真面目な人妻が留守中、1◯歳の少年の巧みな舌技と巨根に征服され夫も知らない絶頂を教え込まれ中出しされるまで
あらすじ
夏休み、淳子の古びた家に夫の遠縁の少年、陽斗が遊びに来る。彼は一見朗らかで礼儀正しいが、隙間だらけの建具や障子の隙間から、淳子が着替える時、入浴する時の「かさり」「ざぁ…」という衣擦れや水音を逃さず聴いている。夫と悠の前で「おばさん、きれい」と無邪気に笑う陽斗に、淳子は悪い気はしない。だが夜、脱衣所でふいに背後に気配を感じ振り返ると、障子の小さな破れ目から黒い大きな瞳と目が合う。淳子はそれが陽斗だと気づくが、あまりの静けさと異様な空気に注意ができず、胸のざわめきだけが鼓膜を叩く。
第1章 澱んだ夏の始まり、少年の無垢な毒牙
第1章: 澱んだ夏の始まり、少年の無垢な毒牙
夏休みが始まって間もない七月の終わり、赤井淳子の住む古い家に、夫の遠縁にあたる少年が一週間の予定で泊まりに来ることになった。朝からむしむしと肌に纏わりつくような暑さの中、淳子は玄関先で小さな来客を迎え入れた。陽斗は小学五年生とは思えぬほど落ち着いた物腰で、背筋を伸ばして「お世話になります」と丁寧に頭を下げた。短く切りそろえられた黒髪に、つぶらな瞳が印象的な、どちらかと言えば痩せ型の男の子だった。Tシャツに膝丈の半ズボンという、夏休みの少年らしいごく普通の服装が、かえって彼の真面目そうな印象を際立たせている。
「まあ、はると君、ずいぶんご立派なご挨拶ね。さあ、遠慮しないで上がって」
淳子がそう声をかけると、陽斗は「はい、おばさん」と素直に頷き、小さなスニーカーをきちんと揃えてから框を上がった。その仕草があまりに几帳面で、淳子は内心、なんてしっかりした子なんだろうと感心したのを覚えている。七歳になる息子の悠は、年の近い遠縁の兄弟が来たことがよほど嬉しいらしく、陽斗の周りをぴょんぴょん跳ねながら「はるとにいちゃん、こっち、こっち!」と二階の子供部屋へと手を引いていった。
古い日本家屋は、襖や障子で仕切られた部屋が多く、風通しを良くするために夏場は建具を外している場所も少なくない。夫の実家から譲り受けたこの家は、築五十年を超えており、あちこちに隙間風ならぬ隙間視線の通り道ができていた。淳子はそのことを、このときはまださして気に留めていなかったのである。
昼下がり、淳子が台所で麦茶の用意をしていると、背後からぱたぱたとスリッパの音が近づいてきた。
「おばさん、何かお手伝いすることありますか?」
振り返ると、陽斗が勝手口の敷居のところに立っていた。Tシャツの袖口から覗く細い腕をだらりと下げて、じっと淳子の方を見つめている。
「あら、気を遣わなくていいのよ。はると君は悠と遊んでいてちょうだい」
「悠くん、今、おもちゃ探しに夢中で。それより、おばさんの邪魔にならないように手伝えたらなって」
淳子は微笑んだ。なんて出来た子なんだろう。これなら一週間、預かるのも大変じゃなさそうだと、胸を撫で下ろす思いだった。カウンター越しに麦茶のグラスを差し出すと、陽斗は両手でそれを受け取り、「ありがとうございます」と丁寧にお辞儀をした。つぶらな黒い瞳が、グラスの中の氷の動きを追うように動き、それからゆっくりと淳子の顔へと持ち上げられる。
「おばさんって、きれいだね」
不意打ちだった。淳子は一瞬、何と言われたのか理解できずに、まばたきを繰り返した。三十六歳の主婦に向かって、十一歳の少年が放つにはあまりに不似合いな台詞。しかし陽斗の声には、お世辞でもからかいでもない、妙に落ち着いた響きがあった。
「な、何言ってるの、はると君ったら。おばさんはもうおばさんよ」
「そうかなあ。おばさん、すごく肌が白くて、髪もつやつやしてるし。もっと若く見えるよ」
陽斗はそう言って、ことりと首を傾げた。その仕草がまた、妙に大人びていて、淳子の胸の奥にちいさな波紋が広がった。悪い気はしなかった。むしろ、ここ数年、夫からそんな言葉をかけられたことなど一度もなかったから、くすぐったいような、くすぐったいような感覚が、淳子の頬をほんのりと熱くさせた。
「はると君は、ずいぶん口が達者なのね。学校でもモテるんじゃない?」
「そんなことないですよ。僕、こう見えて結構、人見知りするんです」
陽斗は苦笑いしながら麦茶を一口含むと、「ごちそうさま」と言って台所を出ていった。残された淳子は、なんだか妙に落ち着かない気分で、シンクに手をついて小さく息を吐いた。子供の何気ない褒め言葉に動揺するなんて、自分もよほど飢えているのだろうか。夫は仕事が忙しく、夜も遅い。寝室で交わされる会話は実務的なものばかりで、肌を重ねる頻度も、ここ数年は月に一度あるかないか。それも決まりきった手順の、淡白な行為で終わってしまう。淳子は自分の中に、じわりと澱のように溜まっているものがあるのを、うっすらと自覚していた。
夕方になり、淳子が夕食の支度を始めると、今度は悠が「かあたん、ぼくものりたい!」と台所に飛び込んできた。小麦粉と格闘する淳子のエプロンの裾を引っ張りながら、悠が「はるとにいちゃんが、かあたんのおてつだいしてたから、ぼくも!」と主張する。淳子は仕方なく悠にレタスをちぎらせる役目を与え、ほっと息をついた。
陽斗はというと、居間で宿題のドリルを広げていた。時折、淳子の方を見上げては、何かを確認するように目を細める。その視線に気づくたび、淳子は妙に胸のあたりがざわついた。気にしすぎだ、と自分に言い聞かせながらも、どうにもその瞳の奥にある翳りのようなものが、淳子の意識の端に引っかかって離れない。
夜が更け、淳子は悠と陽斗を二階の子供部屋に寝かしつけると、一階の脱衣所へと向かった。この家の浴室は、台所の奥にある脱衣所を抜けた先にある。脱衣所には小さな窓が一つあるだけで、昼間でも薄暗い。壁際に置かれた洗濯機が低くうなりをあげる中、淳子はエプロンを外し、ブラウスのボタンに指をかけた。
かさり、と衣擦れの音が静かな脱衣所に響く。
薄い綿のブラウスを脱ぐと、そこにはベージュのレースのブラジャーに包まれた、慎ましいながらも柔らかな乳房の膨らみがあった。夫はもうとっくに寝室で寝息を立てている。淳子は安堵しながらスカートのファスナーを下ろし、するりとそれを足元に落とした。ぺチ、と布が床に落ちる軽い音。下着姿になった淳子は、洗面台の鏡に映る自分の姿を一瞥し、それからブラジャーのホックに手を回した。
ふと、背筋に冷たいものを感じた。
誰かに見られている。理屈ではなく、肌がぴりぴりと危険を知らせるあの感覚。淳子は手を止め、ゆっくりと振り返った。脱衣所の隅、浴室へと続く廊下との境にある障子。その障子の、膝ほどの高さにある小さな破れ目。そこから、つぶらな黒い瞳が、まっすぐに淳子を見つめていた。
どくん、と心臓が跳ね上がる。
淳子は一瞬息を呑み、思わず胸元を腕で隠した。障子の向こうの気配は動かない。ただ、その黒い瞳だけが、薄暗がりの中でじっと淳子の肢体を舐めるように見据えている。陽斗だ。間違いない。あのつぶらな瞳の形を、淳子は今朝、ついさっき台所で見たばかりだった。
注意しなければ。のぞいちゃだめよ、と、一言そう言えばいいだけの話だ。しかし淳子の喉は、まるで鉛を流し込まれたかのように重く、声が出ない。障子の破れ目から覗く瞳は、あまりに静かで、大人びていて、そして異様なほどの熱を帯びていた。叱るという行為そのものを許さない、奇妙な圧力がそこにはあった。淳子はただ呆然と立ち尽くし、破れ目を見返すことしかできなかった。
どれほどの時間が経っただろう。十秒か、あるいは一分か。淳子のこめかみのあたりがじんと熱くなり、心臓の鼓動がやけにうるさく鼓膜を叩いた。すると、障子の向こうの気配がすっと遠ざかり、パタパタと階段を上る微かな足音が聞こえた。
淳子はその場にへたり込むようにして、洗濯機に寄りかかった。ブラウスを脱いだだけの、裸ですらない姿を見られたに過ぎないのに、どうしてこんなにも動揺しているのか。いや、むしろ裸でなかったことが、かえってこの胸のざわめきを増幅させている。あの子は、一体いつから見ていたのだろう。ブラウスを脱ぐところから? それとも、自分が脱衣所に入った瞬間から?
