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愛し合ってたはずの母が従兄弟のデカチンにメロメロで、僕の包茎ちんぽはお掃除フェラだけで満足しろと言われた

禁断/近親ぼかし系 全9章 約58分で読了(28,777字) 短編 2026年4月25日

あらすじ

単身赴任中の父・政夫を送り出した後のある休日の朝。久遠は下半身裸でキッチンに立つ母・沙織の後ろに忍び寄り、パジャマのズボンを下ろす。沙織は「くうちゃん、朝からえっちなの?」と微笑みながらも受け入れる。久遠の小さく包茎のペニスは、沙織のわずかに湿った膣口にゆっくりと埋まっていく。背の差を埋めるように沙織が腰を落とし、優しく抱きしめながら「気持ちいいよ、くうちゃん…」と囁く。短いピストンの後、久遠は熱いものを膣の奥に吐き出す。沙織はそのまま跪き、まだ滴る精液を舌で舐め取り、小さなペニスをきれいにする。その後、いつも通りに朝食を囲む。至福の時間だが、久遠はふと、この関係がいつか終わるのではないかという漠然とした不安を覚える。

第1章 パパのいない家で、ママと僕だけの幸せな朝

第1章のシーン

第1章: パパのいない家で、ママと僕だけの幸せな朝

朝の光がカーテンの隙間から差し込んでいた。

僕はベッドでぐっすり眠っていたけど、玄関のドアが閉まる音ではっと目が覚めた。すぐに、パパが単身赴任先に出かけたんだって思い出した。

――あ、そうか。パパ、行っちゃったんだ。

寝室を出てリビングへ行くと、ママがキッチンで朝ごはんの準備をしている背中が見えた。エプロンだけをつけて、下は何もはいてないみたいだった。

「おはよう、くうちゃん。もう起きちゃった?」

ママが振り返って、優しい笑顔を向けてくれた。栗色の髪が肩にかかって、朝日でキラキラしてた。

「うん……パパ、行っちゃったね」

「そうだね。でも、また来月には帰ってくるから大丈夫よ」

ママはそう言いながら、フライパンを火にかけていた。背中を向けたまま、お尻がちょっと揺れて見える。

僕はドキドキしながら近づいた。パジャマのズボンを自分で下ろして、股間がすっかりむき出しになった。ちんぽはまだ起きてなくて、小さく縮こまっていた。

ママの背中にそっと寄り添うと、エプロンの紐が腰のあたりで結ばれているのが見えた。

「ママ……」

僕が小声で呼ぶと、ママはフライパンを置いて、ゆっくり振り返った。目が僕の下半身に移って、ほんの少し頬が赤くなった。

「くうちゃん、朝からえっちなの?」

そう言いながら、ママは僕の頭を撫でてくれた。手のひらが温かくて、優しかった。

「だって……パパいないし」

「ふふ、そうだね。パパがいない間は、くうちゃんとママだけだもの」

ママが腰をかがめて、僕の小さなちんぽに触れた。指先が包皮の先っちょをそっとつまんだ。

「ん……」

僕の股間がぴくんと動いた。ちんぽが少しずつ目を覚ましていくのが、自分でもわかった。

「ほら、起きちゃったね」

ママが微笑みながら、エプロンを外し始めた。ゆっくりと床に落ちたエプロンの上に、ママが膝をついた。

そうして、ママは僕の小さくなったちんぽを、両手でそっと包み込んだ。

「ママが起こしてあげるね」

ママの息が股間にかかって、温かくてくすぐったかった。舌の先が包皮のすき間を舐めたとき、僕は思わず腰を浮かせた。

「あっ……」

「くうちゃんの、かわいいおちんぽ」

ママがそう囁きながら、口を開いてちんぽの先を咥えた。柔らかい舌が、亀頭の輪郭を丁寧になぞっていく。

僕はママの髪に手を伸ばした。栗色の髪が指の間からすり抜ける感触が、すごく気持ちよかった。

「ママ……もっと……」

「うん、わかってるよ」

ママはゆっくりと頭を動かし始めた。口の中が熱くて、ちんぽ全体を包み込んでくれた。吸い付くような感覚が、太ももの付け根から背中にかけて走った。

僕は目を閉じて、その気持ちよさに身を任せた。ママの唾液がちんぽに絡みついて、じゅぷじゅぷと音が聞こえる。

しばらくすると、ママが口を離して立ち上がった。

「今日は後ろからがいい?」

ママがキッチンカウンターの方へ向き直ると、お尻がこっちに向いた。くびれた腰の線が、朝の光でくっきり浮かび上がっていた。

僕はうなずいて、ママの後ろに立った。背が低いから、ママの腰の高さくらいまでしか届かない。

ママが腰を少し落としてくれて、両手をカウンターについて体を支えた。そうすると、僕のちんぽがちょうどママの股間の高さになった。

「入れていい?」

「うん……ゆっくりね」

ママの声が少し震えていた。僕はママの割れ目に、そっとちんぽの先を当てた。

触れると、もうすでに濡れていた。ぬめっとした感じが、包皮の先から伝わってきた。

「はあ……」

ママがため息をついた。僕はその声を聞きながら、腰を少し押し出した。

小さなちんぽが、ママの温かくて狭いところに入っていく。包皮がむきゅっと押し戻されて、敏感な先端が直接柔らかい内側に触れた。

「あ……くうちゃん……」

ママの背中が震えた。僕は両手でママの腰をつかんで、ゆっくりと中へ進ませた。

全部入ると、ママの奥でどくん、どくんと脈打つのが感じられた。熱くて、ぎゅっと締まっていて、僕の小さなちんぽを優しく包み込んでくれた。

「気持ちいいよ……ママ」

「くうちゃんも……気持ちいい?」

ママが振り返らずに聞いた。声がふにゃふにゃしてて、いつもと少し違った。

「うん、すごく」

僕がそう答えると、ママが腰を小さく動かし始めた。ゆっくりと、上下に。

それに合わせて、僕も腰を動かした。出し入れするたびに、じゅぷっ、じゅぷっという水音が聞こえる。

ママの体から、甘いような、少し酸っぱいような匂いが漂ってきた。汗の匂いと、何か別の、えっちな匂いが混ざっているみたいだった。

「くうちゃん……もっと、強くして……」

「うん……」

僕は力を込めて腰を振った。小さな体全体で、ママの中に押し込むように。

ママの背中に汗がにじんで、光って見えた。肩が上下に揺れて、呼吸が荒くなっていくのがわかった。

「あっ……ああ……そこ……いい……」

ママの声がだんだん高くなっていった。カウンターに置いてあったお皿が、ガチャガチャと音を立てた。

僕も我慢できなくなってきた。お腹のあたりが熱くなって、ちんぽの根元がびくびく痙攣し始めた。

「ママ……もう……出ちゃう……」

「うん……出して……ママの中に……全部……」

ママの言葉が僕の背中を押した。僕はぎゅっと目を閉じて、腰をぐっと押し付けた。

「んぐっ!」

熱いものがちんぽの先から吹き出していくのがわかった。何度も、何度も、ママの奥深くに注ぎ込んでいく。

ママも大きな声を上げた。体がぴくぴく震えて、僕のちんぽを中でぎゅっと締め付けた。

「はあ……はあ……」

息を切らしながら、僕はママの背中にもたれかかった。ママもぐったりとカウンターに伏せて、肩を上下させている。

ちんぽがゆっくりと萎んで、ママの体から抜け出た。ぽとり、と何かが床に落ちる音がした。

ママがゆっくりと振り返って、膝をついた。股間から白い液体が糸を引いて垂れているのが見えた。

「くうちゃん、たくさん出たね」

ママがにっこり笑って、顔を僕の股間に近づけた。まだ滴り落ちている精液を、そっと指でなぞった。

「ママがきれいにしてあげるね」

そう言うと、ママは垂れている精液を指先ですくい上げて、自分の口に運んだ。舌で舐め取りながら、目を細めてうっとりした表情をした。

「くうちゃんの味……濃いね」

「えっ……まずくない?」

「ううん、全然。くうちゃんの大切なものだから、全部きれいにいただくよ」

ママはそう言って、もう一度僕の小さくなったちんぽに口を寄せた。柔らかい舌が、ちんぽの根元から先まで、丁寧になめていった。

精液の匂いが鼻についた。少し青臭いような、でもどこか甘いような、変な匂いだった。

「ん……ちゅっ……じゅるっ……」

ママが舐め取る音が、静かなキッチンに響いた。僕はママの頭を撫でながら、その様子を見下ろしていた。

全部きれいになると、ママは顔を上げて満足そうに微笑んだ。

「はい、きれいになったよ。くうちゃん、お風呂入ろうか? 朝ごはんはそのあとでいいでしょ?」

「うん」

僕はママに手を引かれて、浴室へ向かった。湯船に一緒に入りながら、ママが僕の体を洗ってくれた。

石鹸の泡でごしごし洗われると、さっきまでのえっちな気分が少しずつ消えていった。代わりに、なんだかほっこりする気持ちが湧いてきた。

「ママ」

「なあに?」

「パパがいない間……ずっとこうしてていい?」

ママの手が一瞬止まった。それから、そっと僕の頭を撫でた。

「くうちゃんが望むなら、そうするよ。でも……それは私たちだけの秘密だよ? 誰にも言っちゃだめだよ」

「うん、わかってる。絶対言わない」

僕はそう誓った。ママとのこの特別な時間が、ずっと続いてほしいって思った。

お風呂から上がって、朝ごはんを食べた。ママは普通の服に着替えていたけど、僕にはさっきの裸の姿がまだ目に焼き付いていた。

トーストを噛みながら、ふと不安がよぎった。

――この幸せ……いつまで続くんだろう。

パパが帰ってきたら、もうできなくなる。ママが他の人と話しているのを見ると、嫉妬しちゃう。この関係が、いつか壊れちゃうんじゃないかって……

「くうちゃん、どうしたの? 浮かない顔してるよ」

ママが心配そうに尋ねた。

「ううん……なんでもない」

僕は無理に笑顔を作った。この不安をママに話す勇気はなかった。

だって、もし話したら、この幸せな時間が壊れちゃうかもしれないから。

朝日がどんどん高くなって、リビングが明るく照らされていた。普通の休日の朝みたいだったけど、僕の中では何かが変わっていた。

ママの温もりも、優しさも、全部がもっと特別なものに感じられた。

この朝が、永遠に続いてほしい。

そう願いながら、僕はオレンジジュースを一口飲んだ。

第2章 完璧な従兄弟・健流の侵入

第2章: 完璧な従兄弟・健流の侵入

夏休みが始まって三日目の午後、チャイムが鳴った。

ママが走って玄関へ向かう足音が聞こえて、ぼくはソファからゆっくりと立ち上がった。

――来ちゃったんだ、あいつ。

胸のあたりが、重たい石を詰め込まれたように沈んだ。

ドアが開いて、明るい声が響く。

「こんにちは! お邪魔します」

「いらっしゃい、健流くん! まあ、大きくなったねえ」

ママの嬉しそうな声が、耳に刺さるように痛かった。

リビングに入ってきた健流は、真っ直ぐな黒髪がきれいに整っていて、白いポロシャツに紺色の半ズボンという、どこか清潔感のある格好をしていた。

ぼくのくせ毛の茶髪と、すでに皺の寄ったTシャツとは、対照的だった。

「久遠、久しぶり」

健流はにっこり笑って、ぼくに手を差し出した。

「……うん、久しぶり」

ぼくは仕方なくその手を握り返した。

手のひらが、意外に大きくてしっかりしていた。

「荷物は二階の客室に置いておいで。久遠の隣の部屋になるから、何かあったらすぐ呼び合えるね」

ママがにこにこと健流に話しかけながら、肩にかかった栗色の髪をそっと撫でる。

その仕草が、いつもぼくにだけ向けていた優しさと同じだった。

――なんで、あんなに嬉しそうなの。

ぼくは唇を噛みしめた。

夕食の準備でママがキッチンに立つと、健流はさっそく手伝いを申し出た。

「おばさん、野菜切りましょうか? 家でよく手伝ってるんです」

「まあ、ありがとう! 健流くん、えらいね」

ママが包丁を渡すと、健流は人参を均等な厚さに切っていく。

その手つきは、ぼくがやるよりずっと慣れていて、速かった。

「くうちゃんも見習いなさいな」

ママがふとぼくの方を見て、そう言った。

――え? ぼくだって手伝うよ。

でも、口に出せなかった。

ぼくがゲーム機を取り出して「やる?」と声をかけると、健流は軽くうなずいた。

対戦格闘ゲームだったが、三戦して三戦ともぼくが負けた。

「健流くん、強いね」

ぼくが悔しそうにつぶやくと、彼は照れくさそうに首をかしげた。

「いや、運が良かっただけですよ」

でも、その目は確信に満ちていた。

次の日、ママが買ってきた夏休みのドリルをやっていると、健流はもう半分以上終わらせていた。

「勉強も得意なの?」

ぼくが聞くと、彼は淡々と答えた。

「そんなことないですよ。ただ、計画的にやるようにしてるだけです」

ママがおやつのプリンを運んできた時、ぼくの進み具合を見て、ため息をついた。

「くうちゃん、もっと集中しなきゃダメよ。健流くんを見習って」

その一言が、胸にトゲのように刺さった。

――ママ、ぼくのこと、ダメな子だって思ってるの?

