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貞淑な妻を一年かけて口説き落とし、他人棒で貫かれ中出しされる姿を間近で見届けた夫の告白

人妻/主婦 / 寝取られ(NTR) 全5章 約53分で読了(26,345字) 短編 2026年9月16日

あらすじ

最愛の妻を、他の男に抱かせたい。普通サイズの自分への劣等感から膨らんだ、やるせなく淫猥な願望。夫は一年をかけて貞淑な妻を説き伏せ、乱交パーティへの同行を承諾させる。剃毛され逞しく咲いた秘部が、他人の指で開かれ、他人の熱で貫かれる。見守る夫の胸に渦巻くのは嫉妬か、それとも歓喜か。背徳の一夜が、夫婦の絆を逆説的に浮かび上がらせる。

第1章 普通サイズの俺が、貞淑な妻を他の男に抱かせたいと打ち明けた日

第1章のシーン

第1章: 普通サイズの俺が、貞淑な妻を他の男に抱かせたいと打ち明けた日

あれは四月の初め、夜風がまだ冷たく、けれど昼に積もった陽気の残りが窓硝子の向こうに薄く膜を張っていた頃のことだった。

俺はその夜、寝室の隅でタブレットを膝の上に置いたまま、画面の中の文字列を何度も読み返していた。

某サイトの体験告白だった。見知らぬ男が綴った、最愛の妻を初めて他人に抱かせた夜の一部始終。写真があるわけでもない。ただの長文の告白。なのに俺の胸は波打ち際の砂のように、ひたひたと何かが押し寄せては引いていく感覚を繰り返していた。乾いた指先で画面をなぞるたび、液晶の冷たさだけが妙に現実だった。

告白の主は、妻の膣から他人の精液が逆流してくる瞬間を「あの色は、うちの夫婦のどんな夜よりも深い白だった」と書いていた。下品で、傲慢で、薄気味悪い文章。だが、俺はそこから目を離せなかった。胸の奥、臍の下、もっと深い場所で、ずっと蓋をしていた何かが音を立てて軋んだのはそのときだ。

俺の性器は、勃起しても十五センチと少し、太さは四センチほどしかない。若い頃からコンプレックスというほど大げさな劣等感ではなかったが、誇る材料でもなかった。性交の際、茉莉が時折見せる物足りなさそうな吐息、あれは俺の思い過ごしではない。そう確信していた。

誰に教わったわけでもないが、女性の体の一番深い場所、子宮の入り口のさらに奥、男根でしか届かない窪みがあるらしい。俺のもので届くのは、ようやくそこを掠める程度。かつて自分でも試したが、指先では皮を伸ばされるような感覚しか返ってこなかった。

もし、俺よりも長い男のものを茉莉があてがわれたら、あの場所まで余裕で届くのかもしれない。閉じた花の芯をほじくり返すみたいに。そう考えた瞬間、背中に冷水を流し込まれたような震えと、二度と後戻りできない道の入り口を見てしまった気配が同時に襲ってきた。

茉莉は、汚れを知らない女だった。

付き合っていた頃から、体の白さだけが異様に目につく女で、首筋から胸元へかけての皮膚は乳白色を通り越して、うっすら青い血管の透ける陶磁器のようだった。清純、と一言で片付けるには柔らかすぎる肉付きをしていて、胸は掌に収まる程度にふっくらと重く、腰から腿へかけての線には過剰な凹凸がない。顔は派手ではないが、艶のある黒髪が肩甲骨のあたりで揺れるたび、見る者の目を釘付けにするような静かな引力があった。結婚してもう十年以上経つのに、その肌の白さは一度も濁ったことがない。日焼けすらしない。

俺はそんな茉莉を、他の男の眼の前に裸で立たせてやりたかった。夫の私だけが知っているあの肌を、知らない男の掌で確かめさせてやりたかった。

頭の芯が茹だったように熱いのに、口の中だけが乾いていく。

タブレットの画面を閉じた俺は、隣で眠る茉莉の横顔を見た。

眠っているときの茉莉の口元は少しだけ開いていて、薄い唇のあわいから吐息がこぼれている。頬には白い枕の跡がうっすら赤く残っていた。こんなに近くにいるのに、俺の頭の中の茉莉はもう、見知らぬ男に組み敷かれて喘いでいた。

その欲望は、まるで水に落とした絵の具のように、一日一日、俺の思考の隅へ静かに滲んでいった。

朝、茉莉が作った味噌汁を啜る横顔を見ても、洗濯物を干すために腕を上げた拍子にチラリと白い腰が覗くのを見ても、俺はもう、その先を想像し始めていた。

他の男が、あの白い腰を掴む。あの薄い唇に吸血虫のように吸い付く。あの引き締まった腿を左右へ割り開き、男根をねじ込む。恥ずかしい声を出さないように必死で堪えていた茉莉が、最後には男の腰に足を巻き付けて、中に、奥に、と強請る声を上げる。

茉莉のあのピンク色の秘部を、他人が暴く。

普段は陰毛に覆われた下でひっそりと閉じている、薄い肉襞。毛を掻き分けるようにして開けば、桜貝を煮詰めたような色の小陰唇が襞の奥で身を竦めている。俺の指先で何年も愛撫してきたはずの、あの淡いピンク。触れると薄く開いて、蜜でぬらぬらと光り出す、妻の一番やわらかい場所。そこに、俺のものではない熱い塊が擦り付けられる。男の口が、指が、舌が、あの繊細な襞の一本残らずを蹂躙していく。

想像だけで、俺の下腹部には痛いほどの血が溜まる。

職場の便器に座りながら、俺は己の陰茎を握っていた。硬い。確かに硬い。けれど、この十五センチでは、きっと茉莉の中のいちばん深い、いやらしい襞の奥の窄まりには届かない。中指と親指で擦り合わせ、白濁を便器の中へ落としながら、俺は他人の大きな男根に貫かれる茉莉の姿を思い浮かべて、子供みたいに息を詰めて射精した。

便器に吸い込まれていく精液の糸が、異常に白く見えた。

私が最初に実行に移したのは、四月の終わりがけの土曜の夜だった。

茉莉は風呂上りで、濡れた黒髪を一つに束ねている。部屋着の白いキャミソールは薄く、乳首の位置が皮膚と服の張り付き具合でおぼろげに分かるほどだった。かなり久しぶりの夫婦生活だった。俺のほうがそう持ち込んだ。だが、触れ合いを始めた時点から、俺の頭の中にはあの告白文の一節が渦を巻いていた。

俺の子供みたいな前戯に付き合いながら、茉莉はいつものように恥ずかしがる。胸を揉まれ、腿の内側に指を這わされ、陰毛の淡い茂みの下をくちゅくちゅと撫でられるたび、茉莉は枕に頭を押し付けて唇を食んだ。五十近くなっても、その反応は初夜からちっとも変わっていない。

やがて陰茎を嫩い肉のなかへ沈め、いつもの奥で先端をぐりぐりと押し付ける。中ぐらいの快感。けれど、荒い呼吸を繰り返す茉莉の奥は、吸い付くように濡れて、動くたびににちゅ、にちゅ、と下品な音を立てていた。

達する寸前、茉莉の声が一段高くなる。

細い指に、シーツがきつく巻き付く音まで聞こえた。

中へ射精したあと、ぐったりと余韻に浸る茉莉の手を握る。彼女は真っ赤な顔のまま、うっすらと笑んでいた。

頃合いだった。

「なあ、茉莉」

隣に寝転び直した俺は、茉莉の指を握ったまま、天井を見て言った。

「おまえが、他の男のものを受け入れてるところが見たいんだ」

湿った空気が、一瞬で凍った。茉莉の呼吸が、沈黙のなかでだけ妙にはっきり聞こえた。

繋いでいた手から、ふっと力が抜けていくのが分かった。

「……何考えてんの?」

低い声だった。いつもの柔らかい声音からは信じられないほど、尖った感情が喉の奥で震えていた。

「こんなこと、突然に。正気? 私がそんなことされて、あなた平気なの?」

平気なわけがない。

だが、平気じゃないからこそ、胸が鉄の棒に貫かれたみたいに熱い。

横を向くと、茉莉が眉を吊り上げ、濡れた瞳で私を睨んでいた。体を起こした拍子に、ブラウスの胸元がはだけ、白い肉の谷間が赤い刻印みたいに見えた。

「おまえを誰かに任せたい、って話じゃないんだ。そうじゃなくて、おまえの快感を、もっと深いところで見たい。おまえのことを思うほど、俺には――」

「やめて」

布団が跳ねる音がした。茉莉は背を向けて立ち上がった。白い素足が畳を離れ、扉へ向かっていく。ベッドサイドの明かりの中で、汗ばんだ肩甲骨のあわいが、ひどくなまめかしく光っていた。

「あなた、私をそういう場所へ――」

最後までは言わなかった。茉莉は振り返らず、居間のほうへ消えた。

開け放たれた襖の死角から、ペットボトルの水を流し込む音が聞こえる。その無造作さが、泣いているよりもずっと突き放していて、まぶたの裏が焼けそうだった。

寝室に入り直してきた茉莉は、さっきまでの熱を打ち消すように壁際へ身を寄せ、毛布を口元まで引き上げて寝転んだ。

私を見なかった。

見ようとしなかった。

子供のように握った毛布の端だけが、小さく、しかし強く、きつく握られていた。

俺は口を開きかけて、やめた。

言い募るほど遠くなる。それは薄々分かっていたが、体の中の熱は引いてくれなかった。

むしろ、拒絶されたいまの茉莉を見て、俺の陰茎はまた硬くなろうとしていた。

清純な妻が、眉を跳ね上げて私を睨んだ。他の男の話を、下品で野蛮な願望として突き返した。それなのに、脳内で彼女を犯す男たちの影はいよいよ濃く、場所も顔もない肉塊となって茉莉の白い腿の間に殺到する。卑猥な想像が、悲しみや罪悪感と一緒くたになって腹の底を掻き回した。