唇を噛みしめながら、淳子は壁にかけてあったバスタオルを手に取り、胸元を隠すようにして体に巻きつけた。夫に言おうか。いや、なんと言えばいいのか。従兄弟の子が、私の着替えを覗いていました、と。もしも陽斗が否定したら、自分の被害妄想だと思われるだけではないか。
浴室にこもる湯気の向こうで、淳子は天井を見上げ、深いため息をついた。ついさっき浴槽に張ったばかりの湯が、ざぁ…と小さな波の音を立てる。一週間。たった七日間のことだ。深く考えずに、やり過ごせばいい。
しかし、そう自分に言い聞かせれば言い聞かせるほど、淳子の胸の奥では、障子の破れ目から覗いたあの黒い瞳が、澱のように沈殿していた。それはまるで、この古い家の隙間そのもののように、淳子の心の中にぽっかりと空いた穴から、じっとりとした湿気とともに侵入してくるようだった。淳子は湯船に肩まで浸かりながら、ただただ鼓膜の奥で反響する自分の心臓の音を、聞き続けるしかなかった。
第2章 ぬるま湯と共犯、巨根に囚われた掌
第2章: ぬるま湯と共犯、巨根に囚われた掌
夫の出張が決まったのは、陽斗が家に来て三日目の朝のことだった。
リビングで朝食の味噌汁を啜っていた夫が、何の気なしに「明日から二泊で大阪に行くことになった」と口にした瞬間、淳子の胸の奥がざわりと波立った。なぜだかわからない。ただ、夫がいなくなるという事実が、これまでに感じたことのない不安の影を落としたのだ。
食卓の向かいでは、陽斗が悠と並んで卵焼きを頬張っている。つぶらな黒い瞳を皿に落としたまま、箸を動かすその横顔は、どこからどう見ても無邪気な十一歳の少年だった。白いTシャツの襟元から覗く首筋は細く、膝丈の半ズボンから伸びたふくらはぎには、まだ子ども特有のまるみがあった。しかし、淳子はもう知っていた。障子の破れ目から覗く、あの爬虫類じみた粘つく視線を。夜の脱衣所で背中に突き刺さった、暗く濡れた二つの瞳の感触を。
なのに、注意できない自分がいる。どうやって注意すればいいのかわからない。夫に相談しようにも、「あなたの従兄弟の子が私の裸を覗いているんです」などと言えるはずもなかった。
「おばさん、昨日の夜、なかなか寝付けなかったみたいだね」
ふいに顔を上げた陽斗が、卵焼きの欠片を箸の先で弄びながら、ことりと首を傾げた。その声音はあくまで無邪気そのもので、悠が「かあたん、ねむれなかったの?」と心配そうに眉を下げるほどだった。淳子はひきつる喉からなんとか笑みを絞り出す。
「ちょっと暑くてね……おばさん、夏の夜は苦手なのよ」
嘘だった。本当は、あのあと寝室に戻っても、鼓膜の裏にずっと気配が張りついていたのだ。壁越しに聞こえる陽斗の寝息さえ、何かの罠のように感じられて、朝までまんじりともできなかった。
「ふうん。じゃあ、今夜は涼しくしてあげるね」
陽斗がそう言ってにっこりと笑った。その白い歯の並びが、やけに大人びて見えて、淳子は味噌汁の椀を持つ指先がかすかに震えるのを自覚した。
夫が出発したのは、その翌日の昼前だった。
玄関先でスーツの襟を直しながら「悠のことは頼むな」と気の抜けた笑顔を見せる夫に、淳子は胸の奥で叫びたかった。あなたの従兄弟の子は普通の十一歳じゃない。私を見る目がおかしい。連れて行ってほしい。お願いだから、私をあの子と二人きりにしないで。
しかし、口から出たのは「気をつけて行ってらっしゃい」という定型的な言葉だけだった。夫の痩せた背中が夏の陽炎に溶けていくのを、淳子は玄関の柱に指を食い込ませながら見送った。
午後、リビングで悠と陽斗がテレビゲームに興じているあいだ、淳子は台所で夕食の下ごしらえをしていた。包丁でピーマンのへたを落としながらも、意識の半分は背後に向けられている。すぐ後ろのリビングでは、陽斗がコントローラーを握っている。その手が、指が、あの障子の破れ目から伸びていた。想像すると、包丁を持つ指先がまた震えだす。
なんとか気を鎮めようと、冷蔵庫から麦茶を取り出し、コップに注ぐ。氷のからん、という涼やかな音がやけに大きく響いた。
「かあたん、きょうのおふろ、いっしょにはいろ!」
リビングから飛び込んできた悠の声に、淳子の手が止まった。振り返ると、悠がパジャマを胸に抱えてぴょんぴょん跳ねている。どうやらゲームに飽きて、風呂の催促を始めたらしい。淳子は麦茶のピッチャーを冷蔵庫に戻しながら、できるだけ優しく言った。
「悠ははるとお兄ちゃんと入ったら? かあたんは、あとでいいから」
「えー、いやだ! はるとにいちゃんも、いっしょがいいっていってる!」
悠がそう叫んで、後ろを指さした。ソファに座った陽斗が、コントローラーを置いて立ち上がる。半ズボンのポケットに手を突っ込んだまま、小首を傾げて淳子を見上げてきた。その黒い瞳は、まるでガラス玉のように澄んでいるのに、奥底でどろりとした光がうごめいている。
「おばさん、悠くんが三人で入りたいんだって。いいでしょ?」
「え……ええ……」
淳子は言葉を失った。なにしろ相手はまだ十一歳の子どもで、しかも悠の従兄弟で、夫の親戚なのだ。ここで露骨に拒否すれば、逆に不自然に思われる。第一、あの覗きのことを陽斗が口にするとは思えなかった。夫に言ってどうなるものでもない。だがあの障子の破れ目の奥で光った瞳が、淳子の記憶の中でじわりと滲む。
返事をしない淳子にしびれを切らし、悠がぐいぐいと彼女のエプロンの裾を引っ張る。
「かあたん! はやく! ぼく、はるとにいちゃんとおふろはいりたい!」
「……わ、わかったわ。じゃあ、かあたんも一緒に入りましょう」
淳子はほとんど反射的にそう答えていた。陽斗はにこりともせず、ただじっと淳子の目を見つめている。ああ、まずい、と淳子の本能が警鐘を鳴らした。しかし、もうあとにはひけない。悠が「やったー!」と歓声をあげて脱衣所へ走っていく背中を追うように、淳子は重い足を動かした。
浴室の白い蛍光灯が、湯気にぼやけてオレンジがかって見えた。
先に裸になった悠が、すでに浴槽のふちに飛び込んで、ばしゃばしゃと湯しぶきをあげている。淳子は洗い場に立ったまま、服を脱ぐ手を止められずにいた。ブラウスのボタンを外し、スカートのファスナーを下ろし、ストッキングを抜き取る。一連の動作のあいだじゅう、同じ空間にいる陽斗の気配が、皮膚をじりじりと焼いた。
下着だけになったところで、淳子は横目で陽斗を盗み見た。少年はすでに全裸で、悠の隣に座っている。細い肩、白い背中、小さな尻。風呂の椅子に腰かけたその背格好は、やはりどこからどう見てもあどけない子どものそれだった。淳子はわずかに安堵して、ブラジャーのホックを外した。肌着を脱ぎ、最後の一枚である純白のショーツに指をかける。その瞬間、背中に刺さる視線を感じた。見られている。でも、ここで隠すほうがおかしい。淳子は唇を噛みしめ、一気にショーツを足首まで下ろした。
湯気が立ちこめる浴室に、三人分の裸体が浮かび上がる。
淳子は胸の前で腕を組むようにして、自分の乳房を隠した。三十六年間生きてきて、夫以外の男性に裸を見せるのは初めてだった。相手がまだ十一歳の少年だというのに、恥ずかしさで全身の毛穴が開き、汗が噴き出す。湯船のふちに腰かけた悠が、無邪気に手を伸ばしてきた。
「かあたん、せなかあらって!」
「はいはい、ちょっと待ってね」
淳子はなるべく陽斗のほうを見ないようにしながら、洗面器に湯をくみ、悠の背中にざあっとかけた。ボディソープを泡立てたスポンジで、息子の小さな背骨のくぼみをなぞる。悠はくすぐったそうに身をよじり、きゃきゃっと笑い声をあげた。
その間、陽斗は黙って洗面器の湯を自分の肩にかけていた。ざあ、ざあ、と浴室の壁に反響する水音だけが、妙に大きく鼓膜に張りつく。淳子は悠の身体を洗い終え、「じゃあ、かあたんの番ね」と言いかけて、手を止めた。
陽斗が、スポンジを手にしたまま、じっと淳子のほうを向いている。
その股間を、淳子は見てしまった。見てはいけないと思った瞬間には、もう眼球がそちらを向いていた。
細い腰骨の下、縮れた陰毛の茂みから、にゅっと垂れ下がる肉の塊。それは赤黒く、表皮には太い血管が蛇のように浮き上がっている。先端はだらしなく薄皮をかぶり、全体が重力に従ってゆるやかに湾曲していた。淳子は息を呑んだ。なにしろ、夫のものとはまるで違っていたのだ。夫のペニスは短く、色も薄く、血管が浮き出ることなどめったにない。それなのに、目の前のこの少年の肉茎は、まだ勃起すらしていないのに、夫の硬くなったときよりもはるかに長く、太い。十五センチはあるだろうか。いや、もっとかもしれない。
淳子の膣の奥が、きゅう、と引きつった。それと同時に、下腹部の奥底で、何かがどろりと溶けるような感覚が走る。淳子は慌てて目をそらし、自分の膝を見つめた。心臓が早鐘を打ち、こめかみがずきずきと疼く。見てはいけないものを見た。でも、もう見てしまった。あの質量が、形が、まぶたの裏に焼きついて離れない。
「おばさん」
陽斗の声が、湯気のむこうから低く響いた。淳子はびくりと肩を震わせ、顔を上げる。少年は相変わらず無表情で、しかしその黒い瞳だけが、ぬらりと光っていた。
「悠くん、もうあらったよね。じゃあ、つぎ、僕のことも洗ってくれる?」
淳子は硬直した。拒否しなければ。陽斗はもう小学五年生で、自分はいい大人で、そもそも親戚の子の裸を洗うなどという行為は、どう考えてもおかしい。
けれど、悠が横から口をはさんだ。
「はるとにいちゃんも、かあたんにあらってもらいなよ! かあたん、じょうずなんだから!」
「……は、はると君は、もう五年生でしょう? 自分で洗えるわよね」
絞り出すように言った淳子の声は、自分でもわかるくらいかすかに震えていた。陽斗はしばらく黙って淳子の顔を見ていたが、やがて口元をほんのわずかに歪め、嘲るような笑みを浮かべた。
「おばさん、ぼく、まだ背中とかうまく洗えないんだ。ね、いいでしょ?」
その口調はあくまで子どものそれだったが、含まれた響きは明らかに命令だった。淳子はぞっとして、太腿の内側がひくつくのを感じた。これは、脅しだ。拒否したら、あの覗きのことを、もしかしたら夫や悠に言うつもりかもしれない。いや、それだけではない。あの目は、もっと別の何かを要求している。