夜ご飯の後、ママがふと口を開いた。

「そうだ、健流くん。せっかくだから、今日から一緒にお風呂入らない?」

ぼくは箸を置いた。

「えっ? だめだよ!」

声が思ったより大きく出てしまった。

ママはきょとんとした顔でぼくを見た。

「どうして? 男の子同士、別にいいでしょ。それに、お風呂掃除も一度で済むし」

「でも……でもさ」

理由がうまく言えなかった。

ただ、ママと二人きりで入る時間が、削られるのが嫌だった。

健流は遠慮がちに下を向いた。

「ぼく、別に大丈夫ですよ。久遠が嫌がってるなら……」

「久遠、そういうこと言っちゃダメよ。健流くんはお客様なんだから、仲良くしなきゃ」

ママの声には、いつもより強い口調が混じっていた。

ぼくはぐっと唇を噛み、うつむいた。

「……わかったよ」

脱衣所は、普段より狭く感じた。

ママがまず自分の服を脱ぎ始める。タンクトップを頭の上から脱ぐと、くびれたウエストと、ふくらみのある胸が現れた。

ぼくはいつものことなのに、今日はなぜか健流の視線が気になって仕方がなかった。

「健流くん、そろそろ服脱ごうか」

ママが健流の前に立つと、彼は少し頬を赤らめた。

「はい……」

ママは健流のポロシャツのボタンを一つずつ外していく。

その指先が、彼の胸に触れるたびに、ぼくの胃がきりきりと痛んだ。

ズボンも脱がせ、最後に白いブリーフが残った。

「じゃあ、これもね」

ママが優しく声をかけ、ブリーフのゴムを親指にかける。

ゆっくりと下ろしていく――

そこにあったのは、ぼくが想像していたものとは、まったく違う形をしていた。

まだ勃起していないのに、ぼくのより明らかに長く、太い。

先端の亀頭は、包皮に覆われておらず、大人のようにむき出しで、濃いピンク色をしていた。

長さは、ぼくの勃起した時よりも、ずっと長そうだった。

ママの手が、一瞬止まった。

「まあ……」

彼女の息が、わずかに乱れた。

「健流くん……立派なのね」

その声には、驚きと、何か別の感情――興味のようなものが混じっているように聞こえた。

健流はうつむいたまま、小さな声で言った。

「おばさん……きれいだなって、思って……」

彼の視線は、ママの裸体をゆっくりと舐めるように見つめていた。

乳房の先端、へそのくぼみ、そして恥骨のあたりまで。

ぼくは、自分の手が震えているのに気づいた。

――見るな。

――ママは、ぼくのものなんだから。

でも、声が出なかった。

脱衣所の空気が、重く、熱く、淀んでいくのを感じた。

第3章 湯気の中でくすぶる嫉妬と巨大な勃起

第3章のシーン

第3章: 湯気の中でくすぶる嫉妬と巨大な勃起

湯船の縁に三人の肩が触れ合うほどの近さで、ぼくはママにぴたりと寄り添っていた。

白く立ち込める湯気が肌を包み、頬がほてる。

「ママ、こっち向いてよ」

ぼくはわざとらしく声を甘くして、沙織の横腹に手を回した。

沙織は少し驚いたように顔を向ける。

「どうしたの、くうちゃん? 健流くんがいるから、落ち着いて入りなさい」

その言葉が、むしろぼくの焦りに油を注いだ。

――ママ、なんで健流のことばかり気にするんだよ。

湯に沈んだ膝の上に置いたぼくの手が、そっと動いた。水面の下、沙織の太ももの付け根あたりを、指先で探るように撫でていく。

「あら……」

沙織の息が少し乱れた。

ぼくはその合図を聞き逃さない。教えてもらった場所、あの小さな突起を、人差し指の腹で優しくこする。

「ん……」

沙織の喉が、かすかに鳴った。

ぼくは健流の方をちらりと見た。湯気の向こうで、彼はまっすぐ前を見つめているようだったが、耳まで赤くなっている。

「ママ、気持ちいい?」

わざと聞こえるように囁いた。

「くうちゃん、やめて……健流くんがいるでしょ」

沙織はぼくの手を押さえようとするが、力は弱い。

「だいじょうぶ。ボクとママは、愛し合ってるんだからね」

ぼくは少し強めに言った。健流に聞こえるように、はっきりと。

指の動きを止めず、クリトリスを軽くつまむように刺激する。湯の温かさで、あの部分はいつもより柔らかく、反応がすぐに伝わってくる。

沙織の呼吸が深くなる。

肩が揺れ、鎖骨のあたりに湯のしずくが筋を描く。

「はあ……くうちゃん……本当に、やめて……」

その言葉は、もう拒絶ではなくなっていた。

ぼくの胸の中で、嫌な予感が膨らむ。でも、やめられない。ママを、自分のものだって証明しなくちゃ。

その時、視界の端で動きがあった。

健流の方だ。

彼はまだ正面を見つめたままだが、湯に沈めた腰のあたりから、大きな影がゆっくりと浮かび上がってきた。

「えっ……」

沙織の目が、ぼくから離れた。

湯の透明度は低いが、水面から突き出たその形は、もはや隠しようがなかった。

風呂桶の縁に当たるほどに、ゆっくりと立ち上がっていく。

「まあ……」

沙織の唇が微かに開く。

ぼくの指が止まった。沙織のクリトリスへの愛撫を忘れるほど、目の前の光景に釘付けになる。

湯から現れたそれは、夕暮れ時の茄子のように濃い紫色をした亀頭だった。包皮は完全に後退し、血管が浮き出た太い幹が、みるみる大きさを増していく。

十八センチ、いや、二十センチはあるんじゃないか。

ぼくのちんぽの三倍はある。

「すごい……大きい……」

沙織の声は、驚きと、何か別の感情が混じっていた。ぼくには、それが「興味」に聞こえた。

「ママ! 見ないで!」

ぼくの声が跳ねた。自分でも驚くほど甲高く。

沙織ははっとしたようにぼくの方を見るが、またすぐに健流の股間へと目を移しそうになる。

嫉妬の炎が、ぼくの胸の中で爆発した。

「こっちを見てよ!」

ぼくは沙織の腕を掴み、無理やり湯船から立ち上がらせた。水しぶきが上がる。

「く、くうちゃん! どうしたの!?」

「こうするんだよ! ボクとママは、こうなんだ!」

沙織を風呂場の床の方へ向かわせ、四つん這いの姿勢をとらせた。腰を高く突き出す形に。

「や、やめて……久遠、恥ずかしい……」

沙織は抵抗するが、ぼくは聞き入れない。

自分のちんぽを見下ろす。湯気で少ししわが寄っているが、興奮で先端が濡れている。でも、健流のそれと比べれば、子どもっぽく小さく見える。

――関係ない。ママはボクのものなんだ。

ぼくは沙織の後ろに膝をつき、その割れ目を探った。もう十分に濡れていて、ぼくの指先が簡単に受け入れられる。

「あっ……」

沙織の背中が震えた。

ぼくは腰を押し出した。小さな亀頭が、柔らかい入口にめり込む。

「ん……!」

いつもの感覚。ママの中は、いつだって温かくて、ぼくを包み込んでくれる。

でも今日は違う。沙織の顔が、ぼくの方ではなく、横を向いている。

湯船の中、まだ座ったままの健流を見つめている。

「ママ……ボクとやってるんだよ……」

ぼくは寂しさをこらえて、腰を動かし始めた。浅いピストン。水音がちゃぷん、ちゃぷんと響く。

沙織はうつむき、肩で息をしている。

「はあ……くうちゃん……それ、気持ちいいよ……」

その声は、どこか遠い感じがした。

ぼくの視線も、自然と健流へ向かう。

彼はこっちを見ている。目を大きく見開き、沙織の腰がぼくに揺さぶられる様を、貪るように見つめている。

そして、彼の巨大なペニスは、まだ完全に勃起したまま、脈打っているように見えた。

先端から透明な液がにじみ、湯に溶けていく。

「健流くん……」

沙織の声がかすれた。

「あの……すごく、立派ね……」

ぼくの腰の動きが止まった。

「ママ、なんでそんなこと言うの!?」

「だって……見ちゃうんだもん」

沙織は恥ずかしそうに、でもはっきりと言った。

「あんなに大きいの、初めて見た……」

ぼくの胸がぎゅっと締め付けられる。傷ついた。

沙織はぼくから視線をそらし、健流に話しかける。

「健流くんも……気持ちよくなりたい?」

湯船の中、健流の目がきらりと光った。

「お、おばさん……でも……」

「ダメだよ!」

ぼくが叫んだ。

「ママはボクのものなんだから! 健流に触らせない!」

沙織はゆっくりと首を振った。

「くうちゃん、そう言わないで。健流くんも男の子だし……初めてなんでしょ?」

「だからって!」

「お口でなら……いいでしょ?」

沙織のその言葉に、ぼくは押し黙った。

――お口でなら……ママの口で、健流のちんぽを……

想像しただけで、胸が苦しくなる。でも、沙織の目は真剣だった。拒んだら、もっとママが離れていきそうな気がした。

「……いいよ」

ぼくが小さく言うと、沙織の表情が緩んだ。

「ありがとう、くうちゃん」

沙織はゆっくりと四つん這いから起き上がり、湯船の方に向き直った。ぼくのちんぽは彼女の膣からぬるっと抜け、小さくたわんだ。

健流は緊張した面持ちで、沙織が近づくのを見つめている。

沙織は湯船の縁に手をつき、健流の膝の間に顔を近づけた。

「こ、こわくないからね……」

沙織の声は優しく、でも震えが混じっている。

彼女の手が水面に伸び、健流の巨大なペニスの根本をそっと掴んだ。

「わあ……」

沙織が息をのんだ。

「本当に……大きい……」

