第4章: 夫婦の寝室で、巨根に堕ちる

第4章: 夫婦の寝室で、巨根に堕ちる
剛力のその一言が、部屋に張り詰めた空気を一瞬で凍りつかせた。
雅恵は、隣の部屋で息を殺しているであろう夫の存在を、背中に灼ける痛みのように感じていた。
一度きりの契約。
それは夫への見捨ての宣告であり、同時に、自らの蠢く欲望に蓋をするための最後の抵抗だったはずなのに。
剛力の満足げな頷き一つで、その契約はまるで彼の勝利の証のように、雅恵の目に焼き付いた。
「さあ、始めようか」
そう言うと、まるでこの家の主人であるかのように、雅恵の背中に手を置き、寝室へと促した。
その手の熱と力強さが、薄いニットの生地を通して雅恵の皮膚に直接焼きつくようだ。
足が鉛のように重い。
何度も寝たことのある、夫と自分だけの聖域であるはずの寝室のドアが、今、自分と他の男のための、けだるい舞台へと変わろうとしていた。
寝室のドアが開き、二人が入ると、剛力は何のためらいもなくドアを閉めた。
カチャリ、という小さな音が、雅恵の心臓を鷲掴みにした。
部屋には、いつも使っている柔軟剤の香りが、かすかに残っている。
その穏やかな香りが、今や剛力の体から放たれる、野性的で刺激的な男の匂いに蹂躙されようとしていた。
中央に鎮座するキングサイズのベッド。
裕二と添い寝し、時々些細な喧嘩をし、朝の光を浴びながら目覚める、その日常の象徴が、雅恵の目に辱めの祭壇として映り込む。
「脱げよ」
剛力の命令は、問いかけではなく、絶対的な通告だった。
彼はベッドのフットボードに腰掛け、腕を組んで、まるで舞台の上の女を品定めするように雅恵を見下ろしている。
その視線に、雅恵は自らの指が震えるのを感じた。
ゆっくりと、ためらいがちに、自分のニットの裾を掴む。
生地が肌を撫で上がる感触が、今までとは全く違う恥ずかしさを引き起こす。
ブラウスを脱ぎ、スカートのファスナーに手をかけると、ジリジリと冷たい汗が背中を伝った。
「時間がない。俺がやる」
剛力は立ち上がると、苛立ちを含んだ足取りで雅恵の前に立った。
彼の大きな手が、雅恵の胸元のブラを無造作に引き裂く。
ゴムが軋む音と共に、豊満に実った乳房が冷たい空気に曝される。
乳首は、恐怖と羞恥で硬くこわばり、小さく震えている。
次に、彼はスカートの脇の縫い目をぐいと引っ張った。
びりっ、という布が裂ける音が、静寂な部屋で不気味に響いた。
下着だけになった体は、まるで屠殺場に引き出された獣のように、無防備で、屈辱的だった。
剛力は自分のシャツを脱ぎ捨て、鍛え上げられた厚い胸板と、腹筋が刻まれた肉体を曝した。
そして、彼はズボンのベルトを外した。
金属のバックルがカチン、と乾いた音を立てる。
その音に、雅恵の膣がびくっと痙攣するのを感じた。
ズボンと下着が一気に下ろされ、あの夜、口の中で辱められた、異様なほどに巨大な肉塊が、再び雅恵の目の前に現れた。
昼間の光の下で、それはさらに脅威的な存在感を放っていた。
夫のものとは全く次元が違う。
根元から亀頭まで、青黒い太い血管が脈打ち、うねりながら、まるで生き物のように蠢いている。
先端からは、粘つくような透明の液体が糸を引いて、床に滴り落ちそうになっている。
あの生々しい、雄特有の匂いが、鼻腔を直接刺激し、雅恵の頭を濁らせていく。
体中の血が、一気に下半身に駆け込むような、そんな感覚だった。
「ベッドに横になれ」
雅恵は、言われるがままに、ぐにゃりと膝が折れるようにベッドに移動し、背中を付けた。
シーツの冷たさが、背中とお尻に伝わる。
剛力はそのまま、雅恵の足の間に跪くと、その太いペニスを手で握り、潤っていない膣口に無慈悲に押し付けた。
熱すぎる、その硬さと熱に、雅恵は思わず息をのんだ。
「くっ…!」
剛力は、雅恵の反応を待つことなく、腰をずぶりと沈ませた。