しばらくして、茉莉の寝返りだけが暗闇に落ちた。

真正面から窓のほうを向く。街灯の光をわずかに受けた素肌の肩が、つんと盛り上がり、薄い毛布から白く浮き出て見えた。触れられる距離にあるのに、白い貝殻みたいな肩は、遠い外国の風景みたいに冷たく静かだった。

私は何も言わず、茉莉の呼吸が眠りへ沈むのを待った。そうするしかなかった。

漆喰の天井を、蒼白い月明かりが撫でている。

この夜から、一年に及ぶ妻との静かな戦いが始まるとは、たぶん互いに分かっていた。

部屋にはただ、薄闇の重さと、情事のあとの体温と、体液の匂いだけがゆっくりと沈殿していた。

第2章 絶頂のたびに溶けていく妻の拒絶、一年越しに剃毛した秘部

第2章のシーン

第2章: 絶頂のたびに溶けていく妻の拒絶、一年越しに剃毛した秘部

翌朝、茉莉は私が起き出すより先に台所へ立っていた。

換気扇の唸りと、味噌汁の煮える匂い。白い湯気が流しの上の小窓から外へ逃げていく。私は寝間着のままで居間の隅に突っ立ったまま、しばらく妻の後ろ姿を眺めていた。昨夜の出来事をなかったことにするつもりなのか、茉莉の背中はまっすぐで、肩の線に余分な力が入っていない。いつもの朝だと、そう思おうとした。しかし包丁を置くときの音がわずかに硬く、それだけが彼女の内側に残った棘の存在を伝えていた。

「おはよう」

声をかけると、茉莉は振り返らなかった。

「おはよう。……ご飯、もう少しでできるから」

返事はいつもと同じ穏やかさだった。けれど、まな板に向いた横顔の輪郭はどこかよそよそしく、私の立っている場所と彼女の背中のあいだに、透明な壁が一枚挟まっているようだった。

私たちは黙って朝食を済ませた。

茉莉は茶碗を洗うあいだも、食器を拭くあいだも、手の動きだけは静かで細やかだった。だが私が口を開きかけるたび、彼女はさりげなく背中ごと向きを変えた。まだその話を持ち出すな、と皮膚全体で告げているようだった。私は何も言えなかった。言うべき言葉は全部、昨夜の布団の中で凍り付いて、喉の手前で砕けてしまったのだ。

それから二週間、茉莉は私の顔をまともに見ようとしなかった。

会話は生活に必要な最小限だけ。夜、布団に並んで横になっても、彼女は壁側を向いて丸まり、寝息をわざと整えているふうにさえ感じられた。私は暗闇の中で彼女の白い項を眺めながら、焦れた獣のように呼吸を殺していた。妻の首筋は相変わらず陶器のように白く、淡い青の血管が薄く透けている。その肌を、私は今まで何度も唇で確かめてきたのに、あの夜から急に、そこは私が無断で触れてはならない他所の土地になったみたいに遠かった。

それでも、毎晩ではなかったが、月に二度か三度、夫婦の営みは途切れなかった。

というより、茉莉は私を拒まなかった。肌を重ねれば、あの夜の話がまるで口に出したことすらないかのように、彼女はいつもの恥じらいを保ったまま、私の下で細く息を弾ませた。濡れた黒髪が枕の上で蛇みたいに絡まり、白い喉が反り、乳白色の肌が汗ばんで、触れただけで指の腹が吸いつくようだった。内部は暖かくて狭く、抽送のたびにねっとりと絡みついてくる。私は彼女の耳の後ろ、産毛の生えた窪みに鼻先を埋め、汗と石鹸の混ざった匂いを吸い込みながら腰を動かした。

だが、どんなに深く繋がっても、達したあとに茉莉が見せる一瞬の放心。あの弛緩だけが、私の本当の目的だった。

ある夜、彼女が私の上に乗ったまま、膝を突っ張らせて絶頂する寸前、白い腹がびくんびくんと痙攣し、中がきつく私を締め上げた。うわずった声が落ちた直後、肩で息をする茉莉の腕が、支えを失ったように私の胸へ崩れ落ちてくる。

私はその瞬間、彼女の耳元へ顔を寄せた。

「茉莉は俺が思ってるより、もっと深くて、もっと熱いよ。知れば知るほど、おまえの全部が欲しくなる」

彼女の呼吸が一瞬止まる。濡れたまつ毛が震えて、半開きの唇から熱い吐息がこぼれた。拒絶の言葉は出なかった。代わりに茉莉は、私の胸の上に顔を伏せた。首の後ろが汗でしっとりと光っている。私の右手は彼女の腰骨を揉み、左手は背中を上下に撫でた。指先に感覚が戻らないほど、私は痺れていた。

「……あなたは、私を変にしようとしてる」

消え入りそうな声だった。

「違う。おまえはもっと感じられる。俺の知らない場所で、とろけてしまえるんだ」

「知らない場所へなんて、行きたくない」

「行くんじゃない。俺が、そこへ連れていくんだ」

茉莉は顔を上げなかった。ただ、額を私の鎖骨に押し付けたまま、何度も浅い呼吸を繰り返した。

彼女の中に、まだ私のものが入ったままだった。柔らかくなったそれを無意識に締め付けるたび、二人とも言葉を失って、天井の木目と湿った空気だけが現実になった。

それから幾晩も、同じことを繰り返した。

体を重ね、絶頂へ導き、余韻の沼に沈んだ彼女へ短い言葉を注ぎ込む。ゆっくりと、水が岩を侵食するように、私は茉莉の奥へ自分の望みを沁み込ませていった。拒絶の声は少しずつ弱まり、鋭さを失い、やがて彼女のほうからぽつりと零れるようになった。

「あなた、そんなことしたいんだ」

六月の初め、雨の夜だった。窓ガラスを叩く細かい雨音が、部屋の中の沈黙を薄めてくれる。

茉莉は浴衣の襟を胸元で押さえ、畳の上で正座したまま私を見ていた。風呂上りの髪はまだ水分を含んで、白いうなじに数房張り付いている。張り付いた隙間から見える肌が、雨の夜の暗さの中でやわらかく浮かんでいた。

「全然知らない人に、私の裸を見せるんでしょ。……触らせるんでしょ」

声は非難というより、確かめに近かった。

「触らせる、というか、抱いてもらう、というか」

「同じこと」

茉莉は俯いた。浴衣の合わせ目が胸元でわずかに開いて、谷間の白い溝に影が落ちる。

私はその影の奥にある、普段は閉じている場所を思った。毛を分けると現れる、薄い肉襞。あの桜貝色のひだへ、私より硬い男の指が沈み込むところを想像して、喉が渇いた。

「怖いの、私だけなの? あなたは怖くないの? 私が他の人に抱かれて、あなたのところへ戻らなくなるかもしれない」

「おまえが俺から離れるなんて、ちっとも怖くない。離れるはずがないんだ」

私は茉莉の冷たい手を握った。彼女は払いのけなかった。

その手は昔から変わらず、指の節も、掌の形も、私の手にしっくりと馴染む。

「おまえの全部をもっと愛したいんだ。これ以上ってくらいまで、腹の底からおまえを見てみたい」

茉莉の指が、私の親指をきゅっと挟んだ。

雨音が強くなる。窓硝子に夜の闇がべったりと張り付いて、部屋の中の温度だけが妙に生暖かい。

「あなたがそこまでしつこく言うのだったら」

彼女は消え入るように言って、私の肩へ頭を凭れさせた。濡れた髪から白檀の香りがした。体はまだ堅く、指先は震えていた。けれど、寄りかかってきた重みだけは、私の一年近い執念にようやく手渡された敗北の証みたいに重たかった。

了承から具体的な準備までには、さらに数週間を要した。

個人募集は相手の素性を確かめにくいし、妻を単独で送り出すには私の神経が保たない。乱交サークルなら、管理している組織が参加者の健康証明を提出させているところが多い。検索して調べ上げた末、都内で長く運営している会員制のサークルに申し込みを入れた。

書類はネット上で揃え、互いの検査結果も提出した。申し込み画面を開いた茉莉の横顔を、私はじっと見ていた。クリックするまでに、彼女は二度、手を止めた。二度目に止めたとき、彼女は少しだけ私のほうを見て、濡れた瞳で笑った。

「……本当に、これでいいのね」

「いいんだ」

私が答えると、茉莉はようやくマウスを押し込んだ。画面が明滅して、完了の文字が浮かぶ。

外はもう、翌年の四月だった。

木蓮の白い花が風に揺れ、街の舗道には花びらが淡く散っていた。

前日、夕方の浴室で、私と茉莉は向き合って湯に浸かっていた。

狭い浴槽に二人で入ると、湯が溢れてタイルを洗う。茉莉は膝を抱え、湯に浸かった胸元だけを見つめていた。白い乳房は湯の中でゆらゆらと揺れ、乳輪の淡い色が水面越しに霞んでいる。肩の凝りをほぐすように、私が首筋へ手を伸ばすと、彼女は小さく吐息を漏らした。

