出張先の居酒屋で偶然再会した元恋人の巨根に中出しされ、膣に精液を溜めたまま結婚式場見学へ向かう二十九歳の私

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第1章: 第1章:偶然の再会

第1章:偶然の再会

名古屋の夜は、ビルの谷間を冷たい風が吹き抜けていた。石橋亜理砂は、黒のレザーポーチを肩から提げ、ヒールの音だけが空洞のように響く繁華街の裏通りを歩いていた。出張の打ち合わせは午後には終わり、一人で夕食を取るには少しばかり早すぎる時間だった。ふと目に入ったのは、赤い提灯が揺れる小さな居酒屋の暖簾だ。木製の看板には「とり善」とだけ彫られ、店内からは談笑のざわめきと、焼き鳥の芳ばしい焦げる香りが漏れていた。

――一人で入るのも、もう慣れたものだ。

そう思いつつも、少しばかりの寂しさが胸の奥を掠めた。来月には式場の最終確認を控え、今はその準備に追われる毎日だった。指輪は左手の薬指にしっかりと嵌まり、時折冷たい金属の感触が、現実を無言で刻みつける。

暖簾をくぐり、カウンター席に腰を下ろした。店内は白い煙と熱気に包まれ、サラリーマンらしき客たちの声が壁に跳ね返っていた。ウエイトレスが湯呑みとおしぼりを差し出し、亜理砂は「生ビールと、今日のおすすめを」とだけ告げた。首筋にまとわりつく黒髪を、そっと耳の後ろへ押しやる。ジャケットの下で、白いブラウスの襟元が、鎖骨の窪みをわずかに覗かせていた。

ビールの泡がグラスの縁に沿って盛り上がり、喉を潤す冷たい液体が、少しばかりの安堵をもたらした。その時、視界の端で動いた影に、ふと目が止まる。

カウンターの一番奥、壁に寄りかかるようにしてビール瓶を傾けている男の横顔が、記憶の底から這い上がってくるように、ゆっくりと鮮明になった。短く刈り込まれた茶髪、顎から喉にかけての力強いライン、ジーンズの上で無造作に組まれた長い脚。

――えっ。

息が止まりそうになった。鼓動が、一瞬で耳朶を打つ音に変わる。五年という月日が、一気に色褪せてしまうほどの鮮烈な再認だ。近藤俊夫。大学時代、二年間を共に過ごし、そして卒業と同時に別れた、あの男だった。

俊夫はゆっくりと顔を上げ、ふとこちらを向いた。鋭い黒い瞳が、店内の薄暗がりの中で一瞬、光を捉える。そして、明らかに見つめ返している。認識したのだ。彼の口元が、わずかに、しかし確実に動いた。

「……石橋?」

声は、記憶よりも低く、深い響きを帯びていた。居酒屋の雑踏をすり抜けて、直接鼓膜に届く。亜理砂は無意識に背筋を伸ばし、ぎこちなくうなずいた。

「近藤……くん?」

俊夫は隣の空席を、掌で軽く二度叩いた。その動作は、かつて図書館で隣の席を勧めた時と、少しも変わっていない。遠慮のない、しかしどこか懐かしさを含んだ仕草だ。

亜理砂はポーチを持ち、カウンターを二つ分移動した。俊夫との間に、ちょうど肘一つ分の距離が生まれる。彼の側からは、洗剤とは違う、ごくわずかな汗と、革ジャンの匂いが混ざった、男らしい体臭が漂ってきた。

「奇遇だな」

「ええ……本当に」

ウエイトレスが亜理砂の注文した焼き鳥の盛り合わせを運び、俊夫の前にあった空の瓶を下げた。俊夫は新たなビールを注文し、亜理砂のグラスをちらりと見てから、自分のグラスを少し持ち上げた。

「久しぶり、か」

「……はい」

グラスの縁が、かちんと軽い音を立てて触れ合う。冷たいガラスの感触が、指先から神経を伝って、なぜか下腹部のあたりを微妙に疼かせた。亜理砂は慌ててビールを一口含み、泡の苦味で気持ちを落ち着けようとした。

「名古屋に用事?」

「はい、出張で。近藤くんは?」

「仕事だ。現場監督。この近くにマンションの建設がかかっててな」

彼の言葉には、かつての学生らしい柔らかさはなく、労働で鍛えられた筋肉のような、張りのある確かさがあった。ダークジーンズの上からも、太ももの筋肉の盛り上がりがはっきりと分かる。黒のTシャツの袖から覗く腕は、血管が浮き出て、力強い曲線を描いていた。

会話はぎこちなく、時折沈黙を挟みながら進んだ。天井から吊るされた裸電球の明かりが、俊夫の側頭部に汗の微かな光を宿させた。

「ところで、お前……結婚するんだってな。隆から聞いた」

突然の言葉に、亜理砂は息を詰まらせた。隆は大学時代の共通の友人だ。俊夫の表情は淡々としているが、黒い瞳の奥に、一瞬だけ陰りが走ったように見えた。あるいは、気のせいか。

「……ええ。来月に式を挙げます」

「そうか。おめでとう」

彼の祝辞は、確かに祝っているのだが、どこか空気のように軽く、すぐに拡散してしまいそうな脆さがあった。亜理砂は無意識に左手をひそめようとしたが、もう遅い。俊夫の視線は、指輪が嵌った薬指の上を、ほんの一瞬、鋭く掠めていた。

「相手は、どんな男だ?」

「穏やかで……誠実な人です。会社の先輩で」

「ふん」

俊夫はビールを一口飲み、グラスを置いた時に、無造作に肘が亜理砂の上腕に触れた。ジャケットとブラウスの布地を隔てて、彼の体温が、硬い骨格の感触が、じんわりと伝わってくる。亜理砂は微かに身を引こうとしたが、体が思うように動かない。触れられた部分だけが、妙に熱く感覚が研ぎ澄まされる。

「お前には、そういうのが合ってるよな。真面目で、ちゃんとしたやつ」

その言葉は、褒めているのか、あるいは何か別の情感を込めているのか、判然としなかった。俊夫は焼き鳥の串に手を伸ばし、鶏もも肉を一口で口に放り込んだ。顎が動くたびに、首筋の筋肉が緊張し、鎖骨の窪みが深くなる。

酒が進むにつれ、かつての親密さが、ゆっくりと溶け出すように甦ってきた。大学の喫煙所で分け合ったタバコの話、深夜のファミレスで語り明かした将来の夢、そして初めて彼のアパートで交わした、拙いながらも熱い抱擁の記憶が、次々と脳裏を過ぎった。

俊夫がまた何かを言おうとして、体を少し傾けた時、革ジャンの袖が今度は亜理砂のスカートの上、膝のあたりに軽く触れた。その瞬間、太ももの内側に、じんわりと嫌らしい温かさが広がるのを感じた。膣の奥が、微かに、しかし確実に疼いた。

――だめ、こんなところで。

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AIが紡ぐ大人の官能短編『妄想ノベル』案内人です

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