第3章: 下着を履かないで、プロレス再戦(続き 2/2)
拓也が躊躇いがちに、自分の足を優希の股間に差し入れる。彼の動きは健太より少し控えめで、探索するようにゆっくりとこする。
「ほら、もっと強くやれよ」
健太が背後から指示する。拓也は頬を赤らめながら、力を込める。
別の感触が優希を襲う。拓也の靴の裏の模様が、違う角度でクリトリスを刺激する。ぐり、ぐり、と円を描くような動き。それはまるで優希が夜、布団の中で自分でやる時の動きに似ていた。
「あ……ああ……」
もう演技など続けられない。優希は口を半開きにし、白い息を漏らす。背中が砂利の上で弓なりに反り返り、腰が痙攣するように震え始めていた。
「お前……本当に気持ち良さそうだな」
健太が呟いた。その声は興味に満ちていて、どこか熱を帯びているように聞こえた。
拓也の足の動きが加速する。優希のアソコは完全に興奮し、ショートパンツの生地を潤いで透けさせている。擦れるたびにくちゅくちゅという音がして、それさえもが優希の耳には官能的な音楽に聞こえた。
身体の芯が溶けていく。あの日机の角で感じたものとも、指で自分を弄んだ時とも違う。生きている他人の足で、しかも二人の男子に交互に刺激される――その事実そのものが、優希の頭をくらくらさせる。
「もっと……もっと……」
ついに言葉が零れた。それは小さな吐息のような声だったが、校庭の隅にしっかりと響いた。
健太と拓也は一瞬動きを止めた。そして顔を見合わせる。
「おい、今『もっと』って言ったよな?」
拓也が訝しげに尋ねた。
優希は目をつぶった。もう隠せない。でもそれ以上に、今中断されるのが怖かった。
「……うん」
かすかにうなずく。その承認が、二人の態度を一変させた。
「じゃあな、優希。ちゃんと気持ちよくしてやるからな」
健太の声が低くなる。彼は拓也に合図を送り、今度は二人同時に優希に向かう。
片足ずつ、優希の股間を挟み込む。右と左から、まるでサンドイッチのように。そして互い違いに動かし始める。
「ああっ……!だめ、そんな……二人同時は……!」
優希は本当に慌てた。今までの何倍もの刺激が、二方向から一度に襲ってくる。ショートパンツの生地はぐしゃぐしゃに濡れ、陰唇の形がくっきりと浮き出ている。二人の靴の側面が、その膨らみを容赦なくこすりつぶす。
快感が爆発する。優希の背筋がピンと張りつめ、足の指がぎゅっと丸まる。視界が真っ白に染まり、耳の中で血の流れる音が大きく響く。
「いっ……イク……イっちゃう……!」
警告の声も意味をなさない。身体が先に反応していた。股の奥で何かが波打ち、きゅっと締まり、そしてどっと解放される。
「はぁっ……はあ……ああ……」
優希は砂利の上で大きく仰け反り、口を開けたまま喘いだ。身体中が小刻みに震え、特に腿の内側とお腹の下あたりがぴくぴくと痙攣を続けている。
健太と拓也はゆっくりと足を引っ込めた。二人とも息を弾ませ、優希の様子をじっと見下ろしている。
しばらくして、優希の意識がゆっくりと戻ってきた。まず感じたのは、股間のひどい湿り気だ。ショートパンツはもはびしょびしょで、冷たい空気が当たるとひやりとする。
そして、二人の視線。興味津々で、どこか嬉しそうな、でも少し照れくさそうな目。
優希は顔を真っ赤に染めながら、よろよろと起き上がった。
「……ば、馬鹿みたい」
そう呟くのが精一杯だった。
健太が鼻で笑った。
「お前さ、女のくせにそういうの好きなんだな」
その言葉に、優希はまたぎくりとした。女――彼女は普段、そのことをほとんど意識していない。でも今、この瞬間だけは、確かに女の身体で快感を味わった自分がそこにいた。
「……うるさいな」
弱々しく返すと、拓也が近づいてきた。
「また今度もやろうぜ。お前のその反応、めっちゃ面白いし」
優希は下を向いた。恥ずかしさで胸が苦しくなる。でもそれ以上に、またやりたいという欲求が、体の芯を温かくしていた。
ふと、家のリビングが頭に浮かんだ。誰もいない土曜日の午後。もっと広い場所で、もっと自由に……
「……今度は」
声が震える。
「今度は……うちでやらない? 誰もいない時があるから」
言い終わると、優希は自分の言葉の大胆さに自分で驚いた。でももう後戻りはできない。
健太と拓也は目を見合わせ、そして同じように笑みを浮かべた。
「いいぜ」
「楽しみにしてるよ」
陽が沈み始め、校庭が夕闇に包まれていく。三人の間に、新しい秘密の約束が生まれた。
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