「本当に剃るの?」

「剃るよ。明日、綺麗な場所を見せるって、約束したんだ」

彼女の秘部には、薄いながらも陰毛があった。黒いよりも、焦げ茶に近い柔らかな毛が逆三角形を描いている。そこを、私の手で清める。他の男に受け渡す前に、この身体の一番深い場所を整えておきたい。儀式に似た気分だった。

浴室の椅子に腰掛けた茉莉は、股を開くのを恥じて、何度も腿を閉じた。白い腿の内側には湯の滴が筋を作り、淡い血管が透けるほど皮膚が薄い。私は彼女の膝をゆっくり割り、毛の生え際へ泡を乗せた。へらで滑らせる。泡がこわれて、くちゅくちゅと小さな音を立てた。恐怖とも羞恥とも違う、体温だけが二人の間に流れていた。

「動かないで」

「……うん」

替え刃を当てた。皮膚をわずかに押し上げるように、毛の流れへ沿わせて滑らせる。

すっ、すっ、という刃の音が浴室に響く。石鹸の匂いと湯気。茉莉の手は洗い場の椅子の端を握り締め、白い指の節が浮いていた。脚の付け根がぴくりと揺れるたび、私の指は慎重に剃刀を運んだ。

やがて陰毛が取り除かれ、露わになった秘部。薄暗い肌の中央が、灯りを浴びててらてらと照る。淡い粉色の肉襞が、まるで蕾が開いたばかりの花のように、湯気のなかで隠れもせずに顔を出していた。縦に閉じた筋の奥、小陰唇の薄い弁がひっそりと重なっている。その先端近く、小さな突起が充血して、まだ触れてもいないのにぬらりと光っていた。

私は指先で、そっとその襞をなぞった。ゆるく開きかけた秘口が、呼吸するみたいに薄く蠢く。茉莉が恥ずかしさから腿を寄せようとして、しかし私の手のひらがそれを阻んだ。

泡と湯と、剃り立ての皮膚の匂い。浴室の湿度が肺の奥まで甘ったるく入り込んでくる。

剃刀を置いた私の指先が、小刻みに震えていた。

露わになった桜貝色の場所は、明日、私以外の誰かによって、その奥まで暴かれるのだ。そう思うと、胸の真ん中に火箸を突っ込まれたような焦りと昂りが同時に突き上げてきて、自分の陰茎が湯の中でいやにはっきりと硬直していくのが分かった。

茉莉は四肢の力を抜いて、首を後ろへ仰け反らせた。閉じたまつ毛が黒く濡れ、薄く開いた唇から白い湯気のような吐息が漏れる。湯で温まった彼女の肌からは、いつもより濃い女の匂いが立ち上っていた。清潔で、なのにどうしようもなく淫猥な、あの日から一年間、私たち夫婦を雁字搦めにしてきた匂いが。

「あなた……これで、本当に明日、行くのね」

「うん。明日、だ」

私は指に絡まった最後の泡を湯で流しながら、露になったばかりの秘部をまぶたの裏へ焼き付けた。

湯船の水面が揺れて、白い乳房がゆらゆらと揺れる。汗と湿気が肌に張り付いて、鏡もタイルも、浴室全部が乳白色の靄に沈んでいた。

明日への期待と、微かな恐れ。夫婦の輪郭がこの部屋の中だけで溶けていくような夜だった。

第3章 乱交パーティ会場にて、妻の秘口へ他人の肉棒が迎え入れられる

第3章のシーン

第3章: 乱交パーティ会場にて、妻の秘口へ他人の肉棒が迎え入れられる

夕方になると、空は俄かに曇り、遠くの高層ビル群の硝子に沈みかけた太陽が赤黒く滲んでいた。私と茉莉は最寄り駅から急行に揺られ、約束のA市駅前で降りた。周囲には平日のためか人影はまばらで、駅前広場のタクシー乗り場だけが排気ガスの匂いを澱ませている。茉莉は私の半歩後ろを歩いていた。彼女の纏う生成りのシフォンブラウスが風に揺れて、白い首筋と鎖骨のあわいが時折ちかちかと覗く。一昨日の夜、浴室で剃毛したばかりの下生えを持った女が、こんな清楚な装いで駅前を歩いている。そう思うと、まだ何も始まっていないのに腿の裏を汗が伝うほど背中が熱くなった。

約束の時刻ちょうどに、紺色のワゴン車がロータリーへ滑り込んできた。黒いスモークガラスの助手席が開き、四十がらみの痩せた男が頭を下げる。私たちは言葉少なに後部座席へ乗り込んだ。車内は芳香剤と煙草の匂いがうっすら混じり、シートに沈むと、隣の茉莉の腿が私の腿に強く押しつけられた。温かい。その温かさの中に、微かに甘い汗の気配があった。彼女は一瞬唇を引き結び、膝の上で白い手提げ袋をぎゅっと押さえた。窓の外では駅前の灯りが流れていく。茉莉は流れる景色を長い睫毛の下から追っていたが、指先だけは白くなるまで袋を握りしめていた。

都内の住宅街へ入った頃、運転手が低い声で言った。

「奥様、緊張なさってますか。でもうちは決まりごとがしっかりしてますから、無理はさせませんよ」

茉莉は返事をしなかった。かわりに、閉じた唇の隙間から細い息が漏れた。私は彼女の左手を握った。指は冷えていた。私の掌の中で、かすかに震えている。その震えが、昨夜浴室で見せた彼女の内腿の震えと重なって、腹の底でくすぶっていた劣情に油を注いだ。

マンションの前で車を降りると、空気には夜の匂いが満ちていた。濡れた土と、どこか遠くの犬の鳴き声。建物は都内でも静かな低層マンションで、窓の明かりがまばらに点いている。私たちは玄関ホールからエレベーターに乗り、四階の部屋へ通された。ドアが開いた瞬間、むわりと生温かい空気が押し寄せて、その中に複数の大人の体臭と、柑橘系の芳香剤がねっとり混ざっていた。

室内は、部屋の隅に幾つものクッションとマットが敷かれた広めのリビングだった。照明は白熱灯ではなく、赤茶けた間接照明が壁を這うように光っていて、畳の上に座る男女の肌をぼんやりと浮かび上がらせている。空調の音だけがやけに大きく聞こえた。

責任者の男は四十代の角張った輪郭をしていて、私と茉莉に一通りプレールールを説明した。性的接触を強制しないこと、体調が悪い場合はいつでも別室で休めること、そして全員が性病検査の証明書を提出済みであること。声は抑揚に乏しかったが、生真面目さは伝わってきた。

「ご主人は、見ているだけでよろしいんですね?」

男にそう確認され、私は頷いた。

「私は他の女性とは交わらず、妻が行為を受けているところを見届けたいんです」

茉莉が私の横で、息を呑む気配がした。

それから別室で服を脱いだ。脱衣所と呼ぶには殺風景な四畳半で、壁には姿見と衣類を入れるための籐の籠があった。茉莉は私に背を向けて、ブラウスの前を外す。シフォンが肩から滑り落ち、白い背中が浮かび上がる。肩甲骨から腰へ流れる線には、やはり神聖なほどの白さがあった。白い下着は先ほどまで身につけていたはずの綿のものではなく、薄いレースに包まれた小さな布だった。今朝、イオンの下着売り場で彼女がじっと手に取っていたものを買って渡したことが、つい先刻まであったことを思い出す。黒でも赤でもない、乳白色のレース地だった。

下着を下ろすとき、茉莉は私を見なかった。

露わになった股間には、もう剃り残し一つない。二日前に剃り上げたばかりの淡い桜色の襞が、暗がりでも分かるほどはっきり割れ目を浮かび上がらせている。太腿の付け根は毛穴がほんのり赤く、それがかえって、普段は陰毛に隠れている場所を生々しいまでに際立たせていた。

「……本当に、こんな格好で、あの人たちのいる部屋へ行くの?」

茉莉が振り返った。薄茶の瞳が、涙の膜を張ったみたいに潤んでいる。そのまなざしが私に向けられたとき、私は一瞬息ができなくなった。彼女は私の答えを待っている。怖がっている。なのに、この一年間、拒んできた彼女がどうして今ここにいるのか、私の目の前で、剥き出しの秘部を翳らせているのか。それを思うと、性器がずしりと重く膨張を始めるのが分かった。

「俺はここにいる。一番近くで、茉莉の迎え入れられるところを全部、見てる」

彼女はゆっくりと首を傾げた。口を開いて、何か言おうとする。だが言葉は出ず、かわりに喉を震わせて、こくん、と小さく頷いた。

会場の部屋に戻ると、茉莉に視線が集まった。裸の男女が幾組か、あちこちに絡んでいる。部屋全体が、汗と精液と膣の匂いを煮詰めたように暑かった。茉莉は私の腕にしがみつくわけでもなく、しかし半歩つかず離れず、私の影に隠れるように歩いた。痩せた肩が息を吸うたびに持ち上がり、白い乳房が下からむにゅりと揺れる。

そのとき、一人の男が茉莉の前に歩み出た。

「奇麗な方ですね。初めてで心細いでしょうから、なるべく迷惑をかけないように努めます」

佐藤と名乗った男は、短く整えた黒髪に白いものが混じり、赤らんだ顔に柔和な細い目をしていた。黒い瞳は笑っているのに、眼の奥には隠しきれない馬のようないやらしさがあった。年は四十半ば。股間のものは下着を外した状態で見ると、私のものと大差ない大きさだった。若い頃から何度も日焼けしたらしい首回りの皮膚が、部屋の薄明かりを吸って赤銅色に光っている。