ぼくはその様子を、数メートル離れた床の上から見つめていた。胸の奥が疼く。

沙織は顔を近づけ、まず先端に舌を伸ばした。透明な液を舐め取るように。

「ん……」

健流の体がぴくっと震えた。

「初めて……?」

沙織が上目遣いで聞く。

「は、はい……」

健流の声は裏返りそうだった。

「じゃあ、ゆっくりね」

沙織はそう言うと、大きく口を開けた。

しかし、それでも入りきらない。

大人の男性よりも大きな亀頭が、沙織の唇を押し広げる。頬が膨らみ、無理やり含まれているのがわかる。

「む、むぅ……」

沙織は苦しそうな声を漏らし、目尻に涙がにじんだ。

それでも彼女は引かない。首を前後に動かし、口の中で舌を絡ませようとする。

ぐちゅ、ぐちゅという音が風呂場に響く。

ぼくの股間が疼いた。見ているだけなのに、ちんぽがまた固くなり始める。

健流の表情は苦悶に歪み、両手が風呂桶の縁を掴んでいる。

「あ、ああ……おばさん……気持ち、いい……」

「ん……じゅる……ちゅっ……」

沙織は懸命に吸い上げる。片手で根本を掴み、もう一方の手は自分の胸にあてがい、揉みしだいている。

その姿は、ぼくが見たこともないほど淫らだった。

そして、ぼくは気づいた。

自分の手が、知らない間に股間に伸びている。小さなちんぽを握りしめ、上下に動かしている。

――ダメ、なのに……なぜか、興奮してる……

湯船の中、沙織の動きが速くなる。

健流の腰が浮き上がりそうになる。

「も、もう……出る……出ちゃいそう……」

「んんっ!」

沙織はうなずき、さらに深く含もうとする。

その瞬間、ぼくの体にも衝撃が走った。

下腹の奥が熱くなり、ザーッと何かが上がってくる感覚。

「あっ……!」

ぼくも健流も、ほとんど同時に声を上げた。

ぼくの手から白い糸が飛び散り、風呂場の床に斑点を描く。

湯船の中では、健流の体が大きく反り、沙織の口から溢れんばかりの白濁液がほとばしった。

「んぐっ! ごくっ……!」

沙織はむせながらも、必死に飲み込もうとしている。あごから胸元にかけて、滴り落ちる精液。

栗の花のような、青臭く濃厚な匂いが、湯気と混じり合って立ち込める。

ぼくは膝をつき、床に精液を垂らしながら震えていた。

健流は湯船にもたれ、目を閉じて激しく息をしている。

そして沙織は、口の周りを白く汚したまま、ぼくの方を見た。

その目は、潤んでいて、どこか満たされたような……ぼくには理解できない感情で輝いていた。

第4章 ママの寝室で交わる、小さなペニスと巨大な異物

第4章のシーン

第4章: ママの寝室で交わる、小さなペニスと巨大な異物

風呂場の湯気がまだ皮膚に残っている。

ぼくはバスタオルで身体を拭きながら、二階の廊下を歩いていた。後ろからは、沙織と健流の足音がする。

胸の奥が、ちくちくと疼く。

――あの後、何も話さなかった。

風呂上がりのドリンクを飲み、各自で体を拭いて。沙織は「さあ、寝る時間よ」とだけ言って、いつものように寝室へ向かった。

でも、何かが違う。

沙織の目が、ぼくを見る時と健流を見る時で、輝きが変わっている気がした。

寝室のドアが開いた。

普段はぼくと二人きりで過ごす部屋。ダブルベッドのシーツは淡いピンク色で、枕が二つ並んでいる。

「入りなさい」

沙織が微笑んだ。

ぼくは一番に入り、ベッドの端に座った。タオルを腰に巻いたまま。

健流も入ってきて、ぼくの隣に腰を下ろす。彼はまだ興奮が冷めやらないのか、股間に巻いたタオルが少し盛り上がっているように見えた。

沙織が最後に入り、ドアを閉めた。

鍵はかからない。パパがいない家では、鍵をかける習慣がない。

「さてと」

沙織はぼくたちの前に立った。

そして、ゆっくりと腰のタオルを解いた。濡れた髪が肩に絡みつき、乳房の先端は少し硬くなっている。

「くうちゃん」

沙織の声が、いつもより低く響いた。

「ママ、お願いがあるの」

ぼくは顔を上げた。嫌な予感が胸を駆け抜ける。

「なに……?」

「健流くんにも……あの…本当のエッチを、経験させてあげたいの」

沙織の目が、真っ直ぐにぼくを見つめる。

「だめ!」

声が跳ねた。ぼくはベッドから立ち上がりそうになる。

「なんでだめなの? さっき、お口でした時は了承してくれたじゃない」

「でも……でもそれは、お口だけだから……」

「くうちゃん」

沙織が近づき、ぼくの頰に手を当てた。

「健流くんは、まだ経験がないんだよ。おばさんとして……ちゃんと教えてあげたいんだ」

その目は、訴えかけるように潤んでいた。

ぼくは横を向いた。健流が下を向いているのが見える。

「久遠……無理にって言うなら、ぼく……」

「いいよ」

沙織が健流の言葉を遮った。

「くうちゃんだって、最初は緊張したんだから。でも、とっても気持ちよかったでしょ?」

ぼくは黙ったままうなずいた。

「だから、健流くんにも感じてほしいの」

沙織の手がぼくの頭を撫でる。

「約束する。くうちゃんのことも、大事だってこと忘れないから」

――嘘だ。ママの目は、もう健流のことで一杯だ。

でも、拒めなかった。ママがそんな風に懇願するのを、見るのがつらかった。

「……わかった」

ぼくが小さく言うと、沙織の顔がぱっと明るくなった。

「ありがとう! くうちゃん、優しいね」

沙織はぼくの額にキスをし、それから健流の方に向き直った。

「健流くん、緊張する?」

「……うん、少し」

健流の声は震えていた。

「大丈夫。ゆっくりでいいからね」

沙織はベッドに腰を下ろし、仰向けに寝た。脚を軽く開く。

ぼくはその横に座り、固まったように見つめていた。

健流がタオルを外した。

風呂場で見た時よりも、さらに大きくなっているように見えた。暗紫色の亀頭が、ぼくの拳よりも大きく、血管が浮き出た幹は大人の腕のように太い。

「こ、これで……入るの?」

健流が不安そうに呟く。

「大丈夫。ママ、もう濡れてるから」

沙織は自分の股間を手で広げた。薄暗い寝室の光の中、ピンク色の粘膜がきらりと光る。

健流が沙織の脚の間に膝をついた。

その背中は、11歳の少年のものだったが、腰から下はもう大人の男のように見えた。

「おばさん……入れるよ」

「うん……優しくね」

健流の手が、自分のペニスの根本を掴んだ。

先端を沙織の膣口に当てる。その大きさの違いに、ぼくは息をのんだ。

沙織の入口は、ぼくのちんぽならすっぽり隠れるくらいの大きさだ。でも健流のそれは、入口を覆い尽くすほどに広がっていた。

「あ……」

沙織の喉が鳴った。

健流が腰をゆっくりと押し出した。

最初は入らない。大きすぎて、入口が拒んでいるように見えた。

「ん……!」

沙織が眉をひそめた。

「痛い……?」

「い、いや……ちょっと……きついけど……」

沙織は自分の手で陰唇をさらに広げた。

健流がもう一度、腰を沈ませる。

ぼくの目が、その接点に釘付けになった。

巨大な亀頭の先端が、ほんの少し、沙織の体内にめり込んだ。

「ああっ……!」

沙織の体がびくっと跳ねた。

「入った……?」

「う、うん……少し……」

健流は息を深く吸い込み、一気に押し込んだ。

「いやああっ!?」

沙織の悲鳴が寝室に響いた。

体が大きく反り返り、ベッドのシーツを掴む手の指が白くなった。

「お、おばさん! 大丈夫!?」

健流が慌てて動きを止める。

でも沙織は首を振り、涙を浮かべながら笑った。

「だ、大丈夫……ただ……大きすぎて……びっくりした……」

沙織の胸が激しく上下する。

「中が……ぐちゃぐちゃに、かきまわされたみたい……」

ぼくは震える目でその様子を見ていた。

健流のペニスは、沙織の股間まで完全に埋まっている。ぼくが挿入する時とは比べものにならないほど深く、沙織のお腹のあたりが微妙に膨らんでいるようにさえ見えた。

「動かして……いい……?」

健流が息を切らして聞く。

「うん……ゆっくり……お願い……」

健流は腰を引いた。

ぐちゅっという湿った音がした。

沙織の膣の内側が、健流のペニスに引きずり出されるように見えた。そしてカリの部分が入口をこすり、また中へ。

「んああっ!」

沙織の声が跳ねる。

「気持ち……すごく……奥まで……ああ……」

健流の動きはまだぎこちない。でも、一度入れたことで自信がついたのか、リズムを取って腰を動かし始めた。

ぐちゅ、ぐちゅ。

ごぼん、ごぼん。

ぼくが聞いたことのない音が、寝室に響き渡る。

沙織の体は、ピストンごとにベッドの上で跳ねる。乳房が激しく揺れ、汗が鎖骨の窪みに光る。

「あっ……あっ……ああ……だめ……もう……」

沙織の目がとろんとしてきた。

「おばさん……ちんぽが締め付けられる……すごく……」

健流も喘ぎ声を上げる。

彼の腰の動きが速くなる。少年とは思えない力強さで、沙織の体を揺さぶる。

ぼくは自分の股間を見下ろした。

ちんぽは、なぜか固くなっていた。見ているだけなのに、先端から涙のような液がにじんでいる。

――なんで……なんで興奮してるんだろう……

胸は締め付けられるように痛い。ママが奪われていくのが怖い。

