老人ホーム経営のため妻が七人の入居者全員に身体を捧げ夜毎の奉仕を続けているのを夫は覗き見てしまい嫉妬と興奮に苛まれる
あらすじ
私、木下豊は妻の美穂と小さな老人ホームを営んでいる。結婚六年目、子はなく、妻は亡き両親の遺志を継いで献身的に七人の入居者を世話していた。ある夜勤の晩、廊下で暗闇から突然新さんに背後から抱きつかれる。慌てて離れ「間違えた」と謝る新さんに違和感を覚える私。それから数時間後、別の廊下で栄さんに今度は尻を揉まれるという不可解な出来事が続く。翌朝、食堂で平然と老人たちに接する美穂の腰に新さんの手が一瞬触れるのを見て、私の中で何かが軋んだ。そして今夜、私は決意する。妻の夜の見回りを、こっそり尾行してみようと。
第1章 闇に触れた二つの手——入居者の老人に尻を撫でられ違和感を覚えた夫が妻の夜の見回りに初めて疑いの目を向けるまで
私、木下豊が妻の美穂とこの小さな老人ホームを始めてから、ようやく一年が過ぎたところだ。もともとは美穂の亡き両親が始めた施設で、彼女が二十五歳の時に私と結婚し、そのまま二人で事業を引き継いだ。七人の入居者は皆男性で、一番若い裕さんが六十五歳、一番上の玄さんが七十五歳。比較的手のかからない方ばかりだったから、日中はパートの職員に任せて、夜の見回りだけは妻が一手に引き受けていた。
結婚して一年、子はなかった。美穂は二十六歳の若さで、腰まで届く艶やかな黒髪をひとつに束ね、淡い色のカットソーに長めのフレアスカートを揺らしながら廊下を歩く。その姿は今も、学生だった頃の面影を残している。私は三十四歳。年齢差のせいか、彼女はどこか私を頼りつつも、施設の経営に関しては驚くほどしっかりしていて、私などよりずっと入居者たちの信頼を集めていた。
あの夜のことを話そう。十月の半ば、空気がひんやりと冷え込み始めた晩だった。私は夜勤の当番で、一階の事務所で月次報告書をまとめていた。時刻は午前二時を回っていた。昼間は七人それぞれの部屋から聞こえるテレビの音や笑い声で賑やかな廊下も、丑三つ時にはしんと静まり返り、蛍光灯の白い光だけがリノリウムの床を照らしている。
トイレに行こうと廊下に出たとき、ふいに背後で気配がした。
次の瞬間、誰かが私の腰のあたりに腕を巻きつけてきたのだ。生温かい吐息が首筋にかかり、けっして若くはない、しわがれた息遣いが耳元で「はぁ、はぁ」と繰り返される。背中には薄い胸板がぴたりと押しつけられ、ほのかに樟脳の匂いがした。
私が硬直したまま声も出せずにいると、相手の腕の力が急に緩んだ。
「おっと、間違えちまった! 旦那さんか、暗くてわからなかったよ」
新さんだった。七十一歳、白髪交じりの短髪をくしゃくしゃと掻きながら、細めた目の奥に一瞬だけ何か別の感情をちらつかせて、すぐに人懐っこい笑顔を作る。
「どうしました、新さん。トイレですか」
私は努めて平静を装ってそう訊いたが、声が少し上ずっていたかもしれない。
「いやあ、それがよお、変な時間に目が覚めてしまって」
そう言いながら新さんは、ぎこちなく笑い、片手で自分の後ろ頭を撫でた。指先がかすかに震えていたように見えたのは、暗がりのせいだけではなかったと思う。私は「お気をつけて」とだけ短く返し、足早にその場を離れた。
その時点では、まだ気のせいだと思っていたのだ。
しかし、あの腕の巻きつき方は明らかに何かを探るような動きだった。
それから二時間ほど経っただろうか。報告書を仕上げて、今度は給湯室に茶を淹れに行った。廊下の突き当たりを左に曲がったところで、今度は別の気配が私の背後に立った。
「旦那さん」
低く抑えた声がして振り返ると、栄さんが立っていた。六十八歳、無口で感情をあまり表に出さない、地味な色のカーディガンにスラックス姿の老人だ。
「栄さん、まだ起きていたんですか」
私がそう尋ねた直後だった。栄さんの右手が不意に伸びてきて、私の右の尻をぎゅっと鷲掴みにしたのだ。指の腹が布越しに食い込む感触が、あまりにはっきりと伝わってきた。
ぞわりと背筋を何かが走った。一瞬のことだったが、あれは確かに揉んだ。確かめるように、ゆっくりと指を動かしたあと、栄さんは手を離し、何でもないという顔で「いや、別に」と言うと、そのまま自室の方へと歩いていった。
私はその場に立ち尽くした。同じ夜のうちに、二人の老人から、まったく異なる形で身体に触れられた。新さんの背後からの抱擁、栄さんの明確な尻への接触。それを偶然の間違いで片付けていいものかどうか——。私の中で、何かが軋むような音を立て始めた。
翌朝、私は食堂の隅でコーヒーを飲みながら、配膳をする美穂の姿を見ていた。彼女はいつもと変わらない穏やかな笑顔で、車椅子の入居者に粥を運び、自分で食べられる人には「熱いから気をつけてね」と声をかける。その姿に昨夜の違和感を重ねることは、最初は躊躇われた。
しかし、私の目はどうしても彼女と老人たちの間に生まれる、わずかな距離の近さを追ってしまう。
「奥さん、今日も美味そうだのう」
新さんが言うと、美穂は軽く笑いながら「新さんはいつもお世辞が上手なんだから」と返す。その時、新さんの左手が、一瞬だけ美穂の腰のあたりに触れた。ほんの指先がカットソーの布地をかすめただけの、見逃してもおかしくないほどの仕草だった。
だが美穂は避けなかった。それどころか、その手が触れた瞬間、彼女の口元がほんの少し緩んだように見えたのだ。
私の中で何かが、ぐちゃりと音を立てた。
「今日はどうしたの、あなた。ぼんやりしちゃって」
いつの間にか美穂が私のすぐ横に立っていた。
「いや、昨夜は夜勤で少し寝不足かもしれない」
私がそう答えると、美穂は小さく笑った。
「無理しないでよ、今日は早く休んで。私が夜の見回りをしておくから」
その言葉が妙に胸に刺さった。そう、そうだった。夜の見回りはいつも美穂が一人で行っている。七人の部屋を一室ずつ回り、安否を確認するだけの簡単な仕事だと彼女は言っていたが、それならなぜ私が代わろうとすると、いつも「大丈夫よ、あなたは昼間働いているんだから」と言って断るのか。
私は決心した。今夜、美穂の見回りをこっそりと尾行してみよう。
その日はいつもより時間が経つのが遅く感じられた。
夕方、入浴介助を終えた美穂は、いつものように動きやすいジャージ姿に着替え、夕食の配膳を始めた。白米の湯気が食堂にふわりと広がり、味噌汁の香ばしい匂いが廊下まで流れてくる。
「玄さん、今日はいつもよりお箸が進んでるわね」
美穂の声が食堂から聞こえ、玄さんが「奥さんの作る飯はいつも美味いからのう」と答える声が続く。
玄さんは七十五歳、白く長い髪を後ろに流した長身痩躯の老人だ。いつも上質な和服をきちんと着こなし、入居者の中でも一目置かれる存在だった。
「もうすぐ裕さんの誕生日だね、何かお祝いを考えないと」
裕さんがそう言うと、新さんが「そいつはいい考えだ」と相槌を打つ。
食堂に集う老人たちの穏やかな団欒は、どこか家族の食卓を思わせる温かさに満ちていた。その中でただ一人、私は自分の皿だけをじっと見つめながら、胸の奥でくすぶり始めた猜疑心をどう処理すればいいのかわからずにいた。
夜が更けていった。
九時を過ぎると、パートの職員たちは皆帰り、施設には七人の老人と私、そして美穂だけが残された。美穂はいつものように「先に休んでて」と言って寝室を出て行ったが、私は眠るふりをして横になり、彼女の足音が廊下の奥に消えるのを待った。
ちょうど午前零時を回った頃、隣のベッドで衣擦れの音がした。そっと瞼を開けると、美穂が音を立てないようにベッドを抜け出し、ドアを細く開けて廊下へと消えていく。私は心臓が早鐘を打つのを感じながら、裸足のまま彼女の後を追った。
廊下の蛍光灯はすでに消されている。壁に沿って設置された足元灯だけが、ぼんやりとオレンジ色の光を放ち、私の影を長く引き伸ばした。美穂は迷いのない足取りで廊下の奥へと進み、新さんの部屋の前で立ち止まった。襖に手をかけ、一度だけ背後を振り返る仕草を見せたあと、何のためらいもなく中へと滑り込んだ。
