第2章: ホテルで解かれる倫理(続き 2/2)
喉の奥まで肉棒を押し込むその動きは、初めてとは思えないほどの熟練ぶりだった。鼻が陰毛に埋まり、彼女の長い黒髪が僕の大腿に散らばる。唾液が糸を引き、光沢を帯びた肉棒が彼女の口の出入りを繰り返す。
彼女の片手が、僕の睾丸を優しく包み、揉み上げた。
もう一方の手は、自分の腿の間へと滑り込んでいった。
優子は目を閉じ、完全に快楽に浸っているようだった。時折、喉の奥で「んぐっ」という音を立て、涙腺が緩んだのか瞼の端が湿っていた。
「足立先生……もっと……んっ……出してください……」
彼女は口を離し、糸を引く唾液を切らないまま言った。
その顔はもう、清楚な主婦のものではなかった。頬は火照り、唇は艶めかしく腫れ、目は欲望に潤んでいた。
優子はそのまま立ち上がり、ワンピースの裾をゆっくりと捲り上げていった。
透けるようなベージュのストッキングが、ふくよかで均整の取れた腿を包んでいる。彼女は躊躇うことなく、ストッキングの上からパンティーをずらした。
まず現れたのは、濃い色の陰毛だ。しっかりと生え揃い、少し湿っているように光っていた。
そして彼女の指が、陰唇をこじ開けた。
「見てください……」
優子の声は震えていたが、それは羞恥からではなく、興奮による震えだった。
ビラビラに熟れて、赤黒く光る肉襞が露わになった。中心からは、とろりと透明な愛液が滲み出て、ストッキングの上に染みを作り始めていた。その色は確かに、長く使われ、快楽に慣れた女のものだった。陰唇の内側はより濃い赤紫色をしており、ぱっくりと口を開けているようだった。
「ここに……先生のものを……ちょうだい」
彼女は吐息混じりに誘いかけた。
片手でさらに陰唇を広げながら、もう一方の手で僕の肉棒を握り、自分の股間へと導いた。
先端が湿った入口に触れた。
熱い。信じられないほどの熱さだった。
「ん……ああ……入って……翔太のためだから……」
優子はそう囁きながら、腰をゆっくりと沈めていった。
ぐちゅっ。
鈍い音と共に、肉棒は彼女の体内深くまで呑み込まれた。
締まる。熱い。濡れている。内壁が蠕動するように僕の形に合わせて縮み、あらゆる方向から圧迫してくる。優子は深く息を吸い込み、目を見開いた。
「あ……ああ……久しぶり……こんなに若い方が……」
彼女の腰が動き始めた。
最初はゆっくりとした動きだったが、すぐにリズムを速め、激しく上下するようになった。そのたびに、彼女の股間からくちゅくちゅという水音が響き、愛液が彼女の腿を伝い、ストッキングをぬらしていく。
優子は僕の肩に手をかけ、爪を立てた。
その痛みが、快感に拍車をかけた。
「先生……もっと……んっ……奥まで……私の子宮に届くまで……」
彼女の声は泣き声に近くなり、腰の動きはますます激しくなった。
ワンピースの胸元からは、揺れる乳房の形がくっきりと浮かび上がり、彼女の汗の匂いと香水の香りが混ざり合い、淫らな空気を満たしていく。
僕はもう、講師としての理性を保てなかった。
腰を突き上げ、彼女の深く熱い奥底を衝く。そのたびに優子は嬌声を上げ、首を仰け反らせ、黒髪が乱れて背中に貼りついた。
「あっ……ああっ……だめ……イク……イクっ……」
彼女の膣が痙攣し始めた。
激しい収縮が肉棒を締め付け、まるで吸い込まれるような感覚に襲われた。優子の全身が震え、爪が僕の肩に深く食い込んだ。
その瞬間、僕も限界を感じた。
腰の奥から熱が込み上げ、精液が噴き出そうとしている。
「中に……んっ……中に出して……全部……」
優子が耳元で甘く囁いた。
その言葉が最後の引き金となり、僕は深く突き刺し、熱い液体を彼女の子宮の奥へと注ぎ込んだ。
優子は「んぐっ」という声を上げ、全身を硬直させた。
彼女の膣が、精液を受け止めるように激しく脈打ち、さらに締め付けてきた。
長い時間、二人はそのまま動けなかった。
ただ互いの荒い呼吸と、体中を駆け巡る快感の余韻だけが、ホテルの一室に満ちていた。
やがて優子がゆっくりと腰を上げ、肉棒が彼女の体内からぬるりと抜け出た。
白濁した液体が、彼女の赤黒い陰唇の間から糸を引いて溢れ出た。
彼女はその様子をじっと見下ろし、そして再び膝をついた。
顔を僕の股間に近づけ、まだ滴り落ちる精液を舌で舐め取っていく。
「ん……ちゅっ……先生の……味……」
彼女は夢見るように呟き、一滴残さず啜り上げた。
そして顔を上げた時、彼女の目にはまたもや、清楚な主婦の顔が戻っていた。ただ、口の端に白い痕が微かに残っているだけだった。
「翔太のこと……よろしくお願いしますね、足立先生」
優子はそう言い、優雅に立ち上がると、ワンピースの裾を整えた。
まるで何もなかったかのように。
けれど彼女の腿を伝う愛液と精液の混ざった痕が、すべてが現実であったことを物語っていた。
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