茉莉が私の手を握った。指先が汗ばんでいる。佐藤はその様子を見ると、一歩下がって私に向き直った。

「ご主人は、見るだけということで承知しています。ですが、奥様を抱きますから、それだけはご容赦くださいね」

「ええ。私のことは気にせず、彼女を奥まで抱いていただきたい。中出しまでお願いしたいんです」

茉莉の指が、私の指を強く握り返した。彼女は顔をこちらに向けて、瞳いっぱいの困惑と恐怖、そして熱に浮かされたような潤みを浮かべている。その眼差しが、昨夜の浴室で見せた最後の探るような視線と重なった。私はそうしながら、彼女を柔らかなマットの上へ座らせた。

佐藤が、茉莉の隣に膝をつく。彼の手が肩へ回ると、茉莉はびくっと肩を跳ねさせた。逃げようとするわけでもなく、首を竦める。耳のすぐ裏へ、佐藤が吐息を吹きかけた。茉莉のつむじのあたりから、女の甘い髪の匂いがふわっと立ちのぼる。蜜蝋でも溶かしたような濃い匂いだった。

「奥さん、私みたいな男でも、初めての方はそれなりに優しくしますよ」

そう囁きながら、佐藤は左手で彼女の乳房を下から掬い上げた。白い塊が形を変え、彼の指の隙間からやわらかく溢れる。茉莉が唇を噛んだ。彼の親指が乳首を押し潰すように回すと、彼女の口から小さく空気が漏れた。

「あっ……」

声にならない声だった。佐藤が顔を寄せ、茉莉の口を塞ぐ。唇と唇が合わさると、ちゅぱ……と湿った小さな音がして、茉莉の首が折れそうに仰け反った。彼女の下唇を食み、舌を差し入れられて、茉莉は喉の奥で「うーっ、んっ」と唸った。手のひらが佐藤の胸を押し返そうとするのに、肩先はむしろ男の体の熱を追いかけて伸びている。その矛盾した体の動きに、私は喉の奥がからからに乾く思いだった。

私の陰茎はすでに、ズボンの中で濡れて張りつくほど勃起していた。

佐藤は茉莉を寝かせると、白い太腿を左右に割った。あの、剃毛されたばかりの秘部が、薄ぼんやりとした灯りの下に現れる。陰毛のない茂みは、剥き出しの丘のようで、左右に薄く開いた肉びらは淡紅色をしていた。まだ十分に濡れていないそれは、ひらひらと無垢な花弁みたいに震えて見えた。佐藤がその襞へ顔を埋める。茉莉が小さく叫んだ。

「ああっ、まだ……そこ、駄目……っ」

男の舌が、角度を変えながら秘裂全体を舐め上げた。ちゅちゅちゅ……と唾液の絡む音が、女体の中心から聞こえてくる。茉莉は腰を突き上げるほどに仰け反り、首を長くのけぞらせた。喉へ浮かぶ汗の粒が、首のくびれを流れて鎖骨の窪みに溜まる。彼女は堪らず私の手を掴んだ。力を込めすぎて爪が食い込む。その痛みさえ、私には快感の一部だった。

佐藤が、ちゅるちゅると音を立てながら舌を縦に滑らせる。ようやく蜜が溢れ出したらしく、くちゅくちゅ、と水を含んだ音に変わった。茉莉の腰がマットから浮き、白い腹が波打つ。彼女は私の指を握ったまま、涙のにじんだ眼を私へ向けた。

「あなた……見てて……っ、見ててくれるんでしょ……っ」

「見てる。ぜんぶ見てるよ。力を抜け。俺のことは気にしなくていいから」

その声が合図になったように、佐藤は身を起こし、いきり立った肉茎を秘口へあてがった。彼のものは、太さこそ私と似ているが、先端が物々しいほど充血して、黒みがかった赤に膨れあがっている。亀頭がぬらぬらと光っていた。あてがわれただけで、茉莉の秘口は驚いたように開いて、彼の鈴口へ吸い付きそうに見える。

茉莉は首を横へ向け、私を見つめた。薄桃色の唇が戦慄き、泣き出す前の子供のように下唇を突き出す。目尻から涙が一粒こぼれて、顎の先へ消えた。それきり、彼女は何も言わなかった。ただ、私の手をひときわ強く握った。彼女の指の熱が、語らない全てを私の掌へ伝えてくるようだった。

「ごめんな。自分勝手なことをさせて。奥まで入れてもらって」

私は彼女の耳元へ屈みこむようにして囁いた。

「いっぱいイッていいよ。ほかの人のもので、いっぱい乱れていい。俺が、ずっとここで見てるから」

その直後だった。

佐藤の腰が、ずっぷり、と鈍い水音をたてて沈み込んだ。

「あぁっ! あっぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

茉莉の喉が反り返り、首筋の筋が浮き上がる。室内の空気が一瞬ひやりと張り詰めたような気がした。彼女の膣口から、男根を包み込んだ肉がみちりと開き、佐藤の幹に食い込んで白く泡立ち始める。粘膜が、他人の肉を確かめるように蠕動した。佐藤は一気に根元まで突き入れたあと、はぁ、と低く息を吐き、汗の浮いた前髪をかき上げた。

私の矮小なものが、一体この膣の中でどこまで届いていたのだろう。そう思った。妻の中に他人のものが埋まっている。その事実だけで、私の睾丸の奥がせり上がるように疼いた。射精がじわりと尿の出口まで込み上げて、けれど触れていないから決して弾けない。あの境界で、私の欲望はずっと燻り続けていた。

佐藤は律動を始めた。脚を左右に割り開き、結合部を私へ見せつけるように太腿の上へ担ぎ上げる。茉莉の浅い茂みがもうない分、男根が出入りするさまが丸見えだった。血管の浮いた樫色の幹が、抜けるたびに白濁と透明な愛液をまとってぬらぬらと光り、挿入のたびに、ずぶり、ぬちゃっ、ぐちゅ、ぐちゅ、と女の肉を抉る音が重なる。睾丸と睾丸がぶつかって、彼女の会陰をぱちんぱちんと叩いた。茉莉は私の手を離さなかった。彼女の指から伝わる圧の強さと、内腿へ噴き出す汗。肌からは、先ほどより濃い女の匂いが漂い、空気は生温かい湿度で二人を包んだ。

「奥までとどくうぅっっ!」

茉莉が叫んだ。子宮の奥を押し上げられるたび、彼女の腹が持ち上がる。えらく高い声で、自分の臍のあたりを見つめ、腰を揺らして逃れようとする。けれど佐藤は腰を落としたまま、奥のさらに奥を探るようにぐりぐりと先端を押し込み、彼女の肉芽を親指で捏ねた。肉悦の混じった悲鳴が、部屋の壁に吸われて、他の男女の嬌声に溶けていく。茉莉の膣が佐藤の根元へ吸い付き、淫水が溢れて、シーツに黒い染みを広げていた。

体位が背面座位に変わった。佐藤が後ろから抱え上げるように座らせ、茉莉の背中を彼の胸へ凭れさせる。私の目の前で、二人の結合部がくっきりと見えた。白い茉莉の腹の下で、彼女の肉襞は赤くめくれあがり、男根を咥えた小さな口がひくついている。溢れた蜜が、男根の裏を伝って奥の窄みを濡らしていた。

私は膝をついたまま、汗で額を照らしながら、その光景をまぶたの奥へ焼き付けた。もっと見ろ、もっと覚えろと、自分の中の淫心が囁く。脳が、今この瞬間の茉莉を、色も音も匂いも全部手放すまいとしている。彼女の呼吸が浅くなるたび、小さく開いた口から「あ、あ、あぅ……」と零れ落ちる声。あどけないのに、躰は完全に男を受け入れていた。

「奥さんのもの、締りがよすぎてそろそろ限界です。中に出してもいいですか」

佐藤が掠れた声を私へ向けた。私はすぐに頷いた。喉の渇きがひどくて、声がかすれる。

「思いっきり中に出してやってください」

その返答を聞いた茉莉が、びくん、と全身を震わせた。佐藤が彼女の腰を強く掴み、数回、下から突き上げるように腰を打ちつける。ぱんっぱんっ、と肉と肉がぶつかる音が激しくなるたび、茉莉の乳房が跳ね、先端の乳首が赤くしこっているのが見えた。

「奥さん、もう駄目だ! イクよっ、中にだすよーっ!」

茉莉が泣いた。鼻声で、頭を振り、私の手を握り返した。

「私、中に出されるのよっ! 出されるとこ、見てえ~っ!!」

その叫びは、妻の口から出たものとは思えぬほど濁っていて、熱に浮かされていた。彼女の腹の奥で、何かが脈打つのを私は見逃さなかった。佐藤の腰が茉莉の尻肉へ密着し、睾丸が収縮を繰り返す。彼が根元まで差し込み、どぷっ、どくっ、どくどくっ、という律動が、結合部のふるえでこちらまで伝わってくるようだった。茉莉の喉が絞まり、目の焦点が天井の一点へ吸い寄せられ、かすれた声が震えた。二人分の汗が光って、部屋の中の熱気がさらに重く肌へまとわりつく。

ゆっくりと、佐藤のものが引き抜かれた。

続いて、彼女の割れ目から大量の白色汁が、どろり、と溢れ出した。閉じることのできなくなった窄まりは、襞がくにゃりと弛んで、小さな空洞を穿ったまま呼吸している。まるで、彼女の胎へ通じる戸口が、今の行為の証を外へ吐き出しているようだった。どろどろと垂れる精液が、茉莉の菊座を越え、尾骶骨の窪みへ流れ、マットの上に白い水溜まりを作っていく。そのねばる白の色を、私はまばたきもせず見ていた。足先が痺れる。舌の付け根に苦い唾液が溜まる。自分のものを触らぬまま、私の腰は細かく震えていた。