私は息を詰めて、閉ざされた襖の前に立った。
隙間から、オレンジ色の明かりが細く漏れている。その光はまるで、暗い廊下に差し込む、もう一つの世界への道標のようだった。私は自分でも驚くほど冷静に、床に膝をついて、その僅かな隙間に右目を押し当てた。
ああ。
ああ、そういうことか——。
その瞬間の衝撃を、私は今も言葉にできない。いや、言葉にできるはずがない。
第2章 襖の隙間から覗いた妻の秘密——六九で老いた肉棒を舐めしゃぶる美穂の姿に衝撃を受けた夫が全室を追う決意をするまで

私が寝室の布団の上で浅い眠りに沈んでいた深夜一時過ぎ、隣に横たわる妻の身体が静かに動いた。敷布団の上で衣擦れの音がして、美穂がゆっくりと上体を起こす気配が伝わってくる。私は目を閉じたまま息を潜め、妻の一挙一動を耳で追いかけた。彼女は私が眠っていると信じているのだろう。布団から抜け出し、足音を忍ばせて寝室の襖を開ける。すうっと冷たい廊下の空気が流れ込んできた。
襖が閉まる音を確認してから、私は目を開けた。枕元の時計は深夜一時十二分を指している。昼間の光景が脳裏をよぎった。新さんが美穂の腰に触れた瞬間、栄さんが私の尻を揉んだ感触。あれは偶然なんかじゃなかったのかもしれない。胸の奥で何かが軋むような違和感を抱えながら、私は裸足のまま寝室を抜け出した。
壁伝いに歩き出した瞬間、かすかに美穂の足音が聞こえた気がして、私は慌てて廊下の角に身を隠した。橙色の常夜灯の下を、見慣れた妻の後ろ姿が音もなく歩いていく。彼女は入居者の個室が並ぶ西側の廊下へと進んでいく。私は息を殺し、心臓の音が妙に頭蓋の内側で反響するのを感じながら、壁に指先を這わせて追いかけた。彼女は迷いのない足取りで新さんの部屋の前まで行き、すっと襖を開けて中へ消えた。指二本分ほどの隙間が残され、その内側から橙色のあたたかな光が細く漏れ出している。
私はしばらくその場で動けなかった。妻が老人の部屋に深夜、しかも私が眠ったと思って忍び込む。それだけで心臓が早鐘を打ち、胃の底から何か苦いものが込み上げてくる。廊下の板張りは冷たくて、裸足の足裏から油汗のようなものが滲む。鼓動が早い。私は這うようにして新さんの部屋へ近づいた。足音を立てまいと重心を落とすたびに、膝が笑う。襖の隙間に目を押し当てると、橙色のあたたかな光の中で、信じられない光景が広がっていた。
白いジャージに包まれた美穂の臀部がまず目に飛び込んできた。彼女は布団の上に四つん這いになり、その顔を深く、深く沈めている。視線を少しずらすと、新さんが仰向けに寝そべり、その股の間に美穂の頭がある。互いに互いの性器へと顔を寄せ合う、いわゆる六九の体勢だった。
新さんは白い病衣の前を大きくはだけさせ、下穿きも脱ぎ捨てている。老いた身体から伸びる肉棒が、橙色の灯りにてらてらと照り輝いていた。皺の寄った皮膚の先端は充血して黒ずみ、すでに先走りの汁が鈴口から滲み出ている。そして、その亀頭を包み込むようにして、美穂の薄紅色の唇が吸い付いていた。
ちゅぱ、じゅるるるるる。
濡れた粘膜が擦れ合う生々しい音が、襖の隙間を通して私の耳にまで届いた。美穂は頬を窄め、舌を激しく動かしながら、新さんの肉棒を根元まで咥え込んでいる。顎の裏側の筋が浮き、唾液が唇の端から糸を引いて垂れ落ちていた。
「おぉ……奥さん、うめぇよ……」
新さんが掠れた声で喘ぐ。彼の両手は美穂の頭を鷲掴みにしていて、腰を小刻みに揺すり上げていた。ぐちゅっ、ぬちゃっ。粘液が泡立つような水音が絶え間なく続く。
私は身体が石になったように硬直していた。目を背けなければと思うのに、まぶたはぴくりとも動かない。妻が、私の妻が、七十を過ぎた老人の陰茎を口に含み、唾液まみれでしゃぶりついている。その事実があまりにも非現実的で、頭のどこかで「これは夢だ」と考える自分がいる一方、別の自分が「しっかり見届けろ」と囁いていた。
美穂の舌の動きが変わった。彼女は肉棒を口から引き抜き、ちゅるん、と小さな音を立てると、今度は亀頭の先端に舌先を押し当て、こぷこぷっと鈴口をほじるような動きを見せる。れろーり、と長い舌が裏筋を這い上がり、再び根元まで一気に咥え込む。そのたびに新さんの腰が跳ね、声にならない唸りが漏れた。
「まだ、まだ出ちゃだめよ、新さん」
美穂が顔を上げて優しく囁く。その横顔は私の知らない女の表情だった。切れ長の瞳がとろんと潤み、頬は紅潮している。口元は唾液と先走り汁で濡れ濡れに光っていた。
「わかっとるよ、奥さん。でも今日は、お前さんの舌が特にええんだ」
新さんが荒い息の下で答える。美穂は小さく笑うと、今度は新さんの肉棒の根元に指を這わせ、そっと陰嚢を揉みほぐし始めた。しわしわの袋の中で、睾丸がぐにぐにと動くのが見て取れる。彼女は優しく、本当に優しくそこを愛撫しながら、再び肉棒を口に含んだ。
じゅぷり、にゅっにゅく、こぷこぷっ。
さっきよりも深く、ゆっくりと、美穂は新さんのものを飲み込んでいく。唾液が泡立って、唇の周りに白く溜まり始めていた。新さんはのけぞり、両足の指をぎゅっと丸めている。彼の太腿の筋肉が震え、呼吸がだんだんと速くなっていくのを、私はただ見つめることしかできなかった。
「うっ……ああっ、奥さん……!」
新さんの身体が大きく跳ねた。彼は美穂の頭を強く押さえつけ、腰を突き上げる。どくっ、どくっ、という音が聞こえたような気がした。美穂は口の中に射精を受け止めながら、ごくり、ごくりと喉を鳴らして飲み込んでいる。喉仏が上下に動き、零れた白濁液が唇の端からぽたりと布団に落ちた。
私はその場に崩れ落ちそうになるのを必死で堪えた。身体中から血の気が引き、手のひらには冷たい汗が滲んでいる。それなのに、私の股間は痛いほどに硬く張り詰めていた。自分の妻が他の男、それも老人に口で奉仕し、精液を飲み干す姿を目の当たりにして、私は激しい嫉妬と同時に、言葉にできない興奮を感じていたのだ。
美穂がゆっくりと上体を起こした。彼女は口元を手の甲で拭い、新さんの肉棒を最後にちゅっと音を立てて離す。
「おやすみ、新さん。いい夢見てね」
その声はいつもの優しい美穂のものだった。新さんはすでに脱力しきっていて、「ああ……おやすみ……」とだけ掠れた声で応える。美穂は布団の乱れを直し、新さんの胸元にそっと手を置いてから立ち上がった。
私が慌てて廊下の物陰に身を隠す。襖が開き、美穂が廊下に出てきた。彼女は襖をきちんと閉め直し、軽く髪を整えると、何事もなかったかのように静かに歩き出す。その足取りには迷いがなく、まるで決められたルーティンを淡々とこなすかのようだった。
次に向かったのは、栄さんの部屋だった。私はもう、尾行をやめることができなかった。新さんの部屋で見た光景が頭の中でぐるぐると渦を巻き、しかしそれ以上に「もしかして他の部屋でも」という疑念が私を突き動かしていたのだ。
栄さんの部屋の襖も、わずかに開いていた。私は同じように隙間から覗き込む。栄さんは無口な老人だが、その部屋の中では、美穂が先ほどと同様に六九の体勢で老人の股間に顔を埋めていた。栄さんの肉棒は新さんよりもやや細く、しかし充血した亀頭は同じようにてらてらと光っている。
「ちゅちゅちゅちゅッ……じゅるる……」
美穂の舐める音がまた聞こえてくる。栄さんはほとんど声を発さず、ただ時折「うっ」と短く息を詰めるだけだ。美穂はそんな無口な相手にも丁寧に舌を這わせ、根元から先端までをじっくりと舐め上げていく。れろれろれる、という舌先の微細な動きまでが、襖の隙間を通して見えるようだった。
私は気づいてしまった。美穂は一人ひとりの老人に合わせて、舌の使い方や吸引の強さを変えている。新さんには激しく、栄さんにはじっくりと。まるで長年連れ添った女房のように、相手の性感を熟知しているのだ。
栄さんは射精の直前、美穂の髪をぐっと握り、彼女の頭を動かさないように固定した。奥歯を噛み締め、眉間に深い皺を寄せる。美穂はその無言の合図を理解したように、舌の根の奥で肉棒をきつく吸い上げ、ごく小さく首を前後に動かした。やがて栄さんの太腿がぴくりぴくりと痙攣し、美穂が喉を鳴らす。彼女が顔を上げたとき、下唇の端から一筋、白いものが顎に伝って落ちた。栄さんは何も言わず、ただ美穂の後頭部を軽く二度叩いた。それだけで彼女は満足そうにほほえんだのだ。
