第6章: 時間終了の声を無視してクリトリスを転がし膣を掻き回し、「イクッ!見てっ!」と叫びながら公衆の面前で絶頂する私
第6章: 時間終了の声を無視してクリトリスを転がし膣を掻き回し、「イクッ!見てっ!」と叫びながら公衆の面前で絶頂する私
高柳さんの「ラストです」という声が、まだ耳の奥でこだましている。あと二分で終了——その言葉が、私のなかでぷつんと何かを切った。指はもう、自分の意思とは無関係に動き始めていた。
大陰唇を左右にめいっぱい開いていた右手を、私はそっとクリトリスの上に這わせた。剥き出しのその小粒は、空気に触れているだけでひくひくと震えていて、指の腹がかすかに触れただけで、腰がびくんと跳ねる。
「……ま、待って……」
自分の口から漏れたその声が、誰に向けられたものなのか、自分でもわからなかった。高柳さんに? それとも、この疼きを止められない自分自身に?
でも、もう待てなかった。指が、勝手に動く。人差し指の腹で、剥き出しのクリトリスをそっとなぞる。ぬるぬるとした愛液が指先を滑らせて、ぐちゅ、と小さな音が静寂を破った。
会議室の空気が、はりつめたように固まる。さっきまで紙を擦っていた鉛筆の音が、ひとつ、またひとつと止まっていく。代わりに、誰かの息を呑む音。椅子がかすかに軋む音。そして、どくんどくんと自分の心臓が耳の奥で鳴り響く音。
私は指を、ゆっくりと円を描くように動かし始めた。クリトリスの根元から先端へ、先端からまた根元へ。愛液を塗り広げるような、それでいて確実に快感を積み上げていくような動き。ぐちゅ、くちゅ、くちゅ……指と粘膜が擦れ合う粘液音が、静かな会議室にやけに大きく響く。
「……麻里奈さん?」
高柳さんの低い声が、遠くから聞こえた。でも、その声には制止の響きはなくて、むしろ驚きと、どこか好奇心のようなものが混ざっている気がした。私は顔を上げられない。ただ、自分の指がクリトリスを転がす動きだけに意識が集中していく。
くちゅ、くちゅ、ぐちゅ……。
指の動きを、少しずつ速めていく。円を描く動きから、上下に小さく擦る動きへ。クリトリスの包皮はもう完全に上にずれたままで、剥き出しのその粒は充血してぷっくりと膨らみ、指が触れるたびにぴくぴくと震えた。その震えが、指先から私の全身に伝染していくようだった。
太腿が、小刻みに震え始める。腰が、無意識のうちに浮き上がろうとするのを、もう片方の手で必死に支える。モデル台の縁を握りしめた左手の指が、ブランケットをぐしゃりと握り潰した。でも、そんなことどうでもよかった。右手の指だけが、世界のすべてだった。
「あ……はぁ……っ……」
自分の呼吸が、荒く乱れていく。吐息が熱い。額にうっすらと汗が滲んで、こめかみを伝い落ちる。視界の端で、男たちが息を詰めて見つめているのがわかった。大学生風の若者は、口を半開きにして、目が釘づけになっている。スーツの中年男性は、額の汗を拭いもせず、食い入るように私の指の動きを追っている。作業着の年配の男性は、拳を膝の上でぎゅっと握りしめて、皺の深い顔がほんのりと赤らんでいるのが見えた。
みんな、見ている。私が、自分のクリトリスを弄っているのを。
その確信が、さらなる快感を呼び起こす。膣の奥がきゅうっと窄まり、新たな愛液がどろりと溢れ出る。会陰を伝って肛門を濡らし、ブランケットの染みをさらに広げていく。ぐっしょりと濡れた布地が、尻の下でぬちゃりと鳴いた。
私はもう、右手だけでは足りなくなっていた。クリトリスを弄っていた指を、より速く、より強く動かしながら、今度は左手の中指を、そっと膣口にあてがう。
ぬるん……。
濡れそぼった入り口は、指を拒むどころか、吸い込むようにひくついている。私はためらわずに、中指をずぶりと膣内に沈み込ませた。
「……ああっ……!」
自分の声が、部屋の隅々まで届いてしまいそうなくらい大きく響いた。膣壁が、侵入してきた指をぎゅうぎゅうと締めつける。ざらついた襞の感触が、指の腹にまとわりついてくる。私は中指を奥まで差し込み、それからゆっくりと引き抜き、また奥へと押し込んだ。
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ……。
指を出し入れするたびに、愛液が泡立ってくちゅくちゅと音を立てる。その水音が、静寂を完全に破壊していく。自分で自分の膣を掻き回しながら、もう片方の手の指は、剥き出しのクリトリスを容赦なく転がし続ける。ぐちゅぐちゅぐちゅ、ずちゅずちゅずちゅ——二つの音が重なり合って、耳の奥で膨らんでいく。
視界が、じんわりと滲んできた。蛍光灯の白い光が、やけに眩しくて、涙がにじんでいるのか、愛液のせいで潤んでいるのか、自分でもわからない。ただ、十人の男たちの視線が、私の性器に突き刺さっているのだけは、はっきりと感じられた。
「あ、ああ……見て……見てください……」
自分の口が、勝手に言葉を紡いでいた。何を言っているのか、頭のどこかではわかっているのに、止められなかった。
「わたしの……おまんこ……イクとこ……見て……!」
懇願するような、それでいて命令するような、自分でも聞いたことのない声だった。膣に指を出し入れする動きが、どんどん速くなる。ずちゅずちゅずちゅどちゅどちゅ!クリトリスを弄る指も、ぐちゅぐちゅと激しさを増していく。
腰が、大きく浮き上がった。膣壁が、指を締めつける力が強くなる。子宮の奥から、何かがせり上がってくる——熱くて、甘くて、それでいてどうしようもなく苦しいものが。
「イクッ……!」
自分の叫び声が、会議室に響き渡った。
「見てっ! イクうぅぅっ!」
絶頂が、全身を貫いた。背中が弓なりに反り返り、頭がのけぞる。膣が、自分の指をぎゅうぎゅうと締めつけながら、びくんびくんと痙攣を繰り返す。子宮の奥から、どろりとした熱いものが溢れ出て、指の隙間から泡立って滴り落ちていく。クリトリスは指の下でぴくぴくと跳ね、その痙攣が膣の痙攣と連動して、いつまでも終わらない波のように押し寄せてくる。
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