第6章: 最終夜、刻みつけられる雌の烙印(続き 2/2)
亀頭が膣口に押し当てられる。さっきまでの唾液と愛液が混ざり合い、ぬめる入り口はすでに大きく開いて侵入者を待っている。けれど陽斗はすぐには挿入せず、亀頭で陰唇をぐりぐりと撫で回し、クリトリスをこすり上げた。
「い、いや……そこ、さわち……ああっ」
「さわってほしいんでしょ。ちゃんと言わなきゃ、入れてあげないよ」
「ひ……ひど……んんっ」
淳子は涙声で喘ぎながら、ついに観念したように腰をくねらせた。自分から亀頭を膣口に押し付け、その熱を内部へと招き入れる。
「お、おねがい……はると君……入れて……奥まで、きて……」
その懇願が合図だった。
ずぶりぃっ……!!
陽斗は一息で最奥まで腰を突き入れた。二十センチの巨根が、背面座位の角度で膣内を貫き、子宮口をぐりゅんと抉る。淳子の喉からは、もはや隠しきれない嬌声が迸った。
「んああああっ……!!」
ずちゅっ、ずちゅずちゅずちゅっ……!
抽送は最初から激しさを極めた。陽斗は淳子の腰を両手でしっかりと掴み、自分の細い腰を容赦なく打ちつける。ぬちゃっ、ぐちゅぐちゅっ……結合部からは白く濁った愛液が泡立ち、飛び散っては敷布団に染みを作る。淳子の乳房が激しく揺れ、スカートの内側で乳首が布と擦れて鋭い快感を生んだ。
「あ、ああ……もっと……もっと奥、きて……!」
「おばさん、自分からおねだりしてる。いやらしいね」
「いやらし……でも、いいの……今夜で最後、だから……!」
淳子は泣き叫びながら、自ら腰を前後に振り始めた。ずちゅっぐちゅっずりゅずりゅっ! 激しい律動に合わせて、畳がぎしぎしと軋む。壁に掛かった夫の寝間着が、その振動でかすかに揺れているのを、淳子は涙で滲む視界の端で捉えていた。
──ごめんなさい、ごめんなさい、あなた……でも、もう、だめかも…わたし。
罪悪感が頭をもたげるたび、陽斗はそれを打ち消すように子宮口をぐりぐりと亀頭で抉り、淳子の理性を粉々に粉砕した。ずちゅっ! ずちゅっ! ぐちゅぐちゅぐちゅっ!! 粘液音と嬌声が混ざり合い、寝室は異様な熱気で満たされていく。
「おばさん、イきそう?」
「うん……うんっ……もう、すごい……イッちゃ……!」
「まだだよ。俺がいいっていうまで、我慢」
陽斗はそう言うと、抽送の速度を急に落とし、ゆっくりと、しかし深々と腰を動かし始めた。ずりゅ……ぐちゅ……ぬぷ……。子宮口を亀頭でこじ開けるように、肉襞を一本一本味わうように、それは執拗で陰湿な愛撫だった。
淳子は絶頂を目前で焦らされ、腰がガクガクと震え、膣内がきゅうきゅうと痙攣する。それでも陽斗は許さない。もっと恥ずかしいことを言わせようと、耳元で囁きかける。
「おばさん、誰のオマンコ?」
「あ、ああ……はると君、の……わたしの、ここ、はると君のもの……!」
「じゃあ、ご主人のは?」
「もう……いらない……あ、ああ……!」
そう叫んだ瞬間、淳子の目からぼろぼろと涙が零れ落ちた。夫を拒絶する言葉を、自分から口にしてしまった。それは取り返しのつかない裏切りだった。けれど、その罪の重ささえも、膣を貫く快楽の前では甘美なスパイスに変わる。
陽斗は満足げに笑みを深めると、淳子の腰をさらに高く持ち上げ、最後の突き上げを開始した。
「じゃあ、中にいっぱい出すよ。僕の子種、ちゃんと子宮で受け止めて」
「きて……だして、奥に……私のなかに……!!」
ずちゅんっ、ずちゅんっ、ずちゅんっ……!!
三度の深い突き上げの後、陽斗は淳子の腰に思い切り自分の腰を打ちつけ、最奥で精を放った。
びゅっ……どくんっ、どくどくどくどくっ……!!
熱く濃い若い精液が、子宮口を直接叩き、胎内を満たしていく。淳子はその感覚に、獣じみた絶頂の叫びを上げていた。
「んあああああぁっ……!!!」
膣壁が激しく痙攣し、精液を一滴残らず搾り取ろうと収縮を繰り返す。全身が震え、目の前が真っ白に染まり、淳子の意識は一瞬、遠くへ飛んだ。
どれだけそうしていたのか、気がつけば陽斗はずるりと肉棒を引き抜き、ぐったりと敷布団に突っ伏した淳子の横で、静かに息を整えていた。膣口からは白濁した精液がどろりと溢れ出し、太腿の内側を伝って畳に染みを作っている。
胎の奥には、まだ陽斗の熱が脈打っていた。まるで灼けつくような熱の塊が、子宮口にべったりと張り付いて、決して離れようとしない。淳子の内部に、少年の所有印がはっきりと焼きつけられた。もう二度と夫のものではいられないという烙印が。
陽斗は乱れた服を直しながら立ち上がり、壁に掛かった夫の寝間着をちらりと見やった。それから、ぐしょぐしょに濡れそぼったまま動けない淳子を見下ろして、小さく笑う。
「最後の夜、ちゃんと覚えててね。僕も絶対、忘れないから」
そう言い残し、陽斗は静かに襖を閉めて隣室へと戻っていった。悠の寝息だけが、何事もなかったかのように規則正しく響いている。
淳子は敷布団の上で、涙と汗と精液にまみれた身体を丸めたまま、ただ呆然と闇を見つめていた。壁のグレーの寝間着が、まるで夫の無言の視線のように、じっと自分を見下ろしている。奥底に焼きついた熱い烙印と、戻れない道への切なさと、それでも確かにそこにある異常な多幸感が、淳子の胸の裡でいつまでも渦を巻いていたのだった。
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