でも目は、離せない。

沙織の顔が、崩れていく。

「健流くん……それ……ああ……そこ……潰される……子宮が……」

沙織の手が、自分の下腹部を押さえる。

「おばさんの……奥……熱い……」

「うん……ああ……もっと……もっと子宮を押して…もっと奥まで……」

沙織は腰を浮かせ、健流のペニスをさらに深く迎え入れる。

二人の体が打ち合う音が、部屋中に響く。

ぼくの鼻に、新しい匂いが届いた。

沙織の愛液の甘ったるい匂い。そして、健流の汗の匂い。風呂上がりなのに、もう汗で濡れている。

「いっちゃう……いっちゃうよおおっ!」

沙織の声が裏返った。

彼女の脚が震え、足の指がぎゅっと縮こまった。

次の瞬間、ぴしゃっという音と共に、沙織の股間から透明な液体が噴き出した。

ベッドのシーツが、みるみる濡れていく。

「ああああっ! だめっ! いっぱい……いっぱい出るっ!」

潮だ。

ぼくが見たことのない量の潮が、沙織の体から溢れ出る。

健流のペニスと沙織の股間の間から、水しぶきが上がった。

「お、おばさん……ぼくも……もう……」

健流の腰の動きが乱れる。

「うん……中に……健流くんの……出して……」

沙織は朦朧とした目で健流を見つめ、腕を広げた。

「おばさんの中に……全部……注いで……」

その言葉に、健流の体が大きく震えた。

「あああっ!」

彼の腰が、最後の一撃を沙織の奥深くに叩き込む。

ぐちゅり、という鈍い音。

健流の背中が弓なりに反り、睾丸がぎゅっと縮こまるのが見えた。

沙織は目を見開いた。

「あ……入ってくる……熱いのが……いっぱい……」

彼女の手が自分の下腹部を撫でる。

「子宮が……満たされてる……ああ……幸せ……」

健流はそのまま沙織の上に崩れ落ち、激しく肩で息をしている。

ぼくは固まったように座り続けていた。

目の前のベッドは、まるで洪水の後だった。シーツは沙織の潮と汗でびしょ濡れ、健流の精液が混じって白く泡立っている。

匂いが圧倒的だ。

栗の花の青臭さ。潮の微かな塩気。汗の酸っぱさ。それらが混じり合い、ぼくの脳を直撃する。

沙織がゆっくりと体を起こした。

健流のペニスがぬるりと抜ける。それと共に、白濁した液体が沙織の股間からあふれ出た。

「はあ……はあ……」

沙織は健流を見つめ、にっこり笑った。

「健流くん……すごかったよ……」

そして、ぼくの方を見た。

その目は、まだ快楽の余韻に曇り、ぼくを見ているのに、どこか遠くを見ているようだった。

「くうちゃん……ごめんね……ママ、ちょっと……夢中になっちゃった……」

その言葉は、ぼくの胸に冷たいナイフのように突き刺さった。

ママは、もうぼくのものじゃない。

この巨大な異物が、ママの中を占領してしまった。

涙が、ぼくの頰を伝い落ちた。気づかないうちに、溢れ出ていた。

「あら……くうちゃん、どうしたの?」

沙織が心配そうに手を伸ばす。

でもぼくは、その手を振り払うこともできず、ただ震えながら泣き続けていた。

第5章 ママはもう僕のものじゃない…従兄弟の精液で満たされる日常

第5章: ママはもう僕のものじゃない…従兄弟の精液で満たされる日常

あの夜から、ぼくの世界は少しずつ、確実に変わっていった。

目が覚めるといつも、隣の布団は空っぽだった。

ママは健流と一緒に、向こう側のベッドで眠っている。

ぼくは布団の中でもぞもぞと動き、耳を澄ませた。

かすかに聞こえるのは、規則的な息づかい。

二つのそれが重なり合って、ぼくにはもう区別がつかない。

「ん……」

沙織の寝息が乱れる。

ぼくは布団から顔を出し、薄暗い寝室を見渡した。

向こうのベッドで、沙織は健流に抱きつくようにして眠っている。

タオルケットは腰のあたりまでずり落ち、裸の背中が朝もやの中に浮かび上がる。

そして、その腰を押さえるようにして、健流の腕が回っている。

――ママ……

胸の奥がぎゅっと締め付けられる。

ぼくはそっと起き上がり、ベッドに近づいた。

足音を殺して、二人の寝顔をのぞき込む。

沙織の顔は、健流の肩にもたれかかり、とても安らかそうだった。

口元が緩み、どこか満たされたような表情をしている。

そして健流。

彼は深く眠っているようだが、片手は沙織の腰をしっかりと握りしめ、もう一方の手は彼女の髪をそっと撫でている。

大人みたいだ。

同じ11歳なのに、なぜかぼくよりもずっと大人びて見える。

「……くうちゃん、起きたの?」

沙織の声に、ぼくはびくっとした。

彼女は目を開け、ぼんやりとした視線をぼくに向ける。

「う、うん……」

「あら、もう朝なんだね」

沙織はゆっくりと体を起こした。

タオルケットがさらりと落ち、裸の胸が露わになる。

乳首は少し赤く腫れ、昨夜の激しさを物語っている。

「健流くん、起きて。朝よ」

沙織は健流の頰に優しく手を当て、揺すった。

その仕草が、ぼくに対してする時よりも、ずっと愛おしそうに思えた。

「ん……おばさん……」

健流は目をこすりながら起き上がった。

彼の股間には、朝立ちした巨大なペニスが、ぼくのそれとは比べものにならないほど威厳をもって立っていた。

「まあ、元気いっぱいね」

沙織はにっこり笑い、その先端に指を伸ばした。

軽くなぞるだけで、透明な液がにじみ出る。

「おばさん、朝からだよ……」

健流は照れくさそうに言ったが、腰を少し前に突き出している。

「いいじゃない。朝が一番気持ちいいんだから」

沙織はベッドの端に腰を下ろし、脚を開いた。

もう十分に濡れているのか、薄ピンクの粘膜がきらりと光る。

「くうちゃんも、こっちにおいで」

沙織はぼくを手招きした。

「ママと健流くんがしているのを見ててね。それで、終わったらお掃除してあげるから」

――お掃除……

ぼくのちんぽは、朝から少し固くなっていた。

でも、それはただの後処理のためなんだ。

ぼくはうつむき、ベッドの隅に座った。

両膝を抱え、その間から二人の様子を覗き見るしかなかった。

「じゃあ、いくね」

健流は沙織の股間に腰を落とし、ゆっくりと挿入を始めた。

もう抵抗はない。スルッと、根元まで入っていく。

「ああっ……たける……くん……」

沙織は健流の腕にしがみつき、目を閉じる。

「たける」――下の名前で呼んでいる。

ぼくの胸が疼いた。

「おばさん、きつい……すごく締まってる……」

「うん……だって、あなたのでいっぱいになったから……ああ……」

健流の腰の動きが速くなる。

ぐちゅ、ぐちゅという鈍い音が、寝室に響き渡る。

沙織の体はベッドの上で跳ね、乳房が激しく揺れる。

彼女はうつ伏せになり、腰を高く突き出す姿勢をとった。

「後ろから……お願い……」

「わかった」

健流は沙織の後ろに回り、腰を押し付けた。

そして、一気に奥まで突き刺す。

「いやああっ! そこ……そこっ!」

沙織の声が裏返る。

彼女はシーツを掴み、顔を押し付ける。

肩が震え、背中に汗が光る。

ぼくは自分の股間を見下ろした。

パジャマの下で、ちんぽがかたく立っている。

見ているだけで、先端がじんわりと濡れてきた。

――ダメなのに……なんで……

健流の動きが荒くなる。

沙織のお尻と彼の腰が打ち合う音が、部屋中に響く。

「もっと……もっと強く……ああ……だめ……いっちゃう……!」

「おばさん……ぼくも……もう……」

「うん……中に出して……たけるのを……全部……あああっ!」

健流の体が大きく震え、腰が深く埋まる。

沙織は声を上げず、ただ喉を詰まらせるようなうめき声を漏らした。

ぐちゅり……と、中で精液が注がれる音がぼくの耳に届いたような気がした。

二人はそのまま崩れ落ち、激しい息を繰り返す。

しばらくして、沙織がゆっくりと体を起こした。

健流のペニスがぬるりと抜け、白濁した液体が彼女の股間からあふれ出る。

床に垂れる滴が、朝日を受けてきらめいた。

「はあ……はあ……たけるくん、すごかったよ……」

沙織は健流の頰にキスをし、それからぼくの方を見た。

「さあ、くうちゃん。お掃除の時間だよ」

ぼくは無言で近づき、沙織の脚の間に顔を埋めた。

栗の花のような濃厚な臭いが、ぼくの鼻を突く。

健流の精液と、沙織の愛液が混じり合った、甘ったるく青臭い匂い。

「ん……ちゅぱ……じゅる……」

ぼくは必死に舐め取った。

ママの中の、あの人のものを。

「えらいね、くうちゃん。きれいにしてくれてありがとう」

沙織の手がぼくの頭を撫でる。

その慰めの言葉が、余計に胸を締め付けた。

朝食の時も、沙織の視線は健流から離れない。

「たけるくん、お味噌汁おかわりする?」

「この卵焼き、柔らかく焼けたと思うんだけど、どう?」

「あら、お箸の持ち方きれいね。さすがだわ」

ぼくには一言もない。

ただ黙ってご飯を口に運ぶだけ。

「久遠は今日、何するの?」

健流が尋ねた。

「……別に」

「そう。じゃあ、ぼくとゲームしない? 新しいの買ったんで」

「いいよ」

ぼくは冷たい返事をした。

本当はやりたい。でも、ママが喜ぶからって理由で誘われている気がして、素直になれない。