栄さんの部屋を出た美穂は、続いて裕さん、玄さん、そして他の入居者たちの部屋を順に回っていった。私はその全てを追いかけた。裕さんの部屋では、一番若いだけあって新さんよりも硬く太い肉棒を、美穂が両手で支えながらしゃぶっていた。玄さんの部屋では、最年長の老人を気遣いながら、ゆっくりと時間をかけて奉仕している。他の部屋でも、同じような光景が繰り返された。
妻は七つの部屋全てを回り、七人の老人全員に口淫を施していたのだ。
最後の部屋を出た美穂は、廊下の洗面所で口をすすいだ。蛇口から流れる水音がやけに大きく響く。彼女は鏡の前で髪を直し、ジャージの裾を整えると、いつもの穏やかな表情で寝室へと戻っていった。
私は洗面所の影で立ち尽くしていた。足の感覚がなかった。壁に手をつき、必死で呼吸を整える。頭の中では、襖の隙間から見た光景が何度も何度も再生されていた。橙色の常夜灯に照らされた妻の白いジャージ姿。唾液と精液で光る唇。老人たちの皺だらけの腰と、その中心で充血した肉棒。ちゅぱ、じゅるる、こぷこぷっという濡れた音の連続。
そして、あの妻の横顔。私には決して見せたことのない、とろんと潤んだ瞳と紅潮した頬。老人のものを口に含みながら、確かに欲情していた表情。
私の妻は、自らの意思で、七人の老人たちに身体的奉仕をしていた。それは介護でも看護でもなく、明らかに性的な行為だった。ホームの存続のためなのか、あるいは別の理由があるのか、その動機はわからない。しかし、確かなことは、私の知っている美穂は、昼間の献身的な若妻の顔の裏で、毎夜こうして老人たちを受け入れているという事実だった。
丑三つ時を過ぎた廊下で、私は自分の股間が痛いほどに硬直しているのを自覚した。激しい嫉妬と、それと同等かそれ以上の背徳的な興奮が、私の身体の中でぐちゃぐちゃと渦を巻いている。妻を他の男に奪われた屈辱と、その姿に欲情してしまう自己嫌悪。そして何より、これからも私は、この秘密を暴かず、ただ覗き続けるだろうという確信があった。
襖の隙間から漏れる橙色の明かりが、廊下の先の裕さんの部屋の前でまだ揺れていた。あの明かりは今夜も、妻の秘密の営みを照らし続けている。私はしばらくそこに立ち尽くし、そして静かに寝室へと戻った。美穂はすでに布団の中で寝息を立てていた。私は彼女の隣に横たわり、一睡もできぬまま朝を迎えることになるのだった。
第3章 裕さんの誕生日会——全裸で四つん這いた妻が次々と挿入される集団セックスを夫が物陰から覗き見てしまう夜

第3章: 裕さんの誕生日会——全裸で四つん這いた妻が次々と挿入される集団セックスを夫が物陰から覗き見てしまう夜
あの夜から、私は毎晩のように妻の見回りを尾行し、襖の隙間から漏れる橙色の明かりを覗き見るのが習慣になってしまっていた。自分でもどうかしていると思う。なのに、丑三つ時に廊下を這うように進む自分を止められない。美穂が新さんの部屋でちゅぷちゅぷと舐め音を立てるたび、私の鼓動は耳の奥でどくどくと騒ぎ、ズボンの前をきつくさせた。羞恥と嫉妬、そして言葉にできない興奮が、俺の中でどろりと溶けて混ざり合っていく。
そんな中、入居者最年少の裕さんの六十五歳の誕生日が近づいてきた。昼間、美穂は台所で鯛の煮付けや赤飯を仕込みながら、いつもの柔らかい声で言った。
「裕さん、今夜はお祝いだから、見回りのあと少しだけ誕生日会をしようと思うのよ。あなたは先に休んでていいからね」
私は「わかった」と短く返したが、胸の奥で何かがざわついていた。あの笑顔の裏に、今夜もまた何かがある。そう直感した。
夜の十時、食堂でささやかな誕生日会が開かれた。美穂が用意した手作りのケーキに、七人の老人たちが笑顔で集まる。裕さんは照れくさそうに蝋燭を吹き消し、新さんが「おめでとうよ、裕」と肩を叩いた。玄さんは杖をつきながら「わしらも長生きせにゃのう」と穏やかに笑い、栄さんは無言で拍手を送る。私もその場にいたが、美穂がちらりと私を見て「今日は少し遅くなるから」と囁いた瞬間、背筋に冷たいものが走った。
十一時を回り、私は自室に引き上げたふりをして、裸足で廊下へ出た。胸騒ぎが止まらない。美穂は今夜、いつもの見回りとは違う動きをするはずだ。案の定、彼女は七つの部屋を順に回ることなく、まっすぐ一階の階段へ向かった。私は息を殺して後を追う。
一階のトレーニングルームは、普段は老人たちの軽い体操やリハビリに使う部屋だ。壁際にはマットが敷かれ、用具室が隣接している。廊下から様子を窺うと、室内には橙色の常夜灯だけが灯り、マットの上に布団が敷かれていた。そして、その中央に、美穂が立っている。いや、立っていたのは一瞬で、彼女はゆっくりとジャージの上を脱ぎ始めた。
私は用具室の隙間から覗いた。心臓が喉の奥で暴れている。美穂は淡い桃色のカットソーを床に落とし、続いてフレアスカートのホックを外す。するすると布が足元に落ちると、白いレースの下着が露わになった。肩紐をずらし、乳房をこぼれさせると、淡い乳首が常夜灯の下でつんと尖っている。彼女は迷いなく下着も脱ぎ去り、全裸でマットの上に四つん這いになった。
その姿に、息が詰まった。艶やかな黒髪が背中を滑り、豊かな腰がくびれ、太腿の内側はしっとりと濡れているように見えた。陰毛の茂みが橙色の光に照らされ、秘裂のあたりがぬらりと光っている。
やがて、裕さんがトレーニングルームに入ってきた。彼はもう浴衣を脱いでいて、腰に手拭いを巻いただけの姿だ。六十五歳とは思えぬがっしりした肩幅、ぎょろりとした黒目が美穂の裸体を舐めるように見下ろしている。
「奥さん、今日は俺の誕生日だろう。特別に頼むよ」
裕さんの声は掠れていて、それでいて尊大な響きがあった。
「はい、裕さん。今日は裕さんのために、私、精一杯おめでとうを伝えるね」
美穂は四つん這いのまま顔を上げ、にっこりと微笑んだ。その笑顔は、昼間私に向けるものと同じ、あたたかな光を帯びていた。なのに、その言葉と体勢があまりにも淫らで、私の股間は痛いほどに硬くなる。俺はただ、用具室の隙間から覗くことしかできない。指先が冷たい壁に張りつき、脂汗が背中を伝った。
裕さんは手拭いを外した。彼の肉棒はすでに硬く反り返り、亀頭がぬめりと光っていた。老いた肌には皺や染みがあるのに、その部分だけは異様なほどに生々しく、血管が浮き出ている。彼は美穂の背後に回り、腰を掴むと、ぐちゅりと音を立てて亀頭を秘裂に押し当てた。
「奥さん……いいだろう」
「うん……来て、裕さん」
美穂が小さく頷くと、裕さんはゆっくりと腰を進めた。ずぶり。ぬちゃっ。挿入の瞬間、湿った粘液音が室内に響き、美穂の背中がびくんと波打った。
「あぅっ……裕さん、太い……」
美穂が鼻にかかった声を漏らす。彼女の膣は、老人の肉棒を難なく受け入れ、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立て始めた。裕さんはゆっくりと抽送を繰り返し、そのたびに妻の尻たぶがふるふると震える。
「お前さんのマンコは、いつも温こうて締まるのう……他の連中も、楽しみにしとるよ」
裕さんが低く笑うと、美穂は顔をマットに押しつけて、恥ずかしそうに首を振った。
「やだ……裕さんったら……そんなこと言わないで……」
だがその声は甘く震えていて、私には彼女が本気で拒んでいるとは思えなかった。裕さんは次第に腰の動きを速め、ずちゅっずちゅっと肉と肉が打ち合う乾いた音が混ざり始める。俺は自分のズボンの中で、無意識に手を這わせていた。妻が他の男に貫かれるのを、こんなにも興奮して見ている自分が、心底どうかしていると思った。
やがて裕さんが低く唸った。
「うっ……出るぞ、奥さん……!」
「あ……裕さん、いいよ、中に出して……おめでとう、裕さん……」
