鉄棒に軽く飛びついた。白いTシャツの裾がめくれ上がり、一瞬、色白の腹部が見える。大輝は慌てて目をそらし、ベンチに腰を下ろした。

鉄棒を握る美鈴の腕には、わずかながら筋肉のラインが浮かび上がっていた。空手の練習で鍛えられた、しなやかで強い腕だ。彼女が勢いをつけて足を蹴り上げ、鉄棒の上で体を回す。ショートパンツの裾から、すっと伸びた太ももが陽光に照らされる。汗ばんだ肌が、薄らと光って見えた。

――美鈴ちゃんは、ほんとに男の子みたいだ。

大輝はそう思いつつも、なぜか目が離せなかった。彼女の首筋に光る汗の粒。激しい動きの中で乱れる茶色の髪。そして、ショートパンツの奥から覗く、太ももの内側の柔らかな曲線。

ふと、胸のあたりがきゅっと熱くなった。変な感じだ。そんな風に友達の体を見つめるのは、おかしいのではないか。でも、目をそらそうとしても、また自然と美鈴の動く体へと引き寄せられていく。

「ふう……できた!」

美鈴が鉄棒から飛び降りた。彼女の額には汗がにじみ、頬が少し紅潮している。息を弾ませながら、大輝のほうへ歩いてくる。

「すごいでしょ? お祖父ちゃんに特訓してもらったんだ」

「うん……すごいよ」

大輝の声が、なぜか上ずっているように感じた。美鈴は怪訝そうに首をかしげた。

「どうしたの? 顔、赤いよ。熱でもあるの?」

「い、いや! なんでもない!」

慌てて俯く大輝。美鈴はますます不思議そうな顔をしたが、すぐににっこり笑って、大輝の隣にベンチに座った。彼女の体温が、わずかな距離から伝わってくる。汗の匂いと、どこか爽やかな洗剤の香りが混ざり合っている。

「あのさ、大輝くん」

「……うん?」

「私さ、強くなりすぎちゃったかなって、時々思うんだ」

美鈴の声が、ふと小さくなった。彼女は自分の拳を見つめている。

「男の子たち、私のこと怖がるんだよね。でも……でも、大輝くんをいじめられてるの見ると、どうしても我慢できなくて」

大輝は息をのんだ。美鈴がそんなことを考えていたなんて、知らなかった。彼女はいつも明るくて、強くて、まるで本物のヒーローのようだった。弱音を吐く姿など、想像もしていない。

「美鈴ちゃんが強いから……僕、助けてもらってるんだよ」

「うん。それでいいんだけどさ」

美鈴は大輝のほうを向いた。彼女の黒い瞳が、夕日に照らされて琥珀色に輝いている。

「大輝くんが、私をヒーローって思ってくれてるのは、嬉しいよ。でもさ……私も時々、疲れちゃうんだ」

その言葉が、大輝の胸を直撃した。――ああ、そうか。美鈴ちゃんだって、ただの女の子なんだ。なのに、僕はずっと彼女に頼ってばかりで、何もしてあげられていない。

「……ごめん」

「え? なんで謝るの?」

「だって……僕、美鈴ちゃんのこと、ずっと強いままって思ってた。つらいとか、疲れるとか、考えたことなかった」

美鈴はぱあっと笑い出した。その笑顔は、いつものように太陽のように明るかった。

「ばかだなぁ、大輝くんは。でも、そんなこと言ってくれて、嬉しいよ」

彼女は立ち上がり、大輝の鞄を手渡した。

「そろそろ帰ろっか。暗くなっちゃうよ」

「……うん」

二人は並んで歩き始めた。大輝は、隣を歩く美鈴の横顔を、そっと盗み見た。彼女は口笛を吹きながら、軽やかな足取りで歩いている。さっきの弱気な表情は、もうどこにもなかった。

でも、大輝の中には新しい感情が芽生えていた。美鈴を、ただの「強い幼なじみ」として見るのではなく、もっと……違う何かとして見たいという衝動。彼女の汗ばんだ首筋を見つめていた時、胸が高鳴ったあの感覚を、彼はまだ理解できなかった。

ただ一つわかったのは、美鈴がヒーローでいることにも、限界があるのだということ。そして、彼女がヒーローでなくなる時、自分はどうすればいいのか――その答えを、彼はまだ持っていなかった。

夕焼けが二人の背中を染め、長い影を地面に伸ばしていた。大輝は無意識に、美鈴の影に一歩近づき、そっと歩調を合わせた。

第2章 逆恨みと、待ち伏せ

第2章: 逆恨みと、待ち伏せ

学校から続く細い路地は、夕日にオレンジ色に染まり、いつもより長い影を落としていた。板谷健次郎は、コンクリートブロックの上にしゃがみ込み、何度も携帯ゲーム機のボタンを押しては、苛立ったように舌打ちをしていた。今日もまた、あの椎名美鈴のせいで、柏木大輝をいじめることが中途半端に終わってしまった。教科書を投げつけ、からかってやろうとした瞬間に、サッと現れたあのショートカットの女が、空手の構えなんて見せやがって。手下の連中はみんな逃げ出し、結局自分だけが恥をかく羽目になった。

――くそっ。あの女め。

思い出すだけで腹が立つ。クラスでは自分が一番力が強く、誰も逆らわなかった。なのに、あの転校してきたばかりの女だけは、わけもわからずにいじめを止めに入ってくる。しかも空手なんて習ってやがる。男のくせに女に守られてる柏木もむかつく。あいつ、顔が女みたいに可愛いから、余計にいじめたくなるんだ。

「にいちゃん、まだ来ねえのかよ」

ぶつくさと呟くと、路地の向こうから大きな足音が近づいてきた。見上げると、学ランをだらしなく着崩した、背の高い中学生の一団が現れる。先頭に立つのは、金髪をリーゼントのように逆立てた、目つきの鋭い兄・貫太郎だ。

「おう、健次郎。待たせたな」

貫太郎ががっしりとした肩をすくめて笑う。その背後には、三人ほどの手下がついている。皆、小学生を見下すような、遊び半分の笑みを浮かべていた。

「にいちゃん、頼むよ! あの女、ほんっとにむかつくんだ!」

健次郎はブロックから飛び降り、兄の前に立ちはだかるように訴えた。

「柏木っていう奴をいじめてると、必ず現れやがるんだ。で、空手のマネなんかしやがって、オレたちを脅すんだよ! この前なんか、こっちに向かって蹴りの真似までしやがった!」

「へえ」

貫太郎は興味深そうに顎に手をやった。細い目が、さらに細くされる。

「女が空手か。面白えじゃねえか。で、その女ってやつ、どんなガキだ?」

「椎名美鈴って言うんだ。ショートカットで、いつも半ズボンはいてて、男みてえに動き回ってる。でも、顔は結構整ってる……っていうか、可愛いんだよ、あれ。だから余計にむかつく!」

「可愛いのに男っぽいか。そりゃまた変な組み合わせだな」

手下の一人がげらげらと笑った。

「貫太郎の兄貴、そいつ、ちょっと躾けてやんないか? 小学生のくせに生意気だって話だし」

「ああ、そうしようぜ」

貫太郎の口元が、ゆっくりと歪んだ。それは、弟の健次郎がよく知る、何かいたずらか悪戯を思いついた時の、残忍でわいせつな笑みだった。

「女の子なら、もっとおしとやかにしてなきゃな。よし、お前たちがよく通る道、教えろ。ちょっと『お・も・て・な・し』してやるよ」

その言葉に、健次郎の胸の中に、熱い期待がふくらんだ。今度こそ、あの女に思い知らせてやれる。にいちゃんたちなら、空手なんて屁とも思わないはずだ。

「あそこの角を曲がった先の、ちょっと広くなってる空き地だよ。いつも二人でそこを通って帰るんだ」

「二人?」

「あ、柏木も一緒な。いじめてる時にいつも女が助けに来るからさ」

「ふーん、じゃあちょうどいい。両方とも、ちゃんと『ごあいさつ』しなきゃな」

貫太郎は手下たちに目配せし、路地の奥、健次郎が指さした空き地の方へとゆっくり歩き出した。その背中は、小学生である弟を大きく覆い隠すほどに広かった。

***

その頃、美鈴と大輝は、校門を並んで出ていた。ランドセルを背負った大輝は、今日学校で読んだ本の話を、少し早口で、でも目を輝かせて話していた。

「それでね、主人公が洞窟に入っていくんだけど、そこに昔の王国の壁画が残ってて……その壁画には、魔法の呪文みたいなものが書いてあったんだ。それを読み解くのがすごく難しくて……」