「あら、仲良くしてくれてありがとう、たけるくん」

沙織は健流の頭を撫でた。

その笑顔は、ぼくに向けられる時とは全然違う。もっと輝いていて、本当に嬉しそうだった。

昼過ぎ、ぼくはリビングで一人、ゲームをしていた。

コントローラーを握りしめ、画面の敵を倒す。

でも、集中できない。

二階から、かすかな声が聞こえてくる。

「ああ……たける……くん……それ……気持ちいい……」

「おばさん、今日はすごく濡れてる……」

「だって……あなたのこと考えてたから……んああ……」

ぼくはコントローラーを置き、耳を塞ごうとした。

でも、手が動かない。

ただ、じっと天井を見上げていた。

音はどんどん大きくなる。

ベッドがきしむ音。体が打ち合う音。沙織の喘ぎ声。

「もっと……もっと強く……ああ……だめ……お腹の中……ぐちゃぐちゃにされて……!」

「おばさん……締まりが……すごい……!」

「うん……あなたので……いっぱいになったから……ああ……いく……いっちゃうから……抱きしめて……!」

ぼくの股間が熱くなった。

パンツの中に、じんわりと湿り気が広がる。

――なんで……なんでこんな気持ちになるんだろう……

涙がこぼれそうになるのを、必死にこらえた。

夕食後、沙織は健流とソファに座り、テレビを見ていた。

ぼくは少し離れた床に座り、漫画を読んでいるふりをしていた。

「たけるくん、手、つないでもいい?」

沙織の声が、ぼくの耳に届いた。

「えっ……う、うん……」

「ありがとう」

沙織は健流の手を握り、そっと自分の胸に当てた。

「感じる? わたしの鼓動」

「……うん。早いね」

「だって、たけるくんがそばにいるから」

沙織は健流に寄りかかり、顔を近づけた。

「キス……してもいい?」

「お、おばさん……」

「もう、『おばさん』じゃなくていいよ。沙織で呼んで」

その言葉に、ぼくの手が震えた。

漫画のページがぐしゃりと歪む。

「さ、沙織……さん……」

「さんはいらないよ。ただの沙織で」

「……沙織」

「そう。それでいいの」

沙織は微笑み、健流の唇に自分のそれを重ねた。

柔らかく、長いキス。

ソファの上で二人が絡み合う影が、壁に揺れる。

ぼくは漫画を置き、そっと立ち上がった。

誰にも気づかれないように、階段を上がり、寝室へ向かった。

布団に入り、天井を見つめる。

もう、泣く気力もない。

ただ、胸の奥がからっぽになった感じがする。

何か大切なものを、取り返せないほどに失ってしまった気がする。

夏休みも、あと三日。

健流が帰ったら、元に戻れるかな。

ママと二人だけの、あの幸せな時間に。

――無理だ。

心の中の声が、冷たくつぶやく。

ママは、もうあの人のことが好きなんだ。

ぼくのちっちゃいちんぽじゃ、満足できないんだ。

夜中、ぼくはまた目を覚ました。

喉が渇いていたのだ。

そっと布団を抜け出し、階下へ向かう。

リビングの電気は消えているが、月明かりがわずかに差し込んでいた。

そして、ぼくは見てしまった。

ソファの上で、二人が絡み合っているのを。

沙織は健流の上に跨り、激しく腰を振っていた。

長い髪が乱れ、汗に濡れて肌に張り付いている。

「たける……たける……お願い……もっと……深く……」

「沙織……きつい……すごく気持ちいい……」

「うん……わたしも……ああ……このまま……ずっと……離さないで……」

沙織の腰の動きが速くなる。

ソファがきしみ、彼女の喘ぎ声が部屋中に響く。

「たけるの……赤ちゃん……欲しい……」

ぼくの足が凍りついた。

「わたし……たけるの子供……産みたい……」

「沙織……」

「うん……だから……いっぱい……中に出して……全部……あああっ!」

沙織の体が大きく反り返り、そして健流の胸に崩れ落ちた。

二人は抱き合ったまま、激しく息をしている。

ぼくはその場から逃げるように、階段を駆け上がった。

寝室に飛び込み、布団にもぐり込む。

心臓がばくばく鳴り、鼓動が耳をつんざく。

涙が止まらない。あふれ出る。

――ママ……ママは……

ぼくのママは、もういない。

あそこにいるのは、健流のことが大好きな女の人で。

最後の夜、沙織はぼくの布団にやってきた。

「くうちゃん、眠ってる?」

ぼくは目を閉じたまま、うなずいたふりをした。

「ごめんね……この二週間、ママ、くうちゃんのこと少し寂しい思いさせちゃったかな」

沙織の手がぼくの頭を撫でる。

その手は、いつもの柔らかさを持っている。

でも、匂いが違う。

濃厚な精液の臭いが、彼女の肌に染み付いている。

指先から、腕から、胸から。

まるで、健流のもので全身を洗われたような、あの青臭く甘ったるい匂い。

「くうちゃんのことも、大事よ。忘れないから」

その言葉を聞きながら、ぼくは布団の中で震えていた。

ママの優しい声が、胸に突き刺さるナイフのように感じられた。

大事だって言うけど、一番じゃない。

ママの一番は、もう健流なんだ。

朝、健流が帰る時が来た。

沙織は玄関で、彼をぎゅっと抱きしめた。

「たける……また来てね。絶対に」

「うん……沙織。絶対に来るよ」

「約束だよ」

長いキスを交わし、健流は去っていった。

沙織はその背中が見えなくなるまで、じっと立ち尽くしていた。

そして振り返り、ぼくに微笑んだ。

「さあ、くうちゃん。二人だけの生活に戻るね」

ぼくはうなずいた。

でも心ではわかっていた。

もう、元には戻れない。

ママの中も、心も、あの人の精液で満たされてしまったから。

鍵のかかっていない玄関のドアが、夕方の風に揺れた。

いつかまた開かれる日を、ぼくは怖くて仕方がなかった。

第6章 父の帰宅と、巨大な不在

第6章: 父の帰宅と、巨大な不在

パパが帰ってきたのは、健流が去ってからちょうど一週間後の金曜日の夜だった。

「ただいまー!」

玄関で聞き慣れた声が響くと、ぼくはリビングから飛び出していった。

「パパ!」

「おう、久遠。元気にしてたか?」

政夫は大きな鞄を置き、ぼくの頭をゴシゴシと撫でた。

いつものように、髪がぐしゃぐしゃになった。

「まさお、お帰りなさい」

沙織がキッチンから現れ、にっこり笑った。

エプロンの上に着たタンクトップからは、鎖骨の窪みが優しく見えている。

「ああ、ただいま。お前も元気そうだな」

政夫は沙織に軽く手を上げ、リビングのソファにどっかりと座った。

家の中に、男の大きな存在感が戻ってきたような気がした。

夕食は久しぶりに三人で囲んだ。

沙織が頑張って作ったハンバーグに、ポテトサラダ、味噌汁。

いつもより少し豪華なメニューだった。

「あー、やっぱり沙織の料理はうまいな」

「ふふ、ありがとう。でも、まさおは相変わらず食べ方が早いわね」

「だって美味しいんだもん。単身赴任先の飯ばっかじゃ、飽き飽きしてたよ」

ぼくは黙ってご飯を食べながら、二人の会話を聞いていた。

パパとママが普通に話している様子は、なんだか少し不思議な感じがした。

この一週間、沙織は以前よりぼくに優しくしてくれていた。

一緒にお風呂にも入ったし、夜も布団に来てくれた。

でも、何かが違う。

抱きしめられても、キスをされても、どこか遠くにあるような感じがした。

「ねえ、くうちゃん。味噌汁、おかわりする?」

沙織がぼくの方を見て、優しく声をかけてきた。

「うん……する」

「はい。今日はたくさん食べてね」

沙織はぼくの茶碗に味噌汁を注いでくれた。

その手つきは優しいけれど、目が笑っていないような気がした。

夜、寝る時間になった。

沙織は二階の寝室へと向かった。

「まさお、お風呂先に入る?」

「ああ、そうするわ。久遠は?」

「ぼくは後でいい」

政夫がお風呂に入っている間、ぼくはリビングでテレビを見ていた。

でも、あまり内容が頭に入らない。

――ママとパパは、今夜は一緒に寝るんだろうな。

胸のあたりが、少し重たい感じがした。

しばらくして、政夫がお風呂から出てきて、ぼくに言った。

「久遠、お前も早く入って寝なさい。明日は家族で出かけよう」

「うん……わかった」

ぼくはお風呂に浸かりながら、ぼんやり考えていた。

パパが帰ってきて、普通の生活に戻るはずなのに。

なんだか、すごく落ち着かない。

お風呂から上がり、自分の部屋に戻ろうとした時だった。

二階から、かすかな声が聞こえてきた。

「ん……まさお……」

ぼくの足が止まった。

階段を少し上がり、寝室のドアの隙間から中を覗いた。

薄暗い寝室で、二人の影がベッドの上で重なっていた。

政夫が沙織の上に覆いかぶさり、腰をゆっくり動かしている。

「沙織……久しぶりだな……」

「うん……ああ……」

沙織の声は、いつものように優しいけれど、どこか平坦だった。

ぼくは目を凝らし、政夫の背中越しに沙織の表情をうかがった。

彼女は目を閉じ、時折軽く息を漏らす。

でも、健流としていた時のように、体を激しく震わせたり、声を押し殺すような喘ぎ声を上げたりはしない。

政夫の腰の動きが少し速くなった。