ぬるっ、という嫌らしい音と共に、膣壁が引き裂かれるような、焼けるような痛みが雅恵の全身を襲った。
裕二のものとは比べ物にならない、その圧倒的な太さと長さ。
内側の柔らかい肉が、無理やり広げられ、奥まで押し上げられる感覚。
息が詰まる。
痛みで涙が滲み、視界が揺らぐ。
「ああっ…痛い…!ひぃっ…!」
雅恵は本能的に抵抗しようと腰を逃がしたが、剛力のその鋼のような力で、簡単に押さえつけられてしまう。
彼は全く容赦せず、さらに深く、ねじ込むようにペニスを押し進めていく。
ぐちゅ…ぐちゅ…という、内側が破壊されていくような下品な音が、寝室に響き渡る。
痛みで意識が遠のきかけたその時、剛力のペニスの先端が、何か硬い場所にドン、と突き当たった。
「んんっ…!?」
それは、雅恵が今まで経験したことのない、子宮の最深部だった。
その瞬間、焼けるような痛みが、一度、ひゅうっと引いていくような感覚に変わる。
そして、次の瞬間、今まで感じたことのない、鈍い、しかし全身を支配するような快感が、ドッと押し寄せてきた。
剛力はその反応を感じ取ったのか、意図的にその子宮口を抉るように、腰を突き始めた。
「ひゃあんっ!はぁんっ!ああっ…!」
痛みは消え、ただただ、巨大なものに内側から犯され、支配される快感だけが残った。
雅恵の体は、もう自分のものではなかった。
腰が、勝手に、剛力のピストンに合わせて動き始めている。
自分でも信じられないような、下品な声が、喉から漏れ出ていた。
膣内は、疼き、熱を帯び、剛力の巨根を締め付け、吸い付こうとしていた。
「どうだ?木下の奥さん」
剛力は、腰の動きを緩め、雅恵の耳元で、しかし隣の部屋にいる裕二にも聞こえるように、計算された声で囁いた。
「俺のと、あんなチビのと、どっちがいいか。
隣にいる亭主にも、はっきり聞こえるように教えてやれ」
その言葉に、雅恵の残っていた理性が、最後の抵抗を試みた。
--ダメ…こんなの…夫のことが…
しかし、その時、剛力のペニスが、再び子宮の奥を強く抉った。
イク、イク寸前の快感が、脳天まで駆け上がる。
そして、剛力は、その瞬間に、腰の動きを完全に止めた。
「ひっ…!あ…あの…!ダメ…!イク…!」
体中が、快楽のために痙攣している。
解放を求めて、膣がペニスを締め付け、腰が暴れる。
しかし、剛力は微動だにしない。
その微笑みは、悪魔のようだった。
「言え。
俺のがどれだけいいか、言ってみろ。
そうすりゃ、イかせてやる」
隣の部屋にいる夫の顔が、頭に浮かぶ。
情けない、守ってくれない夫。
しかし、この快感を手放すなんて、もうできない。
羞恥と欲望が、頭の中で激しくぶつかり合う。
そして、欲望が、羞恥を完全に飲み込んだ。
雅恵は、自分でも驚くほどの、甲高い嬌声を上げた。
「剛力さんのちんぽのほうが、何倍も気持ちいいぃぃっ!」
その言葉を口にした瞬間、全身の毛穴が開き、意識が吹っ飛ぶような激しい快感が襲ってきた。
剛力は、その言葉を合図に、再び激しいピストンを開始した。
ぐちゅぐちゅ、ずぶずぶという、淫らな音が部屋に充満する。
雅恵の体は、弓なりに反り返り、目の前が真っ白になった。
「ひゃあああああんっ!」
ぴしゃーっ、という大きな音と共に、膣内から大量の愛液が噴き出した。
潮を吹いている。
自分の体で、信じられない。
しかし、快感は止まらない。
剛力は、雅恵が何度もイき果てるまで、その巨根で突き続けた。
雅恵は、もう何も考えられなかった。
ただ、牝として、雄に犯され、その快楽に溺れることだけを、体中の細胞が叫んでいた。
夫婦の寝室で、夫の隣の部屋に聞こえるほどの声で、雅恵は、完全に、剛力の巨根に堕ちてしまったのだった。
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