「ふーん、それで? その呪文で何か起こったの?」

美鈴は、肩にかけたジャンパーのフードをひらひらさせながら、楽しそうに聞いていた。彼女のランドセルは大輝が持っており、自分の手は自由にぶらぶらさせている。

「うん、実はその呪文が、洞窟に隠されてた宝箱を開ける鍵だったんだ。でも、間違えて読んじゃうと、罠が作動するらしくて……」

「わあ、ドキドキするね。大輝くん、そういうの好きだもんね。冒険もの」

「えっと……美鈴ちゃんは、そういうのより、実際に体を動かすほうが好きだよね」

大輝は少し照れくさそうに、自分の本の話ばかりしていることを気にして、美鈴のほうを見た。夕日に照らされて、彼女の茶色の短い髪が黄金色に光っている。汗ばんだ額に、ほんのりと貼りついた前髪が、何故かとても可愛らしく見えた。

――美鈴ちゃん、ほんとに男の子みたいに強いな。でも、こうやって顔を近くで見ると……女の子だよな。

その考えが頭をよぎると、大輝は急にどきっとし、慌てて目をそらした。なんでそんなこと考えちゃうんだろう。美鈴ちゃんは、いつも自分のヒーローなのに。

「うん、私は体を動かすの大好き! 特に、あの人たちをやっつける時は、すっごく気持ちいいんだ」

美鈴はこぶしを握りしめ、虚空に向かって軽くパンチを飛ばしてみせた。

「板谷くんたちには、何度言ってもわかんないみたいだけどね。いじめは絶対ダメなんだから」

「……ごめんね、美鈴ちゃん。いつも僕のことで、戦わなきゃいけなくて」

「え? なんで大輝くんが謝るの? いじめてるのが悪いんだよ。それにね」

美鈴は歩調を合わせて、大輝のすぐ横に寄った。

「大輝くんは、本を読んでる時の顔がすごくいいんだよ。真剣で、キラキラしてて。だから、そんな顔が悲しそうになるのを見るのは、私、嫌なんだ」

「……美鈴ちゃん」

胸の奥が、じんわりと温かくなる。でも同時に、その温かさの裏側で、もっと別の、ごちゃごちゃとした気持ちがもぞもぞと動き始めているのを、大輝は感じていた。美鈴ちゃんが近い。汗の匂いと、少し甘いようなシャンプーの香りが混ざった、彼女だけの匂いがする。なんだか、落ち着かない。

二人はいつものコースを曲がり、少し薄暗い路地に入った。ここを通り抜けると、あの小さな空き地に出る。そしてそこからもうひとつ曲がれば、二人の家が近い住宅街だ。

空き地の入り口に差し掛かった時、美鈴の足が、ほんの一瞬、止まった。

「……ん?」

「どうかしたの、美鈴ちゃん」

「なんか……静かすぎる? いつもなら、近所の猫がいたりするんだけど」

美鈴は首をかしげ、警戒するように周囲を見回した。空き地には、古い鉄棒と、塗装が剥がれたすべり台が寂しく佇んでいる。誰もいない。しかし、何かが違う。空気が、張り詰めているような――

「おっと、待ってたぜ」

低く、しかしよく通る男の声が、すべり台の陰から響いた。

次の瞬間、影から三人の中学生が現れ、たちまち二人の前に立ちはだかった。そして路地の出口側からも、別の二人が現れ、退路を塞いだ。完全に囲まれた。

ど真ん中から現れた、背の高い金髪の少年――貫太郎が、にやりと笑って美鈴を見下ろす。

「お前が、空手なんてしやがるガキかよ。ほう、確かに……可愛い顔してやがるな」

その言葉に、美鈴の背筋が、ぴんと伸びた。恐怖が一瞬、全身を走った。相手は中学生だ。しかも大勢。でも、彼女は大輝の半歩前に出た。震えそうな膝を、必死に踏ん張りながら。

「あなたたち……何の用なの? 私たち、知らない人ですよ」

「知らねえって? こいつ、知ってるだろ?」

貫太郎が、脇にいる健次郎の頭をこづく。健次郎は、これみよがしに悪戯っぽい笑みを浮かべていた。

「にいちゃん、この女だよ! この前も、オレのことを脅したんだ!」

「ああ、そういうこと。弟が世話になってるらしいからな、ちょっと挨拶に来たんだよ」

貫太郎が一歩近づく。その背の高さに、美鈴は思わず見上げてしまう。夕日が彼の背後から差し、顔は影になって、ますます不気味に見えた。

「小学生が、中学生に逆らうなんて、どういうつもりだ? 女のくせに空手? ふん、笑わせるなよ」

「……それは、あなたの弟さんが、いつも大輝くんをいじめるからです」

美鈴の声は、少しだけ震えていた。それでも、彼女はしっかりと相手を見据え、言葉を続けた。

「いじめはよくないことです。あなたたち、中学生ならわかりますよね?」

一瞬の沈黙が流れた。

そして、貫太郎が爆笑した。手下たちも、それに続いて哄笑を上げる。

「はははは! 聞いたか、お前ら? 『いじめはよくないことです』だって! まったく、生意気なガキだなぁ!」

笑いが止むと、貫太郎の目つきが、一気に冷たく鋭くなった。遊び半分の色は消え、そこにはっきりとした悪意が浮かんでいる。

「オレからみたら、お前が、オレを可愛い弟をイジメてるんだよ、わかってんのか?」

「よーし、じゃあお兄さんたちが、ちゃんと『いじめはよくない』ってこと、教えてやんねぇとな。ほら、お前ら」

彼は軽く顎をしゃくった。

周りを取り囲む手下たちが、一斉に一歩、また一歩と、狭く固まった二人に近づいてくる。その圧迫感に、大輝は完全に凍りついた。足が震え、声も出ない。目の前で、自分よりもずっと大きく、たくましい中学生たちが、獲物を見るような目でこちらを睨んでいる。美鈴ちゃんの手首を掴もうと、手が伸びてきた。

――だ、だめ……!

「美鈴ちゃん、逃げて……!」

かすれた声が、やっとのことで喉をぬけた。

しかし、その声は、もう届くには遅すぎた。

第3章 剥ぎ取られる服と、晒される無毛

# 第3章:剥ぎ取られる服と、晒される無毛

貫太郎が軽く顎をしゃくった。

それを合図に、三人の中学生が一斉に美鈴へ襲いかかる。

「ッ!」

反射的に体をひねり、最も近づいた男の脇腹へ蹴りを叩き込んだ。

土埃が舞い上がる。

革靴の先が肉に埋もれる鈍い感触。

「がっ……!」

男が苦悶の声を上げ、よろめく。

だが、それだけだった。

残る二人が左右から彼女の細い腕を掴み、そのまま勢いよく地面へ押し倒した。

背中から衝撃が走る。

コンクリートの冷たさが、薄いTシャツの生地を通してじわりと浸透してきた。

「離せっ! 離しなさいよ!」

必死に足をばたつかせる。

振りほどこうとする手首は、中学生の分厚い掌にぎっしりと締め上げられる。

がちっとした骨の軋む音。

もう一方の手が両足の踝を掴み、がっしりと固定した。

「みすずちゃん! 逃げて、早く――」

大輝の叫びは、そこで止まった。

背後から健次郎とその仲間が腕を回し、前からもう一人が学生服の胸元を掴んで、彼の動きを封じている。

息が苦しい。

押さえつけられる腕の痛み。

貫太郎がゆっくりと歩み寄ってくる。

影が覆い被さる。

「うるせぇな、こいつ」

パンっ!