美穂がそう囁いた瞬間、裕さんの腰が大きく跳ねた。びゅっ、どくどくっ。老人の精液が、妻の膣内で迸る。美穂は背を仰け反らせて「ひゃぁ……!」と嬌声を上げ、マットに爪を立てて震えた。
裕さんが息を荒げて引き抜くと、どろりと白濁液が妻の秘裂から滴り落ち、太腿を伝ってマットに染みを作った。だが、それで終わりではなかった。
「次は俺の番だよ、奥さん」
新さんがすでに裸で入ってきた。彼は痩せた腰を揺らしながら、美穂の背後ににじり寄る。
「新さん、待って、まだ……あっ!」
美穂が言い終わらぬうちに、新さんは躊躇なく彼女の中にずぶりと沈み込んだ。ぐちゅぐちゅと、さっき裕さんが出した精液が潤滑油となり、より大きな粘液音が室内に満ちる。
「おぉ……奥さん、ぐちゃぐちゃで、たまらんよ。裕のザーメンがお前さんのマンコをぬるぬるにしとる」
「やぁん……新さん、そんなこと言わないで……んぅっ……」
美穂は顔を赤らめて抗議するが、腰はすでに新さんの動きに合わせて小刻みに揺れていた。ちゅぷっ、ぬちゃっという音が断続的に響き、彼女の陰唇は赤く充血して、飲み込んだ肉棒をくっきりと浮かび上がらせている。
私の目は、妻の緩み始めたマンコに釘付けだった。以前より明らかに柔らかく、老いた肉を受け入れるたびに、ぐぱりと開くその入り口が、橙色の明かりにぬらぬらと照っている。興奮と同時に、胸の奥がきりりと痛んだ。
新さんが果てると、次は無口な栄さんが近づいた。彼は何も言わずに、美穂の腰を掴み、ぬぷっと一気に挿入した。美穂が「ひぅ……」と短く啼く。栄さんはただ黙々と腰を打ちつけ、ぶちゅぶちゅと濁った音がリズミカルに続いた。
その間にも、他の老人たちが部屋の隅で順番を待っている。私は用具室の隙間から、ただその光景を覗いていた。自分の股間を握りしめ、息を殺して。目の前では、妻が次々と老人たちの相手をしている。もう何がなんだかわからなかった。
最後に玄さんが現れた時、美穂はすでにマットに突っ伏し、尻だけを高く上げた姿勢で荒く息をしていた。太腿やマットには、何人分もの精液が混ざり合って白く濁り、生臭い匂いが用具室にまで漂ってくる。
「奥さん、大丈夫かい。わしが最後じゃ、頑張れるかね」
玄さんは優しく声をかけながらも、彼の老いた肉棒はしっかりと反り返り、その先端から透明な液が糸を引いていた。
「はい……玄さん、大丈夫です。来てください……」
美穂の声は掠れていたが、それでも彼女は顔を上げ、弱々しく微笑んだ。
玄さんがゆっくりと腰を進める。ずりゅ……ぬぷっ。彼の肉茎が、とろとろに煮崩れた妻の膣内に沈み込んでいく。美穂は「あ……あぁ……」と声にならない声を漏らし、ぐったりとしながらも腰をくねらせた。
「奥さんの中は、あったかくて、とろけとるのう……もう、すっかり出来上がっとる」
玄さんはそう言って、深く、ゆっくりと抽送を始めた。ぐちゅっ……ずちゅっ……。すでに緩みきった妻のマンコが、それでも精液を絞り出そうと蠢いているのが、俺の位置からもはっきりと見えた。襞がひくひくと動き、肉棒を包み込むたびに、ぼたりと白濁液が滴る。
美穂はもう、何度目かの絶頂を迎えていた。彼女の背中が大きく波打ち、足の指がぎゅっと丸まる。
「ふひゃ……んっ……! もう、だめ……もう、溶けちゃうぅ……!」
嬌声とも悲鳴ともつかない声が、トレーニングルームに響き渡る。玄さんが最後にどくどくと精を放つと、美穂は完全に力尽きて、マットにべったりと突っ伏した。
七人全員が終わった時、トレーニングルームはむっとする熱気と、汗と精液と女の匂いが混ざり合った淫臭に満ちていた。美穂はピクリとも動かず、ただ荒い呼吸を繰り返している。彼女の秘裂からは、どろりと幾人分もの精液が溢れ出し、マットの上に小さな白い沼を作っていた。
私は用具室の隙間から、その光景を覗き見たまま、動けなかった。ズボンの前は濡れていて、自分でもいつ果てたのかわからなかった。ただ一つわかるのは、俺の中で何かが決定的に壊れたことだ。嫉妬と興奮、愛情と背徳が、どろどろに溶けて、もう元の形には戻らない。
老人たちは満足げに笑い合い、裕さんが「奥さん、ありがとうよ」と声をかけると、美穂は顔だけを上げて、掠れた声で「おめでとう、裕さん」ともう一度言った。その顔はひどく疲れているのに、なぜだか穏やかに微笑んでいた。
私はその笑顔を見つめながら、これからも毎晩、この覗きを続けるのだろうと、ぼんやりと思った。
第4章 妻の語る本当の理由——なぜ私が老人たちに身体を捧げるのかを海辺の散歩の前夜に美穂が独白する
第4章:妻の語る本当の理由——なぜ私が老人たちに身体を捧げるのかを海辺の散歩の前夜に美穂が独白する
裕さんの誕生日会から三日が過ぎた。あの夜以来、豊は妻の見回りを尾行するのを一時的に止めていた。トレーニングルームで見た光景が、瞼の裏に焼きついて離れなかったからだ。七人の老人に次々と貫かれ、精液を滴らせながら微笑んでいた美穂の顔を思い出すたび、胸の奥がきりりと痛むのに、股間は熱く疼いた。まるで自分の中に、悲鳴を上げながら喜ぶ別の生き物が棲みついてしまったようだった。
その三日間、美穂は普段と変わらぬ様子で老人たちの世話を続けた。朝食の支度をし、洗濯をし、リハビリに付き添い、夕方にはまた台所で包丁を握る。新さんが腰に手を回しても、玄さんが耳元で何か囁いても、彼女は「はいはい」と軽くかわすだけで、夜は変わらず七つの部屋を巡回した。豊はもう尾行しなかったが、彼女が丑三つ時に寝室を抜け出す足音は、毎晩、布団の中で息を詰めて聞いていた。足音が廊下の向こうへ消えるたび、彼の胸は嫉妬と期待の混ざった重苦しいもので締めつけられた。
四日目の晩、美穂は夕食のあと片付けを終えると、珍しく早く寝室に引き上げてきた。浴衣に着替え、鏡台の前で髪を梳きながら、ぽつりと言ったのだ。
「明後日、皆さんと海辺へ散歩に行こうと思うのよ。天気も良さそうだし」
豊は布団の上で本を読むふりをしながら、短く答えた。
「そうか。それはいい考えだな」
「あなたも来るでしょ。車、出してほしいの」
彼女は鏡越しに豊を見つめた。切れ長の茶色い瞳が、橙色の常夜灯を受けてぬらりと光っている。豊はその視線を背中に受けながら、妻のうなじから背中へ落ちる髪の流れと、浴衣の白い襟が作り出す影の濃淡を見つめていた。
「ああ、わかった」
豊がそう言うと、美穂は静かに立ち上がり、布団の隣に膝をついた。浴衣の襟元から白い胸元が覗き、ほのかに石鹸の匂いが漂ってくる。彼女は少し俯いて、それから顔を上げた。
「あなたは気づいてるんでしょう」
その言葉に、豊は息を詰めた。心臓がどくんと跳ね、指先が冷たくなる。空気が一瞬で重くなり、夜の静けさが耳の底でじいんと響いた。
「何をだ」
豊はとぼけたが、声が掠れた。美穂は小さく首を振り、彼の手をそっと握った。彼女の掌はしっとりと湿り、温かかった。
「とぼけなくていいのよ。あなたが夜中に、私の後をつけてくるのを知ってるんだから」
豊は何も言えなかった。指先が震えているのが自分でもわかった。喉の奥が引きつり、唾を飲み込むことすらできない。彼女の手を握り返そうとして、自分の指が思うように動かないことに気づく。心臓の拍動が速まり、脈拍が耳の奥でぼわんと反響する。豊はただ、彼女の掌の湿り気だけを感じていた。
美穂はそのまま、ぽつりぽつりと語り始めた。
「このホームを続けていくためには、新さんたちの支援が必要なの。父さんと母さんが亡くなったあと、経営はずっと厳しかった。パートの給料も滞りそうになったことが何度もあった。そんな時、新さんが言ったのよ。『奥さん、俺たちにできることがあれば何でもするよ』って。最初はね、ただ手を握られるだけでよかったの。新さんが夜中に呼び鈴を押して、私が手を握ってあげると、すごく喜んでくれて。それから他の皆さんも同じように呼ぶようになったの」
彼女は少しだけ口元を緩めたが、それは笑顔とは違う、苦さを含んだ表情だった。豊の空いた方の手は、いつのまにか自分の太腿の上で強く拳を握っていた。爪が掌に食い込む感覚だけが、やけに鋭い。
「……手を握るだけだったのか」