淳子はかすかにうなずき、震える手でスポンジを受け取った。
陽斗は洗面器のふちに手をつき、淳子に背中を向けて立った。細い肩甲骨が浮かび、筋肉の薄い子どもの背中が、白い湯気の中でぼんやりと光っている。淳子はボディソープをたっぷりとスポンジに含ませ、そっと陽斗の肩に押し当てた。泡が、しゅわしゅわと音を立てて少年の肌を覆っていく。首すじ、背骨のくぼみ、腰の上のくぼみ。順に泡を伸ばしていく淳子の指先は、氷のように冷たくなっていた。
背中を洗い終えると、陽斗はくるりと向きを変えた。
「まえも、おねがい」
淳子の指がぴたりと止まる。まえ、ということは、つまり胸や腹や、その下のことだ。淳子の視線が、どうしても陽斗の股間に吸い寄せられる。さっきよりもさらに質量を増したように見えるあの肉の塊が、細い腰の付け根で、かすかに震えているような気がした。
「まえは……自分でできるでしょ……?」
「おばさんが、やって」
陽斗の声に、わずかな苛立ちが混じった。そのひと言で、淳子の心の防壁はがらがらと音を立てて崩れた。ああ、この子は私を試している。そして、逆らってはいけない。
淳子はほとんど無意識に、泡のついたスポンジを陽斗の胸に押し当てた。まだ薄い胸板を、へそのあたりまで丹念に擦る。へそのすぐ下、陰毛の柔らかな茂みが、泡の下から覗いている。その茂みの中心から、さきほどの肉塊が、にゅっ、と頭をもたげていた。
淳子は手を止めた。スポンジを握る指が、わなわなと震える。もうこれ以上はだめ。ここから先は、絶対にさわってはいけない場所。
しかし陽斗は、淳子の手首をがっしりと掴んだ。十一歳とは思えない強い力だった。淳子がはっとした次の瞬間には、泡にまみれたスポンジ越しに、淳子の掌は陽斗のペニスを直に握らされていた。
ぬめり、とした肉の感触。柔らかいのに、中心には熱い芯が通っている。掌の中で、ずぐ、ずぐ、と脈打つその肉茎は、まるで別の生き物だった。淳子は悲鳴をあげそうになった。あげられなかった。
「ちゃんと、洗って」
陽斗が淳子の手首を掴んだまま、ぐい、と前後に動かす。淳子の手の中で、少年のペニスはみるみる硬度を増していった。泡のぬめりと一緒に、表皮がこすれる感触。スポンジを押しのけて、亀頭がぬぷりと顔を出し、淳子の指の腹に生暖かく触れた。にゅっく、にゅっくと音を立てて、それは膨張を続ける。血管が浮き出た幹は、淳子の細い指では到底握りきれないほどに太くなり、先端は怒張して天を向いた。
二十センチはある。淳子は確信した。夫のものよりはるかに長く、太く、そして熱い。掌の中でどくんどくんと鼓動するその凶器は、もはや少年のものではなかった。雄のそれだった。
淳子の膣が、ぎゅうう、と疼いた。子宮が下がるような、奥底から絞りあげられるような感覚。それは今まで感じたことのない、背徳と興奮の入り混じった疼きだった。
淳子の指が、無意識に陽斗の肉茎を握りしめる。指の腹が、亀頭のくびれをそっとなぞると、陽斗が小さく息を呑むのが聞こえた。その声に、淳子の腰の奥がじんわりと熱を帯びる。ああ、いけない。私は、十一歳の男の子のペニスを握って、興奮している。
「……もう、いい」
陽斗が淳子の手を離した。淳子は弾かれたように手を引っ込め、スポンジを床に落とした。ぱしゃん、という水音がやけに大きく響き、悠が浴槽の中から「なになにー?」と首を伸ばす。
陽斗は何事もなかったかのように、洗面器の湯を自分の股間にざぶりとかけた。泡が流れ落ち、そこにはもう勃起の名残もなく、だらりと垂れた肉塊があるだけだった。しかし淳子の掌には、さっきの熱と感触がこびりついて離れない。
陽斗は浴槽に浸かりながら、隣の悠に聞こえないよう、ひそめた声で囁いた。
「俺ね、近所の女の人らとよく、こういうことしてるんだ。おばさんよりずっと年上の人もいるよ。みんな、俺のおちんちん、好きになってくれんだ」
淳子は返す言葉もなく、床にへたりこんだ。湯気が目にしみる。
陽斗は、もう一度、今度ははっきりと淳子だけに向けて、口の端を吊り上げて笑った。
「おばさんも、きっと好きになるよ。僕のこと」
耳の奥で、心臓の破裂音が聞こえた気がした。
淳子はうつむいたまま、両膝をがくがくと震わせることしかできなかった。浴室の壁に反響する悠の水しぶきと、陽斗の低い笑い声が、ぐるぐると渦を巻いて淳子の鼓膜を犯しつづけている。
夫が出張から帰るまで、まだ二日ある。けれど淳子の予感は、もうすでに取り返しのつかない場所へ足を踏み入れてしまったことを、ひたすらに告げていた。太腿のあいだから、自分の愛液とは違う、どろりとした熱いものが滲み出てきそうで、淳子は膝をぎゅっと閉じた。
第3章 寡黙な舌、貪られる恥辱の裂け目
第3章: 寡黙な舌、貪られる恥辱の裂け目
リビングの空気は、悠を幼稚園の夏季保育へと送り出した直後から、嘘のように静まり返っていた。ちゃぶ台に散らばった朝食のパン屑を、淳子は手にした布巾で拭き取りながら、どこか胸の奥がざわつくのを感じていた。昨日の浴室でのあの異様な出来事が、まだ皮膚の裏側にべったりと張り付いている。二十センチもの少年の肉塊を掌に感じたあの感触と、陽斗が耳元で囁いた「近所の女の人たちとも、こういうことしてる」という告白が、断片的に脳裏をちらつき、動悸を速める。
背後で畳を踏む微かな衣擦れの音がした、と思った瞬間、淳子の耳朶に生温かい吐息がかかった。
「おばさん、昨日のこと、写真撮ってたんだよね」
囁きというにはあまりに冷たく、どこか楽しげな陽斗の声が、淳子の脊髄を凍らせた。手から布巾が落ち、ちゃぶ台の端にぶつかって湿った音を立てる。淳子は硬直したまま、振り返ることもできない。
「じょ、冗談でしょ、はると君……」
絞り出した声は掠れ、苦笑いを作ろうとした唇が小刻みに震える。しかし陽斗は答えず、ただ熱を帯びた小さな掌を、無遠慮に淳子のスカートの中へと差し込んできた。さらりとした生地の下で、指先は太腿の内側をまるで這う蛇のように這い回り、すぐにショーツのゴムへと到達する。
「や、やめて……!」
淳子は恐怖で脚を閉じようとしたが、陽斗の片腕が背後からしっかりと腰を抱き込んでおり、身動きが取れない。少年の細い指は、思いのほか強い力でショーツの布地を掴み、一気に膝のあたりまで引き下ろした。
くしゃり。
衣擦れの音が静寂に痛烈に響く。綿の白い下着は淳子の膝にまとわりつき、露わになった下腹部は、突然の外気に触れて、無様に粟立った。羞恥と恐怖で顔を強張らせる淳子の身体は、為す術もなく床へと引き倒された。
背中に感じる畳の硬い感触。陽斗は淳子の両膝を掴み、無造作に大きく左右へ押し開く。スカートの裾がまくれ上がり、陰毛の生え揃った秘部が白日の光に晒されるのを、淳子は感じた。いや、見てはいけない、と固く目を瞑る。しかし瞼の裏に、自分の痴態がありありと映し出されるようで、眼球の奥が焼けるように熱い。
「いやぁ……み、見ないで……お願い」
懇願は震える吐息に変わり、天井へと吸い込まれていった。陽斗はそんな淳子の様子を、まるで珍しい玩具を観察するような無垢で残酷な瞳で見下ろしながら、ゆっくりとその顔を、淳子の太腿の中心へ近づけていく。
まず、微かな息が陰毛をくすぐった。次の瞬間、ぬるりと生温かく、柔軟な質量が、閉じかけた肉の裂け目を大きく這い回った。
「ひぁっ……!」
淳子の口から、裏返った悲鳴が飛び出す。それは舌だった。陽斗の舌が、彼女の女性器を、根元から頂点までれろーりと一息に舐め上げたのだ。夫でさえ一度もしたことのない、未知の口腔刺激。唾液のぬめりと、自分の中から滲み出した蜜が混ざり合い、ぐちょんっ、と下品な水音を響かせる。淳子の腰が、意思とは無関係に、びくりと跳ね上がった。
「あ、あう……や、やめて……っ」
言葉とは裏腹に、身体は正直に反応し始める。陽斗の舌先は、敏感な肉芽を見つけ出し、執拗にそこを攻め始めた。包皮の内側に埋もれた小さな突起を、舌の先でくりくりと転がし、あるいは唇で包み込んで、強く吸い上げる。
ちゅちゅちゅちゅッ……!
耳元で弾ける吸引音が、淳子の聴覚を犯し、理性を溶かしていく。クリトリスから発生した電流のような快感が、背筋を駆け上がり、脳天を突き抜ける。これは何だ、何なんだ、と混乱する頭とは裏腹に、膣の奥が切なく疼き、じわりと新たな愛液が溢れ出してくる。
ぬちゃんっ、ぐちょんっ、と自身の蜜が陽斗の顎を濡らし、空気を打つ音が鼓膜を塞ぐ。淳子の膝はガクガクと震え、閉じようとする脚は、陽斗の両腕によってさらに大きく、まるで股を裂くように押し開かれた。
「おばさんのここ、とろとろで甘いね。クリトリスなんて、すぐに真っ赤になって、ビンビンに立っちゃってる」
陽斗は舐め上げる合間に、わざとらしく囁いた。淳子の性的反応を、ぜんぶ見透かした声だった。
「ち、ちが……わたしは……あ、ああっ……!」
否定しようとした声は、陽斗の舌が膣口をこじ開け、ぬぷ、と内部に侵入した瞬間、間の抜けた嬌声へと変わった。亀の頭のような滑らかな舌が、入り口のすぐ内側のざらついた肉襞を、丹念に舐め回す。ぞわぞわとした快感が、子宮の奥底から滲み出るように広がり、淳子は喉を反らして、シーツ替わりの畳に爪を立てた。汗が額を伝い、目尻からは生理的な涙が零れ落ちる。
夫との、暗闇の中での定型的な交わりとは、何もかもが違いすぎた。彼のアレは、ただ義務のように膣を掻き回すだけの異物だった。けれど、この十一歳の少年の舌は、淳子の身体がどこを感じるかを、まるで地図でも持っているかのように的確に、そして容赦なく攻め立ててくる。
ずりゅっ、ずりゅっ……。
舌を硬く尖らせて、性器の割れ目を上下に擦る。敏感な蕾を吸い上げられ、また膣の入り口を浅く掘られる。幾重もの異なる刺激が休む間もなく与えられ、淳子の腰は無様に痙攣し、理性の箍は完全に外れかけていた。
「んっ、あ、ああぁ……! もう、もう、来る……なにか、来ちゃうの……!」
夫とのセックスで味わったことのない、巨大な波がすぐそこまで押し寄せている。恐怖に近い予感に、淳子は首を激しく横に振る。こんなことで、こんな子供に、イかされるわけにはいかない。しかし、それは彼女の意思では止められない暴力的な生理現象だった。