乾いた音が、空き地に響いた。

頬に熱い衝撃が走り、大輝の頭は横へ振られる。

耳の奥で金属音が鳴り、目から滲んだ涙が視界をぼやけさせる。

「ほら、こっち見てろよ」

貫太郎の声が、遠くから聞こえる。

「お前のヒーローが、どんなふうに女にされていくか……な。しっかり見とけよ」

貫太郎がくるりと向き直る。

その視線の先で、美鈴はまだ地面に押さえつけられていた。

半袖のTシャツの裾が大きく捲れ上がり、へその窪みまで晒されている。

動きやすいように履いていたショートパンツもずり上がり、白く細い太ももの大部分がむき出しだ。

夕焼けのオレンジ色の光が、その肌に直接当たっている。

「やめろ……! 離してよっ!」

声が震えている。

自分でもわかる。

貫太郎がしゃがみ込む。

彼の影が、美鈴の上半身を覆う。

薄いグレーのTシャツの裾を、がっしりとした指が掴んだ。

「小学生のくせして、よっぽど強気だなあ」

ゆっくりと、生地をめくり上げていく。

「女の子はもっと……大人しくしてなきゃな」

「わたし、女の子ってだけじゃない――っ!」

次の瞬間、Tシャツがめくれ上がった。

下に着ていた白いランニングシャツが現れるが、それも貫太郎の手で、ずるりと上へ押し上げられていく。

――ダメ。

胸の奥で、声にならない叫びが沸き上がる。

夕日に照らされる。

まだ膨らみとは呼べない、ほんのりと盛り上がっただけの胸。

その中心に、淡いピンク色の乳首が、小さくつんと突き出ていた。

空気の冷たさか、それとも恐怖か。

先端は少し固く、ぷくっと緊張している。

「おー」

貫太郎が嗤った。

「ちっせえけど……乳首、ちゃんとあるじゃねえか」

周りで見ていた手下たちから、野卑な笑い声が湧き上がる。

「やだ……見ないで……!」

顔を背けようとするが、頭を押さえつけられている。

視界の端に、大輝の顔が見えた。

蒼白な顔。

大きく見開かれた目。

わずかに震える唇。

――たいきくんまで……見てる。

胸の奥で、何かが冷たく固まる。

貫太郎の手が、今度はショートパンツのゴムバンドにかかる。

指先が、ウエストの生地に食い込む。

「これも邪魔だな」

ずるり。

「子供っぽい半ズボン……脱がしちゃえよ」

「ダメ……やめろ……!」

腰をひねる。

が、両足を押さえつけられていて、わずかに体がずれるだけだ。

ずるり、ずるり。

ショートパンツが腰骨のあたりまで下ろされていく。

次は下着。

白い綿のパンティーが、同じように引きずり下ろされる。

「あ……っ!」

肌が空気に触れた。

一瞬、鳥肌が立つのがわかる。

白く小さなお尻が露出し、その中央――まだ毛の一本も生えていない、つるんとした膨らみが現れた。

ぷっくりとした丘のような形。

中央でぴっちりと閉じた、細い裂け目。

その割れ目は、周りの肌より少し濃い、薄いピンク色をしている。

夕日が直接当たる。

幼い局部が、生々しいまでに晒し出される。

「や……やだよ……見るな……みんな、見ないでよ……」

声が、泣き声に変わっている。

自由な片手を必死に伸ばし、股間を覆おうとする。

が、その手も中学生の一人に掴まれ、頭の上へと押し上げられた。

「ほらほら」

貫太郎の声が、上から響く。

「隠しちゃダメだよ。みんなでちゃんと……見せてもらわなきゃな」

美鈴の両足を押さえていた手下が、その足首を外側へ――ゆっくりと広げ始める。

「いや……やめて……!」

脚に力を込める。

太ももの筋肉が震える。

が、中学生の力の前には無力だ。

ぐい。

ぎりぎり、と関節が引き伸ばされる音がする。

両足が大の字に広げられる。

今まで隠されていた最も秘められた部分が、無理やり開示される。

裂け目は、無理に広げられたことで、ほんのりと開いている。

その奥はうっすらと赤みを帯び、湿った光沢を宿していた。

「おお」

貫太郎が興味深そうに覗き込む。

「これが小学生のオマンコか」

吐息が、むき出しの股間にかかる。

温かい。

「毛もねえ……ほんとに子供だな」

指先が、近づく。

「でも、穴はあるじゃねえか」

触れられる直前で、美鈴の体がびくっと跳ねる。

「このぴっちり閉じてる感じ……めっちゃ締まりそうだぞ」

「汚い……そんな目で見ないで……!」

顔が熱くなる。

涙がこぼれ落ち、頬を伝う。

温かい涙と、股間をさらす冷たい空気。

その対比が、彼女の中でとてつもない羞恥となって沸騰する。

大輝は、その光景を目に焼き付けていた。

美鈴ちゃんの……あそこ。

医学書のイラストでもない。

ネットの画像でもない。

目の前にあるのは、幼なじみの――いつも一緒に遊んでいた女の子の、最も恥ずかしい部分だ。

無理やり広げられ、晒されている。

ピンク色の裂け目。

うっすらと湿っている光沢。

広げられたことでほんのりと開いた、奥の暗がり。

彼の股間が、熱を持った。

半ズボンの下で、ちくちくとする疼き。

前が、じわじわと膨らんでいく感覚。

自分でも理解できない。

「ほら、柏木も見てるぞ」

貫太郎が振り返り、大輝を指さす。

「お前のヒーロー……裸で股広げられてるのを、じっくり見てやがる」

そして、嗤う。

「なあ、興奮してるだろ?」

周りの小学生たちの視線が、一斉に大輝の下半身へ集中する。

「おっ!」

健次郎がけたたましく笑った。

「マジで勃ってる! 柏木、お前もやる気になってんじゃねえか!」

「ち、違う……!」

首を振る。

が、顔の火照りは止まらない。

股間の熱は増すばかりで、半ズボンの前には、明らかな膨らみができている。

美鈴が、その様子を見た。

涙で滲む視界の向こうに、幼なじみの変わりよう。

――たいきくんまで……

胸の奥で、何かがぷつりと切れる音がした。

「ははっ」

貫太郎が立ち上がる。

「こいつら、面白えなあ」

ズボンのポケットからスマートフォンを取り出す。

「よし、そろそろ本番前の記念撮影だ」

手下の一人に目配せする。

「お前、動画撮ってろ」

「了解」

手下がうなずき、自分のスマホのカメラを起動させる。

レンズが、むき出しの美鈴へ向けられる。

小さな赤いランプが点滅する。

「撮らないで……」

声が、かすれる。

「お願い……やめて……」

レンズが、彼女の泣き崩れる顔を捉える。

まだ発達途中の胸を。

無理やり広げられた股間を。

全てが、デジタルの記録として刻まれていく。

貫太郎は再びしゃがみ込む。

そして、人差し指を口元へ持っていく。

「べっ」

たっぷりと唾をつける。

湿った指が、ゆっくりと股間へ近づく。

「これから、お仕置きの時間だ」

指先が、ぴっちりと閉じた裂け目の入口に、触れる。

「可愛い弟たちを、いつもいじめてたんだろ?」

ぐり。

「いけない子には……ちゃんと罰が必要だからな」

「ごめんなさい……」

声が、震える。

「もうやめます……だから……」

指が、押し込まれる。

「お願い……やめて……」

温かい。

湿っている。

ぴっちりとした肉の壁が、侵入してくる指先を締め付ける。

「あ……っ……!」

貫太郎の指が、美鈴の中へ――ゆっくりと深く、入り込んでいく。

第4章 動画撮影される恥辱と、貫太郎の侵入

# 第4章: 動画撮影される恥辱と、貫太郎の侵入

夕日に照らされ、貫太郎の太い人差し指が唾でぬらされ、鈍く光っていた。

その指が、ゆっくりと美鈴の股間へと近づく。

ぴっちりと閉じた小さな割れ目は、薄いピンク色で、わずかに汗ばんでいて、光沢を帯びている。

「ほら、みんな、よく見とけよ」

貫太郎は悪戯っぽく笑いながら、親指と人差し指でその割れ目を両側から軽くつまんだ。

美鈴の体が、ビクンと跳ねる。

触れられた瞬間、肌が鳥肌立つ。

「や……やめて……!」

彼女の声は、震えが混じり、か細く歪んでいた。

貫太郎はゆっくりと、閉じた唇を左右へと広げていく。

指先に、柔らかくも弾力のある感触が伝わる。

無理やり広げられることへの抵抗で、周囲の筋肉が微かに痙攣しているのがわかった。

「ほらな、子供のマンコも広げると、ちゃんとビラビラが詰まってんだ」

彼は小陰唇をめくり上げるようにして、さらに奥を曝け出した。

内側はより濃いピンクで、粘膜が夕日を受けて、しっとりと湿った光沢を放っていた。

