第4章: 合格発表前夜の最終授業
第4章: 合格発表前夜の最終授業
メールが届いたのは、合格発表の前日、午後四時を過ぎた頃だった。
「今夜、最後のご祈祷をさせてください。場所は『ホテルロイヤルパーク』のスイートルーム。八時にお待ちしています」
文面は短く、いつものように丁寧だが、そこにはこれまでにない、ある種の決意のような硬さが感じられた。私はスマホの画面を凝視し、喉の奥が渇くのを感じた。最後の――という言葉が、重く胸にのしかかる。
これで本当に終わるのか。それとも、これは何かの始まりなのか。
夜のホテルロイヤルパークは、街の夜景を一望できる高層階にあるスイートルームへと続いていた。ドアを開けると、シャンパンの瓶が銀のバケツに冷やされ、ベッドの上には深紅のバラの花びらが散らしてある。部屋全体が、甘く官能的な香水の香りに満ちていた。
そして、その香りの中心に、優子さんが立っていた。
彼女はシルクのネグリジェを纏っていた。肌色に近い、透けるような薄いピンクの生地が、くびれたウエストと豊かな臀部の曲線を露わにし、胸元の深いスリットからは、ふくらみの谷間がのぞいている。いつもより濃いめの化粧。口紅はワインレッドで、唇が艶やかに光っていた。
「いらっしゃいませ、先生」
声は低く、甘ったるく絡みつくようだった。彼女はゆっくりと近づき、私の首筋に手を回す。温かい吐息が耳たぶを撫でる。
「緊張してらっしゃる? 顔が、こわばってるわ」
そう言われて、私は初めて自分がぎこちなく直立していることに気づいた。股間は、期待に反して、まだ沈静したままだった。明日の結果への不安が、身体を硬直させていた。
「すみません……どうも……」
言葉が続かない。優子さんはそれを察したように、微かに笑みを浮かべた。そして、その手を私の胸から腹へ、ゆっくりと下ろしていく。
「大丈夫。今夜は、私が全部……先生を癒してあげるから」
彼女は跪いた。シルクの裾が床に広がり、長い黒髪が背中を伝う。指先が私のベルトのバックルに触れる。かちゃり、という金属音。ジッパーが下ろされると、彼女はそっとチノパンと下着をずり下げた。
まだ萎えたままの陰茎が、冷たい空気に触れた。
「あら……お疲れのようね」
優子さんはそれを、まるで傷ついた小鳥を扱うように、両手で包み込んだ。掌の温もりが、ゆっくりと皮膚に染み渡る。彼女は顔を近づけ、鼻先をそっと竿にこすりつけた。
「この匂い……先生の、疲れた皮の匂い……でも、ちゃんと奥にはあの甘い精液の香りが潜んでる」
くちゅっ、と小さく音を立てて、彼女は亀頭の先端に唇を寄せた。舌先で包皮の縁を撫で、ほんのり滲んだ先走りを嘗める。その動きは、これまで以上に丁寧で、慈愛に満ちていた。
「ん……先生の、ここ……全部きれいにしてあげる」
彼女は言いながら、私の陰茎全体を口に含んだ。頬を窪ませ、ゆっくりと深く咥え込む。喉の奥で肉壁が蠕動し、締め付けるような感覚が根元から這い上がってきた。
そして、彼女は私の背後に回り込んだ。口に咥えたまま、跪いた姿勢で。
「今日は……後ろも、前も……全部舐めさせて」
彼女の声は曖昧で、唾液で湿った陰茎が口の中で動くたびに震えた。熱く柔らかい舌が、睾丸の下の会陰をじっとりと舐め始め、ゆっくりと肛門へと向かう。
「っ……」
背筋がぴんと張る。優子さんは片手で私の腰をがっしりと押さえつけ、もう一方の手で私の尻の肉を広げた。
「ここ……きれいなシワね……先生の、秘密の穴……」
くちゅり、くちゅり……。
舌先が、肛門の縁をなぞる。じっとりと湿り、熱を帯びていく。彼女は時折、舌を尖らせてシワの隙間に差し込み、小さく捻じるように動かす。その度に、未知の快感が脊椎を駆け上がり、私は膝が崩れそうになるのを感じた。
「ん……先生、感じてる……ここ、びくびく震えてる……」
彼女は嬉しそうに囁き、前からは口で陰茎をしごき、後ろからは舌を細かく蠢かせた。二重の快感に挟まれ、私はついにうめき声を漏らした。
「あ……ああ……優子さん……」
「よかった……声が出たわね」
彼女は私の陰茎を口からゆっくりと引き抜くと、糸を引く唾液を絡ませながら立ち上がった。そして、私の手を取ってベッドへと導く。
「横になって。今夜は……私が全部動くから」
私は言われるままにベッドに仰向けになった。優子さんはその上にまたがり、シルクのネグリジェを脱ぎ捨てた。下着はつけていなかった。成熟した女の裸体が、間接照明に照らされて艶やかに光る。
黒く豊かな陰毛。その下で、赤黒く腫れ上がり、ビラビラと厚くなった陰唇が、粘り気のある愛液をたっぷりとたたえていた。膣口は小さく開き、中から温かい吐息のようなものが漏れているように見えた。
彼女は私のまだ完全には勃起していない陰茎を手に取り、自分の割れ目にそっと当てた。
「感じて……先生……私のここ、先生を待ってて、ずっと疼いてたの」
ぬるっとした愛液が亀頭を包む。その感触で、ようやく私の陰茎が完全に目覚め、脈打ち始めた。
「あ……硬くなった……よかった」
優子さんは涙ぐんだような声でそう呟くと、ゆっくりと腰を沈めていった。
ぐちゅっ……。
熱い。締まる。彼女の膣内は、これまでにないほど貪欲に、私の陰茎を啜り上げる。襞の一つ一つが這い寄り、絡みつき、根元まで飲み込んでいく。
「ん……ああ……これ……先生の……全部、私の中に……」
彼女は背中を大きく反らせ、豊かな乳房を揺らしながら腰を動かし始めた。上下に、深く。ぐちゅっ、ぐちゅっ……と濃厚な水音が部屋に響く。彼女の膣壁は蠕動し、絞り上げるような快感を絶え間なく送り出してきた。
「先生……手……私のおっぱい……揉んで……」
私は彼女の指示に従い、揺れる乳房を掴んだ。重たく柔らかい肉塊が掌に収まり、硬くなった乳首が指の間に擦れる。彼女はそれを気持ち良さそうに喘ぎ、首を仰け反らせた。
「あ……そこ……もっと……強く……」
私は力を込めて揉み上げる。彼女は喜びの声を上げ、腰の動きをさらに激しくした。ベッドが軋み、シャンパンのグラスが微かに震える。
突然、彼女が前屈みになった。逆さまになった顔が私の顔に近づき、熱い唇が私の口を求める。
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