茉莉は横向きに倒れ、肩で息をしながら私を見あげた。涙と汗と唾液でぐちゃぐちゃになった顔。それなのに、薄茶の瞳は澄んでいて、どこか誇らしげで、そして切なく濡れていた。その目が私へ問うている。ねえ、あなた、これが望んだことでしょう、と。

私は黙って頷いた。

精液の匂いが鼻の奥にこびりついて、甘い腐臭のように全身へ回る。私の肉茎はズボンの中で張りつめたまま、しかし触れれば終わってしまう気がして、指一本触れることができなかった。

シャワーを浴びた茉莉は、肌の白さをいっそう際立たせて部屋へ戻ってきた。足の運びはまだ危なげだった。太腿の内側を熱い湯で流したのだと分かるほど、あのあたりの皮膚が上気していた。彼女が座ると、露わな秘部からは流しきれなかった白濁が、薄く膜を張ったように光っていた。

私は、壁際でこちらを見ていた一人の男のほうへ足を向けた。

部屋の隅で、黒いTシャツ姿のまま茉莉を見下ろしていた男、鈴木。彼は我々を物珍しげにせず、ときおり口元だけで笑みを浮かべながら、女たちの反応を品定めしているようだった。肩幅の広い骨張った体つき。短い黒髪の生え際は薄くなり、睨むように細めた眼が暗がりで光っている。そして下着を下ろした一物の存在感。半勃ちですでに二十センチを優に超え、根元の太さはコーラ瓶ほどにまで見える。カリ首の張りも異常で、黒光りする幹には血管が縒り合わさって浮き出していた。

私が近づくと、鈴木は静かに会釈をした。茉莉はといえば、私の視線の先を追って、鈴木の怒張しかけた巨根を認めたとたん、さっと顔を強張らせた。唇から血の気が引いていく。彼女は私の腕へ手を伸ばし、その袖口を掴んだ。小刻みに、首を振ろうとしている。私は彼女の肩を、そっと押しとどめた。恥ずかしさと怯えが混ざった目が、私の顔を射抜く。それでも、言葉をかけるまで多少の間があった。

「ご主人から伺ったお話以上に素敵な奥様ですね。今、奥様の初めてのお相手がお済みになったところ、お願いというのも何ですが」

鈴木の声は低く、落ち着いていて、耳へ沁みこむように響いた。彼は私の背後で縮こまる茉莉へ、目線だけで笑いかける。妻の指が、私の袖をさらに強く握った。

「……あの、わたし」

茉莉が、蚊の鳴くような声を絞り出す。鈴木は手を彼女のほうへ差し出した。巨大な掌だ。その指が空気を払うと、彼の黒く日に焼けた手首の内側から、微かに汗と安物の煙草が混ざった匂いが漂った。

「次の離れがありますから、そちらでお相手させてください」

鈴木がそう言ったのを潮に、私は振り返り、茉莉の髪を押さえて耳にかけた。湿った黒髪が、彼女のこめかみに貼りついている。指先が彼女の汗ばんだ肌へ触れると、彼女はようやく息を継いだ。

「こんなの、私には無理だと思います」

消え入るような声だった。しかし、その唇は震えながらも薄く開き、白い歯の間から熱っぽいため息がこぼれていた。拒絶の言葉のわりに、瞳は、さっきまで見たこともない飢えを宿して私と鈴木のものとを行き来している。

私は彼女の背を、次章への約束を押し込むように、そっと鈴木のほうへ向けた。

「すべて鈴木にお任せして」

その言葉で、茉莉の肩から力が抜けた。彼女は下唇を噛み、鈴木の差し出す手を、夫の前で、ゆっくりと、しかししっかり握った。汗で湿った握力が、私の視線の内で重く沈んでいく。

乱交パーティの部屋には、まだ数組の男女の吐精した後の匂いが、もわもわと充満していた。私は、鈴木の背中に寄り添われて離れへ消えていく茉莉の白い後ろ姿を、肉茎を張りつめさせたまま見送った。彼女が一度だけ、私のほうを振り返った。髪のあいだから見えた瞳が、潤んで、熱を帯びて、助けを求めるような迷子のような色を浮かべていた。だが、その瞳の下で口元が微かに緩んだのを、私は見逃さなかった。

第4章 20cmの巨根に貫かれ、失禁して壊れた妻の最期の絶頂

第4章のシーン

第4章: 20cmの巨根に貫かれ、失禁して壊れた妻の最期の絶頂

離れの襖が閉まると同時に、茉莉の白い背中がびくりと強張った。部屋は四畳半ほどの広さで、壁際に低い寝台が据えてあり、枕元の間接照明が橙色の光を絞り出すように灯っている。空調の吐き出す微かな風が、汗ばんだ肌を撫でるたびに、茉莉の産毛が逆立つように揺れた。

鈴木は茉莉の手を引いたまま、寝台の縁へ彼女を座らせると、自分はゆっくりと床に膝を突いた。黒いTシャツの肩が盛り上がり、骨張った背中が波を打つ。私も部屋の隅、壁に背を預けるようにして座り込んだ。心臓が喉のすぐ下で暴れている。鈴木の巨根が、黒い下着の上からでも禍々しい隆起を作っていて、半勃ちの状態ですでにその重量感が空気を歪ませていた。

「奥様、初めての後でお疲れでしょうから、ゆっくり参りましょう。私に任せてください」

鈴木の低い声が、湿った空気の層を割って茉莉の耳へ届く。茉莉は俯いたまま、肩を小さく震わせた。乳白色のレース下着も脱ぎ捨てた今、彼女の全身を覆うものは何もなく、白い肌が橙の光を吸って、おぼろに発光しているかのようだった。剃毛されたばかりの秘部がむき出しで、薄い肉襞が呼吸に合わせてひくひくと蠢いているのが、私の位置からもはっきり見えた。先ほど佐藤に貫かれた場所はまだ赤く充血していて、溢れ出しきれなかった白濁が女陰の裂け目を細い線で汚していた。

鈴木の大きな掌が、茉莉の膝頭を包む。ゆっくりと左右へ開くと、彼女の腿の内側が白い花弁のように晒された。茉莉の喉がかすかに鳴る。

「……あの、やっぱり、私には」

「無理だと仰いましたね。でも今の奥様のここは、正直言って、もっと欲しがっている。私、そういうのを幾人も見てきましたから分かります」

鈴木が指先で秘裂をなぞった。ぬかるんだ粘膜が、ちゅく……と唾液を混ぜ返すような音を立てて、彼の太い指を歓迎する。茉莉の腰が跳ねた。

「ひぅっ……!」

指が、ぬぷり、と沈む。佐藤の残した精液を潤滑油にして、人差し指と中指が容易く埋まっていく。ぐちゅぐちゅ、と掻き回すたびに白い泡が襞の隙間から滲み出て、茉莉の太腿を伝い落ちた。彼女は後ろ手にシーツを掴み、首を仰け反らせて耐えている。薄茶の瞳が潤み、天井を映して揺れた。

鈴木はそのまま、空いている片手で茉莉の乳房を下から掬い上げた。白い肉が大きな掌に余り、先端の乳首が彼の親指と人差し指に摘ままれて、きりきりと捻り上げられる。茉莉の口から、絹を裂くような細い声が漏れた。

「くはぁ……っ、ん……っ」

「敏感でいらっしゃる。初めての方がお済みになったばかりで、感度が高いのでしょう。こうして奥を広げて差し上げると、後が楽になりますから」

指が三本に増やされた。ずちゅっ、と押し込む。茉莉の膣壁が指に絡みついて、入り口が泡立った愛液を食み出していた。寝台の下に敷かれた防水シーツの上で、茉莉の足の指がぎゅっと丸まり、浮き上がった踵が宙を蹴る。黒光りする巨根はまだ下着の中にあるというのに、その屹立は意志を持った生き物のように、布の輪郭を押し上げて脈打っていた。

やがて鈴木は指を引き抜き、自分の黒いズボンを脱ぎ捨てた。露わになった一物を、私は正面から見た。太い。長さもさることながら、幹の真ん中を蛇のように走る血管の浮き上がり方が異様で、先端の亀頭は傘を広げた茸の裏側のように逞しく張り出している。黒光りする皮膚の下に、赤黒い熱が透けて見えるようだった。

「さあ、奥様。こちらへ。ご主人の前で、ゆっくり受け入れてまいりましょう」

鈴木は寝台に腰を下ろし、茉莉を自分のほうへ抱え上げるように向かい合わせの体勢を取らせた。妻が男の腿の上へ跨らされる。細い膝頭がシーツの上で白く浮いた。鈴木の巨大な亀頭が、ねとり、と彼女の秘口へ触れた。触れただけで、茉莉の肉襞がぱっくりと左右へ割れて、鈴木の鈴口へ吸い付きそうになる。私の指と頬と唇とを長年受け入れてきた入り口が、今、自分の夫の物差しでは測れない獣のような肉塊に口を開いている。