微かに皺が寄り、誰にも触れられたことのない、未熟で幼い形状が露わになる。

「やめろ……バカ……広げるな……っ!」

美鈴は必死に腰をねじり、顔を背けようとした。

頬を伝う涙が地面に落ち、土に小さな染みを作った。

腕も足も、がっしりと押さえつけられていて、逃れることなどできなかった。

貫太郎の湿った指先が、ぴったりと閉じた入口に、じわりと触れた。

――いや、いや、いやだ。

美鈴は首を激しく振り、髪が泥まみれになるのも構わず抵抗した。

視界の端で、スマホのレンズが自分に向けられているのが見える。

冷たい機械の視線が、肌を刺す。

「あっ……!」

押し込まれた。

乾いていたはずの小さな穴に、他人の唾液でぬらされた異物がねじ込まれる。

ひりりとした、引き裂かれるような鋭い痛みが、下半身を駆け抜けた。

「いたっ……! だめ、出して……お願い……!」

涙がぼろぼろと溢れ、息がしゃくりあげる。

貫太郎はその指を、ゆっくりと奥へ、奥へと進めていく。

ぬるっ、と内部が少し湿り始めるのが、指の動きでわかった。

抵抗するようにぎゅっと締まる肉壁が、次第に異物を受け入れる潤いを帯びてくる。

「おいおい」

貫太郎が低い声で笑った。

吐息が混じったその声は、美鈴の耳元で不気味に響く。

「小学生のくせに、舐めてんじゃねえか? これで濡れてきてるぞ」

「ち、違う……! そんなことない……!」

美鈴は必死に否定した。

声はかすれ、喉が詰まるように震えていた。

でも体の奥から、じんわりと熱が広がっていくのは紛れもない事実だった。

嫌なのに、恥ずかしいのに、なぜだろう。

押さえつけられて動けない無力さ、裸にされて晒されている羞恥。

それらが混ざり合い、下腹部に鈍い疼きを生んでいた。

「ほら、もっとしっかり撮れよ」

貫太郎が横を向いて言った。

手下の一人がスマホを構え、レンズを美鈴の裸体にグッと近づけている。

画面には、美鈴の泣き崩れた顔、無理やり広げられた腿の間のクローズアップが映し出されていた。

夕日に照らされた幼い性器が、異物によって汚されていく様が、克明に記録されていく。

「撮らないで……! お願い、そんなの撮らないで……!」

声がかすれて、息が続かない。

カメラの赤いランプが点滅している。

あの小さな光が、自分のすべてを記録しているのだと思うと、胃の底が冷たくなった。

「いいねえ、この表情」

貫太郎は指を少し抜き、またゆっくり挿入した。

くちゅっ、と粘つく水音が、静かな空き地に響く。

「子供のオマンコって、ほら、すっげえ締まってんだよな。指がぎゅーって締め付けられるぜ」

「や……やめて……言わないで……!」

美鈴は目を閉じた。

でもまぶたの裏に、スマホの画面が焼き付いて離れない。

動画が撮られている。

自分がこんな姿で、こんなことをされている動画が。

それがもし、誰かの目に触れたら……。

「まあ、これからが本番だからな。ちゃんと記録しとかなきゃ」

貫太郎はゆっくりと指を抜いた。

ぬるりと、粘つく音がする。

指が完全に離れると、小さな穴がわずかに開いたまま、ぷっくりと腫れ、赤く充血していた。

貫太郎はその指を自分の口元に持っていき、舐めるようなしぐさをした。

「ん……小学生の味か。ふん、そんなもんか」

「……っ!」

美鈴は吐き気を覚えた。

自分の体の内側が、あの人の口に入れられた。

汚い、汚すぎる。

でも同時に、股間の奥が、ちくちくと疼いた。

貫太郎は立ち上がると、自分のズボンのチャックを下ろした。

ガチャリ、という金属音が、静かな空き地に鋭く響き渡る。

美鈴は目を開けた。

そして、息をのんだ。

貫太郎の股間から、大きく膨らんだ黒ずんだ物体がのぞいている。

それは美鈴が今まで見たこともないような大きさで、血管が浮き上がり、先端からは透明な液体がにじみ、夕日を受けて光っていた。

「あ……ああ……」

声が出ない。

喉が詰まった。

それは、さっきまで指があった場所に、これから入ってくるものだと、直感が叫んだ。

「や……やだ……そんなの……無理……わたし、まだ小学生だよ……!」

「だからよお、小学生へのお仕置きだって言ってんだろ」

貫太郎は腰をかがめ、美鈴の股間に自分のそれを近づけた。

熱い。

先端が、まだ小さく閉じた入口に触れるだけで、焼けつくような熱さが伝わってきた。

「入れたら……壊れちゃう……お願い……やめて……!」

美鈴は狂ったように首を振った。

涙が地面に落ち、土を染めていく。

「ごめんなさい、もう二度と逆らいません……健次郎くんにも謝る……だから……だから……!」

「遅いよ」

貫太郎の声は、低く、冷たかった。

「悪いことしたら、罰を受けなきゃな。これが社会のルールだぜ、美鈴ちゃん」

彼は腰を少し引くと、ぐっと腰を押し出した。

ぐさりっ。

鈍く、肉が引き裂かれるような音。

そして、薄く繊細な膜が、抵抗し、破れる。

「ぎゃああああああっ―――!!!」

美鈴の口から、それまで出したことのないような悲鳴が爆発した。

体の中心が、真っ二つに引き裂かれるような鋭い痛み。

焼け火箸をねじ込まれたような、熱さと衝撃。

「うわあ……すげえ音……パキッてなった……」

「マジで処女膜ぶち破ったな……ちっせえ穴に無理やり……」

手下たちのざわめきが、遠くで聞こえる。

でも美鈴にはもう、それらが何を意味しているのかわからなかった。

痛い。

ただ、痛い。

下半身がなくなったみたいに、でも同時にありえないほどの痛みに満たされていた。

貫太郎は深く突き刺さったまま、少し動きを止めた。

「ちっ……めっちゃ締まってんじゃねえか……動かねえよ……」

彼も息を荒げている。

美鈴の内部は、侵入してきた異物を必死に押し出そうとするかのように、ぎゅうぎゅうと締め付けていた。

裂けた傷口からじんわりと滲む血が、潤滑となり、ぬるっとした感触を生んでいた。

「よし……じゃあ、動かすぞ……」

彼は腰を引いた。

ずるっ、と肉棒が少し抜ける。

ぬめりと血が混じった感触。

美鈴は「あっ……!」という声を漏らした。

抜ける時の感触も、じんわりと痛くて、でもどこか変な、くすぐったい感じがした。

そしてまた、押し込まれる。

ぐちゅっ。

今度は血と愛液が混じり、粘つく音がした。

「あ……いた……いたいよ……もう……やめて……」

美鈴の声は、泣きじゃくってほとんど聞き取れない。

体がガクガク震えている。

「ほら、動画ちゃんと撮ってるか?」

貫太郎が手下に声をかけた。

「はい! ばっちりです、兄貴!」

「この女の、泣き顔とオマンコにチンポ入ってるとこ、アップでな」

「了解!」

スマホのレンズが、さらに近づいてきた。

美鈴は目を泳がせ、カメラの方を見た。

レンズが、冷たく無機質に光っている。

――ああ、だめだ。

――みんな、これを見るんだ。

――わたしが、こんなふうに、犯されているのを。

その思いが、胸をえぐり、心臓を締め付けた。

貫太郎の動きは次第に速くなっていく。

ずぶ、ずぶ、ずぶっ。

規則的な衝撃が、美鈴の小柄な体を揺さぶる。

毎回、体の奥深くまでえぐられるような感覚。

痛みは少しずつ、麻痺してきていた。

裂けた傷が擦られ、熱を持ち、鈍い疼きに変わっていく。

でも代わりに、嫌なほどの熱さが下腹部に広がり、じんわりと疼いた。

「あ……ああ……んっ……!」

ときどき、うめき声が漏れる。

自分でもなぜかわからない。

痛いのに、なんでそんな声が出るんだろう。

「おい、感じてんじゃねえか?」

貫太郎が揺れる美鈴の体を見下ろして笑った。

「だって、ほら……中がぬちゅぬちゅしてきてんぞ……血混じりで気持ちいいだろ?小学生のくせに、えろいんじゃねえか」

「ちが……う……!」

否定しようとしても、言葉が続かない。

体が、自分でも制御できない反応を始めていた。

押し込まれるたびに、内部がじわっと熱くなる。

そして、傷ついた奥深くが、くすぐったいような、むずむずする感覚に襲われる。

「はあ……はあ……もう、すぐだ……このちっせえオマンコに、たっぷりブチ込んでやる……!」

貫太郎の呼吸が荒くなる。

動きがさらに激しくなった。

ずっぷん! ずっぷん!