豊の声は掠れ、まるで他人の声のように耳へ届いた。問いというより、確認に近かった。美穂は一瞬彼の指の痙攣に気づいたのか、握った手にすこしだけ力を込め返す。温かい湿り気が豊の指の節を伝い、恐怖と安堵が背筋を交互に撫で上げた。
「ええ、最初はね。でも、それだけじゃ済まなくなっていったの。私も、皆さんも」
彼女は一呼吸置くと、豊の手の甲を自分の指先でゆっくりと往復させながら、再び口を開いた。
「ある晩、新さんが私の胸に触れたの。最初はびっくりして、でも、新さんの手がすごく震えててね。『すまない、すまない』って何度も謝るの。私は……拒めなかったのよ。だって、この人たちは私が守らなきゃいけない人たちで、それに、怖くなかったの。むしろ、その震える手をなんとかしてあげたいって思った。おかしいよね。普通なら悲鳴を上げて逃げるべきなのに」
豊は息を殺して聞いていた。呼吸の仕方を忘れたように、胸が浅く上下する。耳の奥で自分の心音だけが、やけに遅く、重たく打っている。彼の視線は美穂の浴衣の襟元に釘づけになりながら、そこで何が起きたのかを否応なく想像させられていた。熟れた胸の稜線が、あの老人の、骨ばった震える指先でなぞられる光景。胃の底から熱いものがこみ上げ、それが怒りなのか興奮なのか、自分でもわからないまま豊はごくりと生唾を飲み込んだ。
「新さんは、どこに触れたんだ」
豊は自分でも驚くほど低い声で問うていた。その声の底に、嫉妬の熱がとろとろと渦を巻いている。美穂は一瞬目を伏せたが、消え入りそうな声で答える。
「最初は……浴衣の上から。でも、すぐに手を中に入れてきて、私の……右の乳房を、まるで大事なものに触れるみたいに、何度も、何度も。爪が震えて、乳首に当たるたび、私も脚の奥がきゅうってなった」
その言葉を聞いた瞬間、豊の内腿の奥がずくりと疼いた。妻が老いた男の手で胸をまさぐられる姿を想像し、腹の底でどろりとしたものが熱を持つ。嫌だ、と思うのに、指先まで一気に血が巡るのを感じていた。
「その夜、私は新さんの部屋で……その……口で、してあげたの。最初はうまくできなくて、歯を当てちゃったりしてね。でも新さんは『いいよ、奥さん、十分だよ』って泣きながら言ってくれて。それがね、なんだか嬉しかったのよ。それから、栄さんにも、他の皆さんにも、同じように求められるようになってね。私は断らなかった。断る理由が見つからなかったの。だって皆さん、私が少し手を貸すだけで、こんなに元気になってくれるんだもの。それにね……」
彼女の頬がほんのりと赤らむ。常夜灯の橙色が、その肌の色と混ざり合って、妙に艶めかしかった。豊は無意識に彼女の手を握り返していた。さっきまでの強張りが嘘のように、指先に美穂の骨の形が伝わってくる。恐怖で萎縮していた自分の指が、いつの間にか彼女の指を求めて動き始めていることに、豊はかすかな眩暈を覚えた。
「……それに、なんだ」
豊が促すと、美穂は彼の手を自分の胸元に引き寄せた。浴衣の合わせの間から、ふわりと温かな空気が漏れる。豊の指が、彼女の鎖骨の下、柔らかな膨らみの始まりに触れそうになる。
「それに、私自身が……変な話だけど、興奮してる自分に気づいたのよ。老いた方の身体をね、舌で丁寧に舐めてあげると、枯れかけてたところがじわじわって蘇ってくるの。そうすると、私の胸も、お腹も、その……下のところも、じんわりと熱くなってきてね。自分でもどうかしてると思う。でも、もう止められなかった。裕さんは特に、若い頃のことをよく話してくれてね。私、裕さんが初めて私の中で果てた時、すごく誇らしかったの。この人の男を、私が取り戻してあげられたんだって」
豊の掌は汗ばみ、彼女の胸元から伝わる熱と混ざり合って、境界がわからなくなっていた。息を吐くたびに喉の奥が微かに鳴り、自分の身体が内側から火照っていくのがわかる。彼の指先が、わずかに美穂の胸のふくらみに触れた。弾力というには柔らかすぎる、熱を含んだ果肉のような感触が、指の腹をくすぐる。豊はその手を引っ込められず、むしろ彼女の胸元の熱を掌全体でたしかめるように、そっと包んだ。
「あなたには悪いと思ってる。でもね、私はこのホームを守りたいの。父さんと母さんが残してくれたこの場所を、閉じるわけにはいかない。それに、皆さんはもう家族なのよ。私にとっては、あなたと同じくらい大事な人たちなの。明日の海辺の散歩もね、皆さんと相談して決めたの。玄さんがね、外の空気を吸いながら、私ともっと……その、いろんなことをしてみたいって。私はそれでいいと思った。だって……」
彼女は顔を上げ、豊の唇にそっと自分の唇を重ねた。石鹸の香りと、かすかな唾液の味が混ざり合う。豊の掌はまだ彼女の胸元にあり、二人の体温が布一枚越しに溶けていた。
「あなたがそれを見ててくれるなら、私は何も怖くないのよ」
次の瞬間、豊は美穂の身体を強く抱きしめていた。考えるより先に、両腕が彼女の背中に回っていた。浴衣越しに伝わる体温が、やけに熱く、心臓の拍動が互いに重なっている。豊の心臓は、早鐘のように胸を打っていた。怒りなのか、嫉妬なのか、それとも安堵なのか、自分でも名付けられない感情が、腕の力を強くさせた。美穂は一瞬驚いたように身を固くしたが、すぐに豊の胸に顔を埋め、「あなたの心臓、すごく痛そうに鳴ってる」と、くぐもった声で呟いた。豊はその身体を、壊れるほどでは決してなく、けれど確かに自分のものだと確かめるように抱きしめ続けた。だがその確認は、自分が思っていたよりずっと脆く、腕の中の彼女の存在が、掌からこぼれ落ちそうな砂のようにも感じられた。
「あの夜、俺は……トレーニングルームで……全部、見てたんだ」
豊は絞り出すようにつぶやいた。声が震え、語尾は涙を含んだように湿っていた。彼は美穂の背中に回した指を、浴衣の帯の上でぎゅっと握りしめている。
「知ってるよ。あなた、あの暗がりで、ずっと私のことを目で追ってた。私、わかったの。あなたが見てるって思ったら、身体の奥がもっと熱くなって、皆さんの前で、もっと酷い顔になれた」
美穂はそう言って、豊の胸に頬をつけたまま、かすかに微笑んだ。それは哀しいほど柔らかく、そしてとても満ち足りた笑みだった。
その言葉に、豊の中で何かが決定的に壊れた。いや、壊れたのではなく、溶けて形を変えたのだ。嫉妬と愛情、羞恥と興奮が、どろりと混ざり合い、もはや分別のつかぬ熱い塊となって胸の奥で渦を巻いた。
豊は美穂の浴衣の帯を解いた。するりと布が落ちると、常夜灯の橙色に照らされて、彼女の裸体が浮かび上がる。豊かな乳房の先端はつんと尖り、腰のくびれから太腿へと続く線が、ぬめりとした光を帯びていた。豊は指先で彼女の乳首に触れる。ぷにゅりとした感触が指に伝わり、美穂が「ん……」と小さく鼻を鳴らした。
「あなたに抱かれるのは、久しぶりね」
彼女がそう囁き、豊の浴衣の袷に手を差し入れてくる。冷たい指先が胸の肌をすべり、豊は思わず息を呑んだ。
この三日間、豊は彼女の身体を求めていなかったわけではない。求めながらも、あのトレーニングルームの光景が脳裏をよぎって、どうしても踏み出せなかったのだ。しかし今夜、妻がその唇で全てを語った今、むしろ豊の中で何かが弾けた。
豊は美穂を布団の上に横たえ、その太腿をゆっくりと開かせた。濃い陰毛の茂みの奥に、ぬらりと濡れ光る秘裂が覗いている。指先でその襞をそっと撫でると、ぐちゅりと小さな粘液音がした。
美穂は恥ずかしそうに顔を背け、枕に頬を押しつける。
「あなたの指、久しぶりで、なんか新鮮……」
豊は何も答えず、人差し指をゆっくりと沈み込ませた。ぬぷ。くちゅ。中は熱く、しっとりと濡れている。だが、確かに以前より緩んでいた。指を二本に増やしても、難なく飲み込んでいく。襞がひくひくと動き、豊の指を包み込むその感触が、以前より柔らかく、より深く受け入れるものに変わっていた。