ベッドがきしむ音が、静かな部屋に響く。

「あ……もう少し……頑張れるか……?」

「うん……大丈夫……」

沙織の返事は、どこか事務的だった。

ぼくはそのやり取りを聞きながら、自分の胸の鼓動が速くなるのを感じた。

政夫の腰がさらに動き、最後に深く突き刺さった。

彼の背中が大きく震え、やがて動きが止まる。

「はあ……はあ……」

二人の荒い息遣いが聞こえた。

ぼくはそっと階段を下り、自分の部屋に戻った。

布団に入り、天井を見つめた。

――パパのちんぽ……

確かに大きかった。

大人の男性らしく、太くて力強い感じがした。

でも……あの健流のとは違う。

健流のペニスは、大人よりもさらに大きく、異様なまでに発達していた。

挿入されるたびに沙織の体を跳ねさせ、彼女を狂ったように喘がせた。

でも、パパの時は……

沙織は気持ちよさそうではあったけど、あの時のような陶酔した表情は見せなかった。

――ママは、やっぱり……

ぼくは布団の中で体を丸めた。

胸の奥が、じんわりと疼いた。

その週末、家族三人で動物園に出かけた。

久しぶりにパパとママと一緒に歩くのは、確かに嬉しかった。

でも、どこかでいつも、沙織の表情が気になっていた。

「まさお、あのパンダ可愛いわね」

「ああ、でもよく寝てるな」

「だってパンダは一日中寝てるんだよ、パパ」

ぼくが説明すると、政夫は感心したようにうなずいた。

「お前、よく知ってるな」

「学校で習ったんだ」

沙織がぼくの頭を撫でた。

「くうちゃん、偉いね」

「……うん」

その手の温もりは、確かにあった。

でも、ぼくはふと、あの夏の間、沙織が健流の頭を撫でながら「さすがだわ」と言っていたのを思い出した。

あの時の彼女の目は、もっと輝いていた。

今よりも、ずっと……

月曜の朝、政夫はまた単身赴任先へと出発した。

「じゃあな、久遠。勉強頑張れよ」

「うん……パパも気をつけて」

「沙織、家のこと頼むわ」

「はい。体に気をつけてね」

玄関で軽く抱き合い、政夫は車で去っていった。

沙織はしばらく門の前で手を振り続け、やがてゆっくりと家の中に戻ってきた。

「さあ……また二人だけね」

沙織はそう言いながら、リビングのソファに座った。

ぼくも隣に座ると、彼女がそっとぼくの手を握った。

「くうちゃん」

沙織の声が、いつもより少し低かった。

「ママ、正直に言いたいことがあるの」

ぼくの胸が、どきりとした。

「……なに?」

沙織は深く息を吸い、ゆっくりと吐き出した。

「あの……健流くんのことなんだけど」

その名前を聞いただけで、ぼくの背筋が凍りつくような感じがした。

「やっぱり……あの子のおちんちんが、忘れられないんだ」

沙織の目には、はっきりとした慾が浮かんでいた。

ぼくは今まで、彼女がそんな表情をするのを、健流と一緒にいる時以外に見たことがなかった。

「あの大きさ……あの感じ……くうちゃんごめんね。パパのでも、もう足りないんだ」

沙織の手が、少し震えているような気がした。

「だから……お願い。健流くんを、また家に呼んでもいい?」

ぼくは言葉を失った。

喉が詰まり、何も言えなかった。

――やっぱり……やっぱりママは……

嫉妬の炎が、胸の中で激しく燃え上がった。

同時に、どこかであきらめのような感情も湧いてきた。

もう、どうしようもないんだ。

ママは、あの巨大なペニスにどうしても惹かれてしまうんだ。

でも……もし健流がまた来たら、ぼくは完全に蚊帳の外になる。

ママはもう、ぼくのちんぽでは満足できないって言ったんだ。

「……ダメだよ」

ぼくはかすれた声でそう言った。

沙織の目が、一瞬で曇った。

「でも……もし」

ぼくは必死に言葉を探した。

「もし……健流くんが来ても、ぼくも一緒に……セックスに参加させるなら」

声が震えているのが、自分でもわかった。

「それなら……いいよ」

沙織の表情が、一瞬で変わった。

曇っていた目がぱっと輝き、口元が緩んで笑みが浮かんだ。

「本当!? くうちゃん、ありがとう!」

沙織はぼくをぎゅっと抱きしめた。

その力は強く、ぼくの体が小さくきしむほどだった。

「約束だよ。くうちゃんも絶対に参加させるから。三人で、幸せになろうね」

沙織の声は、嬉しさでいっぱいだった。

彼女の頰に触れる肌は、熱くなっているように感じた。

ぼくはその抱擁の中で、目を閉じた。

――これで、最後の駒を差し出したんだ。

自分が、どれだけ大切なものを手放してしまったのか。

この条件さえ飲めば、まだママとの関係を保てると、どこかで思っていた。

でも、沙織のこの嬉しそうな表情を見て、すべてを悟った。

ママにとって、ぼくの存在はもう「条件」でしかないんだ。

健流とセックスするための、単なる通行手形で。

「……うん」

ぼくは小さくうなずいた。

沙織の髪の香りが、鼻をくすぐった。

栗の花のような、優しい匂い。

でも、その奥から、かすかに健流の精液の青臭い匂いがするような気がした。

もう一週間も経っているのに、まだ染みついているような。

「じゃあ、今から電話するね。たけるくんに」

沙織はぼくから離れ、嬉しそうにスマートフォンを取り出した。

その背中を見ながら、ぼくはリビングのソファに座り込んだ。

窓の外では、午後の陽が明るく照りつけていた。

でも、ぼくの胸の中は、深い闇に包まれていくようだった。

第7章 「再臨する巨根と、条件付きの許諾」

第7章: 「再臨する巨根と、条件付きの許諾」

沙織が電話をかけてから三日後、健流が再び下柳家を訪れることになった。

その朝、ぼくはリビングのソファに座り、膝の上で手をぎゅっと握りしめていた。

胸の奥で、ざわざわとした不安が渦巻いている。

「くうちゃん、どうしたの? 緊張してる?」

沙織がコーヒーカップを置き、そばに座り込んだ。

彼女は今日、いつもより少し濃いめのリップを塗っているような気がした。

「……あのさ」

ぼくは声を絞り出すようにして言った。

「約束、覚えてるよね? ぼくも必ず参加するって」

沙織の目がぱっと輝いた。

「もちろんよ。くうちゃんがいなかったら、こんなことできないんだから」

その手がぼくの頭を撫でる。

優しい仕草だけど、その指先が少し震えているのがわかった。

――ママ、すごく楽しみにしているんだ。

ぼくはうつむき、自分の小さな手のひらを見つめた。

パジャマの下で、股間がじんわりと温かい。

でも、それは期待ではなく、恐れから来ているような気がした。

午後二時、玄関のチャイムが鳴った。

沙織の体が、まるでバネ仕掛けのように跳ね上がった。

「来たわ!」

彼女は鏡をもう一度チラリと見て、髪を整える。

そして、息を深く吸い込み、玄関へと駆けていった。

ぼくもそっと後を追った。

ドアを開けると、そこには黒いショートヘアをきちんと整えた健流が立っていた。

白いポロシャツに紺色の短パン、清潔感のある格好だ。

「こんにちは、沙織さん。久遠くん」

健流は礼儀正しく会釈した。

その目が沙織の顔を見つめる時、一瞬だけ鋭い光が走るのを、ぼくは見逃さなかった。

「たけるくん……! 来てくれたんだね!」

沙織の声は、嬉しさで震えていた。

彼女は一歩前に出て、健流の手を両手で包み込んだ。

「ずっと待ってたの。本当に来てくれるって信じてたけど……」

「約束したから。沙織さんに会いたかったし」

健流の言葉に、沙織の頰がほんのり赤らんだ。

ぼくは玄関の隅に立ち、その様子を見つめていた。

まるで、ぼくはここにいないかのように、二人だけの世界が広がっているようだった。

「あ、ごめんね久遠くん。さあ、上がってたけるくん」

沙織はやっとぼくの存在に気づいたように、手招きした。

リビングに移動すると、沙織はすぐに健流の隣に座った。

ソファの上で、二人の膝が触れ合っている。

「暑かったでしょ? 冷たい麦茶、入れてきたから」

「ありがとうございます」

健流がコップを受け取り、一口飲む。

その喉が動くのを、沙織がじっと見つめている。

しばらく普通の会話が続いた。

学校の話、夏休みの宿題の話。

でも、沙織の視線は常に健流の体、特に股間のあたりをさまよっているようだった。

「そ、そうだ……たけるくん」

沙織の声が、少しだけトーンを落とした。

「久遠と話し合ってね……これからも、三人で一緒に過ごそうって決めたの」

健流の目がぼくの方に向く。

その瞳は冷静で、何かを測っているようだった。

「ぼくも参加していいの?」

「もちろんよ。だって……」

沙織はぼくを見て、微笑んだ。

「くうちゃんも、たけるくんと一緒にママを幸せにしたいって言ってくれたんだから」

ぼくはうなずくしかなかった。

胸がぎゅっと締め付けられる感じがする。

「それなら、嬉しいな」

健流の口元が、ほんのりと緩んだ。

「沙織さんとまた一緒になれるなんて、夢みたいだ」

その言葉に、沙織の息遣いが乱れた。

彼女の指が、無意識に自分の太ももをなぞっている。

「……ねえ、たけるくん」

沙織の声が、かすかに震える。

