手を繋いで帰るだけで満たされていた僕の前で佳奈は先生の精液まみれの肉茎を嬉しそうに舐めていた

第2章: カーテンの隙間、崩れる世界(続き 2/2)

優弥は、そのすべてを食い入るように見つめていた。頭では「やめろ」と叫んでいる。でも、身体は動かせず、股間の熱はますます高まっていくばかりだった。手に持ったほうきがかたかたと震え、廊下の床にこすれて小さな音を立てる。

教室内では、石橋先生が荒い息を整えながら、佳奈の背中を優しく叩いていた。佳奈はまだ余韻に浸るように、ぐったりと先生の胸にもたれかかっている。二人の身体の間からは、白く濁った精液がとろりと溢れ出し、椅子の上にぽたぽたと滴っていた。その匂いまでは、さすがに届かない。でも、優弥の鼻腔には、妙に生ぐさい、大人の匂いがこびりついた気がした。

やがて石橋先生が、壁の時計を見やる。

「佳奈……そろそろ閉門の時間だ。片付けるぞ」

その言葉に、佳奈はゆっくりと顔を上げた。涙と汗でぐしゃぐしゃになった顔に、ふわりと満足げな笑みを浮かべる。いつもの明るい笑顔とは違う、ねっとりとした、秘密を共有するような笑みだった。

「うん……わかった」

優弥は慌てて窓から身を離した。心臓がばくばくと鳴り、こめかみがずきずき痛む。頭の中には、さっきの光景がこびりついて離れない。佳奈の濡れた肌、先生の太い肉茎、ぐちゅぐちゅという音、そして「中に出して」という言葉——すべてがぐちゃぐちゃに混ざり合い、彼の胸を抉る。足が震えて、うまく歩けない。それでも、ここにいてはいけないという思いだけで、優弥はほうきを抱えたまま、廊下を駆け出した。

階段を転がるように下り、校庭へと飛び出す。夕暮れの空気はひんやりと冷たく、それなのに、彼の股間はまだ熱を持ったままだった。自分の身体が、自分のものではないみたいだ。こんなに悲しくて、悔しくて、胸が張り裂けそうなのに、なぜペニスは硬くなっているのか。優弥は唇を噛み締め、校庭の隅に置かれた古タイヤのそばにしゃがみ込んだ。

もう、佳奈の笑顔を思い出すだけで、目の奥が熱くなる。指先が震え、ほうきが地面に落ちて、からんと虚しい音を立てた。これからどうやって佳奈の顔を見ればいいのか、どうやって手を繋げばいいのか——その答えは、どこにも見つからなかった。夕陽が彼の背中を赤く染め、長い影を校庭に落としている。その影はいつもよりずっと小さく、心細げに揺れていた。

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