豊はそこで指を一旦引き抜き、両手の人差し指と中指を彼女の陰唇に添えた。そしてゆっくりと、左右に押し広げる。くぱぁ、と濡れた肉の音が微かに立ち、桃色の襞が内側から露わになる。膣口はとろりと蜜を溢れさせ、ひくつくたびに小さく収縮を繰り返していた。その動きは、まるで何かを待ちわびるように淫らで、それでいて、確かな緩みを視覚的に晒していた。七人の老人たちを受け入れ続けたこの場所が、今、夫の視線の前に、隠しようもなく開け放たれている。
「み、見すぎ……」
美穂が羞恥に声を震わせるが、豊は目を離せなかった。指で広げたまま、そっと顔を近づける。むわり、と熟れた女の匂いが鼻をくすぐり、舌先でひくつく襞をひと舐めすると、美穂は「ひぅっ」と短く啼いて腰を浮かせた。
「美穂……」
豊は思わず彼女の名を呼んだ。何を言うべきかわからず、ただ呼んだ。彼女は顔をこちらに向け、潤んだ瞳で微笑む。
「大丈夫よ。私はあなたの妻だもの。それだけは変わらない。あなただけは、特別なの」
豊は彼女の腰を抱え上げ、ゆっくりと自分のものを沈み込ませた。だが挿入する直前、もう一度だけ指でその入り口を押し広げる。熱く蕩けた粘膜が、待ちきれないとばかりにひくつき、亀頭を誘い込む。
ずぶり……ぬちゃっ……ぐちゅり……
挿入の瞬間、粘液が絡み合う重たい水音が、静かな室内にやけに克明に響いた。美穂の背中がびくんと波打ち、膣口が豊の根元をくわえ込む。
「あぅ……あなたのが、入ってくる……」
美穂は鼻にかかった嬌声を漏らし、両脚を豊の腰に絡めてくる。かつてならもっときつく締まっていた膣が、今はふんわりと、しかし熱く豊を包み込む。その感触は、きつく締め付けるというよりも、ゆるやかな抱擁のようだった。胎内の襞ひとつひとつが、ゆっくりと豊の形を確かめるようにうねり、熟しきった果肉がとろけるような柔らかさで、茎全体を優しく受け止めている。
豊はゆっくりと腰を動かした。ずちゅっ、ぬちゃっ。奥まで沈み込むたびに、妻の胎内がひくひくと震え、襞が豊の形を覚えているかのように優しく絡みついてくる。その度にぐちゅっ、ぐぽっという粘液音が律動的になり、結合部からは白濁の愛液が泡立って溢れ、シーツに染みを広げていく。
「気持ちいい……あなた、気持ちいいよぉ……」
美穂は豊の背中に爪を立て、うっとりとした声で囁いた。
「あなたのが、一番……あなただけは、特別なの……」
彼女が耳元に唇を寄せ、熱い吐息とともにそう囁く。その声は甘く掠れ、豊の理性を蕩けさせるには十分だった。それが真実かどうかはわからない。それでも、今この瞬間、美穂は自分だけのものだと、信じたかった。
豊は腰の動きを速めた。ぐちゅっぐちゅっと卑猥な水音が激しさを増し、彼女の陰唇が赤く充血して、彼の肉茎をくっきりと浮かび上がらせる。橙色の常夜灯が、結合部で泡立つ白濁の愛液をぬらぬらと照らし出した。
「うっ……あなた……!」
美穂が背を反らせ、小さく震えた。膣内がぎゅうっと収縮し、豊を根元まで飲み込もうとする。それでも、以前のようなきつさはなく、むしろ優しく絞り取られるような感覚が、彼の背筋を駆け上がった。
「出る……!」
豊は妻の奥深くで、どくどくと精を放った。びゅっ、どぷっ。熱い液が彼女の中を満たしていく感覚に、美穂は「ひぁ……あたたかい……」と掠れた声で呟き、豊の首にぎゅっと抱きついた。
その瞬間、美穂の瞼の裏で、あの老人たちの顔がよぎっていた。新さんの震える手、栄さんの無骨な指、裕さんの自慢げな微笑——そして、彼らに注がれた熱い迸り。自分はなんて罪深いことを、と思いながらも、その記憶が今、夫の精を受け止める子宮を、じんわりと疼かせる。どうしようもなくいけないことだと知りながら、そのいけない思いが、膣の奥をひくつかせ、さらなる快楽の波を呼び寄せていた。
行為のあと、二人はしばらく無言で抱き合っていた。結合部からは、どろりと混ざり合った体液がシーツに染み込んでいく。美穂は豊の胸に顔を埋め、寝息をたて始めた。豊はその髪をそっと撫でながら、天井を見つめていた。
彼女の膣が緩んだことを、豊は寂しいとは思わなかった。むしろ、あの七人の老人たちが残した痕跡を、自分は確かに感じ取ってしまったのだ。それが、妙に愛おしくもあった。
豊の中で何かが変わった。嫉妬は消えていない。だが、それと同時に、妻がこのホームで手に入れた歪な幸せを、守ってやりたいと思った。そして、その姿をこれからも覗き続ける自分を、もう否定するのはよそうと、心のどこかで決めていた。
橙色の常夜灯が、二人の影を壁に映し出している。豊は目を閉じ、明後日の海辺の散歩で、妻がどんな姿を見せるのかを想像した。そしてその想像が、自分の股間を再び熱くするのを感じながら、ゆっくりと眠りに落ちていった。
第5章 海辺の散歩——露出と放尿と首輪、老人たちの前でペットのように扱われる妻を夫はただ見つめていた

第5章: 海辺の散歩——露出と放尿と首輪、老人たちの前でペットのように扱われる妻を夫はただ見つめていた
翌朝、空は抜けるように晴れていた。美穂は夜明け前から台所に立ち、海辺で老人たちが口にするおにぎりと水筒を用意していた。彼女の手際はいつもと変わらず手慣れていて、昨晩の告白が夢だったのではないかと錯覚しそうになる。
出発前、玄関先で老人たちが笑い合う声が聞こえた。
「久しぶりの海だのう、腰が痛まなきゃいいが」
玄さんの声に、新さんが勢いよく答える。
「何言ってんだい、玄の旦那。奥さんが一緒なんだから、腰の一本や二本、どうってことあるもんか」
私はワゴン車のエンジンをかけながら、その会話を聞き流すふりをした。七人の老人たちが後部座席にぎゅうぎゅうに詰め込み、美穂は一番後ろの席で新さんと玄さんの間に座った。助手席は空いているが、彼女はあえて老人たちに寄り添うのを選んだらしい。
車内に漂う湿布の匂いと、老人たちの掠れた笑い声。私はルームミラー越しに美穂の横顔をちらりと見た。彼女は新さんの肩にもたれかかり、何かを囁いて微笑み合っている。胸の奥にちりりと痛む何かがあり、それを振り払うようにハンドルを切った。
海岸までは車で小一時間だった。海沿いの駐車場に車を停めると、潮風が一気に車内へ雪崩れ込む。塩の香りと、それを纏った生温い風が肌に貼りついた。
美穂が両手を伸ばして、大きく息を吸った。
「わあ、気持ちいいね。皆さん、ゆっくり歩きましょうね」
彼女はそう言うと、裕さんの腕を優しく抱えて砂浜への坂道を下り始めた。私はその後ろ姿を眺めながら、鞄から水筒とタオルを取り出す。他の老人たちも杖をついたり互いに肩を貸し合ったりしながら、砂浜へと続く小道を進んでいった。
人気のない砂浜は、打ち寄せる波の音だけが規則的に響いていた。空は青く、どこまでも開けていて、こんな場所に裸婦が一人現れたとしても波の音がすべてを隠してしまうだろうと、そんな不吉な予感が頭を掠めた。
砂浜の端にある小さな東屋に腰を下ろすと、栄さんは早速煙草を取り出して火をつけ、新さんと裕さんが将棋盤を広げ始めた。玄さんは杖を砂に立てて遠くの水平線を眺めている。
しばらくは何の変哲もない、ただの老人たちの散歩だった。ところが潮が引き始めた頃、玄さんがゆっくりと懐から何かを取り出した。褐色の細い革紐。それが首輪だと気づくまで、私は一瞬の間を要した。
「奥さん、今日はこれを」
玄さんの声は低く、それでいてよく通った。美穂はその革紐を見つめたまま、ほんの一瞬だけ私の方を振り返る。切れ長の茶色い瞳がかすかに揺れていて、それが拒絶ではなく、確認だということに気づいた時、俺の喉はひくりと痙攣した。
美穂は何も言わずに、自らの両手で長い黒髪をかき上げた。露わになった白い項が、潮風に冷やされて粟立つのが見える。玄さんはよろよろと歩み寄ると、震える指先でその首に革の首輪を巻きつけ、後ろで小さな金具をかちりと留めた。
妻は、首輪をはめた。それだけで俺の腹の奥底が、ずくり、と疼いた。
「奥さん、よく似合うよ」
玄さんが満足げに言うと、美穂は少し俯き加減に微笑んだ。
「玄さん、ありがとう。ちょっと恥ずかしいけどね……」
裕さんが将棋盤を砂の上に置いて立ち上がった。
「さあ奥さん、せっかく誰もいないんだ。風も気持ちいいし、服を脱いじまおうだろう」