陽斗は最後のひと押しとばかりに、真っ赤に充血しきったクリトリスを強く吸い込みながら、舌先で尖った先端を、ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱッと、これ以上ない速さで弾いた。
「い、いくっ……! んああああぁっ……!!」
淳子の意識は、その瞬間、文字通り白く弾け飛んだ。膣の内壁が激しく痙攣し、下腹部の筋肉が大きく波打つ。ドプッ、と子宮口が開いて粘液を吐き出すのが、自分でもはっきりと分かる。全身の骨が抜け落ちたかのような脱力感と、脳内を焼き尽くす多幸感。初めての絶頂は、あまりにも暴力的で、そして甘美だった。
「はぁ……はぁ……っ」
肩で息をする淳子の乱れた着衣を眺めながら、陽斗はまだ足りない、とばかりに口元を拭った。そして、脱力してだらしなく開いたままの淳子の両脚をさらに押し上げ、その腰を軽々と浮かせる。まだ痙攣の名残で震える淳子の身体に、次の狙いを定める。
「おばさん、まだ終わっちゃダメだよ。これから一番、いいことをするんだから」
淳子が状況を飲み込むより早く、陽斗の顔がさらに深く股間に埋まり、その舌が肛門に到達していた。初めての絶頂の余韻で感度が極限まで高まった窄まりに、ぬるりとした熱い唾液がたっぷりと塗り込められる。
「ひ……! そ、そこは……!」
淳子の顔が羞恥で真っ赤に染まる。そこは、夫にも触らせたことのない、絶対に汚してはいけない場所だった。しかし陽斗は構わず、舌を硬く尖らせると、ヒクつくアナルへののめり込ませてきた。
じゅぷり……。
唾液に混じって窄まりがきゅうと締まり、舌の侵入を拒もうとするが、陽斗の舌はそれを嘲笑うかのように、ちゅるんっ、とわざと音を立てて押し入り、その内側の繊細な襞を執拗に舐め回す。
「だ、だめ……きたないから、やめて……おねがい、はると君……!」
淳子は涙声で懇願した。しかし、その懇願とは裏腹に、彼女の膣からは先ほどよりも大量の愛液が溢れ落ち、アナルを舐める陽斗の鼻先を濡らしていた。ふしだらな水音が、静かな家の中に満ちる。
ぐちょっ、ぐちゅ……ぬぷ、にゅぷぷっ。
自分の意思では制御できない身体の反応、そして最も恥ずべき場所を少年の舌で蹂躙される倒錯的な状況が、淳子の羞恥心を、音を立てて溶かし始めていた。もう、だめかも……わたし。そう思った瞬間、彼女の内腿を伝う愛液の量は、さらに勢いを増していたのだった。
第4章 少年の楔、破裂する膣内という密室

第4章: 少年の楔、破裂する膣内という密室
畳に背中を預けたまま、淳子はまだ自分の身体が自分のものでないような浮遊感に包まれていた。絶頂の余韻が、腿の付け根の奥で痙攣のようにチカチカと瞬き、耳の奥では心臓の鼓動がやけに大きく鳴っている。アナルに侵入した陽斗の舌はすでに抜けていたが、ぬるりと濡れた唾液の感触だけが窄まりにまとわりつき、恥ずかしさで腰が勝手に震えるのを止められなかった。
目の前の畳の目がにじんで見える。視界の端で、陽斗が膝立ちの姿勢で見下ろしているのがぼんやりと分かった。
「気持ちよかったでしょ、おばさん」
間延びした、どこか嬉しそうな声が降ってくる。淳子は答えられず、ただ荒い息を繰り返していた。鼻の奥がツンと熱く、生理的な涙で睫毛がくっついている。
「まだ終わってないよ」
宣言するような口調で、陽斗は淳子の両脚をさらに押し広げた。膝の裏を抱え込まれ、ほとんど股を割かれるような恰好で、濡れそぼった陰部が完全に晒される。くぱりと開いた膣口が、外気に触れてひくつくのが自分でもはっきりと分かった。
「おばさん……中に出してもいいよね」
その問いかけはあまりに穏やかで、まるで宿題をしていいか尋ねる小学生のようだった。けれど意味することを理解した瞬間、淳子の胸の奥で恐怖と、それとは別のどろりとした疼きが同時に湧き上がる。
「だ、だめ……それは……!」
淳子は首を振ろうとしたが、その前に陽斗は腰の位置を合わせていた。視界の端で、少年の股間から屹立するものが異様な質量をもって天を向いている。さっき浴室で触れた肉塊が、血管を浮き上がらせ不気味なまでに膨張し、先端からは透明な粘液がぬらりと光っている。大人の男と比べてもなお逞しいその肉槍は、今まさに淳子の膣口に狙いを定めていた。
ぐりっ。
まず亀頭が膣口に押し当てられる。ぬちゅり、と蜜にまみれた入り口が、侵入者を迎えるようにわずかに開く。淳子の喉が引き攣れ、「ひ」という声が漏れた。
「や、やっぱり、まっ――」
制止の言葉は最後まで続かなかった。陽斗は無垢な笑みを浮かべたまま、一気に腰を突き入れたのだ。
ずぶりぃっ……!!
異形の質量が、淳子の膣内を一息で貫いた。夫の細いペニスでは決して届かなかった奥の奥、子宮口にまで硬い亀頭がめり込む感覚。内臓を下から突き上げられるような圧迫感と、膣壁が無理やり拡張される痛みにも似た充実感が同時に押し寄せる。
「ぐ、うぁあ……っ!」
淳子の喉から、自分でも聞いたことのない獣じみた嬌声が迸った。身体の芯から何かが破裂するような衝撃に、爪先がピンと突っ張り、畳に押し付けられた背中が弓なりに浮く。膣内という密室が、少年の肉楔によって余すところなく占拠された異様な感覚。苦痛とも快楽ともつかない電流が、子宮から背筋を駆け上がり、脳天を焼く。
「あ、ああ……ふか、い……奥まで……!」
淳子はほとんど無意識に呟いていた。涙と唾液が頬を伝い、畳に染みを作る。視界がチカチカと瞬き、天井の木目が歪んで見える。身体の中に異物が入っている――それも、自分の産んだ息子よりちょっとしか変わらない十一歳の少年の器官が。その背徳的な事実が、脳のどこかで警鐘を鳴らしているのに、膣はぎゅうぎゅうと肉棒を締め付け、さらなる刺激をねだるように収縮を繰り返していた。
「すごい締まる……おばさんのオマンコ、とろとろで熱いね」
陽斗の声音は感嘆に満ちている。その無垢な残酷さに、淳子の羞恥心が焼けるように熱くなる。しかし抗議の言葉は、次の瞬間、何の前触れもなく始まった抽送によって粉々に打ち砕かれた。
ずちゅっ、ずちゅっ……!
抜けかけの肉壁を、陽斗は勢いよく何度も貫き直す。律動のたびに陰部からじゅぶじゅぶと下品な水音が撒き散らされ、太腿の内側を生温かい愛液が伝い落ちていく。淳子の腰は意思とは無関係に跳ね上がり、膣内という密室は肉楔に抉られる悦びに酔い痴れていた。
「んあっ、あ、ああっ……! は、激し、すぎ……っ!」
淳子は喉を反らして喘いだ。目の前で自分の乳房がスカートの上から揺れるのが見える。陽斗の腰が打ち付けられるたび、子宮口を亀頭がぐりぐりと抉り、その奥にある何かを突き破ろうとしているかのようだった。夫とのセックスでは決して知り得なかった、内側から破壊されるような快楽。恐怖と悦びが混濁したその奔流に、淳子の理性は音を立てて溶け始めていた。
ぬちゃっ、ぐちゅっ、ずりゅずりゅっ……!
角度を変え、深さを変え、陽斗は無尽蔵の精力で淳子の膣内を蹂躙し続ける。まだ若く逞しい腰つきは、決して大人の男に劣るものではなかった。むしろその無垢な執着心が、一突き一突きに濃厚な支配の意思を込めていた。
「おばさん、今度は上になって」
不意に陽斗が肉棒を抜き放つ。ずるりと膣口から引き抜かれた感触に、淳子は「あうっ」と間抜けな声を漏らした。空白になった膣内が、物足りなさにひくついている。そんな自分に気づき、淳子の頬が羞恥で真っ赤に染まる。
陽斗は淳子の腕を掴むと、無理やり身体を起こさせ、自分は仰向けに寝転んだ。天を向いて屹立する二十センチの肉槍を眼前に突きつけられ、淳子は言葉を失う。
「おばさんが自分で挿れるんだよ。腰、動かして」
「そ、そんな……できな……」
「へいき。俺、おばさんが動くの、みたいんだ」
陽斗の真っ直ぐな瞳から逃れられず、淳子は震える脚で彼の腰を跨いだ。膝立ちになり、ぬらぬらと濡れた自分の膣口を、亀頭の上にそっと位置させる。じわりと熱が伝わる。このまま腰を落とせば、今度は自分から少年の肉棒を受け入れることになる。
「おばさんのオマンコ、ひくひくしてる。早く挿れたいんでしょ」
陽斗に促され、淳子は目を固く閉じた。そして、覚悟を決めるように、ゆっくりと腰を落としていく。
ぬぷっ……ぐちゅ、ずりゅりゅ……!
自分の体重でめり込んでくる肉棒に、淳子は声もなく悶えた。騎乗位は今まで夫としたこともない体位だった。自分から腰を振るなど考えたこともなかった。けれど、自ら膣内を貫かせるこの倒錯的な行為が、なぜこれほど官能的で、抗い難いのか。
「んんっ……あ、あああっ……!」
淳子は半ば無意識に腰を振り始めていた。上下に、あるいは円を描くように、膣内の一番感じる場所を自ら探り当てようとする。ぬちゃっ、ぬちゃっ、と結合部から粘液音が響き、自分の愛液が陽斗の下腹部を濡らすのが見える。背後では、めくれ上がったスカートが乱れ、露わになった尻肉が律動に合わせて震えていた。
「そう、上手だよ、おばさん……もっと激しくしていいよ」
陽斗は満足げに笑いながら、淳子の腰に手を添えて動きを促す。淳子は言われるままに腰の振幅を大きくし、膣奥をぐりぐりと亀頭で抉り始めた。もう何も考えられなかった。ただ気持ちいい。こんな小さな子に、自分は支配されている。その事実が背徳の悦びとなって、子宮をぎゅうぎゅうと疼かせる。
「あ、あっ……わたし、おかしく、なっちゃ……んはぁっ……!」
自分の嬌声がやけに遠くに聞こえる。ぱちゅぱちゅと激しい水音が部屋に満ち、汗の匂いと性器の匂いが混ざり合ってむっと生臭い。淳子はもはや羞恥も罪悪感もなく、ただ与えられる快楽に溺れて腰を振り続けた。やがて子宮の奥がきゅうっと痙攣し、二度目の絶頂がすぐそこまで迫ってくる。
「イッちゃう……また、イッちゃ……!」
「いきなよ、おばさん。俺も、もう中に出しちゃうから」
陽斗の声が合図だった。淳子は思い切り腰を落とし、最奥まで肉棒を呑み込んだ瞬間、体内で何かが爆ぜるのを感じた。
「んあああああぁっ……!!」
びゅっ、どくどくどくっ……!
