第3章: 堕ちゆく講師と飢える牝(続き 2/2)
彼女は背中を反らせ、爪を私の背中に食い込ませた。腰を激しく打ち上げ、膣壁が蠕動する。ぐちゅっ、ぐちゅっ……と水音が絶え間なく響き、ベッドが軋む。
「先生……私……先生のでしか、こんなに興奮しなくなっちゃった……どうしよう……ああっ……もっと……もっと搾り取って……私の子宮に、精液を注いで……」
彼女の言葉が、私の中にあった最後の罪悪感を、快楽の燃料に変えていった。私は彼女の腰を押さえつけ、深く、速く突き立てる。彼女は喘ぎ、叫び、時折「翔太……翔太のため……」と意味不明な言葉を吐いた。そのたびに、背徳感が鋭い快感に変わり、私はさらに彼女を突き崩そうとした。
気がつくと、密会は週に二度、三度となっていた。
場所も変えた。時には昼間のビジネスホテル、時には彼女の自宅の寝室。彼女の夫は単身赴任中で、翔太は塾か部活で遅い。彼女は「いつでもいらっしゃい」と言い、私はその誘惑に負けた。
彼女の性的な欲求は、本当に多様で貪欲だった。
ある日は、私が小便をしたいと言うと、彼女はバスタブに仰向けに寝転がり、口を大きく開けた。
「ここに……出して……全部飲み干すから」
ためらう私に、彼女は自ら陰部を弄りながら、「お願い……先生のおしっこで、私を汚して……」と喘いだ。私はその願いを叶え、彼女の喉の奥に放尿した。ゴクゴクと飲み干す音。溢れた分が頬を伝い、乳房を濡らす。彼女は全て飲み終えると、恍惚とした表情で唇を舐めた。
「先生の味……熱くて……すごく興奮する……」
塾では、彼女は相変わらずの上品な保護者だった。
保護者会で偶然目が合うと、彼女はこっそりとウインクをした。その一瞬だけ、清楚な顔から淫らな女の顔がのぞく。そのギャップが、たまらなく私を興奮させた。
一方で、翔太の成績は思うように上がらなかった。次の模試でも、合格可能性は四十パーセントをようやく超えた程度だ。私は焦った。このままでは、合格できない。そして、合格できなければ、この関係は終わるかもしれない。
その喪失感が、次第に大きくなっていった。
「最近、なんか雰囲気が変わったよね? 疲れてる?」
同僚の美咲が、休憩時間に心配そうに尋ねてきた。彼女の澄んだ瞳に、私は自分の堕ちた内面が映し出されているようで、目をそらした。
「いや……ちょっと睡眠不足なだけだよ」
「そう? でも、足立先生、前よりずっと……なんていうか、鋭いっていうか、怖いっていうか」
彼女は首をかしげた。その無邪気な心配が、私には痛かった。
その夜、優子さんの自宅で、私はその不安を口にした。
「翔太君の次の模試、もしまたダメだったら……」
私が俯きながら呟くと、優子さんはベッドの上で体をよじらせ、私の上にまたがった。彼女の乳房が、私の顔の上に揺れる。
「心配しすぎですよ、先生」
彼女は腰をくねらせ、まだ萎えきっていない私の陰茎を、自分の膣にゆっくりと飲み込んでいった。
「たとえ……今回ダメでも……落ちたって、また来年があるじゃないですか」
んっ……と、深く挿入されながら、彼女は私の耳元に唇を寄せた。
「だから……合格発表の日までは……ずっと、こうして私に尽くしてくれていいんですよ。先生」
その言葉に、私は救われたような、さらに深い闇に引きずり込まれたような気分になった。腰を上げ、彼女を激しく突き上げる。彼女は嬉しそうに喘ぎ、首筋に吻を刻みつけた。
全ては合格という結果に縛られた取引だった。しかし、縛られているのは理性だけだと気づき始めていた。私の肉体は、もう彼女のものになっていた。彼女の口、彼女の膣、彼女の全ての穴が、私から快楽と精液を搾り取るための器であり、同時に私を繋ぎ止める鎖でもあった。
ベッドの上で汗にまみれながら、私は考えた。
――これで、もう元には戻れない。
その思いは、恐怖よりも、むしろどこか諦めに似た安堵を伴っていた。
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