その言葉に、新さんも栄さんも手を止める。私は東屋の柱の陰に立ち、ただそれを見つめていた。俺の存在はすでに彼らの意識の外にあるのか、それとも見られていることを承知の上なのか、美穂は再び私を一瞥してから、淡い桃色のカットソーの裾をたくし上げた。
するすると布が持ち上がり、白い下着に包まれた豊かな乳房が潮風に晒される。続いてフレアスカートのホックが外され、足元に布が崩れ落ちた。レースの下着を外し終える頃には、美穂は潮風の中で完全な裸体になっていた。
海からの風が、彼女の腰まで届く艶やかな黒髪をさらさらと撫でていく。乳房の先端は寒さと昂奮でつんと尖り、陽の光に照らされて陰毛の茂みがきらきらと輝いていた。砂浜に立つ白い裸身が、あまりに美しく、あまりに淫らで、俺は陰に隠れたままズボンの前がきつく締まるのを感じていた。
新さんがごくりと唾を呑む音が聞こえた。
「お前さん、喉が渇いたのう。わしもじゃが……先に、ちっと喉を潤してくれんか」
美穂はゆっくりと砂浜に膝をついた。ざらりとした砂が、彼女の白い膝頭に食い込んでいる。新さんがズボンの前を寛げると、すでに硬く反り返った老いた肉棒が露わになった。血管が浮き出た亀頭にはすでに透明な粘液が滲み、ぬらりと陽の光を反射している。
美穂は両手でそっと新さんの腰骨を支えると、顔を近づけ、ぱくりと肉棒を口に含んだ。じゅぷり。ちゅるんっ。濡れた粘膜音が、潮風に紛れて俺の耳に届く。彼女の頬がふくらみ、舌が亀頭を転がすたびに、ちゅちゅ、こぷこぷっとくぐもった音が鼓膜をくすぐった。
「あぁ……奥さんの口は、なんでこう気持ちええんかのう……」
新さんが掠れた声で唸り、腰を小刻みに震わせる。美穂は目を閉じ、れろーりと裏筋を舐め上げたり、鈴口を尖った舌でほじったりしながら、丹念に奉仕を続けた。唾液が糸を引いて彼女の顎を伝い、砂の上に小さな染みを作る。じゅぷっ、ぢゅるるっ。音が風に巻かれて消え、また次の波が来るたびに新たな舐め音が重なった。
やがて新さんの呼吸が浅く速まり、腰の動きが止まったかと思うと、どくん、どくん、と彼の精が美穂の口腔内に迸った。美穂は喉を鳴らして白濁液を飲み干し、唇をゆっくりと離す。口元からぷつりと切れた粘液の糸が、陽の光を受けてきらめいた。
「ごちそうさま、新さん。しょっぱかったよ」
美穂はにっこりと笑い、指先で唇をぬぐった。その笑顔に、昨夜私に向けたものと同じ柔らかな光があって、俺は胸の奥がきりりと軋むのを感じた。
次に裕さんが近寄った。彼は美穂の肩に手を置き、砂の上に四つん這いにさせる。美穂は首輪に付けられた革紐——いつの間にかリードが取り付けられていた——を裕さんに握られ、砂浜に両手両膝をついた。豊かな尻が潮風に晒され、秘裂が彼女自身の愛液でぬらぬらと濡れているのが、俺の位置からもはっきりと見て取れた。
「奥さん、お前さんがしたいことを言ってみな」
裕さんがリードを軽く引き、彼女の首をほんの少し持ち上げさせる。美穂は顔を赤らめ、恥ずかしそうに膝を震わせた。けれどその口元には、あの柔らかな微笑みが浮かんでいる。
「裕さん……私、おしっこ、してもいい?」
その言葉を聞いた瞬間、俺の頭の中で何かがじわりと溶けた。羞恥か、興奮か、嫉妬か、もう自分でもわからない熱いものが腹の底を這いずり回る。
裕さんは満足げに頷き、リードをぐいと引いて彼女の腰を高く上げさせた。
「いいだろう。俺たちの前で、思い切りやってみな」
美穂はこくりと頷き、しばらく息を詰めた。そして、彼女の秘裂から透明な液体がしゃああああと迸った。放物線を描いて飛び散った小便は砂の上に落ち、じゅわじゅわと音をたてて染み込んでいく。湯気がほのかに立ちのぼり、潮風に混ざって微かなアンモニアの匂いが漂った。
美穂は放尿しながら、小さく震えて目を閉じている。彼女の太腿を伝って黄色がかった雫が滴り落ち、砂を固めてはまた溢れた。羞恥に頬を染めながらも、彼女の秘裂はひくひくと動き、その行為そのものを快楽として受け入れているようだった。
「あ……はしたなくて、ごめんなさい……」
美穂がか細い声で詫びると、玄さんが優しく声をかけた。
「何を言うとるんだい、奥さん。立派なもんじゃよ」
そして玄さんは、ゆっくりと美穂の背後に回った。杖をつく手を離し、よろめきながら腰を落とす。彼の老いた肉棒はすでに硬く反り返り、亀頭の先端から粘液が糸を引いていた。玄さんは片手で美穂の腰を掴み、もう片方の手で自身の肉茎を彼女の後孔に押し当てる。
ぬぷっ。くちゅ。
「ひぁっ!」
美穂が鋭く啼き、背中を仰け反らせた。彼女の尻穴がぎゅうっと窄まり、それでも老いた肉の楔を受け入れていく。
「奥さん、ここは初めてじゃないな。しっかりほぐれとる」
玄さんが低く笑いながら、ゆっくりと腰を進めた。ずりゅ……ぬぷっ。ぐちゅぐちゅと粘液音が律動的になり、美穂の後孔が肉棒を深く咥え込んでいく。彼女は砂を掻きむしり、はぁはぁと荒い息を漏らしながら、それでも腰をくねらせて玄さんの動きに応えた。
「あ……きつい……でも、奥まで来てぇ……」
美穂の嬌声が風に流れる。玄さんはゆっくりと抽送を繰り返し、彼女の尻たぶをしわくちゃの手で掴んで揺さぶった。肉と肉が打ち合う音、ぐちゅっずちゅっという卑猥な水音が、波の音の合間を縫って俺の耳を打つ。
私は東屋の柱の陰で、ただ立ち尽くしていた。自分の股間を握りしめ、歯を食いしばり、息を殺して。妻が他の老人に尻穴を犯されながら嬌声を上げる姿を、ただ見つめていた。リードを握る裕さんが満足げに笑い、新さんが卑猥な囁きを投げかける。
「奥さん、いい声出しとるよ。旦那さんに聞こえちゃいけねえのう」
新さんのその言葉に、美穂はちらりと東屋の方を見た。私と視線が合う。彼女の瞳は涙で潤み、でもその口元はかすかに緩んでいて、俺は何も言えずにただ小さく頷くしかなかった。
玄さんの腰の動きが速まり、ずにゅっずにゅっと激しい音が響く。美穂が「ひぅ……玄さん、もう、出してぇ……!」と懇願すると、玄さんは低く唸って彼女の奥深くに精を放った。どくどくっ。どぴゅっ。後孔から溢れ出た精液が、白く濁って太腿を伝い落ちる。
玄さんがゆっくりと腰を引き抜くと、くぽん、と淫らな音がして、緩んだ後孔からどろりと精液が滴った。美穂はぐったりと砂の上に崩れ落ち、肩で息をしている。
けれど、それで終わりではなかった。
裕さんがリードを引き、彼女の身体を仰向けに転がした。そして彼は、再び硬くそそり立った肉棒を手で扱きながら、美穂の顔の上に跨る。
「奥さん、口を開けな」
美穂は潤んだ瞳で裕さんを見上げ、素直に口を開いた。裕さんは低く唸り、彼女の口腔内に小便を放つ。しゃあっ、ぢょぼぼぼ……。黄色がかった液体が彼女の舌の上に迸り、白い歯を濡らし、口の端から溢れて砂に零れ落ちる。
美穂はこくこくと喉を鳴らしてそれを飲み干した。顎を伝う雫を、自らの指でぬぐって口元に運ぶ。その仕草が、あまりに自然で、あまりに従順で、俺は眩暈を覚えた。
「裕さん……しょっぱくて、あったかいね」
美穂が掠れた声でそう言うと、裕さんは満足げに頷き、彼女の髪を撫でた。
他の老人たちも次々に集まり、美穂は砂の上で四つん這いになり、あるいは仰向けになり、そのたびに誰かの肉棒を咥え、誰かの精液を飲み、誰かの尿を浴びた。栄さんは何も言わずに彼女の膣に挿入し、無言のまま腰を打ちつけて果てた。その間も美穂は、首輪に繋がれたリードを誰かが握っている限り、決して逃げようとはしなかった。
夕陽が傾き始めた頃には、美穂の全身は汗と精液と尿と砂でぐちゃぐちゃに汚れていた。黒髪も砂まみれで、乳房にも太腿にも、幾人もの体液が乾いて白く跡を残している。けれど彼女は、倒れたまま微笑んでいた。
「皆さん、楽しかったね。また来ようね」
その声は掠れていたが、あたたかくて、俺はこみ上げる何かを必死に飲み込んだ。
海からの風が強く吹き、波の音がすべてをかき消していた。私は東屋の柱の陰から、リードを裕さんに握られた妻が、自ら望んで老人たちの体液を飲み干し、尻穴まで差し出す姿を、ただ見つめていた。握りしめた拳の中で、爪が掌に食い込んで痛かった。