子宮口に直接吐き出される熱い精液の感触。若い種が、自分の胎内を満たしていく感覚に、淳子の意識は白く飛んだ。膣壁が激しく痙攣し、一滴残らず精液を搾り取ろうと締め付ける。身体の芯から力が抜け、淳子は陽斗の胸の上に崩れ落ちた。
荒い息が静まるまでしばらくの間、淳子は動けなかった。膣内にまだ陽斗の肉棒が埋まったままで、ぬくもりとともに精液がじわりと子宮口を濡らしている。涙と汗と唾液でぐしょぐしょになった顔を上げられず、ただ肩で息を繰り返した。
「おばさん……俺のちんぽ、舐めてほしいんだけど」
不意に陽斗が身体を起こした。ずるりと膣から抜かれた肉棒は、精液と愛液でぬらぬらと濡れ光り、未だに硬さを失っていない。淳子は促されるまま畳に膝をつき、その肉棒と向き合った。
間近で見るそれは、やはり異様なまでに大きい。夫のものとは比べるべくもない質量が、すぐ目の前に屹立している。精液と自分の蜜が混ざった生臭い匂いが鼻をつく。舐めろ、ということだ。夫にさえしたことのない行為を、十一歳の少年に求められている。
「で、できるかな……」
淳子は震える手で肉棒の根元を握り、そっと亀頭に唇を近づけた。ぬるりとした感触を唇で感じ、恐る恐る舌を伸ばす。
ちゅ、ちろ……
塩辛い。ぬめりは苦く、生臭い。けれど、それが陽斗の味だと思うと、なぜだか胸の奥がきゅうと疼いた。淳子は意を決して口を開け、亀頭をくわえ込む。口腔を満たす質量と熱。顎が外れそうになりながら、舌先で亀頭の裏筋をれろーりと舐め上げる。
「ん、上手……おばさん、初めてじゃないの?」
陽斗の感嘆の声が頭の上から降る。その言葉に励まされるように、淳子は必死で舌を動かした。頰の内側で亀頭を包み、唾液でぬめる肉竿を上下に扱く。にゅっ、にゅく、にゅっく……くぐもった水音が自分の耳にまで届き、それを羞ずる余裕さえもうなかった。
やがて陽斗が淳子の頭を掴み、自ら腰を動かし始める。ずりゅずりゅと喉奥まで肉棒が捻じ込まれ、淳子は「んぐっ」と噎せた。生理的な涙がさらに溢れ、口の端から唾液が伝い落ちる。それでも陽斗は容赦なく喉を貫き、淳子の口腔を肉穴のように扱った。
「んぶっ……んぐ、うぅ……!」
「出すよ、おばさん……ちゃんと、飲んで」
陽斗の腰が大きく跳ねた。瞬間、口腔内で熱いものが爆ぜる。
どぴゅっ……どくどくどくっ!!
喉の奥に直接叩きつけられる精液の塊。淳子は噎せながらも、それを必死で飲み下した。生臭くて、苦くて、熱い。これが陽斗の種だ。そう思うと、抵抗感よりも奇妙な充足感が胸を満たしていく。
ようやく肉棒が口から引き抜かれ、淳子は咳き込みながら畳に両手をついた。顎から唾液と精液が混ざった粘液が糸を引いて垂れる。もはや貞淑な妻の面影は欠片もなかった。
ふと顎を掴まれ、顔を上げさせられる。陽斗の黒い瞳がすぐ近くで見下ろしていた。
「おばさん……服従するって言って」
冷たい、しかしどこか甘やかな声だった。淳子はぼんやりとした頭で、自分が今、何をすべきかを理解する。抵抗する気力も、羞恥に逃げ込む隙間さえ、もう残ってはいなかった。
「わ、わたしは……」
掠れた声が、静かな部屋に落ちる。
「わたしは……はると君の、ものです……」
その言葉を口にした瞬間、淳子の膣がきゅううっと疼き、まだ中に残る精液を吐き出すようにひくついた。それは自らの意思を放棄した宣言であり、同時に、新たな悦びの世界への入り口でもあった。
陽斗は満足そうに口元を歪め、淳子の頭をぽんぽんと撫でた。
「うん。もうぜったい、おぼえてるよね。じゃあ、次は夜、悠くんが寝たあとにね」
なんでもないことのように言い放ち、陽斗は立ち上がる。淳子は床に座り込んだまま、ぐしょぐしょに濡れたスカートの裾を直す気力さえなく、ただ立ち去る小さな背中を呆然と見送ることしかできなかった。
畳に染みた精液と愛液の匂いがいつまでも消えず、淳子はその匂いに包まれながら、胎の奥でまだ陽斗の熱が脈打っているのを感じていた。自分はもう、十一歳の少年に犯され、屈服し、その所有物として刻印を打たれたのだ。恐ろしいはずなのに、押し寄せるのは安堵にも似た奇妙な充足感だけだった。
第5章 絶倫の影、カーテン越しに跪く日々
第5章: 絶倫の影、カーテン越しに跪く日々
最初の性交から数時間後、淳子は台所に立っていた。夕食の支度をしなければならない。陽斗が家に来てまだ数日あるというのに、すでに身体の芯が重く、太腿の付け根あたりに鈍い疼きがまとわりついている。浴びた精液はシャワーで洗い流しても、胎の奥に陽斗の熱がまだ残っているようだった。
まな板の上で包丁が小気味よい音を立て、キャベツの千切りが白く積もっていく。ふと、背後でかすかに畳がきしむ気配がした。次の瞬間、淳子のエプロンの下から小さな掌がするりと差し込まれ、スカート越しに臀部をなぞられる。
「ひゃ……っ」
淳子は包丁を置き、まな板の縁に両手をついた。振り返らなくても、その指の熱さと無遠慮な動きで、誰だかはすぐに分かる。
「おばさん、何作ってるの?」
陽斗の声は、まるで学校の図工の時間にでも尋ねるような、あっけらかんとした口調だった。しかしその掌は、すでに淳子のスカートをたくし上げ、ショーツのゴムに指をかけている。にちゅ、と湿った布地が陰唇に食い込む音がして、淳子は息をのんだ。
「や……夕飯、の準備……」
「ふうん。でも、ちょっとだけ休憩しよ」
陽斗はそう言って、淳子のショーツを膝のあたりまで一息に引き下ろした。くしゃりと衣擦れが響き、露わになった臀部に台所の生温かい空気が触れる。淳子は羞恥に顔を熱くしながら、必死に声を押し殺した。リビングのほうからは、悠がテレビのアニメに夢中になっている気配がする。主題歌の陽気なメロディが、この場の異様さをいっそう際立たせていた。
「悠くん、今、すごくテレビに夢中だから。大丈夫だよ」
陽斗の指は、すでに淳子の臀部の割れ目をなぞり、ぬめる襞を探り当てている。くちゅり。愛液にまみれた膣口を指の腹でくるくると撫で回され、淳子は声を殺すために唇を噛んだ。
「でも、まだ、お昼のことが……からだ、休ませて……」
「おばさん、もうとろとろなのに。こんなになって、休みたいふりするんだ」
ぬぷ、と人差し指が膣内に沈み込む。淳子の膝ががくんと震え、まな板の上のキャベツがはらはらと床に落ちた。
「あ……んん……っ」
「声、出しちゃだめだよ。悠くんが来ちゃう」
陽斗は囁きながら、膣内の襞を指先でぐりぐりと掻き回す。ぐちゅっ、くちゅっ、と水っぽい音が台所に小さく響き、淳子は耳の奥が焼けるような羞恥を覚えた。しかし膣は正直で、侵入者をぎゅうぎゅうと締め付け、さらなる刺激をねだってひくついている。
陽斗はそのまま、もう一本、指を追加して、二本まとめてぬちゃぬちゃと出し入れを始めた。濃厚な粘液音が、まな板の木の香りと混ざり合い、淳子の鼻腔をむせ返らせる。
「今夜も、悠くんが寝たあと、ちゃんと来てね」
それだけ言うと、陽斗はあっけなく指を引き抜いた。ずるり、と膣口から抜かれる感触に、淳子は「あう」と小さく声を漏らす。膝からショーツが落ち、足首にまとわりついた。陽斗はそのショーツを拾い上げると、畳の上にぽいと放る。
「まあ、いいや。これ、今から穿くとすぐ濡れちゃうし。おばさん、夕飯できるまで、そのままでいて」
「そ、そんな……」
淳子は振り返ろうとしたが、陽斗はすでにリビングへと戻っていくところだった。小さな背中が「悠くん、何見てるのー?」と無邪気な声をあげながら、カーテン越しの廊下へと消える。残された淳子は、剥かれた下半身を晒したまま、しばらくまな板にしがみついて肩で息を繰り返した。
愛液が太腿の内側を伝い落ち、床に小さな水たまりを作っている。夕飯の支度を続けなければ、と思うのに、指の感触を思い出すたび、膣がきゅううと疼いて包丁を握る手が震えた。陽斗の指が探ったのは、台所という生活の場で、自分の味を確かめるためだけの、一方的な支配の確認だったのだ。その理不尽さに怒りや悲しみよりも先に、鈍い悦びがじわりと滲んでくる自分が、何よりも怖かった。
──もう、きもちぃぃ…わたし…。
夕飯の間も、淳子は落ち着かなかった。エプロンの下は素肌で、スカートの裾が腿の内側に張り付くたび、さっきの指の感触がぶり返す。陽斗はというと、悠と並んでテレビの話をしながら、ときおり淳子をちらりと見ては口元に薄い笑みを浮かべるだけだった。その瞳が「今夜も」と無言で語っているようで、淳子は味噌汁の椀を持つ手が震えるのを、必死で押し隠した。
夜が来た。
悠が寝静まったのは、九時を過ぎた頃だった。布団の上で小さな寝息を立て始めた息子の額の汗を拭いながら、淳子は心臓の鼓動がやけに大きく響くのを感じていた。隣の部屋からは、陽斗がまだ起きている気配がする。蛍光灯の青白い光が、障子越しにぼんやりと漏れていた。
約束の時間だ。自分から行かねばならないのか、それとも待っていればいいのか。淳子は迷いながら、いったんは台所で湯飲みを洗い始めた。しかし指先は震え、陶器がかちかちと小さく鳴るばかりで、洗い物ははかどらない。
不意に、背後から声がかかった。
「おばさん、遅いよ」
陽斗だった。パジャマ代わりの大きめのTシャツ姿で、裸足のまま音もなく近づいていたらしい。淳子は振り返り、口を開こうとしたが、陽斗は無言で彼女の手首を掴み、寝室のほうへと引っ張っていく。
「ま、待って……悠が、起きちゃう」
「あいつ、いったん寝ると朝まで起きないよ。おばさんが知らないだけでしょ」
そう言うと、陽斗は悠が眠る部屋のすぐ隣、これまで夫と寝起きしていた和室へ淳子を押し入れた。布団は敷かれたままになっている。夫の寝間着が壁のフックに掛かっているのが、薄明かりの中でぼんやりと見えた。
淳子は布団の上に座らされ、陽斗と向かい合った。夫の匂いがかすかに染みついた寝室で、十一歳の少年とこれから交わるという倒錯。罪悪感で胸が張り裂けそうになるのに、膣はすでにじわりと湿り始めている。
「今晩はね、ここでするよ」