激しい衝撃で、美鈴の体が地面に叩きつけられる。

髪が泥だらけになり、背中が擦りむけてヒリヒリする。

でもそれ以上に、股間を貫かれる感覚がすべてを覆った。

「あ……ああ……! や……もう……!」

美鈴は目を白黒させ、口を半開きにした。

理性が溶けていく。

痛みと、なんとも言えない不快な快感が混ざり合い、頭の中が真っ白になりかける。

「くっ……! でる……!」

貫太郎が大きくうなり声をあげた。

そして、グッと深く突き刺さったまま、動きを止める。

美鈴の体の奥で、ぴくん、ぴくん、と肉棒が脈打つのが感じられた。

どくっ、どくっ、どくっ。

熱い濃厚な液体が、内部の最深部に、勢いよく噴き出される。

「あ……っ……!」

美鈴の目が大きく見開かれた。

奥深くで、じんわりと広がる、生温かい感触。

それは痛みとは違う、どろりと濃厚で、粘着質な熱さだった。

貫太郎はゆっくりと腰を引いた。

ずるり……と肉棒がぬめっとした音を立てて抜けていく。

その時、白く濁った液体が、赤く腫れた割れ目からあふれ出た。

ぽた……ぽた……

精液と血が混じり合った液体が、太ももを伝って、泥の地面に落ちる。

「はあ……はあ……」

貫太郎は立ち上がり、まだ滴る自分のペニスをさすりながら、満足そうに笑った。

「よし、記念すべき第一発目は終了だ」

美鈴はぼんやりと薄暗い空を見つめていた。

体がふわふわと浮いているような感覚。

股間は熱く、ぐちゃぐちゃに濡れ、裂けた傷がじんじんと疼く。

でもそれ以上に、頭の中が空っぽだった。

スマホのレンズが、まだ彼女に向けられている。

精液と血で汚れた股間、震える小さな体、泣き腫れた顔。

すべてが、記録されていく。

――もう、終わり?

――これで、終わり?