茉莉が、崩れ落ちるように私を振り返った。黒髪が乱れて頬に汗を貼り付け、涙の張った瞳が「助けて」と「見ていて」を一度に訴えている。

「あなた……わたし、やっぱり、こんなのおかしい……」

「おかしくてもいい。おまえの身体が、今ここまで欲しがってる。俺に見せてほしい」

私の声が、他人事みたいに掠れた。鈴木は茉莉の腰を支えると、もう一度だけ低く囁いた。

「奥様、力を抜いて。お尻をゆっくり落としてくる。息を吐きながら、ね」

茉莉の白い尻が、少しずつ下りていく。入り口が飴を握り込むようにぬちゅ、ぬちゅ、と鳴った。黒い亀頭が、秘口の粘膜を巻き込みながら沈みかける。茉莉の膣が、三分の一ほど埋まったところで、きゅっと締め付けて男根の侵入を許した。ぶわり、と汗の匂いが部屋へ広がる。

「入っちゃっ……た。こんなに大きいのが、入っちゃ……あっ、あぁ……! ねえ、こんなの、入っちゃって、いいの……? ねえ、あなた、見てる……?」

茉莉がしがみつくように私のほうへ腕を伸ばした。彼女の膣から溢れた愛液が、鈴木の巨根の幹を白く泡立たせながら伝い、睾丸の先からぽたぽたと滴り落ちている。鈴木は茉莉の背中をあやすように抱きすくめ、腰のくびれから脇腹を這い上がらせるように掌を滑らせた。

「ここまで来たら、ゆっくり全部入ります。奥様ならきっと大丈夫です。……そう、いい声ですよ。もっと、出していいんですからね」

鈴木の腰が下から、ゆるゆると持ち上がる。ずぶり、ずるるる、と膣壁を押し拡げる音が、耳の奥で粘液を絡めて反響した。茉莉の喉が突き上がる。

「あああっ……奥、あたる……あ、あ、そんな、まだ……っ、届いちゃ、やぁぁ……」

根元まで飲み込まれた瞬間、茉莉の肩ががくがくと震え、私の手を掴もうと虚空を掴んだ。だが私の位置からは届かない。彼女は代わりにシーツを握り潰し、白い腹を波立たせた。下生えのない秘部が丸見えのまま、黒々とした男根の根元と完全に密着している。入り口がいっぱいに拡張されて、薄い小陰唇が男根の幹へ吸い付くようにめくれ上がっていた。

鈴木が動き始めた。彼の腰が下から、ぐぽっ、ぐちゅっ、と重い音を立てて抜き差しを繰り返す。最初はゆっくり、あやすような抽送だった。しかし、茉莉の中の熱と圧が男を狂わせるらしく、鈴木の呼吸が次第に獣じみた掠れへ変わっていく。彼は茉莉の後ろから腰を抱き、彼女の背中を自分の胸板へ密着させた。私の目の前には、結合部がありありと晒されている。男根が抜けるたびに、妻の膣内の襞が裏返るように外へ引き出され、挿入のたびに、それを押し戻すように沈み込んでいく。泡立った愛液が、ぬちゃぬちゃ、ぷちゅぷちゅ、という粘着質な音を撒き散らした。

「奥の方が押しつぶさる感じい~っ!」

茉莉の悲鳴が部屋に跳ね返った。彼女の背中が弓なりに反り、首が折れてしまいそうなほど仰け反る。私からは、彼女の喉のふるえと、はった口元と、痙攣する舌までが見えた。白い乳房が揺さぶられるたびに、乳輪の薄い色が薄闇に浮かんで、唾液で濡れた下唇が光を照り返す。彼女の子宮口を、巨大な亀頭がぐりぐりと抉じ開けるように押し上げているのが、結合部の動きと、茉莉の狂った叫びで、手に取るように伝わってきた。

「ひぅっ……おく、こすれ……あっぁ、あぁ、それや……んぁぁ! まだイってるのに、また、あぁっ!」

彼女が何度も小さく弾ける。そのたびに膣が鈴木の巨根を締め付け、中から淫水が迸って、結合部を濡れ光らせた。鈴木の睾丸が、茉莉の会陰をぱしゃんぱしゃんと叩く。ぐちゅん、ずぶっ、ぬぶぶっ、という下品な水音が、二つの体の間から途切れることなく溢れ続けている。

私は自分の肉茎を握っていた。いつの間にかズボンの前を寛げていた。硬く反り返った陰茎の先から、我慢汁がとめどなく溢れて、掌をぬるぬると汚す。触れれば一瞬で果ててしまいそうなほど、睾丸が持ち上がっている。だが、それでも最後まで見届けたかった。妻の腹の奥に、他人の巨根が形を穿っていくのを、目をそらさずに見ていたかった。

「奥様、さあ、立ってください。後ろから、お尻を突き出す形で」

鈴木が茉莉を横向きのまま背中から抱え、四つん這いに引き起こした。妻の白い背が波を打ち、汗で光る臀部がこっちへ突き出される。剃毛されたばかりの花園はすっかり歓喜にぐずぐずで、縦の裂け目がぷかりと開いていた。後背位は、しかし受け入れた巨根の角度をさらに深く変えるらしい。茉莉は顔をシーツに押し付け、くぐもった声で泣き叫んだ。

「うぐっ……あ、あう……こんな、あ、あぁっ……もう、どうにでもしてえ~っ! おく、おく、ふかい、そこ、やぁ、あああっ!」

鈴木の腰が、白い尻に分厚い亀頭を食い込ませながら、最奥を一気に押し割る。ぬつん、ぐぽっ、と重々しい音。部屋の中に、汗と膣分泌液と精の混ざった蒸れ酸っぱい匂いがむわりと立ちこめた。茉莉の太腿の内側が濡れ光り、堪えきれない雫がシーツの上へ水玉模様を描いている。彼女は自ら腰を突き出し、後ろの男を受け入れやすくするように背を反らせていた。いや、正気の彼女なら、あんな恥さらしな姿勢は取れない。身体の中のなにか、すでに芽生えてしまったものだけが、妻の腰を男の下へ差し出している。

「もっと、自分で動いてごらんなさい」

鈴木が低く促すと、茉莉の尻が小さく揺れた。ずりゅ、ぬぷっ、と彼女が自ら腰を引く。男根が抜けかけ、くびれのところで入口がひくついて、すぐにまた、ぢゅぶぶぶ、と飲み込み直した。茉莉の口から、欲しいのぉ~、という意味にも聞こえる泣き声が、泡立つ息と一緒にこぼれた。もはや言葉の形を保っていない。彼女は涙と唾液で顔をぐしょぐしょに濡らしながら、何度もなんども、自分の浅い奥を巨根の先端へ擦り付けては、快楽を腹の底から絞り出した。

「もう、もう、だめ、あ、ああ、あ゛あ゛っ……! きちゃう、また、くる、あたし、へんになる、あああっ!」

茉莉が大きく痙攣した。私の瞳に、彼女の秘口から勢いよく溢れる透明な液が飛び散るのが見えた。失禁ではない。歓喜の潮だった。それでも床には水溜まりが広がり、鈴木の腰と彼女の尻をびしゃびしゃに濡らしている。部屋の空気は湿度を帯びて、私の肺までねばついた。

鈴木は構わず抽送を早めた。彼自身も余裕をなくし、骨張った腰が荒々しく前後する。妻の身体が壊れた人形のように揺さぶられ、そのたびに悲鳴とも嬌声ともつかない声が喉の奥から搾り出される。

「私も、そろそろ――。奥様、聞こえますか。貴女の中へ出しますよ。ご主人、宜しいですね?」

鈴木が血走った眼を私へ向けた。私は喘ぐように、とうなずくことしかできなかった。

その瞬間を待っていたのか、茉莉がのけぞった。分厚い亀頭が彼女の一番深い窄まりに吸い付き、射精の予兆に膨張した幹が膣内を異形の形へ拡張していく。茉莉の両脚が、自分の意思を離れて痙攣した。

「あっ、あ、あ、や、やぁ、おく……子宮きちゃう、くるぅぅ、ああっ、はぅ……!」

鈴木の腰が、どん、と最奥へ吸い込まれ、睾丸が持ち上がった。どぷっ、どく、どくん、と幹のふくらみが脈打つたび、妻の膣がそれを受け止める。私の耳に、ねぶかい、どくりどくり、と他人の精を注ぎ込まれる音が届く。

そのとき茉莉が、ぐっと顎を持ち上げ、髪を振り乱して叫んだ。

「壊れるぅぅぅぅっ…あああぁぁぁっ!」

耳を劈く奇声。喉の奥からひっくり返った、女の最期みたいな声だった。同時に、彼女の尿道が弾け、透明な尿が放物線を描いてシーツへ打ちつけられる。びちゃびちゃという音。彼女の全身は一瞬間引き攣れたかと思うと、鈴木の巨根を咥え込んだまま、糸の切れた操り人形のように前へ崩れ落ちた。

「茉莉……っ」

呼んでも反応がない。失神していた。シーツの上に投げ出された彼女の片手が、私のほうへ開いたまま動かない。細い指が、ひく、ひく、と痙攣を繰り返した。

鈴木がゆっくりと腰を引き抜いた。妻の膣から、白濁が泡塊になって溢れてくる。どろりと濁った汁が、広がりきった入口から音を立てて流れ、失禁した尿と混ざり、尻の割れ目を越え、太腿の裏へ滝のように伝い落ちた。鈴木の巨根はまだ半勃ちで、妻の愛液と自分の精とで、でろでろに濡れ光っている。

部屋の中に、潮と精と汗の匂いが厚く沈殿していた。

私は寝台の上の茉莉へ這い寄った。彼女の秘部は閉じきれずに、小さな空洞を穿ち、じゅくじゅくと精液を吐き続けている。ひくつく大陰唇の内側では、薄紅色の小陰唇がまだ、何かを貪るみたいに蠢いていた。蠢動する。他人の牡の形を忘れまいとしているかのように。

