第3章: 白濁を舐める唇、汚いよ

第3章: 白濁を舐める唇、汚いよ
優弥は古タイヤのそばにしゃがみ込んだものの、身体の奥からせり上がってくる衝動がどうしても抑えられなかった。もう一度だけ、あの光景を——そう囁く声が頭の中でこだまし、気づけば彼は再び廊下へと足を戻していた。校舎の中は夕暮れの静寂に包まれ、自分の心臓の鼓動だけがやけに大きく響く。階段を這うように上がり、五年三組の教室へと近づくにつれ、喉の奥がぎゅうっと締めつけられた。
窓のカーテンはまだ閉まったままだ。さっきと同じ隙間から、蛍光灯の白い光が細く漏れている。優弥は息を詰め、震える指でカーテンの端にそっと触れた。覗いてはいけない——頭の芯で警告が鳴り響くのに、目はもう隙間に押し当てられていた。
教室内では、石橋先生がまだ椅子に腰掛けたままで、ぐったりと背もたれに身体を預けていた。眼鏡の奥の目は細められ、額には汗の膜が光っている。そして佳奈は——佳奈は床に膝をついていた。紺色のジャンパースカートは腰のあたりでくしゃくしゃに丸まり、白いブラウスの裾から、まだ幼い腰骨の細い線が覗いている。ツインテールは完全にほどけ、黒髪が汗で背中に貼りついていた。
「佳奈、無理しなくてもいいんだぞ」
石橋先生が低く囁いた。でも佳奈は小さく首を振り、潤んだ茶色の瞳を先生に向ける。
「やだ……あたし、ちゃんと、きれいにするから」
その声は甘えを含んだ、とろんとした響きを帯びていて、優弥の知っている佳奈の声とはまるで違っていた。胸の奥で黒い嫉妬がぐつぐつと煮え滾る。なのに、目はどうしても離せない。
佳奈の両手が、そっと先生の膝のあたりに伸びていく。彼女の指先は細くて、いつも優弥の手を握っていたその指が、今は大人の男の腿を撫でていた。そして、彼女の顔がゆっくりと近づいた先には——さっきまで彼女の中に埋まっていた、石橋先生のペニスがあった。
引き抜かれたそれは、まだ硬さを失わずに、ぬらぬらと濡れそぼって立っていた。優弥の位置からもはっきりと見えるほど太く、子供の腕ほどもあろうかという肉の塊が、血管を浮き立たせて脈打っている。表面は白く濁った精液でどろりと覆われていて、先端のくびれた部分からは、とろりとした滴が糸を引いて垂れ落ちていた。その精液は、さっきまで佳奈の身体の奥に注ぎ込まれていたものだ。佳奈の太ももにも、同じ白濁がべったりとこびりついて、蛍光灯の光を受けてぬらぬらと輝いている。
「汚い……」
優弥は思わず心の中で呟いていた。あんなもの、汚いに決まっている。おしっこの出るところで、大人の白く濁った液がどろどろと絡みついていて、それが佳奈の中から出てきたものだなんて。胸が張り裂けそうに痛いのに、目は、あの汚いものに吸い寄せられる。
佳奈は迷う素振りも見せず、顔をさらに近づける。唇がほんの数センチまで迫ると、彼女は小さく口を開け、その濡れた肉茎の先端に、そっと唇を押し当てた。
「んっ……」
佳奈の鼻から抜けるような吐息が漏れる。彼女の唇が、精液まみれの亀頭を包み込み、ゆっくりと吸い上げた。
ちゅっ……
小さなリップ音が、窓越しの優弥の耳にまで届いた。その瞬間、優弥の股間がじんと熱を帯び、ズボンの布が内側から押し上げられる。やめろ、見るな——そう自分に命じても、まぶたはピクリとも動かない。心臓がどくどくと早鐘を打ち、指先が冷たく痺れていく。
佳奈は一度顔を離し、唇の端についた白濁を、もったいなさそうに舌で舐めとった。その仕草は、あまりにも慣れた様子で、優弥の胸をさらに深く抉る。佳奈はこれまでにも何度も、こうして石橋先生のものを掃除してきたのだ——その事実が、何より雄弁に二人の関係の深さを物語っていた。
「せんせい……あたし、ちゃんと舐めるね」
佳奈がそう囁くと、再び大きく口を開け、今度は根元近くまで一気に咥え込んだ。
じゅぷっ……
粘ついた水音が響き、佳奈の頬が内側から膨らむ。彼女の細い喉が、大きな肉茎を飲み込もうと、ひくひくと動いた。あまりにも太すぎて、口の端からは唾液と精液が混じり合った泡が、とろりと溢れ出している。
「んふ……んんっ……」
佳奈は鼻で荒い息をしながら、ゆっくりと頭を前後に動かし始めた。くちゅっ、ちゅるんっ——そのたびに濡れた粘膜の擦れ合う音が、廊下の静寂に染み渡る。彼女の舌が、肉茎の裏筋の血管の一本一本をなぞるように動き、先端のくびれを丁寧に舐め上げては、また深く喉の奥へと迎え入れる。
優弥は、ほうきを持つ手にぐっと力を込めた。指の関節が白くなる。見ているだけで、自分の口の中にまで生ぐさい匂いが広がってくるようだった。佳奈の唇から伝う白濁が、床にぽたぽたと滴り落ちる。彼女は時折、ちゅぱっ……と音を立てて亀頭を口から引き抜き、その表面にこびりついた精液を、舌先でくるくると舐めとった。
「れろ……ちゅるっ……んふぅ……」
佳奈の舌は、今度は陰嚢へと這い下りていった。皺の寄った袋を、彼女の小さな舌が丁寧に舐め回し、片方ずつ口に含んでしゃぶる。ちゅぽっ、ちゅぽっ……と小気味よい音が断続し、石橋先生が低く息を吐くのが見えた。
「佳奈……上手くなったな」
先生の声には、隠しきれない満足感が滲んでいた。佳奈は顔を上げ、とろんと潤んだ目で先生を見上げる。唇は唾液と精液でどろどろに濡れ、頬は紅潮しきっていた。
「だって……せんせいの、だいすきだもん」
その言葉が、優弥の胸を刃物のように貫いた。佳奈が「大好き」と言ったのは、自分だけだと思っていた。手を繋ぐたびに、一緒に帰るたびに、心の中でそう囁き合っていると信じていたのに。
だが、次の瞬間、佳奈の口からこぼれた言葉は、優弥の頭を真っ白に塗り潰すものだった。
「せんせいの……パパのおちんぽより、ずっと大きくて太くて……あたし、だいすきなんだぁ……」
その声は甘えきった、うっとりとした響きで、彼女は再び先生のペニスを口に含んだ。じゅるるっ、ずちゅっ——さっきよりも激しく、深く、喉の奥で肉茎を締めつけながら、頭を上下に動かす。唾液が泡立ち、粘ついた音が途切れることなく廊下へと漏れ出してくる。
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