そう思った瞬間、貫太郎の声が聞こえた。

「さあ、次はお前らだ。好きなようにやってけ」

美鈴の視界の端で、別の人影が、複数、近づいてくるのを見た。

第5章 代わる代わるの侵犯と、変貌する喘ぎ

第5章: 代わる代わるの侵犯と、変貌する喘ぎ

貫太郎の荒々しい腰の動きが、やがて激しい痙攣へと変わり、低く唸るような声が美鈴の耳元でこもった。

ぐさっ、ぐさぐさっ、という肉の押しつぶされる鈍い音が、最後の数度、鋭く響く。

「ぐっ……! で、でやがる……!」

どぷっ、と深い内部に熱い塊が勢いよく噴き出される感触が、美鈴の下腹部をじんわりと温めた。

彼女はもう泣き叫ぶ力もなく、口を半開きにしたまま、虚空を見つめていた。

ただ、股の奥でじわじわと広がる、異物の熱さと粘度だけが、現実として皮膚の内側に染み込んでいく。

貫太郎がゆっくりと腰を引くと、ぬるりと引き抜かれた肉棒の先から、白く濁った液体が糸を引いて垂れた。

ぽたっ、ぽたたっ。

それは美鈴のまだ毛の生えていない陰唇のあたりを伝い、白く小さい腿の内側に、汚らしい筋を描いて落ちていった。

「はあ……はあ……ちっせえけど、中はぎゅってなってやがる。小学生のオマンコってやっぱり締まりが違うぜ」

貫太郎は満足げに笑いながら、ペニスを軽く振って残りを振り切り、ズボンの中へとしまい込んだ。

彼は手下の一人を見やる。

「よし、記念すべき一発目は終わりだ。さあ、次はお前らだ。好きなようにやってけ」

その言葉に、待ち構えていた他の不良たちの目が一斉に輝いた。

「やべえ、マジで順番回ってくるのか!」

「小学生のマンコ、俺も味わってみてえ!」

動画を撮影していた男がスマホを構えたまま、にやにやと笑う。

「兄貴、撮り続けとくぜ。みんなの勇姿、ばっちり収めとくからさ」

もう一人の男が、早くも自分の股間をさすりながら、地面に転がったままの美鈴に近づいた。

彼はがっしりとした体格で、貫太郎よりも少し小柄だが、顔には無骨な笑みを浮かべている。

「じゃあ、俺が二番手でいいよな。ほら、動けねえみたいだし、楽そうじゃん」

男は美鈴の横にしゃがみ込み、無造作に彼女のまだ閉じきらない股間を指でこじ開けた。

ぐちゅっ、と内部に残っていた精液が音を立て、少し外ににじみ出た。

「おっ、兄貴の分がいっぱい入ってんじゃん。温まってて気持ちよさそうだな」

美鈴はその指の感触に、かすかに体をひくつかせた。

「……あ……や……」

声にならない息が、喉の奥で詰まる。

抵抗する意思も、恥ずかしがる余裕も、もうどこにもなかった。

ただ、だれかに弄ばれる自分の体が、遠くのもののように感じられるだけだった。

男は自分のズボンの前を開き、すでに十分に勃起したペニスを取り出した。

彼はわざわざ唾をつけることもせず、濡れてぬめついた美鈴の入口に、その先端をずぶりと押し当てた。

「ん……! あ……!」

押し込まれる瞬間、美鈴の背中が少し反った。

最初の貫太郎ほど大きくはないが、それでも十一歳の体には過剰な太さが、じわりと裂け目を広げていく。

「おっ、入った入った。すっげえぬるぬるじゃん。さっきの兄貴のでびしょびしょだな」

男はゆっくりと腰を沈めながら、快感に顔をゆがめる。

彼は美鈴の小さな胸を片手で掴み、まだ膨らみの少ない乳房をぎゅっと握りしめた。

「ちっせえオッパイだなあ……でも、乳首だけはちょっと固くなってんじゃねえか?」

じとっとした汗と、ほこりの匂い。

男の体の重みが、美鈴の肺を押しつぶす。

彼女は苦しそうに息を吸い、また吐く。

そのたびに、体の奥で異物がずりずりと動く感覚が、じんわりと広がった。

「あ……ああ……んっ……」

いつの間にか、美鈴の喉の奥から、苦しげなうめき声が漏れていた。

それは最初の絶叫とは違い、切なく、そしてどこか艶めいた響きを帯びている。

動画を撮る男がケラケラ笑った。

「おい、聞いたか? こいつ、感じ始めてんじゃねえか? さっきまで泣いてたくせに」

腰を動かしている男も笑い声をあげる。

「マジだ。中がさ、ぐちゅぐちゅって音してるぞ。小学生のくせにえろいんだな」

くちゅっ、ぐちゅっ。

下品な水音が、空気を切り裂く。

男の腰の動きは次第に速くなり、荒々しくなっていく。

美鈴の体はその衝撃に合わせて、びくん、びくんと痙攣するように揺れた。

彼女の目には、また涙がにじんでいた。

しかし、それは痛みの涙というよりも、わけのわからない熱に体が侵されていくことへの、混乱の涙のように見えた。

「あ……ああ……だめ……もう……」

彼女の唇が、かすかに震える。

その声は、もはや拒絶ではなく、何かを求めるような甘えた響きを、ほんの少し含んでいた。

大輝は、健次郎たちに押さえつけられたまま、その光景を目を見開いて見つめていた。

彼の鼓動は早く、耳の中で鳴り響いている。

股間の熱はさらに強くなり、半ズボンの布地がこんもりと盛り上がり、少し濡れているのが自分でもわかった。

――だめだ……みすずちゃんが、また……

――あんなに痛がってたのに、今度は……

彼は目をそらそうとした。

しかし、まぶたを閉じても、美鈴の体が無理やり押し広げられ、男の腰に受け入れられる姿が、くっきりと焼き付いている。

しかも、なぜか美鈴のうめき声が、次第に苦しみだけではない、どこか甘い色気を帯び始めているように聞こえる。

それは彼の胸の中で、罪深い興奮をかき立てた。

二番目の男が、唸りを上げて射精した。

彼は美鈴の奥深くに精液を吐き出し、引き抜くと、また新たな白濁が腿を伝って落ちた。

「はあ……はあ……まじで気持ちええわ、小学生のマンコ……」

彼がよろめきながら立ち上がると、次の男が待ちきれないように前に出た。

「次は俺が口だ! この子の顔、可愛いからな。ちんぽしゃぶらせてみてえ」

その男は美鈴の頭をがっしりと掴み、無理やりに自分の股間へと押し付けた。

まだ精液の臭いがついたペニスが、彼女の唇をこじ開けようとする。

「んっ……! んぐ……!」

美鈴は首を振り、拒否した。

しかし、男の力は強く、彼女の口は容易に開かれた。

「ほら、ちゃんと咥えろよ。動画に撮られてるんだから、いい子にしてなきゃな」

ずぶり、と喉の奥まで一気に押し込まれる。

美鈴の目が大きく見開かれ、窒息しそうな苦しさで体をのけぞらせる。

「げっ……っ! ごほ……!」

涙と涎が一気に溢れた。

男はそれを無視し、腰を前後に動かし始めた。

「おっ、口の中もきついじゃん。歯が当たる……ちっ、気持ちええなあ」

くちゅ、くちゅ、という淫らな音が、美鈴の唇の間から響く。

彼女の頬はペニスで押し広げられ、唾液が糸を引いてあごから首へと垂れていく。

もう一人の男が、美鈴の背後に回り込んだ。

彼は彼女の小さな臀部を両手で掴み、ぷっくりと膨らんだその隙間を、じっと観察する。

「おい、ここまだ誰も使ってねえぞ。肛門だ。さっきからピンクでキュっとしてて、めっちゃきれいだな」

男は指に唾をつけ、その狭い入口をぬるっと撫でた。

「や……っ! そ、そこは……!」

美鈴が口を塞がれたまま、必死に首を振る。

しかし、彼女の抗議は、口の中で蠢く肉塊によって、すべて濁ったうめきに変わった。

男は少しずつ指をねじ込み、固く閉じた穴をほぐしていく。

「うおっ……すげえ締まってる……けど、ほら、だんだん開いてくる……」

ゆっくりと、ゆっくりと。

指が一本、ついに内部へと消えていく。

美鈴の背中が弓なりに反り、喉の奥で詰まった悲鳴がもがく。

「んぐぅ……! んっ……! んんっ……!」

二つの穴を同時に犯され、彼女の体は悲鳴を上げているようだった。

しかし、大輝にはわかった。

美鈴の腰が、ほんの少し、微かにうねっている。

彼女の股間からは、ぐちゅぐちゅという音が絶え間なく響き、それは最早痛みの音だけではなかった。

唾液と精液と汗の混じった匂いが、空気中に濃厚に広がる。

その獣のような匂いを吸い込みながら、大輝は自分の中に湧き上がる熱を、どうすることもできなかった。

彼は美鈴の目が、時折、虚空から自分を見つめる瞬間があるのを感じた。

その瞳には、深い悲しみと、何か理解できない諦め、そして……ほんの少しの、とろけたような艶が宿っていた。

三番目の男が美鈴の肛門に、慎重にペニスを押し込んでいった。

「うわっ……マジで入れづれえ……でも、入る……入ってく……!」

ぐりっ、と鈍い抵抗感の後、肉棒の先端が飲み込まれる。

美鈴の体全体が、ぴんと張り詰めるように震えた。

「あ……あああ……っ……!」

泣き叫びたいのに、口はふさがれ、声は出せない。

彼女はただ、両方の穴を肉棒で貫かれ、串刺しにされた人形のように、微かに痙攣するだけだった。

男たちの喘ぎ声、肉体のぶつかり合う音、水音、嘲笑い。

それらがすべて混ざり合い、美鈴の意識をぼんやりと溶解させていった。

痛みはまだある。

けれど、それと同時に、体の奥底から湧き上がってくる、何か熱くて甘い感覚が、次第に痛みを覆い隠し始めていた。

彼女はもう、考えたくない。

ただ、体が勝手に動き、勝手に熱を帯び、勝手に濡れていくのを感じるだけだった。

――ああ……もう……

――どうに、なっても……いい……

彼女の腕が、ぽつりと地面から浮いた。

そして、背後から彼女の腰を掴んでいる男の背中に、その指がかすかに触れた。

それは拒絶ではなく、支えを求めるような、無意識の動作だった。

その瞬間、動画を撮る男が大声で笑った。

「おい、見ろよ! こいつ、自分から抱きつきそうにしてんじゃねえか! マジでイキ始めてるぞ!」

腰を動かす男も興奮して声を荒げる。

「ほんとだ! 中がぎゅーって締まってくる……っ! 小学生のケツ穴、めっちゃ気持ちええ……!」

美鈴は、その言葉を聞いて、はっと我に返るような表情を一瞬浮かべた。

しかし、すぐにまた目がとろんとし、口元からはよだれを垂れ流したまま、うつろな視線を空へと向けた。

彼女の体は、最早抵抗せず、男たちの欲望に合わせて揺れ動くだけの、温かい肉塊と化していた。

そして、大輝は、そのすべてを見て、感じながら、自分の中で何かが崩れていくのを止められなかった。

第6章 脅迫と、歪んだ幼なじみの初体験

# 第6章: 脅迫と、歪んだ幼なじみの初体験

最後の男が、美鈴の小さな肛門からぬるりと肉棒を引き抜いた時、彼女の体はもう微動だにしなかった。

地面に転がったまま、白く汚れた腿をだらりと広げ、目は虚ろに空を見つめている。

口の周りは唾液と精液で光り、肛門の周囲は赤く腫れ、膣の入口からはまだ白濁した液体がにじみ出ていた。

「はあ……はあ……まじでくたびれたぜ」

男がズボンを上げながら、満足げに笑った。

他の不良たちも、それぞれ股間をしまい込み、汗だくの体を揺らしながら集まってくる。

貫太郎がスマホを手に取り、録画を停止するボタンを押した。

その小さな音が、静まり返った空気の中で不自然に響く。

「よし、ばっちり撮れたな。これでネタは十分だ」

彼はにやりと笑い、画面をちらりと確認する。

動画の中には、美鈴が泣き叫びながら犯され、次第にうめき声を上げていく様子が、鮮明に収められていた。

貫太郎はそのスマホをひらりとひねり、地面に座り込んだ美鈴の顔の前でゆっくりと揺らした。

「いいか、美鈴ちゃん。この動画は、お兄さんたちが大切に預かっとくからな」

彼の声は、わざとらしく優しいトーンで響いた。

「もし、このこと誰かに話したり、警察に行ったりしようものなら……この動画が学校中にバラまかれることになるぜ。お前のクラスメート全員が、お前が何人ものチンポに犯されてイキまくってる姿を見ることになるんだ」