私は、妻の握り損ねていた手を、両手で包み込んだ。彼女の指はびっしょりと汗に濡れていて、けれどかすかに私の指を握り返した。意識のないはずの掌が、温かい。脈が速い。ほんの少しだけ、妻は私の名を呼んだ気がした。

「……た、け……」

声は続かなかった。彼女の意識は、まだ遠くへ沈んだままだった。

私の肉茎は、ついに白濁を吐いた。触れていた自分の手の中で、どくりどくりと精を溢れさせる。何度も胸が痙攣し、目の奥が熱くなった。妻の失神した顔。他人の子種を流し続ける股間。俺の知らない快感に蝕まれて、それでも手を離さないみたいに、私の指を握る指。

いま、俺の茉莉は、俺のためだけに見せる顔を、他人に晒したあとの果てにいる。

そう思ったとき、胸をよぎったのは怒りでも、失いそうな悲しみでもなかった。ただ、ひたすらに深い、獣めいた愛着だった。私は彼女の湿った黒髪を何度も撫で、その滑らかな感触のひんやりとした冷たさまで、五感の隅へ焼き付けた。

鈴木が重い息をつき、やがて静かに言った。

「奥様は、少し休ませて差し上げましょう。出血はないようですから大丈夫です。しかし、ここまでなられるのは久しぶりに見ました」

私は茉莉の額の汗を拭いてやり、首を横に振った。もう夜は深い。三人目を呼ぶことはできない。私も腹の底から鋭い快楽に押し上げられ、果てた。今は、何よりも茉莉の熱が惜しかった。

壁際の間接照明の橙が、汗で濡れた妻の白い肉体を、なめらかな陶器のように浮かび上がらせている。失禁した場所も、注がれた精も、その光の中で生々しく輝いていた。

妻が他人を受け入れて壊れた夜。それを、私は生涯忘れないだろう。

第5章 駅前ホテルで妻が囁く「あんな姿、あなただけに見てほしかった」

第5章のシーン

第5章: 駅前ホテルで妻が囁く「あんな姿、あなただけに見てほしかった」

鈴木は一度、冷たい麦茶を紙コップに注いで私に差し出した。喉の奥が張り付くような渇きに、私はそれを一息に飲み干した。冷たさが食道を落ちていく感覚だけが、まだ現実の輪郭を保っていた。

茉莉の意識は、鈴木が体を拭くタオルを一枚持ってきてくれた頃、ようやく半分ほど戻った。真っ白だった頬に血の色が差し始め、閉じたまぶたのふちが小刻みに震えている。何か言葉を紡ごうとして、吐息だけが薄い唇から漏れては消えた。

「……帰るか」

私がそう声をかけると、茉莉はうなだれたまま、ほとんど音にならない声を返した。

「立てるかも……わかんない」

私は彼女の背中へ腕を回し、肩を抱え起こした。汗でしっとりと濡れた肌が私の前腕に触れる。湯上がり直後のような温度と、その下に眠る芯の熱。腋の下からは、石鹸と汗と、女の体の奥で熟れた匂いが混ざって立ちのぼっていた。あの男に暴かれた痕跡が、肌の表面だけでなく匂いそのものにまで染みついている気がした。

着せられるものは、脱ぎ散らかしていた白い下着とブラウス、それから皺の寄ったロングスカート。私は跪くようにして彼女の足先から下着を通し、震える太腿をゆっくりと包んだ。茉莉の足首を掴むと、骨ばっているのに柔らかい、冷えきった細さがあった。私の指の腹が内腿へ触れるたび、彼女の腹筋が薄く波打つ。太腿には乾ききっていない白濁が筋を残していた。

鈴木に礼を言って、二人で部屋を出た。三人目のことは、考える余地がなかった。あの荒れ果てた肉襞を、これ以上誰かの欲望に晒すことはできない。いや、正しくは、これ以上妻の崩れていく姿を二十分単位で別の牡に消費されるのが、たまらなく惜しかった。

エレベーターまで、茉莉は私の肩に体重を預けた。防音扉の向こう側から、まだ続いているらしい男女の乱れた気配がかすかに漏れ、茉莉の背筋がびくりと震える。指先は私のジャケットの裾を掴んだまま、幼い子供が初めて迷子になった夜のような手付きだった。

「足、動かして。ゆっくりでいい」

「……うん」

深夜のマンション前は生温い風が吹いていた。街灯の橙色が濡れたアスファルトを照らし、どこかで春の虫が音を立てている。茉莉は歩くたびに内腿へ力を入れるようで、踵が地面を擦る。私の腕を伝わる彼女の体重が、さっきまでの痴態の果ての重さそのままだった。タクシーを拾い、運転手から「駅前のホテルまで」と告げた。車内で茉莉は窓にもたれ、ぼんやりと流れる看板の光を追っていた。時折思い出したように太腿を閉じ直し、薄い下着の奥へ熱い手のひらを当てて、外からは分からないほどの吐息をこぼす。

駅前のビジネスホテルに着いた。正面の自動ドアを抜けると、冷えた空気に汗ばんだ体が応えた。フロントの若い男は眠そうな目を向けたが、私と茉莉のぐしゃぐしゃになった服装を見ても何も言わなかった。鍵を受け取り、重い脚を引きずりながらエレベーターへ。部屋は狭いツインで、壁紙が薄い桃色の落ち着いたつくりだった。部屋の空気は微かに古い空調の匂いがした。

ベッドに倒れ込むように座った茉莉は、私を見上げて、へらりと頼りない笑みを浮かべた。

「……お風呂、沸かす」

彼女は言い、ゆっくりと腰を上げた。洗面所へ消え、しばらくしてシャワーの湯が壁を叩く音がした。私はもう一つのベッドの端へ腰掛け、ネクタイを外しながら天井を仰いだ。耳の奥にはまだ、妻の狂おしい叫びと、肉と肉が打ち合う濡れた音が貼り付いていた。掌には、彼女が佐藤に貫かれた瞬間に握り返してきた指の熱が蒸気となって残っている。なのに、それだけが不快ではなかった。むしろ、己の奥に溜まった黒い澱が、少しずつ温かく湯に溶けていくような、奇妙な清涼感すらあった。

シャワーを終えた茉莉が、バスタオルを胸元に巻いて戻ってきた。黒髪は濡れて、肩から胸元へかけていくつもの水滴を光らせている。湯気に蒸された肌はどこまでも白く、二の腕や太腿の内側に薄い血の色が透けて見えた。首筋の汗と、ホテルの安い石鹸の香り。彼女は私の前まで来ると、崩れるようにベッドへ腰を下ろした。

「……髪、乾かさなくて平気なら、もう動けない」

「動かなくていい。こっちで拭いてやるから」

バスタオルとフェイスタオルで、先に彼女の細い首筋、肩、背中を押さえるように拭いた。茉莉の肌は水滴に濡れて、吸い付くような飲み込みを返してくる。髪から伝う水が、白い肩甲骨の谷を辿ってバスタオルの内側へ消えた。腋の下を拭うと、先ほどの混ざり合った匂いが薄れて、女の肌が本来持つあまい香りだけが近づいてきた。

ベッドに並んで仰向けになる。部屋は薄暗い。常夜灯が壁を這い、外からは時折走る車の音と、遠い救急車のサイレンが唸った。茉莉は裾の合わなかった長いバスローブにくるまって、私の手を枕元で握っていた。

からかいを含む声は、自分でも場違いなほど明るく出た。

「俺の前で感じてたろ。他の人にたくさん見られて。……なあ、そんなに気持ちよかった?」

茉莉は勢いよく拳を作ると、私の胸を小突いた。腕からすっぽり落ちかけたバスローブの襟元、乳房の柔らかなふくらみが陰影を深める。

「いやぁぁ! 意地悪うっ!」

そのまま彼女は私の胸へ顔をうずめた。濡れた前髪が鎖骨をくすぐり、額と鼻先から、湯上がりとも涙ともつかない熱が伝わる。私は彼女の背中を抱き、指の腹で骨の並びを確かめた。いまだ逃げきれずに残る疲労が、背中全体をゆるませている。私の肩口へ押し付けられた彼女の唇が震えて、言葉がもれた。

「あなた、あんなになった私を見ていてくれてありがとう。嫉妬しなかった?」

顔を上げた茉莉の薄茶の瞳が、暗い室内で潤んでいた。まだ瞼が腫れぼったい。下唇を噛み、上目で私の返事を待つさまは、初めて裸を見せた夜の彼女と重なった。彼女の指が、私の左手を握り返してくる。乱交パーティで佐藤に貫かれた瞬間の、爪を食い込ませるような力ではなかった。もっと深く、確かめるように、夫の骨に触れたがっている。

「しなかったって言えば嘘になるよ。でも、あれが俺の知らない茉莉だ、って思った。もっと欲が出た」

茉莉の指先が、静かに私の指へ絡んだ。彼女が唇を求めてくる。私も僅かに首を傾げ、湿度を含んだ唇と唇を合わせた。浅い口づけからは歯磨き粉の味がした。彼女の舌の奥に、微かに濃い女の味が残っていて、男としての本心が腹の底で苦く痙攣した。だが、その苦味ごと飲み込みたかった。

「正直に、ちょっとだけ妬いた。……でも、一番近くで、全部あいつらより長くおまえを見ていたのは俺だろ?」

外しながら俺は言った。茉莉は返事の代わりに私の首へ腕を回した。少女のような仕草なのに、胸の柔らかな重さが私の胸板を押しつぶした。湯上りの香水じみた清潔臭の奥で、あの日浴室で剃って以来、彼女の肌からは隠しようのないフェロモンが発酵していた。