「あの……大きさは、変わってない? もっと、成長したりして……」

健流はゆっくりと立ち上がり、ソファの前で足を広げた。

そして、手をそっと股間に当てた。

「沙織さんが確かめてみる?」

沙織の喉が、こくんと動いた。

彼女は息を詰まらせ、健流の股間を見つめた。

ポロシャツの裾から覗く短パンの上に、すでに大きな盛り上がりが確認できる。

「……うん。確かめたい」

沙織の声は、もう欲望に濡れきっていた。

寝室のドアが閉められた。

三人はベッドの前に立っている。

午後の陽射しがカーテンの隙間から差し込み、沙織の栗色の髪をきらめかせていた。

「じゃあ……始めようか」

沙織はまず、ぼくのパジャマのボタンを外し始めた。

指先が震えているのは、興奮のせいだ。

「くうちゃんのから、ね」

パジャマの上着が床に落ち、次にズボンが下りる。

ぼくの小さなペニスは、まだ完全には起きていなかった。

包皮に覆われた先端が、恥ずかしそうに顔をのぞかせている。

「可愛いね、くうちゃん」

沙織はそう言いながら、すぐに健流の方に向き直った。

彼のポロシャツの裾をまくり上げ、ボタンを外す。

「たけるくんのは……ああ……」

シャツが脱がされると、すでに短パンの上からもはみ出そうなほどの勃起が確認できた。

沙織がファスナーを下ろすと、ブリーフの上から巨大な形が浮き上がっている。

「見せて……全部」

ブリーフが下ろされた瞬間、ぼくは思わず息を飲んだ。

夏の記憶の中よりも、さらに大きくなっているような気がした。

大人の男性をも凌ぐその巨根は、完全に勃起し、血管が浮き出ていた。

先端からは、透明な液が糸を引いている。

「すごい……本当に、すごいわ……」

沙織は跪き、顔を近づけた。

その吐息が、健流のペニスに直接かかっている。

「沙織さん、触って……」

健流の声が、少しだけ荒くなっていた。

沙織はうなずき、まず指でそっと包み込む。

彼女の手では、半分も握りきれない。

太くて重たく、熱を帯びた感触が、彼女の指を通して伝わってくる。

「ああ……だめ、もう我慢できない……」

沙織はそのまま口を開け、亀頭の先端をくわえた。

しかし、大きすぎて奥まで入れることはできない。

頬を膨らませながら、表面を舐めるように愛撫する。

「ちゅ……じゅる……ん……」

淫らな音が、静かな寝室に響く。

ぼくはベッドの端に座り、その光景を見つめていた。

股間の小さなペニスが、少しずつ硬くなっていく。

でも、沙織の目は完全に健流の巨根に釘付けだ。

「くうちゃんも、こっちにおいで」

沙織は一度口を離し、ぼくを呼び寄せた。

彼女は仰向けに寝転び、脚を広げた。

「くうちゃんのは、お口で甘やかしてあげるから……その代わり」

沙織の目が健流を誘う。

「たけるくん、中に入れて。たっぷり、奥まで」

健流はうなずき、沙織の股間に腰を下ろした。

彼の巨大なペニスは、沙織の濡れきった膣口にゆっくりと迫る。

ぼくは沙織の顔の横に座り、彼女の口に自分のペニスを差し出した。

沙織はすぐにそれをくわえ、舌で包み込む。

「ん……ちゅぱ……」

いつものお掃除フェラとは違う。

今、沙織の意識のほとんどは健流に向けられている。

口の中の動きは慣れたものだが、どこか機械的だ。

その瞬間、健流の腰が押し込まれた。

「ああっ……!」

沙織の口から、ぼくのペニスが少し抜けそうになった。

彼女の体が大きく跳ね、目を見開いている。

「入った……全部……奥まで……」

沙織の声は、泣きそうなほどに震えていた。

彼女はもう一度ぼくのペニスを深くくわえ直すが、その目は天井を見つめ、焦点が合っていない。

「ぐ……ぐちゅ……」

鈍い音が響く。

健流の腰が引かれ、また押し込まれる。

そのたびに、沙織の体全体が揺さぶられる。

「あ……ああ……たける……それ……すごい……」

沙織の口の中の動きが乱れる。

彼女はぼくのペニスを咥えたまま、喘ぎ声を漏らしている。

ぼくは沙織の表情をじっと見つめた。

目はうつろで、頬は紅潮し、唇が緩んでいる。

これまで見たことのない、完全に欲望に溺れた顔だ。

「もっと……激しく……お願い……」

沙織の懇願に、健流の動きが速くなる。

ベッドがきしみ、体と体が打ち合う音が部屋に満ちる。

ぼくのペニスも、沙織の口の中で熱くなっていた。

でも、彼女の舌の動きは、ただ反射的に動いているだけのように感じる。

「くうちゃん……気持ちいい……?」

沙織がかすかに声をかけてきた。

でも、その目はぼくを見ていない。

健流の腰の動きを追っている。

「……うん」

ぼくは小さくうなずいた。

でも、胸の奥で何かが崩れていく音が聞こえるようだった。

「あ……だめ……もう……いっちゃう……!」

沙織の体が弓なりに反り返った。

彼女はぼくのペニスを口から放し、叫び声を上げる。

「たける……たける……!」

ぼくの名前ではなく、健流の名前だ。

その声に合わせるように、ぼくも股間から熱いものが噴き出した。

白い糸が沙織の胸元に飛び散る。

でも、彼女はまったく気にしていない。

健流の腰の動きがさらに激しくなり、最後に深く突き刺さった。

彼の背筋がピンと張り、唸り声を上げる。

「沙織……!」

「あああっ……中で……感じる……熱い……!」

沙織の体が痙攣し、べッドシーツを掴む指が白くなる。

彼女の股間から、健流のペニスが抜け、白濁した液体が溢れ出た。

三人の荒い息遣いだけが、しばらくの間響いていた。

やがて、沙織がゆっくりと体を起こした。

彼女はまず健流の顔を見つめ、にっこりと笑った。

「すごかった……たけるくん……本当に、すごかったよ……」

そして、やっとぼくの方に視線を向ける。

「くうちゃんも、気持ちよかった?」

「……うん」

「よかった」

沙織はぼくの頭を撫でた。

その手のひらに、健流の精液のぬめりが少しついている。

三人は汗と体液にまみれたベッドの上に横たわった。

沙織は真ん中で、ぼくと健流に挟まれるようにしている。

しばらく沈黙が続き、外から車の音が遠くで聞こえるだけだった。

その時、沙織がそっと囁いた。

「ねえ……次は、お腹の中にたけるくんの赤ちゃんが欲しいな」

ぼくの体が凍りついた。

「沙織さん、本当に?」

健流の声には、驚きと嬉しさが混じっている。

「うん。だって……」

沙織の手が、自分の下腹部をそっと撫でる。

「たけるくんのでいっぱいになったら、きっと幸せな気分になると思うの」

ぼくは目を閉じた。

瞼の裏に、沙織が健流の子供を抱く姿が浮かぶ。

――条件なんて、何の意味もなかった。

ぼくが参加させてもらえること。

三人で一緒にいること。

すべては、沙織が健流の巨根を手に入れるための手段でしかない。

ぼくはただの通行手形。

そして今、彼女は次の段階へ進もうとしている。

「久遠くんも、兄弟ができたら嬉しいでしょ?」

健流の声がぼくの方に向けられた。

ぼくは何も言えなかった。

喉が詰まり、声が出ない。

沙織がぼくの手を握った。

その手は温かいけど、ぼくの心はどんどん冷たくなっていく。

窓の外では、夕方の陽が沈み始めていた。

部屋の中は薄暗くなり、三人の影がベッドの上で重なり合っている。

ぼくはもう、何も失うものがないことに気づいた。

すべては、あの夏の日、湯船で健流の巨大なペニスを見た瞬間から決まっていたのだ。

握られた手の温もりが、なぜかとても遠く感じられた。

第8章 「萌芽する生命と、崩れる均衡」

第8章: 「萌芽する生命と、崩れる均衡」

朝のキッチンで、沙織が突然立ち止まった。

「うっ……」

彼女は流し台に手をつき、眉をひそめた。

ゆで卵をむいていた手が、少し震えているように見えた。

「ママ、どうしたの?」

ぼくは食卓から声をかけた。

「ん……大丈夫。なんだか、卵の匂いが気持ち悪くって」

沙織はそう言うと、シンクの水を口に含み、ゆっくり飲み込んだ。

その横顔を見て、ぼくは胸の奥で嫌な予感が膨らむのを感じた。

――もしかして……

それから数日、沙織の変化は少しずつ目に見えるようになっていった。

朝食を作っている時、いつもは気にならない鰹節の香りに顔を背けたり。

お風呂上がりに、鏡の前で自分の乳房をじっと眺め、そっと触れていたり。

ある夜、ぼくがリビングでテレビを見ていると、沙織が洗面所から出てきた。

彼女の手には、小さな箱が握られていた。

薬局で見かける、あの……妊娠検査薬の箱だ。

「ママ、それ……」

沙織はびくっと体を震わせ、箱を背後に隠した。

でも、もう遅かった。

「見てたの?」

彼女の声は、冷たいようでいて、どこか期待に震えていた。

「……うん」

「ごめんね。でも……もしかしたら、って思って」

沙織の目が、ぱっと輝いた。

その表情は、何かを恐れているというより、むしろ嬉しそうに見えた。

「たけるくんの赤ちゃんが、お腹にいるかもしれないんだ」

その言葉が、ぼくの胸を貫いた。

呼吸が苦しくなり、目が熱くなっていくのを感じた。

「なんで……そんなこと……」