美鈴の瞳が、かすかに動いた。

涙がまたひと粒、頬を伝って落ちた。

「それと、柏木もだ」

貫太郎の視線が、まだ健次郎たちに押さえつけられている大輝に向けられる。

「お前も、この動画流されたくないだろ? お前の大好きな美鈴ちゃんが、めちゃくちゃにされる姿を、全校生徒に見られるのって、きっと嫌だよな」

大輝は息を詰まらせ、首を振った。

言葉が出ない。

「そうだよな。だから、二人ともおとなしくしてろ。今日のことは、何もなかったことにしろ。美鈴が転んで服が汚れただけだ。わかったな?」

貫太郎はそう言うと、手下たちに目配せした。

「さあ、撤収だ。今日はごちそうさまでしたな、美鈴ちゃん」

彼らはけたたましい笑い声を上げながら、路地の出口の方へ歩き出した。

健次郎たち小学生も、ちらりと美鈴と大輝を見て、それから兄たちの後を追うように走り去っていった。

足音が次第に遠ざかり、やがて完全に消えた。

路地には、夕闇が深く立ち込め始めていた。

押さえつけられていた腕が解放され、大輝はよろめきながら立ち上がった。

膝が震え、足ががくがくする。

彼はまず、美鈴のほうへ一歩、また一歩と近づいた。

「みすず……ちゃん……」

声がかすれ、喉がひりひりと痛む。

美鈴はまだ地面に座ったままだ。裸の体は所々に擦り傷がつき、腿の内側には乾きかけた精液が白くこびりついている。

彼女は大輝の声に、ゆっくりと顔を上げた。

瞳には、もう涙さえも枯れ果てたような、深い虚無が広がっていた。

大輝は自分の上着を脱ごうとした。半袖のシャツの下には、薄いランニングシャツしかない。

「……寒い……だろう……これ、かけとくから……」

彼は震える手で上着を広げ、美鈴の肩にかけようとした。

その瞬間、美鈴の手が素早く動いた。

ぱしっ、という乾いた音が響く。

大輝の手首を、彼女が強く払いのけたのだ。

「……たいき」

美鈴の声は、砂をかむようにかすれていた。

「……たいきも、ずっと見てたでしょ」

彼女はゆっくりと立ち上がった。大輝の上着は地面に落ち、ほこりをかぶる。

裸の体はまだ震えているが、その目は大輝をまっすぐに見つめていた。

「わたしが……あんなふうに……されてるの。ずっと見てた」

大輝は息をのんだ。

「ち、違う……僕は……」

言い訳が喉でつかえる。

美鈴は無表情で、彼の半ズボンの前を見下ろした。

紺色の生地の中央が、確かに小さく盛り上がっている。

「……ほら」

彼女の声には、感情の揺らぎが一切なかった。

「たいきも……興奮してた」

「違う……! そうじゃ……」

大輝は必死に首を振り、股間を手で隠そうとした。

でも、もう遅い。

美鈴の手が、彼のパンツのゴムバンドに触れた。

冷たい指先が、肌に触れる。

「……みせて」

「だめ……! みすずちゃん、やめて……!」

大輝は後ずさりしようとしたが、美鈴のもう一方の手が彼の肩をがっしりと掴んだ。

空手で鍛えられた握力は、十一歳の少年の力など軽々とねじ伏せる。

「……自分でやる? それとも、わたしがやる?」

彼女の目は、まだ潤みを帯びている。でも、その奥には何かが壊れたような、冷たい光が宿っていた。

大輝は唇を噛みしめた。震える手を、ゆっくりと自分のパンツのゴムバンドにかけた。

そして、目を閉じながら、それを下ろした。

半ズボンの下から、白い綿のパンツが現れる。その中央には、確かに小さな膨らみができていた。

美鈴は無言で、彼のパンツの端をつかみ、ゆっくりと下へと引っ張った。

パンツが足首まで下りると、大輝のまだ子供らしいペニスが露わになった。

先端は少し濡れ、薄いピンク色をしていた。完全には勃起していないが、確かに興奮の跡があった。

「……ほら」

美鈴はそうつぶやくと、自分がまだ精液でぬるぬると濡れている股間を、両手で広げた。

ぷっくりと膨らんだ陰唇の間から、白濁した液体がにじみ出る。

彼女はその入口を、大輝のペニスの先端にそっと当てた。

「あ……!」

大輝は思わず声を漏らした。

熱い。濡れている。何より、美鈴の体の温度が、直接に伝わってくる。

「……たいきも、やりたかったんでしょ」

美鈴の声は、まるで他人事のように平坦だった。

「……あの……不良たちみたいに……わたしと……したかった」

「違う……! 僕は……みすずちゃんを助けたかった……! だけど……動けなくて……!」

大輝の目から、大粒の涙がこぼれた。

美鈴はその涙を見て、ほんの一瞬、表情がゆらめいたようだった。

でも、すぐにまた無表情に戻る。

「……嘘つき」

彼女はそう言うと、大輝の肩に手をかけ、ゆっくりと地面に押し倒した。

大輝は仰向けに転がり、まだパンツを下ろしたままの状態で、美鈴が自分の上に跨ってくるのを見上げた。

夕闇の中、美鈴の裸のシルエットが浮かび上がる。

小さな胸、くびれた腰、そして今まさに大輝のペニスに向かって開かれようとしている股間。

「……やってあげる。たいきの……初めて」

美鈴はそう言うと、腰をゆっくりと沈め始めた。

大輝のペニスの先端が、ぬるぬると濡れた入口に触れる。

「んっ……!」

彼は背筋を反らせた。

あまりの気持ちよさに、思わず声が出た。

美鈴は無表情のまま、さらに腰を下ろしていく。

ぐちゅっ、という小さな音がした。

まだ完全には勃起していないとはいえ、十一歳の少年のペニスでも、美鈴の何度も犯されたばかりの膣には、容易に入っていった。

「あ……ああ……!」

大輝は目を見開いた。

温かい。ねっとりとした感触が、彼のペニスを包み込む。

美鈴の内部は、いく人もの男たちの精液で満たされ、びしょびしょに濡れている。そのぬるぬるとした感触が、少年の未熟な性感帯を直撃した。

美鈴はゆっくりと腰を上下させ始めた。

空手で鍛えられた太ももの筋肉が、コミカルに動く。

彼女の膣の内側が、ぐちゅ、ぐちゅ、と下品な音を立てながら、大輝のペニスを締め付け、擦り上げていく。

「あ……みすず……ちゃん……!」

大輝はもう我慢できない。

腰が勝手に持ち上がり、彼は美鈴の動きに合わせて、無意識に腰を突き上げた。

美鈴の中は、想像以上に熱く、柔らかく、そして淫らに締まっていた。

何度も犯されたはずなのに、まだまだ締まりがある。十一歳の少女の体が、必死に彼を受け入れながらも、抵抗しているかのように感じる。

「んっ……あ……!」

美鈴の唇から、かすかな息遣いが漏れた。

彼女は目を閉じ、無表情を保ちながらも、腰の動きは次第に速くなっていく。

大輝の手が、無意識に美鈴の腰に伸びた。

細くてしなやかな腰を掴み、彼はもっと深く、もっと強く突き上げた。

「あっ……! だめ……もう……!」

彼はそう叫んだが、腰の動きは止まらない。

股間の奥で熱い塊がどんどん膨れ上がり、今にも噴き出しそうな感覚が押し寄せる。

美鈴はその変化を感じ取ったのか、腰の動きをさらに激しくした。

「くちゅっ……ぐちゅ……くちゅっ……!」

淫らな水音が、二人の間で響き渡る。

大輝はもう限界だった。

「みすずちゃああん―――っ!!」

彼は叫び声を上げながら、腰をぴんと反らせた。

股間の奥から、熱いものが勢いよく噴き出す。

それは美鈴の既に精液で満たされた膣の奥深くに、新たな白濁を注ぎ込んだ。

「はあ……はあ……はあ……」

大輝は肩で息をしながら、ぼんやりと天井を見つめた。

美鈴は彼の上に跨ったまま、動かない。

彼女の股間から、大輝のまだ萎えきらないペニスが、ぬるりと滑り出た。

そしてまた新たな精液が、腿を伝ってぽたぽたと落ちる。

長い沈黙が流れた。

やがて美鈴が、ゆっくりと大輝の体から降りた。

彼女は地面にしゃがみ込み、無言で自分のパンツとショートパンツを拾い上げた。

汚れているが、それらを震える手で穿こうとする。

大輝はぼんやりとそれを見つめながら、ようやく自分もパンツを上げ、半ズボンを直した。

美鈴は服を着終えると、立ち上がった。

彼女は大輝を見下ろし、ゆっくりと口を開いた。

「……たいき」

声は、かすれている。

「……きもちよかった?」

その質問に、大輝はただうなずくことしかできなかった。

美鈴の唇が、ほんの少しだけ、ゆがんだ。

それは笑顔でも泣き顔でもない、何かとても深い悲しみに満ちた表情だった。

「……わたしも」

彼女はそうつぶやくと、くるりと背を向けた。

そして、足元がふらつきながらも、路地の出口へと歩き出していった。

大輝はその背中を見送りながら、もう一度、彼女の最後の表情を思い浮かべた。

あの悲しそうな、でもどこか諦めに満ちた顔。

彼はその顔が、一生忘れられないような気がした。

そして、自分が今したことの重さが、ようやくじわじわと胸に沈み始める。

路地には、完全に夜が訪れていた。

遠くで、美鈴の足音が次第に遠ざかっていく。

第7章 消えたヒーローと、残された動画の記憶

第7章: 消えたヒーローと、残された動画の記憶

次の日、空は高く晴れ渡っていた。

大輝はいつもより早く家を出て、あの路地の前を通り過ぎた。コンクリートの地面には、何も痕跡は残っていなかった。夕べのあの光景が、まるで夢だったかのように。

だけど、腿の内側にわずかに残る、擦り切れたような疼きは、確かに現実を告げていた。

教室には、まだ誰も来ていなかった。

大輝は自分の席に座り、前方斜めにある美鈴の席をじっと見つめた。木の机の表面には、彼女がよくやっていたように、消しゴムのカスで小さな山が作ってある。椅子はきちんと引き込まれ、何もない。

――来るはずない。

心の奥底で、冷たい声がつぶやいた。

あんなことがあったんだ。あんなに傷つけられて、汚されて。それでも学校に来られるわけがない。

でも、彼はどこかで期待していた。美鈴なら、いつものように「おはよう!」と元気な声で教室に飛び込んでくるんじゃないかって。ショートカットの髪をぴょんぴょんと跳ねさせながら。

始業のチャイムが鳴り、クラスメートが次々と入ってきた。

板谷健次郎も、数人の男子に囲まれて入ってきた。彼は大輝の方を一瞥し、口元をわずかに歪ませた。それから何事もなかったように、自分の席に座った。

大輝は目を伏せた。

胸の奥で、熱い怒りと、それ以上に強い無力感が渦巻いた。

あいつらは知っている。全部見ていた。それなのに、何もなかったかのようにしている。

「おい、柏木」

隣の席の男子が、小声で話しかけてきた。

「椎名さん、今日も遅刻か? 珍しいな。あいつ、いつも時間ぴったりなのに」

大輝は首を振った。

「……わかんない」

「まあ、そっか。でもさ、昨日放課後、あの裏通りで何かあったって噂だぜ。板谷たちが、椎名さんとお前を囲んでたってさ」

大輝の背筋が凍りついた。

「……何も。何もなかったよ。ただ、ちょっと話しただけ」

「そう? でも、なんか板谷たち、妙にご機嫌じゃねえか。あいつら、普段あんなににこにこしてないぞ」

男子はそう言うと、興味を失ったように教科書を開いた。

大輝は拳を握りしめた。爪が手のひらに食い込む。

――何も言えない。

――あの動画がバラされる。みすずちゃんが、また……

担任の教師が教室に入ってきた。いつもより少し険しい表情をしていた。

「みなさん、静かにしてください。今日、お知らせがあります」

教室がしんとなる。

教師は教壇の上で、少し間を置いた。

「椎名美鈴さんが、家族の都合により、急遽転校することになりました。昨日をもって、この学校を去りましたので、皆さんには直接挨拶ができなかったそうです」

一瞬の沈黙の後、教室中がざわめきに包まれた。

「えっ!?」

「マジで!?」

「なんで急に!?」

「引っ越しって、前から話してたっけ?」

大輝の耳には、それらの声が遠くで響いているようだった。ただ、教師の口から発せられた「転校」という言葉だけが、頭の中でくり返し反響する。

「静かに! 静かにしなさい!」

教師が声を張り上げた。

「椎名さんは、皆さんには悪いと思っているそうです。突然で驚かせてごめんなさい、と伝えておいてください、とお家の方から連絡がありました。これ以上、詳しいことはわかりません」