しばらく無言で互いの輪郭を確かめ合った。指を組み、足を触れ合わせ、吐息の湿りを分け合う。性急ではなく、むしろこの夜だけ、肉体の熱を冷まさない程度に肌を重ねていた。ホテルの空調が微かに唸り、消灯した部屋の空気は胎児が浮かぶ湯のように生温かった。

茉莉が、うとうとと私の胸へ顔をこすりつけながら言った。

「あの人ので……中、裂けちゃうかもしれないって、本気で思ったの」

「でも、おまえの方から腰、動かしてただろ」

「だって、体の中が勝手に、もっと奥まで欲しくなっちゃうんだもん。あれは、すごかった……私、最後、おしっこ、出ちゃったでしょ」

罪悪感と告白とが入り混じった声だった。彼女の中では、自らの底に蠢いていた肉欲が現実の形を取って、もう抑えようもなく言葉へ滲み出している。私は彼女の髪を何度も撫でた。子どもを寝かしつけるような、慈しむ指の運びだった。そうしている私自身の身体は、しっとりと汗ばんで、情欲の名残が腹の奥で残り火のように震えていた。

茉莉が顔を上げ、私の口元を見つめた。唇が薄く開く。舌先で下唇を湿らせる仕草に、鎖骨の下のしずくが光った。

「女のここ、一度気持ちよくなると、体の方が勝手にその前よりもっと強いものを求めたがるの」

天井の暗がりへ向かって吐き出すかのような、低い、うっとりした声だった。

「あなたのでも、その前まで気持ちよかったのに、あの人ので味を覚えたら、自分の恥ずかしい場所が勝手に口を開きそうになって、もう私のおまんこの奥がでんぐり返るかと思ったもん」

日常の彼女からは想像できない淫語が、真剣な瞳からこぼれた。私は息を吸い込む。なんと言葉を返していいか分からず、茉莉の濡れた目と、少し赤い唇を交互に見つめた。彼女の告白は、私自身の一年間の渇きへ蜜を垂らすようだった。臍の下へ熱が戻っていく。男としての敗北。雄として自分より大きなものに悦ぶ。その暗く不明瞭な感情が、気管を這い上がるのだ。

茉莉は私のバスローブの合わせ目へ指を入れ、脇腹をそっと伝わせた。彼女の指先は冷えていたが、触れた陽の皮膚をじわじわ溶かす。口の中の苦味の正体を、少しずつ甘い麻痺へ書き換えていく。

「今度は、あなたのが欲しい。……私、戻ってきたよ。あなたの奥さんの場所に」

そう言って、彼女は体を横向け、私の背中と首のあたりを抱えてきた。細い腕が、壊れた蕾の形のまま私の存在を抱きしめる。腋の下に残る白い肌の匂いが、二人分の汗と混ざり、夜の底へ沈んでいくようだった。

私は何も言えなかった。この空白を守るために。つまり、挑発も悔恨も祝福も、私の内側で同じ温度になってしまっていた。

夜が深まり、茉莉の呼吸が寝息へ変わるまで、そう時間はかからなかった。私は彼女の髪が乾いた頃合いを見計らい、枕の位置を正してやった。指先が彼女のこめかみをかすめ、薄い産毛をくすぐる。その顔には、苦痛とも倦怠ともつかない、深い眠りの膜が張られていた。

私は静かに、握ったままだった彼女の指をそっと解いた。だが解かれた彼女の指は、眠りの中でもなお私の指を求めて、ほんの僅かに折り曲がっていた。私も指を絡め直す。細いが、柔らかく、誰よりも確かな重みがある。

やがて東の空が白み始め、遮光カーテンの端に薄明るい光が滲んだ。窓の外では始発のバスが音を立て、街がゆっくりと起動し始めている。私は眠れなかった。いや、眠ることを拒んでいるのは茉莉を抱くためのすべてを注ぎ込んだ心臓の音で、脳が休むことを許してくれない。

浅い眠りに落ちかけた私の耳へ、微かな衣擦れが届いた。茉莉が寝返りを打ち、枕元のほうへ手を伸ばしている。何気なしに半眼を開けると、彼女は私に背を向け、スマートフォンの画面をぼんやりと照らしていた。光が白い頬と、少し腫れた口元を薄青く染め上げる。

彼女は、私が眠っていると信じているのだろう。いや、確かめるように一度だけ、私の呼吸を窺った。けれど、もう指先は迷いなく画面を走っていた。音は出ていない。しかし、細かいタップの振動だけが、シーツの端を伝わって私の手に触れていた。

私は目を閉じた。息を整える。

妻が送信しているのは、たぶん、あの男たちのどちらかだ。薄明かりの中、誤魔化しようもないほど真剣な横顔が、画面を引きずるように追っている。彼女がどんな言葉を打っているのか、確かめる必要はなかった。彼女の親指が、文字を打つたびに迷い、数秒置いては打ち込んでいく。肩が上下するのは、言葉を探しているからだ。

ような、密やかな熱が、部屋の空気を揺らしていた。

私は、嫉妬を噛み締めたが、不思議と苦くなかった。むしろ、一年前のあの夜、タブレットの画面に照らされていた自分の何十倍も、彼女は今、確かに私たちの夜を生きている。そんな満たされた錯覚すらある。

薄白い朝の光が、少しずつ部屋の中を侵食していた。茉莉は一通の送信を終えると、スマートフォンを伏せ、小さく息を吐いた。それから、私のほうへ向き直り、額を私の肩口へ押し付ける。私は半開きの唇から、眠った息をこぼし続けた。

彼女の指が、私の指をもう一度握った。今度は、乱交パーティで佐藤に貫かれた瞬間の、爪を食い込ませる力でも、駅前の部屋で縋った震える指でもなかった。夫という存在へ縋るのでも、肉欲に裏返るのでもなく、夜が終わったのに手を離せない女の、あたたかな未練に似ていた。

私は、その手を握り返さなかった。代わりに、目を閉じたまま彼女の指にだけ、そっと自分の指先を重ねた。

朝の光が、カーテンの向こうからカーテンの柄を床へ映し出している。街は動き、世界は続いていく。その隙間で、私の背徳は静かな場所へ降りていった。終着でない。出発でもない。茉莉という同じ女を、二人で眺めていた一夜の厚みだけが、肺の奥に堆積していく。

窓の向こうで、夜が明けていた。

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読み終えたあとの余韻に。

OVA 夏妻 #2 を FANZA で見る →
登場人物
  • 阿坂健 あさか たけし
    男性 ・ 42

    外見: 黒髪短髪で後退気味の生え際、焦げ茶の瞳、やや猫背の痩せ型、172cm、勃起時15cm幅4cmの平均的な陰茎。服装: 色褪せたポロシャツにチノパン、外出時はベージュの薄手ジャケット。理香を誰よりも深く愛しながら、その愛情ゆえに他人へ委ねる光景へ飢える。妻への説得には粘り強く、自己の快楽を理屈で整え続けるが、傍観を通して己の雄としての無力も直視する。一人称は「私」。理香を「茉莉」と呼び捨て、時に「おまえ」。佐藤や鈴木には丁寧な敬語を保ちながら、内面では観察するように眼前の光景を記憶する。感情を直接はぶつけず、距離を測るように言葉を選ぶ。

  • 阿坂茉莉 あさか まり
    女性 ・ 38

    外見: 肩甲骨にかかる黒髪を無造作にひとつ結び、薄茶の瞳、白く透き通る肌に柔らかな肉付き、158cm、陰毛を剃られた後はピンク色の薄い肉襞と小陰唇が露わになる。服装: 生成りのシフォンブラウスにアイボリーのロングスカート、下着は白い綿のシンプルなもの。夫を深く信頼し、世間体を重んじる思慮深い専業主婦。一度は激怒して撥ね付けた夫の願いを、愛ゆえに呑み込み、羞恥の底で快楽に溺れていく。一人称は「私」。夫を「あなた」と呼び、年下や初対面の男には壊れそうな声で慌てる。強がりと弱音を交互に零し、声の震えが肉体の本音を映す。

  • 佐藤 さとう
    男性 ・ 44

    外見: 短く整えた黒髪に白髪交じりのもみあげ、やや赤らんだ顔に穏やかな細い目、がっしりとした胸板と腹回り、176cm、主人公と同サイズの陰茎。服装: 紺のポロシャツに黒いスラックス。乱交パーティ参加者で、初対面の理香に対しても紳士的に接する。夫の見学希望を自然に汲み取り、結合部を晒しながら挿入してみせる配慮を持つ。一人称は「私」。理香を「奥さん」と呼び、夫には一貫して敬語。言葉は柔らかく、なだめるようなリズムで話すが、射精が近づくと熱い早口へ変わる。

  • 鈴木 すずき
    男性 ・ 47

    外見: 頭頂が薄くなった黒髪、鋭くも笑みを湛える切れ長の黒目、骨張った肩幅と筋肉質な四肢、180cm、半勃ちで20cmを超えコーラ瓶ほどの太さがある黒光りする巨根。服装: 黒いTシャツにジーンズ。乱交サークルの世話役で、女体の反応を手癖のように心得ている。痛がる女と悦ぶ女の違いを経験で見極め、夫の願望をくみ取って段階的に理香を追い詰める。一人称は「私」。理香を「奥さん」と呼び、夫にも慇懃な敬語を崩さない。声は低く耳の奥へ沁みるように落ち着くが、抽送に入ると荒く獣じみた掠れが混じる。

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