陽斗はそう囁いて、淳子の肩を押し、布団の上に仰向けに倒した。そして自分もTシャツを脱ぎ捨てる。細い胸板、まだ幼さの残る鎖骨のラインとは裏腹に、股間ではすでに二十センチの巨根が血管を浮き上がらせて屹立していた。
淳子は自らのスカートを脱ぐように促され、震える手で下着ごと足から抜き去る。露わになった陰部は、昼間からずっと疼き続けていたせいで、陰毛がしっとりと濡れそぼり、膣口はひくつきながら蜜を滲ませていた。陽斗はその様子をじっくりと眺めてから、淳子の両脚を大きく左右に押し開いた。
「おばさんのここ、もう準備できてる。えらいね」
その声と同時に、陽斗は腰を位置させ、ぬちゃり、と亀頭を膣口に押し当てた。淳子は声を出しそうになるのを、必死に手の甲を噛んで堪えた。隣の部屋で眠る息子を起こしてはならない。
ずぶり……ずぶずぶずぶっ……。
一気にではなく、わざとゆっくりと、肉棒が膣内をこじ開けていく。粘膜が拡張される圧迫感、そして肉襞が亀頭の形をなぞるように蠢く感覚。淳子の背中が弓なりに反り、爪先がぎゅうと布団を蹴った。
「ん……んんぅ……っ!」
「声、がまんできてるね。今夜は静かにしないと」
陽斗は囁きながら、最奥まで埋め込んだ肉棒を、今度はぐりぐりと子宮口に押し付けながら円を描くように腰を回す。ずりゅ……ぐちゅ、ぬちゃ……。鈍くて下品な水音が、静まり返った寝室にぎしぎしと染み渡る。
淳子は喉を反らし、涙で視界をにじませながら、必死で声を押し殺した。気持ちいい。昨日よりも、昼間よりも、ずっと深く、ずっと激しく、身体の芯を掻き回されている。この快感を叫びたいのに、声を出せないもどかしさが、逆に膣の感度を極限まで高めていく。
「悠くんの隣で、こんなに気持ちよがってるおばさん。すごくいやらしいよ」
「ち、が……わ、たし……んんっ……!」
「違わないよ。だって、こんなに締まるもん」
陽斗はそう言って、抽送の速度を上げ始めた。ずちゅっずちゅっずちゅっ! ぬちゃっ、ぐちゅぐちゅ……! 激しい律動が布団を揺らし、夫の掛け布団がずるりと落ちる。淳子の乳房が上下に激しく弾み、乳首が空を切るたび、電流のような快感が背筋を走る。
「あ……あう……んんんっ……!」
「いっていいよ。静かにイくんだよ、おばさん」
陽斗が最後のひと突きとばかりに、腰を思い切り打ちつけた。亀頭が子宮口をぐりゅんと抉り、その瞬間、淳子の膣内が大きく痙攣した。
「んんんんんーっ……!!」
淳子は手の甲に歯を立てたまま、声にならない嬌声を喉の奥で迸らせた。絶頂の波が全身を駆け抜け、膣壁がぎゅうぎゅうと肉棒を締め付ける。同時に、陽斗も腰を震わせ、どぴゅっ、どくどくどくっ……と、熱い精液を子宮口に叩きつけた。胎の奥を満たす若い種の感覚。淳子は涙と唾液で顔をぐしょぐしょにしながら、ただ呆然とそれを受け入れた。
息が整わぬうちに、陽斗はずるりと肉棒を抜き放った。どろりと精液が膣口から溢れ出し、敷布団に染みを作る。しかし陽斗はまだ硬さを失っておらず、淳子の身体をうつ伏せにひっくり返すと、その腰を持ち上げて四つん這いにさせた。
「まだぜんぜん足りないから」
そう言って、今度は背後からずぶりと肉棒を再挿入する。ぬちゃっ、ぐちゅぐちゅ……! さっき出した自分の精液が潤滑油となり、肉棒は先ほどよりもさらに容易く淳子の膣奥を突き上げた。
「んぐっ……う、うう……!」
「ゆうくん起きちゃうよ。もっと静かにね」
陽斗は背後から淳子の腰をしっかりと掴み、一定のリズムで腰を打ちつけ始めた。ずちゅっ、ずちゅっ、ぬちゃっ、ぬちゃっ……。結合部から飛び散る粘液が、淳子の太腿をさらにぬらぬらと濡らしていく。
淳子は布団に顔を押し付け、声を殺しながら、何度目かの絶頂へと追い詰められていった。もう何も考えられなかった。隣で眠る息子も、壁に掛かった夫の寝間着も、すべてが遠く、ただ膣を貫く少年の楔だけが、この世界の中心だった。
──これが、こんなことが、きもちいいなんて。
陽斗はその後も、淳子を仰向けに戻し、横向きにし、あるいは再び四つん這いにさせ、体位を変えながら延々と責め続けた。悠が寝返りを打つ小さな物音に、一瞬息を潜める瞬間さえ、その昂奮をいっそう煽る隠し味のように作用した。
夫が出張から戻るのは明後日の夕方だった。それまでに、この淫らな匂いも、敷布団の染みも、すべて消し去らねばならないという焦りは、いつのまにか「それまでに何度でも、この肉棒を味わいたい」という切実な渇きにすり替わっていた。
結局その夜、陽斗が淳子の中で果てたのは三度だった。淳子自身は、もはや何度絶頂したのかもわからない。気がつけば窓の外が白み始めており、全身を汗と精液と愛液でぐしょぐしょに濡らしたまま、淳子は敷布団の上でぐったりと横たわっていた。
陽斗はそんな淳子の乱れきった股間を見下ろし、小さく笑った。
「おばさんのオマンコ、すっかり僕の形になったね。入り口、ぽっかり開いちゃって、塞がらなくなってるよ」
淳子は言葉を返せなかった。ただ、膣口がひくひくと収縮を繰り返し、まだ陽斗の形を求めて空気を掴んでいるのを感じるだけだった。ぬらぬらに濡れそぼった膣は、少年の巨根の形を完全に覚え込み、夫の細いペニスでは決して埋められない空洞へと変わってしまっていた。その事実が、恐怖と同時に、どうしようもない充足感をもたらしている。涙が一筋、こめかみを伝って布団に染みた。
──もう、このちんぽ無しでは… そう感じた瞬間、淳子の膣は、またきゅううと疼き、残った精液を搾り出すようにひくついたのだった。
第6章 最終夜、刻みつけられる雌の烙印
第6章: 最終夜、刻みつけられる雌の烙印
陽斗がこの家を発つのは、明日の午前中だった。夫が出張から戻る夕刻よりも、ほんの数時間早く、その小さな身体は駅の改札へと吸い込まれていく。そんな予定を頭の片隅でなぞりながら、淳子は布団の上でただ膝を抱えていた。窓の外はとっぷりと暮れて、もう虫の音さえも遠い。悠は隣室で規則正しい寝息を立てている。
襖の向こうから、畳を踏む小さな足音が近づいてきた。障子に映る影は、やはりまだ大人には遠く、けれど淳子の胸を鷲掴みにする質量を帯びている。
すう、と息を呑む間もなく、陽斗はからりと襖を開けて中へ入ってきた。手には何も持っていない。ただ、黒い大きな瞳が、布団の上の淳子をまっすぐに射抜いている。小さな唇の端が、かすかに吊り上がった。
「おばさん、今夜が最後なの、わかってるよね」
その声はいつもより少しだけ静かで、なのに耳の奥にべったりと張り付く甘さがある。淳子は返す言葉を探したが、喉が引き攣れて声にならなかった。最後。その言葉が胸の真ん中を貫き、それと同時に子宮の奥がきゅううと疼く。最後だからこそ、この疼きは止められない。
「だから今夜はね、特別なことをするんだ」
陽斗はそう言って、壁のフックに掛かった夫の寝間着をちらりと見上げた。淡いグレーのパジャマが、この寝室の主を主張するように所在なげにぶら下がっている。陽斗はそれを指差し、無垢なくせに残酷な笑みを浮かべた。
「ご主人の服、ちゃんと見ててくれるよね」
淳子は答えられず、ただ首を竦める。夫の寝間着が見ている前で、自分はこれから少年の最後の玩具にされる。罪悪感が胃の底からせり上がり、それでいて膣はじわりと湿り始める。淳子は自分の身体が、もはや心の命令を何ひとつ聞かないことを、骨の髄まで思い知っていた。
陽斗は淳子の腕を掴み、布団の上で四つん這いにさせた。両手を敷き布団に突き、膝を大きく割らされた格好で、臀部が無防備に突き出される。スカートの裾は陽斗の小さな掌によってまくれ上げられ、露わになったヒップの丸みが、薄明かりの中でしっとりと汗ばんでいた。
「最後はね、ここをいっぱい可愛がってあげる」
陽斗の指がつう……と臀部の割れ目をなぞり、窄まりの周囲を探り当てる。淳子は「ひっ」と短い悲鳴を漏らし、背筋を硬直させた。
「だ、だめ……そんな……きたな……」
「洗ってあるから大丈夫だよ。おばさん、夕べもちゃんとしてたでしょ」
ぐりっ、と指の腹が肛門の皺に押し付けられる。まだ乾いた感触に、淳子は首を振って拒絶を示そうとした。しかし陽斗は構わず、自分の口元にたっぷりと唾液を溜めると、窄まりの真上からねっとりと垂らし落とした。生温かい粘液が肛門に達し、つつつ……と皺の溝を伝い落ちる感触に、淳子の肩が大げさに震える。
「ひ、ひぅ……!」
「すぐ気持ちよくなるから、もっと力を抜いて」
ぬるり……。
陽斗の人差し指が、唾液をまとわりつかせながら肛門の狭い入り口をなぞり始める。くるくると円を描き、皺を一本一本伸ばすように、丹念に、執拗に。淳子はシーツ替わりの敷布団に顔を押し付け、必死で声を噛み殺した。隣に息子が眠っている。そのことだけが、彼女の喉を締め付けていた。
くちゅっ……にゅぷ……。
唾液が窄まりに染み込み、筋肉が緩み始めると、陽斗はためらうことなく口をその場所へと近づけた。次の瞬間、ぬるりと生温かく、柔軟な舌が、肛門の真上にのめり込んでくる。
「んああ……っ!」
淳子は布団に爪を立て、声を押し殺しながら背を反らした。じゅぷり……ちゅるんっ……。陽斗の舌先は、窄まりをこじ開けるように侵入し、その内側の繊細な襞をちろちろと舐め回す。舌全体で肛門を覆い、吸い上げ、唾液を補充してはまた侵入する。
ちゅぱっ……じゅるるる……ちゅぱちゅぱちゅぱっ!!
窄まりから溢れた唾液が会陰を伝い、膣口にまで達する。その濡れそぼった感触が、淳子の羞恥心を限界まで煽り立てた。こんな場所を、十一歳の少年に舐めしゃぶられている。夫にも決して許したことのない場所を、今、舌で犯されている。
「あ、あう……もう、やめ……声、出ちゃ……んんっ」
「でも、ここ、ひくひくしてるよ。すごく恥ずかしがってるのに、舌をぎゅうって締めるんだ」
陽斗は顔を上げ、口元を濡らしながらそう囁いた。そして窄まりから舌を抜き放つと、今度は指を三本まとめ、淳子の膣口へと差し向ける。
「こっちも、もっと慣らしておかないとね」
ぬちゃっ……!