「だって、生理が遅れてるの。それに、胸が張って……匂いにも敏感になって」

沙織は自分の下腹部に手を当て、そっと撫でた。

その仕草が、ぼくにはすごく残酷に感じられた。

「くうちゃんも、弟か妹ができたら嬉しいでしょ?」

嬉しいわけがない。

だって、その赤ちゃんは、ママと健流の子供なんだ。

パパの子供じゃない。

「……うん」

でも、ぼくはそう答えるしかなかった。

もう何もかも、決まってしまっているみたいだった。

その日から、沙織の健流への執着は、さらに強くなっていった。

寝室では、ほとんどぼくの存在を忘れられているようだった。

沙織は健流の巨根に貪りつき、喘ぎ声を上げながら繰り返し腰を求めている。

「たける……たける……もっと、奥まで……赤ちゃん、作って……」

彼女のその言葉に、健流の動きはさらに激しくなる。

ベッドがきしみ、肉と肉が打ち合う音が、ぼくの鼓膜を打ちつづけた。

ぼくの小さなペニスは、沙織の口に入れられることも少なくなった。

たまにフェラをされても、彼女の意識は完全に健流に向いている。

舌の動きは惰性的で、まるで義務を果たしているだけのようだった。

ある朝、ぼくが目を覚ますと、隣に沙織の姿はなかった。

寝室からかすかな声が聞こえてくる。

「ん……たける……朝から、えっち……」

ぼくは布団の中で体を硬くした。

もう、朝も昼も夜も関係ない。

沙織はいつでも健流を求めている。

――これじゃ、ぼくは完全にいらないんだ。

その思いが、胸の中で渦巻いた。

そして、ある決意が固まっていく。

もし沙織が本当に妊娠したら、健流はこの家に居座り続ける。

そして、ぼくは完全に忘れられてしまう。

だから……健流を追い出さなければ。

今のうちに。

翌日、健流がシャワーを浴びている時、ぼくはこっそりと彼のスマートフォンに近づいた。

学校の友達に、緊急の用事があるからすぐに帰ってきてほしいと、メッセージを送ろうと思ったんだ。

でも、指が震えてうまく操作できない。

パスコードもわからない。

「なにしてるの、久遠くん?」

背後から声がかかり、ぼくはぎくりとした。

振り向くと、髪をタオルで拭きながら、健流が立っていた。

「そ、その……スマホ、借りようと思って」

「嘘だね」

健流の目は、冷たく鋭かった。

いつもの礼儀正しい表情はどこにもなく、大人びた侮蔑の色が浮かんでいる。

「僕を追い出そうとしてたんでしょ?」

ぼくは言葉を失った。

見透かされていた。

「ば、ばか……そんなこと……」

「沙織さんには言わないよ。でも、やめておいた方がいい」

健流はぼくの肩に手を置き、力を込めた。

痛いくらいの握力だった。

「だって、沙織さんは僕の赤ちゃんが欲しいって言ってる。もう、君の出る幕じゃないんだ」

その言葉が、ぼくの中の何かを壊した。

「違う! ママはぼくのママだ!」

叫び声が、思わず口から飛び出した。

涙が溢れ、頬を伝っていく。

「なにしてるの、二人とも?」

沙織がリビングに現れた。

彼女は薄いパジャマを着て、まだ寝ぼけ眼だった。

「ママ……! 健流くんが……!」

ぼくは沙織に駆け寄ろうとした。

でも、沙織の目はまず健流に向けられた。

「たけるくん、大丈夫? 何かあった?」

「大丈夫です。ただ、久遠くんがちょっと興奮してるみたいで」

健流はさっきまでの冷たさを消し、平静な表情を浮かべた。

その変わりように、ぼくはさらに怒りがこみ上げた。

「嘘つき! さっき、ぼくのことバカにしてたじゃないか!」

「久遠くん、落ち着いて」

沙織がぼくの腕をつかんだ。

その手の力は強く、痛かった。

「ママ、ぼくの話を聞いて……!」

「もう十分聞いたわ。たけるくんに意地悪するのはやめなさい」

沙織の声には、いらだちがにじんでいた。

彼女の目はぼくを見ているのに、まるで他人を見るような冷たさがあった。

「だって……だってママ、このままじゃぼく……!」

言葉が喉で詰まった。

嗚咽がこみ上げ、うまく話せない。

「くうちゃん、ママ疲れてるの。また後で話そうね」

沙織はそう言うと、健流の方に向き直った。

そして、そっと彼の手を握ると、寝室へと歩き始めた。

「たけるくん、朝ごはん作るから、少し待っててね」

「うん。ありがとう、沙織さん」

二人の背中を見つめながら、ぼくは立ち尽くした。

リビングには、朝の光が差し込んでいた。

でも、ぼくの体の中は、真っ暗な闇に包まれているようだった。

――ダメだ。

もう、どうしようもない。

その夜、全てが爆発した。

沙織が妊娠検査薬を使い、陽性反応が出たのを、ぼくはドアの隙間から見てしまったのだ。

彼女は検査薬を手に、嬉しそうに健流に抱きついた。

「たける……見て……陽性だよ……!」

「本当……? すごい……沙織さん……」

二人が抱き合い、キスを交わす。

その様子を、ぼくは震える手でドアノブを握りしめながら見つめていた。

そして、我慢の限界を超えた。

「やめろーっ!」

ドアを蹴破るように開け、寝室に飛び込んだ。

沙織と健流はびっくりして離れ、ぼくの方を見た。

「な、なに……? くうちゃん、どうしたの……?」

「ママ……なんで……なんでパパじゃなくて、健流くんの赤ちゃんなの……?」

声が震え、涙が止まらなかった。

「パパが帰ってきたら……パパがどう思うか、考えたことある……?」

沙織の表情が一瞬で曇った。

でも、それは悲しみではなく、怒りの色だった。

「くうちゃん、それは……」

「ぼくがパパに全部話す! ママが健流くんと寝てて、赤ちゃんまでできたって!」

その瞬間、沙織の手がぼくの頬を打った。

パシッという乾いた音が、寝室に響いた。

頬が熱く、痛かった。

でも、それ以上に、沙織の目が信じられないほど冷たく見えた。

「……もう、そんなこと言わないで」

沙織の声は低く、震えていた。

でも、それは泣きそうな震え方ではなく、怒りを必死にこらえているようなものだった。

「ママ……」

「出ていきなさい。今すぐ」

沙織はそう言い、背を向けた。

健流がそっと彼女の肩に手を置いている。

ぼくはゆっくりと寝室を後にする。

足取りは重く、まるで夢の中を歩いているようだった。

廊下に立つと、背後でドアが閉まる音がした。

カチリと鍵がかかる音まで聞こえた。

――もう、終わりだ。

ぼくはその場に座り込み、膝を抱えた。

冷たい床の感触が、ジーンズ越しに伝わってくる。

リビングの時計の針が、夜の十一時を指していた。

窓の外は真っ暗で、星ひとつ見えない。

寝室からは、かすかな声が漏れていた。

沙織が健流に何かを囁き、健流が優しく答えている。

笑い声さえ聞こえるような気がした。

ぼくは目を閉じた。

瞼の裏に、夏の日の記憶が浮かぶ。

あの湯船で、初めて健流の巨大なペニスを見た瞬間。

沙織の目が、あの異物に釘付けになった瞬間。

あの時から、すべては決まっていたんだ。

ぼくの小さなペニスでは、沙織を満足させられないって。

ママは、もっと大きなものを求めるって。

廊下の電気がぼんやりと照らす中、ぼくは一人で座り続けた。

寝室のドアの向こうでは、新しい命が芽吹き始めている。

そして、ぼくだけが、崩れ去った均衡の残骸の中に取り残されていた。

第9章 「暴露の決意と、妊娠の匂い」

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読み終えたあとの余韻に。

OVA 夏妻 #2 を FANZA で見る →
登場人物
  • 下柳 久遠 しもやなぎ くおん
    男性 ・ 11

    外見: くせ毛の茶髪を短めに刈り上げ、茶色の瞳、幼く華奢な体格、身長約140cm。服装: 半袖のTシャツと短パンが基本のラフな格好。年相応に無邪気で甘えん坊な性格だが、独占欲が強く、母親への執着が深い。自分の小さなペニス(勃起時でも7cm程度の包茎)に少しコンプレックスを持ち始めている。

  • 下柳 沙織 しもやなぎ さおり
    女性 ・ 37

    外見: 肩まで伸びた柔らかい栗色の髪、優しい印象の茶褐色の瞳、くびれのあるくたびれないスレンダー体型、身長約158cm。服装: 家ではタンクトップと短パン、またはエプロンのみということが多い。明るく献身的な母親だが、夫の単身赴任による寂しさと、息子との異常な関係に溺れている。性欲はかなり強く、愛情表現としての性行為を求めがち。

  • 下柳 健流 しもやなぎ たける
    男性 ・ 11

    外見: 真っ直ぐな黒髪を整ったショートヘア、冷静な印象の黒い瞳、久遠より少しがっしりしたスポーティーな体格、身長約145cm。服装: 清潔感のあるポロシャツやジャージなど。一見おとなしく礼儀正しいが、観察力が鋭く、自分に有利な状況を見極める賢さを持つ。性的に早熟で、非勃起時でも14cm以上の大きなペニス(成人並みの完全露出した亀頭)を持っている。

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