第3章: 湯気の中でくすぶる嫉妬と巨大な勃起

第3章: 湯気の中でくすぶる嫉妬と巨大な勃起
湯船の縁に三人の肩が触れ合うほどの近さで、ぼくはママにぴたりと寄り添っていた。
白く立ち込める湯気が肌を包み、頬がほてる。
「ママ、こっち向いてよ」
ぼくはわざとらしく声を甘くして、沙織の横腹に手を回した。
沙織は少し驚いたように顔を向ける。
「どうしたの、くうちゃん? 健流くんがいるから、落ち着いて入りなさい」
その言葉が、むしろぼくの焦りに油を注いだ。
――ママ、なんで健流のことばかり気にするんだよ。
湯に沈んだ膝の上に置いたぼくの手が、そっと動いた。水面の下、沙織の太ももの付け根あたりを、指先で探るように撫でていく。
「あら……」
沙織の息が少し乱れた。
ぼくはその合図を聞き逃さない。教えてもらった場所、あの小さな突起を、人差し指の腹で優しくこする。
「ん……」
沙織の喉が、かすかに鳴った。
ぼくは健流の方をちらりと見た。湯気の向こうで、彼はまっすぐ前を見つめているようだったが、耳まで赤くなっている。
「ママ、気持ちいい?」
わざと聞こえるように囁いた。
「くうちゃん、やめて……健流くんがいるでしょ」
沙織はぼくの手を押さえようとするが、力は弱い。
「だいじょうぶ。ボクとママは、愛し合ってるんだからね」
ぼくは少し強めに言った。健流に聞こえるように、はっきりと。
指の動きを止めず、クリトリスを軽くつまむように刺激する。湯の温かさで、あの部分はいつもより柔らかく、反応がすぐに伝わってくる。
沙織の呼吸が深くなる。
肩が揺れ、鎖骨のあたりに湯のしずくが筋を描く。
「はあ……くうちゃん……本当に、やめて……」
その言葉は、もう拒絶ではなくなっていた。
ぼくの胸の中で、嫌な予感が膨らむ。でも、やめられない。ママを、自分のものだって証明しなくちゃ。
その時、視界の端で動きがあった。
健流の方だ。
彼はまだ正面を見つめたままだが、湯に沈めた腰のあたりから、大きな影がゆっくりと浮かび上がってきた。
「えっ……」
沙織の目が、ぼくから離れた。
湯の透明度は低いが、水面から突き出たその形は、もはや隠しようがなかった。
風呂桶の縁に当たるほどに、ゆっくりと立ち上がっていく。
「まあ……」
沙織の唇が微かに開く。
ぼくの指が止まった。沙織のクリトリスへの愛撫を忘れるほど、目の前の光景に釘付けになる。
湯から現れたそれは、夕暮れ時の茄子のように濃い紫色をした亀頭だった。包皮は完全に後退し、血管が浮き出た太い幹が、みるみる大きさを増していく。
十八センチ、いや、二十センチはあるんじゃないか。
ぼくのちんぽの三倍はある。
「すごい……大きい……」
沙織の声は、驚きと、何か別の感情が混じっていた。ぼくには、それが「興味」に聞こえた。
「ママ! 見ないで!」
ぼくの声が跳ねた。自分でも驚くほど甲高く。
沙織ははっとしたようにぼくの方を見るが、またすぐに健流の股間へと目を移しそうになる。
嫉妬の炎が、ぼくの胸の中で爆発した。
「こっちを見てよ!」
ぼくは沙織の腕を掴み、無理やり湯船から立ち上がらせた。水しぶきが上がる。
「く、くうちゃん! どうしたの!?」
「こうするんだよ! ボクとママは、こうなんだ!」
沙織を風呂場の床の方へ向かわせ、四つん這いの姿勢をとらせた。腰を高く突き出す形に。
「や、やめて……久遠、恥ずかしい……」
沙織は抵抗するが、ぼくは聞き入れない。
自分のちんぽを見下ろす。湯気で少ししわが寄っているが、興奮で先端が濡れている。でも、健流のそれと比べれば、子どもっぽく小さく見える。
――関係ない。ママはボクのものなんだ。
ぼくは沙織の後ろに膝をつき、その割れ目を探った。もう十分に濡れていて、ぼくの指先が簡単に受け入れられる。
「あっ……」
沙織の背中が震えた。
ぼくは腰を押し出した。小さな亀頭が、柔らかい入口にめり込む。
「ん……!」
いつもの感覚。ママの中は、いつだって温かくて、ぼくを包み込んでくれる。
でも今日は違う。沙織の顔が、ぼくの方ではなく、横を向いている。
湯船の中、まだ座ったままの健流を見つめている。
「ママ……ボクとやってるんだよ……」
ぼくは寂しさをこらえて、腰を動かし始めた。浅いピストン。水音がちゃぷん、ちゃぷんと響く。
沙織はうつむき、肩で息をしている。
「はあ……くうちゃん……それ、気持ちいいよ……」
その声は、どこか遠い感じがした。
ぼくの視線も、自然と健流へ向かう。
彼はこっちを見ている。目を大きく見開き、沙織の腰がぼくに揺さぶられる様を、貪るように見つめている。
そして、彼の巨大なペニスは、まだ完全に勃起したまま、脈打っているように見えた。
先端から透明な液がにじみ、湯に溶けていく。
「健流くん……」
沙織の声がかすれた。
「あの……すごく、立派ね……」
ぼくの腰の動きが止まった。
「ママ、なんでそんなこと言うの!?」
「だって……見ちゃうんだもん」
沙織は恥ずかしそうに、でもはっきりと言った。
「あんなに大きいの、初めて見た……」
ぼくの胸がぎゅっと締め付けられる。傷ついた。
沙織はぼくから視線をそらし、健流に話しかける。
「健流くんも……気持ちよくなりたい?」
湯船の中、健流の目がきらりと光った。
「お、おばさん……でも……」
「ダメだよ!」
ぼくが叫んだ。
「ママはボクのものなんだから! 健流に触らせない!」
沙織はゆっくりと首を振った。
「くうちゃん、そう言わないで。健流くんも男の子だし……初めてなんでしょ?」
「だからって!」
「お口でなら……いいでしょ?」
沙織のその言葉に、ぼくは押し黙った。
――お口でなら……ママの口で、健流のちんぽを……
想像しただけで、胸が苦しくなる。でも、沙織の目は真剣だった。拒んだら、もっとママが離れていきそうな気がした。
「……いいよ」
ぼくが小さく言うと、沙織の表情が緩んだ。
「ありがとう、くうちゃん」
沙織はゆっくりと四つん這いから起き上がり、湯船の方に向き直った。ぼくのちんぽは彼女の膣からぬるっと抜け、小さくたわんだ。
健流は緊張した面持ちで、沙織が近づくのを見つめている。
沙織は湯船の縁に手をつき、健流の膝の間に顔を近づけた。
「こ、こわくないからね……」
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