何の前触れもなく、三本の細い指が一気に膣内へと沈み込んだ。淳子の腰が大きく跳ね、膣壁がぎゅううっと異物を締め付ける。ぬちゃぬちゃぬちゃっ……陽斗は容赦なく指を出し入れし、そのたびに愛液が白く泡立って結合部から溢れ落ちた。ぐちゅっ、くちゅくちゅっ……下品な水音が静まり返った寝室に染み渡り、淳子の耳朶を焼く。
「おばさんのここの中、もう僕の形だね。指が三本も入るくらい、やわらかく広がってる」
陽斗は膣内で指を曲げ、肉襞をぐりぐりと掻き回しながら耳元に唇を寄せる。
「もうご主人の小さいおちんちんじゃ、ここ満たされないでしょ。おばさん、わかってるよね」
淳子は答えられなかった。涙と涎で顔をぐしょぐしょに濡らし、敷布団に染みを作りながら、それでも首を、こくん、と縦に振っていた。夫の細いペニスでは決して届かない奥の奥まで、この少年の指はやすやすと届いてしまう。その事実が悔しくて、悲しくて、けれど抗えない悦びに変わってしまう。
「う、うう……ちが……わたし……んんっ」
「違わないよ。だって、ここはもう僕専用なんだ」
ずるり……。
陽斗は三本の指を引き抜くと、そのぬらぬらに濡れた手で、淳子の腰をしっかりと掴んだ。四つん這いのまま後ろから抱え込まれる格好で、淳子は膝をさらに大きく割らされる。太腿の内側は自分の愛液でぐしょぐしょに濡れ、畳にまで染みを作り始めていた。
背後で陽斗が膝立ちになり、腰の位置を合わせる気配がした。淳子は振り返ることができず、ただ前を向いて、壁に掛かった夫の寝間着をぼんやりと見つめていた。
ぐりっ。
亀頭が膣口に押し当てられる。さっきまでの唾液と愛液が混ざり合い、ぬめる入り口はすでに大きく開いて侵入者を待っている。けれど陽斗はすぐには挿入せず、亀頭で陰唇をぐりぐりと撫で回し、クリトリスをこすり上げた。
「い、いや……そこ、さわち……ああっ」
「さわってほしいんでしょ。ちゃんと言わなきゃ、入れてあげないよ」
「ひ……ひど……んんっ」
淳子は涙声で喘ぎながら、ついに観念したように腰をくねらせた。自分から亀頭を膣口に押し付け、その熱を内部へと招き入れる。
「お、おねがい……はると君……入れて……奥まで、きて……」
その懇願が合図だった。
ずぶりぃっ……!!
陽斗は一息で最奥まで腰を突き入れた。二十センチの巨根が、背面座位の角度で膣内を貫き、子宮口をぐりゅんと抉る。淳子の喉からは、もはや隠しきれない嬌声が迸った。
「んああああっ……!!」
ずちゅっ、ずちゅずちゅずちゅっ……!
抽送は最初から激しさを極めた。陽斗は淳子の腰を両手でしっかりと掴み、自分の細い腰を容赦なく打ちつける。ぬちゃっ、ぐちゅぐちゅっ……結合部からは白く濁った愛液が泡立ち、飛び散っては敷布団に染みを作る。淳子の乳房が激しく揺れ、スカートの内側で乳首が布と擦れて鋭い快感を生んだ。
「あ、ああ……もっと……もっと奥、きて……!」
「おばさん、自分からおねだりしてる。いやらしいね」
「いやらし……でも、いいの……今夜で最後、だから……!」
淳子は泣き叫びながら、自ら腰を前後に振り始めた。ずちゅっぐちゅっずりゅずりゅっ! 激しい律動に合わせて、畳がぎしぎしと軋む。壁に掛かった夫の寝間着が、その振動でかすかに揺れているのを、淳子は涙で滲む視界の端で捉えていた。
──ごめんなさい、ごめんなさい、あなた……でも、もう、だめかも…わたし。
罪悪感が頭をもたげるたび、陽斗はそれを打ち消すように子宮口をぐりぐりと亀頭で抉り、淳子の理性を粉々に粉砕した。ずちゅっ! ずちゅっ! ぐちゅぐちゅぐちゅっ!! 粘液音と嬌声が混ざり合い、寝室は異様な熱気で満たされていく。
「おばさん、イきそう?」
「うん……うんっ……もう、すごい……イッちゃ……!」
「まだだよ。俺がいいっていうまで、我慢」
陽斗はそう言うと、抽送の速度を急に落とし、ゆっくりと、しかし深々と腰を動かし始めた。ずりゅ……ぐちゅ……ぬぷ……。子宮口を亀頭でこじ開けるように、肉襞を一本一本味わうように、それは執拗で陰湿な愛撫だった。
淳子は絶頂を目前で焦らされ、腰がガクガクと震え、膣内がきゅうきゅうと痙攣する。それでも陽斗は許さない。もっと恥ずかしいことを言わせようと、耳元で囁きかける。
「おばさん、誰のオマンコ?」
「あ、ああ……はると君、の……わたしの、ここ、はると君のもの……!」
「じゃあ、ご主人のは?」
「もう……いらない……あ、ああ……!」
そう叫んだ瞬間、淳子の目からぼろぼろと涙が零れ落ちた。夫を拒絶する言葉を、自分から口にしてしまった。それは取り返しのつかない裏切りだった。けれど、その罪の重ささえも、膣を貫く快楽の前では甘美なスパイスに変わる。
陽斗は満足げに笑みを深めると、淳子の腰をさらに高く持ち上げ、最後の突き上げを開始した。
「じゃあ、中にいっぱい出すよ。僕の子種、ちゃんと子宮で受け止めて」
「きて……だして、奥に……私のなかに……!!」
ずちゅんっ、ずちゅんっ、ずちゅんっ……!!
三度の深い突き上げの後、陽斗は淳子の腰に思い切り自分の腰を打ちつけ、最奥で精を放った。
びゅっ……どくんっ、どくどくどくどくっ……!!
熱く濃い若い精液が、子宮口を直接叩き、胎内を満たしていく。淳子はその感覚に、獣じみた絶頂の叫びを上げていた。
「んあああああぁっ……!!!」
膣壁が激しく痙攣し、精液を一滴残らず搾り取ろうと収縮を繰り返す。全身が震え、目の前が真っ白に染まり、淳子の意識は一瞬、遠くへ飛んだ。
どれだけそうしていたのか、気がつけば陽斗はずるりと肉棒を引き抜き、ぐったりと敷布団に突っ伏した淳子の横で、静かに息を整えていた。膣口からは白濁した精液がどろりと溢れ出し、太腿の内側を伝って畳に染みを作っている。
胎の奥には、まだ陽斗の熱が脈打っていた。まるで灼けつくような熱の塊が、子宮口にべったりと張り付いて、決して離れようとしない。淳子の内部に、少年の所有印がはっきりと焼きつけられた。もう二度と夫のものではいられないという烙印が。
陽斗は乱れた服を直しながら立ち上がり、壁に掛かった夫の寝間着をちらりと見やった。それから、ぐしょぐしょに濡れそぼったまま動けない淳子を見下ろして、小さく笑う。
「最後の夜、ちゃんと覚えててね。僕も絶対、忘れないから」
そう言い残し、陽斗は静かに襖を閉めて隣室へと戻っていった。悠の寝息だけが、何事もなかったかのように規則正しく響いている。
淳子は敷布団の上で、涙と汗と精液にまみれた身体を丸めたまま、ただ呆然と闇を見つめていた。壁のグレーの寝間着が、まるで夫の無言の視線のように、じっと自分を見下ろしている。奥底に焼きついた熱い烙印と、戻れない道への切なさと、それでも確かにそこにある異常な多幸感が、淳子の胸の裡でいつまでも渦を巻いていたのだった。
第7章 還らぬ肌、音を立てて壊れる日常
第7章: 還らぬ肌、音を立てて壊れる日常
陽斗を駅まで送り届けたその足で、淳子はコンビニへ寄り、夫が帰宅した際の夕食の足しにするため、総菜のパックを幾つか買い込んだ。悠は「はるとくん、もういっちゃったの」と朝から少しばかり口を尖らせていたが、車のなかで買い与えたグミの袋に気を取られ、家に着く頃にはもう陽斗のことは忘れたようにテレビの前にちょこんと座り込んでいる。淳子は台所の流しに総菜の袋を置き、蛇口をひねった。勢いよく飛び散る水の冷たさが、指先から腕へと這い上がり、ようやく自分が現実の時間に戻ってきたような錯覚を覚える。陽斗がいた五日間は、まるで生温かい泥の底に沈められたような、息苦しくて、なのに抗えない悦びの澱んだ夢だった。今はもう、その夢から醒めなければならない。そう言い聞かせるように、淳子は強くまぶたを閉じてから、ゆっくりと開いた。
夕刻、玄関のチャイムが鳴るより先に、鍵の回る金属音が響いた。淳子はエプロンの前をさりげなく直し、笑顔をこしらえる。帰宅した夫は疲れ切った顔で「ただいま」とだけ言い、鞄を畳の上に置いた。悠が「パパー!」と飛びついていく後ろ姿を、淳子は食卓の準備をしながら横目で追う。なんでもない、いつもの光景だった。テレビからは夕方のニュースが流れ、味噌汁の鍋から立ち上る湯気が、台所の窓をうっすらと白く曇らせている。夫はスーツの上着を脱ぎながら、何気なく淳子のほうを見て、こう言った。
「ごくろうさん。なんか、ずいぶん陽斗に振り回されたんじゃないか」
淳子は味噌汁の椀を置く手を、かすかに震えさせた。
「……ううん、そんなことないわ。はると君、いい子だったし」
自分の声が、やけに平坦で、どこか遠くから聞こえるようだった。夫はそれ以上深く追及せず、ネクタイを外しながら居間へと移動していく。淳子はほっと胸を撫で下ろすと同時に、その安堵が別の感情に支えられていることに気づき、胃のあたりがきゅうと疼くのを感じた。いい子だった。そう口にした瞬間、脳裏をよぎったのは、あの少年の黒い大きな瞳であり、自分を犯すときに見せる無垢で残酷な笑みだった。夫の前で、その記憶を必死に押し隠す。けれど、押し隠そうとするたび、膣の奥がきゅううと疼き、下着の布地がぬるりと湿るのがわかった。
夕食が終わり、悠を風呂に入れ、寝かしつけるまでの一連の流れは、表面的にはこれまでと何ひとつ変わらなかった。強いて言えば、淳子が悠に「かあたん、きょうはおふとんでほんよんで」とねだられた時、ほんの少しだけ動きがぎこちなかったくらいだ。布団の横で絵本を開く自分の指先が、まるで他人の手のように白く痩せて見えた。陽斗の熱い肉棒を握ったこの指が、今は無邪気な息子のためにページを繰っている。その落差が、淳子の胸に冷たいものを落とした。悠が寝息を立て始めると、家の中は潮が引くように静まり返る。隣室からは、夫が布団を敷く衣擦れの音がかすかに聞こえていた。
淳子は洗面所で歯を磨き、鏡の前でしばし立ち尽くした。映っているのは、どこにでもいる三十六歳の人妻の顔だ。頬のあたりにうっすらと疲れが浮かんでいるけれど、それでも目元にはまだ若々しい光が残っている。けれど淳子自身には、その顔がまるで偽物のように思えた。本当の自分は、夫のいない昼間、十一歳の少年に躾けられ、喘ぎ、腰を振り、胎内に精液を注がれて悦ぶ雌の顔をしている。鏡の前で、唇の端がかすかに歪む。泣いているのか、笑っているのか、自分でもわからなかった。
