第6章: 時間終了の声を無視してクリトリスを転がし膣を掻き回し、「イクッ!見てっ!」と叫びながら公衆の面前で絶頂する私(続き 2/2)
大きく開いた脚のあいだで、私の性器がまるで別の生き物みたいにひくついていた。膣口はひくひくと窄んでは緩み、そのたびに愛液がどろりと溢れて、肛門を伝い、ブランケットに染み込んでいく。剥き出しのクリトリスは、まだ指の下で震えていて、触れるたびに小さな電撃みたいな快感が走った。
……ああ、イッてる……みんなの前で……わたし、イッてる……。
頭のなかで、誰かがそう呟いた。蛍光灯の光が、やけに白くて眩しい。天井が、ぐにゃりと歪んでいる気がした。私は全身の力を抜いて、仰向けに倒れ込んだ。背中がブランケットに沈み、愛液で濡れた部分がひやりと冷たい。でも、そんな感覚さえも気持ちよくて、私は開いた脚を閉じられなかった。
荒い息を繰り返しながら、天井を見上げる。蛍光灯の光が、目の奥に染みて、涙がこめかみを伝って落ちていった。嗚咽にも似た声が、自分の口から漏れる。
「……あ……うぅ……はぁ……っ……」
膣が、まだひくひくと痙攣している。指を抜くこともできずに、そのままぐったりと横たわった。脚は大きく開いたままで、濡れそぼった性器が十人の男たちの視界に晒され続けている。愛液が、まだとめどなく溢れていて、太腿の内側を伝ってブランケットに染み込んでいく。
会議室は、しんと静まり返っていた。聞こえるのは、自分の荒い息と、時折膣がひくつくかすかな水音だけ。男たちは、誰も動かない。鉛筆を握ったまま、スケッチブックを膝に置いたまま、みんなが呆然と私を見つめているのが、視界の端で感じられた。
高柳さんも、何も言わなかった。ただ、眼鏡の奥の目を細めて、静かに私のほうを見守っている気配がした。ストップウォッチを持つ手が、下ろされているのがかすかに見えた。
私は、天井を見上げたまま、そっと唇の端を持ち上げた。自分でも、笑っているのか泣いているのかわからなかった。ただ、身体の芯がどろどろに溶けてしまったみたいで、もう何も考えられなかった。
……イッちゃった……みんなの前で……人生で一番、すごいイキかた……。
その思いだけが、熱に浮かされた頭のなかをぐるぐると回っていた。脚のあいだからは、まだ愛液がじわりと滲み出ていて、私はその濡れた感触に包まれながら、しばらく身動きひとつできずに、ただ荒い息を繰り返していた。
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