ざわめきはなかなか収まらなかった。

大輝はまっすぐ前を見つめていた。でも、目には何も入ってこない。ぼんやりと、美鈴の机の輪郭が揺らめいているだけだった。

――逃げた。

――あの脅迫に負けて、この街から逃げるように去った。

胸の奥が、ぎゅっと締め付けられるような痛みに襲われた。

彼は息を吸い込んだ。でも、肺にうまく空気が入っていかない。

放課後、大輝は一人で校庭の隅に立っていた。そこは、美鈴がいつもドッジボールをしていた場所だ。地面には、ボールの跡がいくつか残っている。

遠くで、男子たちがサッカーをしている声が聞こえる。

あの日、美鈴はここで、汗を光らせながらボールを投げていた。空手で鍛えられた腕がしなやかに動き、ショートパンツから覗く太ももが、夕日に照らされて黄金色に輝いていた。

――かっこよかった。

――あの時のみすずちゃんは、ほんとにヒーローだった。

その記憶が、一瞬で別の光景に塗り替えられる。

路地のコンクリート。無理やり広げられた白い腿。ぐちゅぐちゅと音を立てて犯される、毛の生えていない小さな裂け目。そして、彼女の泣き叫ぶ声、次第に甘くうめく声。

「……あ」

大輝は思わず声を漏らし、股間が熱くなっていくのを感じた。

半ズボンの生地の下で、小さな塊が膨らみ始めている。あの夜、美鈴の中に入れた時の、あのぬるぬるとした温かさが、鮮明に甦ってくる。

「……だめだ」

彼は首を振り、目を閉じた。

――みすずちゃんは、あんなに傷ついてた。それなのに、僕は……

――なのに、なんでこんなに興奮するんだろう。

罪悪感が胃の中をかき混ぜる。吐き気さえ覚える。

でも、同時に股間の熱は消えない。むしろ、美鈴の最後の悲しそうな顔を思い出すたびに、その熱は強くなっていくような気がした。

彼は慌ててその場を離れ、家路についた。

帰り道、あの路地の前で足が止まった。もう誰もいない。ただ、夕闇が少しずつ迫ってくるだけだった。

大輝はため息をつき、歩き出した。

家に着くと、彼はすぐに自分の部屋に閉じこもった。机の上には、美鈴と写った写真が一枚あった。去年の運動会のものだ。二人とも、顔に泥をつけて笑っていた。

彼はその写真を裏返した。

見ていられない。

夕食もほとんど手をつけず、早々に布団に入った。

部屋は暗く、ただ時計の針が進む音だけが響いている。

大輝は天井を見つめていた。目を閉じれば、あの夜の光景が鮮明に浮かび上がる。

美鈴の裸体。広げられた腿。貫太郎の大きなペニスが、ぐさりと突き刺さる瞬間。彼女の絶叫。

「んっ……」

布団の中で、彼は思わず声を漏らした。

手が、ひとりでに股間へと伸びていく。パジャマの布地の上から、そっと触れた。もう、こんもりと固くなっている。

――いけない。

理性が囁く。

でも、手は止まらない。パジャマのゴムバンドの中に滑り込み、直接肌に触れた。

小さなペニスは、すでに先端が少し濡れていた。熱く、脈打っている。

彼は目を閉じた。

スマホの画面を想像する。あの動画。美鈴の泣き崩れる顔。ぐちゅぐちゅと音を立てて、次々と男たちの肉棒を受け入れる彼女の局部。肛門まで犯され、よだれを垂らし、それでも次第に腰を浮かせ始める彼女の姿。

「あ……みすず……ちゃん……」

彼の手が、ゆっくりと動き始めた。

ねっとりとした感触が、掌に伝わる。あの夜、彼女の中に入った時の、あのびちょびちょとした温かさ。何度も犯された後の、柔らかく緩んだ感じ。でも、まだ十一歳の少女の締まりが残っていて、彼の小さなペニスをぎゅっと包み込んでくれた。

「んっ……くちゅ……くちゅ……」

彼は無意識に、あの夜聞いた音を口真似していた。

腰が少し浮く。布団が擦れる音が、部屋に響く。

――だめ……こんなこと……

――でも、やめられない……

美鈴の最後の顔が浮かぶ。悲しそうに、でもどこか諦めに満ちた表情で、「……きもちよかった?」と聞く彼女。

その瞬間、大輝の腰がぴんと反った。

「はあっ……!」

熱いものが、手の中に噴き出した。どくどくと脈打ち、何度も跳ねる。

彼は肩で息をしながら、天井を見つめた。

手のひらはねっとりと濡れ、独特の匂いが布団の中に立ち込める。

罪悪感が、一気に押し寄せた。

涙が、こぼれ落ちた。

「……ごめん……みすずちゃん……ごめんなさい……」

でも、彼は知っていた。もう、二度と会えない。謝ることさえ、できない。

あのヒーローは、もうどこにもいない。

残されたのは、動画という形で刻まれた恥辱の記憶と、歪み始めた性の欲求だけだ。

彼はゆっくりと手を引っ込め、汚れた手のひらを布団で拭った。

外では、風が吹いていた。

遠くで、犬の遠吠えのような音が、かすかに聞こえる。

大輝はくるりと横向きになり、目を閉じた。

もう二度と、あの笑顔を見ることはない。

それだけが、冷たい現実として、十一歳の少年の胸に沈み込んでいった。

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読み終えたあとの余韻に。

OVA 夏妻 #2 を FANZA で見る →
登場人物
  • 椎名美鈴 しいな みすず
    女性 ・ 11

    外見: ショートカットの茶髪、黒く澄んだ瞳、小柄でボーイッシュな体型、色白の肌。服装: 半袖のTシャツにショートパンツとスニーカーという動きやすい格好。空手道場を営む祖父の影響で幼い頃から空手を習っており、腕っぷしが強く勝気で正義感が強い。男子と外で遊ぶのが好きな活発な少女だが、内面には女の子らしい繊細さも秘めている。

  • 柏木大輝 かしわぎ たいき
    男性 ・ 11

    外見: 少し長めの前髪がかかった黒髪、切れ長で女性的な優しい瞳、華奢で細身、身長は美鈴とほぼ同じ。服装: 清潔な白いシャツに紺色の半ズボン、白いソックス。大人しくて内向的、読書が好きで運動は苦手。顔立ちが可愛らしく女の子に間違われることもあり、それがいじめの原因にもなっている。美鈴に強い憧れと依存心を抱いている。

  • 板谷健次郎 いただに けんじろう
    男性 ・ 12

    外見: 刈り上げに近い短い黒髪、小柄だががっしりとした体格、目つきが鋭く粗暴な印象。服装: ラフなジャージや汚れたTシャツを好んで着る。クラスのガキ大将的な存在で、力が強く威張り散らすことが多い。大輝をいじめるのを楽しんでおり、美鈴に何度も邪魔をされ腹を立てている。中学生の兄・貫太郎を尊敬し、頼りにしている。

  • 板谷貫太郎 いただに かんたろう
    男性 ・ 15

    外見: 金髪に染めたリーゼント風の髪型、目元が細く鋭い、身長175センチを超えるがっちりとした体格。服装: 学ランをだらしなく着崩し、胸元をはだけさせている。地域の中学校で名の知れた不良グループのリーダー格。弟の健次郎から美鈴のことを聞き、面白半分と支配欲から襲撃を計画する。残忍でわいせつな笑みを浮かべるのが特徴。

  • 不良グループのメンバー数名(名前は省略)(男性、14-15歳)

    外見: それぞれ髪型や服装は異なるが、貫太郎に従う粗暴な面々。体格は様々だが、小学生相手には圧倒的な力を持つ。

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