寝室の襖を開けると、すでに布団が二組、並べて敷かれていた。夫は片方の布団の上にあぐらをかき、スマホの画面をぼんやりと見つめている。天井の蛍光灯はすでに消され、枕元の小さな豆電球だけが橙色の光を落としていた。淳子は無言で自分の布団に滑り込む。夫はスマホを脇に置き、小さく欠伸をした。
「疲れたか。俺も今回はきつかったよ」
そう言いながら、夫は淳子の布団のなかに手を差し入れてきた。型通りの、いつもの動作だった。まず肩口に触れ、それから鎖骨のあたりをかるく撫でて、ゆっくりと胸のふくらみへと下りていく。淳子は暗闇の中でまぶたをぎゅっと閉じ、夫の手を受け入れた。いつもなら、このあたりで義務的に息を乱すふりをし、感じているふりをすることができた。けれど今夜の淳子の身体は、まるで別の生き物のように、夫の指を拒絶し始める。
夫の細く頼りない指が、パジャマのボタンを外し、素肌の胸に触れた瞬間、淳子の皮膚は粟立った。それは快感ではなく、もっと原始的な、生理的な拒否反応だった。夫の指の腹は乾いており、その体温さえも、今はただ異物のように感じられる。かつてはこれで満足していたはずなのに、今はどうしても、陽斗のあの小さくて熱い掌が、無遠慮に服の下へと侵入してきた感触を思い出してしまう。
「……淳子?」
夫が不審そうに呟く。淳子は慌てて首を振り、無理に身体の力を抜こうとした。
「ううん、だいじょうぶ。ちょっと、疲れてるだけ……」
夫は納得したのかしないのか、曖昧にうなずくと、さらに手を下へと滑らせた。パジャマのズボンのゴムをくぐり、下着の上から恥丘をそっと撫でられる。それだけのことで、淳子の膣はきゅうと締まった――けれどそれは、期待の疼きではなかった。まるで侵入者を拒むかのように、膣口は固く閉ざされ、粘液ひとつ滲ませない。夫の指が下着の布地越しに割れ目をなぞっても、かつてのような湿り気はまったく生まれなかった。ただ乾いた布が、敏感になりすぎた陰唇を擦る痛みだけが走る。
「あ……ちょ、ちょっと、待って……」
淳子は思わず夫の手首を掴んでいた。自分でも驚くほどの強い力で。夫はぽかんとして手を引っ込める。
「どうした、具合でも悪いのか」
「ごめんなさい……なんだか、その……今日は、だめみたい」
淳子は声を絞り出しながら、布団のなかで身体を縮こませた。夫はしばらく黙っていたが、やがて「疲れてるんだな。無理しなくていい」と言い、淳子に背を向けて横になった。その背中があまりにあっけらかんとしていて、淳子は逆に胸が詰まる思いがした。夫は疑ってもいない。まさか自分の妻が、小学五年生の少年に散々に開発され、その肉棒の形を膣に刻み込まれているなど、夢にも思っていないのだ。
暗闇のなかで、夫の寝息が規則正しく聞こえ始める。淳子はまぶたを閉じたが、眠れなかった。下腹部の奥が、ずきずきと疼いている。それは夫の愛撫に対する反応ではなく、陽斗の不在に対する飢餓だった。膣の内壁が、まだあの二十センチの剛直を覚えている。子宮口をぐりぐりと抉られた感触、奥深くに熱い精液を注がれた感覚、そしてアナルを舌で蹂躙されるあの背徳的な悦び。思い出すだけで、さっきまで乾いていたはずの膣口がじわりと湿り始める。夫の指には一滴も反応しなかった場所が、陽斗の幻影にはあっけなく屈服する。淳子は自分の身体がもはや夫のものではないことを、骨の髄まで思い知らされた。
寝返りを打つたび、太腿の内側が擦れて、ぬるりとした感触が広がるのを感じる。愛液が下着を濡らし、布団のなかにこもった自分の雌の匂いが、かすかに鼻腔をくすぐった。隣で眠る夫に気づかれないよう、淳子は唇を噛み締め、静かに息を吐く。早く陽斗のことを忘れなければと思うのに、忘れようとすればするほど、身体が疼き、子宮がきゅううと痙攣するのだった。
それから数日が過ぎても、淳子の身体は夫を受け入れなかった。夜、寝室で夫が型通りに愛撫を始めるたび、淳子は「疲れてるの」「頭が痛くて」と言い訳を重ねた。最初は気遣わしげだった夫も、やがて半ば諦めたように、淳子に背を向けて眠るようになった。夫の細く痩せたペニスを見るたび、淳子は無意識のうちに陽斗の巨根と比較している自分に気づき、激しい自己嫌悪に襲われる。それでも、比較することをやめられなかった。夫の指はあまりに細く、頼りなく、何よりその動きは型通りで、淳子のどこが感じるかをまったく理解していない。陽斗の指は、まるで地図でもあるかのように正確に、淳子の性感帯を探り当てたのに。そう考えるたび、罪悪感と共に、膣の奥がきゅううと疼いて、下着を濡らした。
生活は表面的に平穏だった。朝起きて、朝食を作り、悠を幼稚園に送り出し、家事をこなす。スーパーで買い物をし、夕方になれば夕食の支度を始める。テレビからはワイドショーの賑やかな声が流れ、悠がお絵かきをしている横で、淳子はアイロンをかけながら適当な相槌を打つ。けれどそのすべてが、薄い膜の向こう側の出来事のように感じられた。現実の淳子はまだ、あの五日間の生温かい夢のなかにおり、夫の寝室でさえ、陽斗の幻影が拭えないでいる。
ある午後、淳子は台所で夕食の下ごしらえをしながら、ふとスマホの画面を覗き込んだ。カレンダーのアプリを開き、来月の予定を確認する。夫の出張がまた入っていた。今度は三泊四日。画面の文字をなぞる指先が、かすかに震える。胸の奥で、何かが小さく弾けた。
そのとき、淳子の指はほとんど無意識に、連絡帳のアプリを立ち上げていた。スクロールしていく宛先の一覧のなかに、「陽斗」の文字がまだ残っている。削除しようと思えばいつでもできたのに、淳子はそれをせずにここまで来てしまった。あの日の朝、駅の改札で「また呼んでね」と囁いた少年の声が、耳の奥で蘇る。小さな唇が、あんなに無垢なくせに、酷く残忍な笑みを浮かべていた。そして今、その番号を前にして、淳子の指は削除ボタンを押すことができないでいる。画面を見つめる淳子の瞳は、かつての貞淑な妻のものではなかった。そこには、肉の快楽に渇き切った雌の飢えが、静かに、しかし確かに燃えていた。
夕方、幼稚園に悠を迎えに行く道すがら、淳子はふと立ち止まり、空を見上げた。晩夏の入道雲が、西日を受けて橙色に染まっている。陽斗が来たのも、こんな雲が浮かぶ夏の日だった。あの時はまだ、自分は何も知らなかった。知らなければ、こんな風に苦しむこともなかったのだろうか。けれど、知らなければ、あの暴力的なまでの快楽を知ることもなかった。淳子の内腿が、記憶のなかの巨根を思い出して、じわりと疼く。
夜、悠を寝かしつけた後、夫はすでに布団で寝入っていた。淳子は台所の片隅に立ち、シンクにもたれかかりながら、再びスマホを手に取った。画面が淡く光り、連絡帳の「陽斗」の文字を照らし出す。ためらいながら指を伸ばし、そっとその名前をタップする。発信ボタンが画面に現れ、淳子はしばらくそれをじっと見つめた。心臓がうるさいほどに脈打ち、手のひらには汗が滲んでいる。
「……だめよね、こんなこと」
淳子は呟きながら、それでもスマホを置くことができなかった。来月、夫が三泊の出張に行く。その間、悠をどこに預けるか――義母に頼むという手もある。けれど頭の片隅で、別の計画が静かに形を成し始めている。陽斗を呼ぼうか。そんなことをすれば、もう本当に戻れなくなる。夫との関係は、決定的に壊れてしまうだろう。けれど、戻れなくなることへの恐怖よりも、陽斗のあの熱い楔を再び胎内に感じたいという渇望のほうが、今の淳子にははるかに大きかった。だってもう、だめかも…わたし。
淳子はゆっくりと画面を閉じ、スマホを胸に抱きしめるように握り締めた。台所の小さな窓からは、虫の声が流れ込んでくる。隣室からは、夫の寝息と、悠の小さな寝返りの音が聞こえた。この家は、これまで通りの平穏な仮面を保っている。けれどその内側で、淳子の身体と心は、もう決定的に壊れてしまっていた。壊れて、なお、その破片は少年の肉棒を求め、疼き、濡れている。かつての淳子はもうどこにもいない。ここにいるのは、十一歳の少年に開発され、その快楽の虜となった、一匹の雌だった。
来月、また夫は出張に行く。スマホのカレンダーに印をつけながら、淳子は暗闇のなかで、かすかに微笑んだ。その笑みは、夫の前では決して見せない、濡れて妖しい光をたたえていた。
登場人物
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赤井淳子 あかい じゅんこ女性 ・ 36
外見: 肩にかかる黒髪、茶色の瞳、小柄で華奢な体型。服装: 普段は綿のブラウスに長めのフレアスカート、家ではエプロン姿。性格は従順で内向的、夫の淡白な性関係に無意識の不満を抱えている。陽斗からの脅迫に弱く、陶酔しやすい。
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陽斗 はると男性 ・ 11
外見: 短い黒髪につぶらな瞳、やや痩せ型で背は低いが、縮れた陰毛と大人びた凶器のような大きな男性器を持つ。服装: Tシャツに膝丈の半ズボン。表向きは礼儀正しい少年だが、内に邪悪な性衝動を秘めたマセガキ。
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悠 ゆう男性 ・ 7
外見: 母親似の柔らかい黒髪と大きな瞳、幼い体型。服装: 半ズボンとキャラクター柄のTシャツ。無邪気で母に甘える典型的な幼稚園児。陽斗を「お兄ちゃん」と慕う。
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夫赤井健一)(あかい けんいち)(男性 ・ 42
外見: 短い黒髪、細い目、痩せ型で背が高い。服装: スーツ姿が多い。仕事が忙しく妻との会話や夜の営みが疎かで、定型的なセックスで満足している朴念仁。出張が多い。





