第4章: 秘密の遊びは、恥ずかしくて気持ちよくて(続き 2/2)
健太が足を引っ込めると、今度は拓也の番だ。拓也は少し緊張した面持ちで、自分の足を差し出す。
彼の動きは健太より繊細だった。足の裏全体で優希の股間を包み込むようにし、円を描くようにゆっくりこする。
「あ……ああ……」
別の角度からの刺激が、優希をさらに興奮させた。拓也の靴の裏の模様が、クリトリスをくすぐるように動く。それはまるで、優希が夜一人でする時の指の動きに似ていた。
「優希、気持ちいい?」
拓也が小声で尋ねた。その真剣な質問に、優希はうなずくしかなかった。
「……うん」
「どこが一番気持ちいいの?」
「そ、それは……」
言えない。あの小さな突起の名前さえ知らないのに、どうやって説明すればいいのか。
「教えてよ。そうしたら、そこをちゃんとやってあげるから」
拓也の声が優しく、でもどこか誘惑的に響いた。
優希は目をつぶったまま、そっと自分の片手を放して――健太が驚いて少し緩めた隙に――股間を指さした。
「こ、ここ……一番上の、ちょっと尖ってるところ……」
「ここか」
拓也の足の親指の付け根が、指定された場所に集中する。ぐり、ぐり、と小さく円を描く。
「あっ! だめ……そんなに、じかに……」
優希の背中が跳ねるように反り返った。あまりの刺激に、涙が目尻ににじんだ。
ショートパンツはもうびしょびしょだ。濡れじみが広がり、薄い水色の生地が濃い色に変わり、陰部の膨らみがくっきりと浮かび上がっている。
「お前、めっちゃ濡れてるじゃん」
健太が覗き込んで言った。彼は優希のショートパンツのクロッチに指を伸ばし、そっと触れた。
「わっ! な、なにすんのよ!」
「ただ確かめてみたかっただけさ。本当にびしょびしょだな」
その指が、濡れた生地の上で軽くこすった。それだけなのに、優希はまた腰を震わせた。
「や……やめて……あんまり、ずるいよ……」
泣きそうな声が、教室にこだました。でもその声は、拒絶ではなくむしろ甘えのように聞こえた。
「ずるい? お前が気持ち良さそうにしてるから、こっちも面白くなってきたんだよ」
健太がそう言うと、二人はまた動きを変えた。
今度は交互に、リズミカルに。健太が強く押しつけ、拓也が優しくこする。その繰り返しが、優希の感覚をどんどん高みへと運んでいく。
「ああ……もう……だめ、私……また、あの……」
言葉が途切れる。頭が真っ白になりそうだ。股の奥で何かが蠢き、熱い塊がどんどん膨らんでいく。あの、爆発する一歩手前の感覚。
「イク……イクって言ってるよ、優希」
拓也が息を弾ませながら言った。彼の足の動きも乱れ、興奮しているのがわかった。
「ほら、もう一回言ってみろよ。『イク』って」
健太が促す。優希は首を振った。でも身体はもう限界だった。
「いっ……イク……イっちゃう……本当に……ああっ!」
声が引き裂かれるように出た。同時に、身体中が硬直し、背筋が弓なりに反り返る。股間で熱い波が炸裂し、それが足の先から頭のてっぺんまで一気に駆け巡った。
「はあ……はあ……あ……」
痙攣のような快感が続く。優希は目を見開いたまま、天井の蛍光灯の光が滲んで見える。涙がこぼれ、頬を伝った。
二人の足がゆっくりと離れる。優希のショートパンツの股間部分は、みるみる濃い色に染まり、冷たい空気に触れるとひやりとした。
しばらくして、優希はようやく呼吸を整え始めた。身体はぐったりとし、動く気力さえなかった。
健太と拓也が顔を覗き込んできた。二人とも頬が赤く、汗をかいていた。
「……どうだった?」
健太が聞いた。その声には、もはやからかいの色はなく、純粋な好奇心が込められていた。
優希はゆっくりと目を閉じた。
「……ばかみたい」
また同じ言葉が出た。でも今度は、その言葉の裏に満足感がにじんでいた。
「また、やりたい?」
拓也が小声で尋ねる。
優希は黙ったまま、かすかにうなずいた。
教室の外から、下校する生徒たちの声が聞こえてきた。三人だけの秘密の時間は、そろそろ終わりを告げようとしていた。
コメント