けれど俺の股間は、痛いほどに硬く熱を持っていて、自分が何者なのか、もうわからなくなっていた。
第6章 潮風のあとの帰り道——老人たちの感謝と妻の変わらぬ笑顔、そして夫が心に秘めた決意
第6章: 潮風のあとの帰り道——老人たちの感謝と妻の変わらぬ笑顔、そして夫が心に秘めた決意
海からの帰り道、ワゴン車の車内は潮の匂いと老人たちの汗の混ざった独特の空気に満ちていた。私はハンドルを握りながら、ルームミラー越しに後部座席をちらりと見る。美穂は玄さんと新さんの間に挟まれて、ぐったりと身を預けている。その髪にはまだ細かな砂粒が残り、首には革の首輪がつけたままだった。彼女の太腿には乾きかけた白濁の跡がうっすらと筋を作り、それが夕陽を受けててらてらと光っている。
誰もがしばらく無言だった。波の音だけがまだ耳の奥に残っていて、タイヤの唸りと混ざり合う。先に口を開いたのは玄さんだった。杖を膝の間に立てたまま、しわがれた声でぽつりと言う。
「奥さんには、本当に世話になったのう。今日だけじゃねえ、こうやって毎晩毎晩、わしら老いぼれの面倒を見てくれて……」
玄さんの深く落ち窪んだ瞳が、しみじみと細められる。
「ありがとうじゃ、とても言葉にできんくらいじゃ。おかげでわしら、まだ男を捨てずに済んどる」
私はハンドルを握る手にぎゅっと力を込めた。心臓がどくんと跳ね、耳の奥で血がざわつく。けれど、もはや怒りは湧いてこなかった。助手席には誰も座っていない。私だけが、この会話から少しだけ距離を置いていた。
美穂はゆっくりと顔を上げ、玄さんの皺だらけの手をそっと握った。
「玄さん、やめてよ。私の方こそ、皆さんがいてくれるから頑張れるのよ。父さんと母さんが残してくれたこのホームを、私、どうしても守りたかったから」
その声は掠れていたが、澄んでいて、あの海辺での嬌声と同じ人物のものとは思えぬほど穏やかだった。
新さんが身を乗り出し、美穂の肩に手を置く。
「お前さんはええ女房だよ。こんな年寄りばかりの所で、若い身体を惜しげもなく使ってくれてよ。俺たちゃ感謝してもしきれん」
「新さんったら、大袈裟ね」
美穂がくすりと笑うと、胸元がほんの少し揺れた。首輪の金具がかちゃりと小さな音を立て、それが妙に耳に残る。
裕さんが腕を組みながら、太い声で付け加えた。
「俺たちだけじゃねえ、これからもずっとあのホームは続くんだ。奥さんと旦那がいる限りな。俺たちも、できる限りのことはするつもりだ」
「できる限り……?」
私が思わず訊き返すと、裕さんは真っ直ぐにルームミラー越しの私を見た。
「旦那さんにも話しておくべきだろう。俺たちはな、これから毎月、まとまった額をホームに入れようと思ってるんだ。今までみたいに小遣い程度じゃなくて、ちゃんとした運営資金としてな」
私は言葉を失った。喉がひくりと動く。心のどこかで予感していたことではあったが、こうして面と向かって言われると、その金額がおおよそ想像できてしまうだけに、胸の奥がきりりと痛む。
後部座席から、玄さんが補足するように言った。
「わしの退職金はもう少しある。子供もおらんし、使うあてものうてな。奥さんの役に立つなら、これほどの喜びはないよ」
「俺もだ。倅には迷惑かけるが、まあ内緒でやってる分には構わんだろう」
新さんがそう言うと、今まで無言だった栄さんが、ただ深く、ゆっくりと頷いた。彼の小さな黒目が、一瞬だけ美穂の方を見て、それから私の背中に視線を移す。何も言わないその仕草が、むしろ強い同意を感じさせた。
美穂は目を伏せ、長い睫毛を震わせた。
「皆さん……ありがとう。でもね、お金だけじゃないのよ。私は本当に、皆さんの役に立てるのが嬉しいの。このホームに来てくれる前は、皆さんそれぞれ淋しい思いをしてたかもしれない。でも今は、少しでも毎日が楽しみになってくれてるなら、それでいいの」
彼女の口調はあくまで柔らかく、語尾に「〜のよ」「〜の」を付けながら、甘えるような響きがあった。それが老人たちの耳にどう届くのか、私にはもうわかっている。
玄さんがしみじみと言った。
「奥さんのおかげで、わしの血の巡りは格段に良くなった。医者も驚いとるくらいじゃ。長生きできそうだよ」
「私も同じだ。玄さんったら、夜になると別人みたいに元気になるんだもの」
美穂がそう言って、くすくす笑う。新さんがそれに乗じて、
「俺だって負けとらんよ。最近は腰の痛みも消えてな、毎晩が楽しみでしょうがねえ」
「新さんは欲張りだから、私、いつも大変なんだからね」
軽口を叩き合うそのやりとりに、裕さんも声を上げて笑い、栄さんもほんの少し口元を緩めた。車内にどっと笑い声が溢れ、私はただハンドルを握り続けた。笑えなかったわけじゃない。笑う資格が自分にあるのか、わからなかったのだ。
ふと、美穂がルームミラー越しに私を見た。切れ長の茶色い瞳が、夕陽を映してぬらりと光る。彼女はそっと微笑んだ。それは、昼間私に向けるものと同じ、あたたかな光を帯びた笑顔だった。
「あなた、今日は本当にありがとう。車を出してくれて」
私は短く答えた。
「別に。大したことじゃない」
それ以上、何か言えるはずもなかった。喉の奥に詰まった言葉の塊が、どうしても声にならない。
やがてホームの駐車場に車を停めると、老人たちは互いに肩を貸し合いながら、ゆっくりと車から降りていった。玄さんが杖をついて、新さんが美穂に手を貸し、裕さんが栄さんの背中を支える。美穂は最後に車から降りると、潮風に乾いた髪を手櫛で梳きながら、小さく伸びをした。
「さあ、皆さん、今日は早くお風呂に入りましょうね。身体が冷えないうちに」
彼女はもうすっかり、普段の献身的な妻の顔に戻っている。老人たちが玄関へ向かう後ろ姿を見送りながら、私はエンジンを切って深く息を吐いた。
その夜、美穂は夕食の支度をしながら、いつもと変わらぬ様子で老人たちの健康を気遣っていた。
「玄さんはお塩を控えめにね。裕さんはお肉を少し多めにしたから、しっかり食べてくださいね」
「栄さん、今日はお風呂で肩を揉んであげるから、あとで呼んでください」
彼女のこういう細やかさが、昼間の淫らな姿と同じ人間から出ているとは、にわかには信じられない。だがそれこそが美穂という女なのだと、私は今なら理解できる。理解できることと、完全に割り切れることは違うけれど。
夜の十時を回り、私は自室の布団に横たわった。眠れるはずもなかった。耳を澄ませば、隣で美穂が静かな寝息を立てている。今日の疲れで、彼女はいつもより早く眠りに落ちたようだ。
私は天井を見つめながら、ぼんりと考える。この秘密はもう、私と美穂と七人の老人だけのものだ。ホームの経営は安定し、老人たちは健康を取り戻し、美穂は夜になると今日も誰かの部屋へ消える。そして私はそれを覗く。
もはやそれを恥じる気持ちは、薄れていた。嫉妬は消えていないが、あの海辺での光景を見てしまった以上、彼女を止めることはできないし、止める権利もない。それに、私自身があの覗きに、言い知れぬ昂奮を覚えているのも事実だった。
深夜一時を過ぎた頃、美穂がもぞりと身体を動かした。浴衣の衣擦れの音がし、そっと布団から抜け出す気配がする。彼女は裸足で廊下へ出ていった。今夜も巡回だ。
私はしばらく横になったまま、じっと息を潜めていた。心臓がどくどくと早鐘を打つ。行くな、と思う自分と、早く追いかけろと急かす自分が胸の内でせめぎ合う。
結局、私は立ち上がった。浴衣の袷を寛げたまま、裸足で廊下に出る。ひんやりとした板張りが足の裏を冷たく刺激した。
廊下の先、新さんの部屋の襖の隙間から、橙色の明かりが漏れている。ぽうっと温かな光が、暗い廊下をかすかに照らし出していた。私は壁に手をつき、息を殺して近づく。
襖の隙間から、くぐもった声が聞こえてきた。
「奥さん、今日は海で疲れたろうに、すまんのう」
新さんの掠れた声に、美穂が優しく答える。
「大丈夫よ、新さん。私がしたいことだから。それに、新さんたちにああやって喜んでもらえて、すごく嬉しかったの」
「お前さんはほんとにいい女だよ……」
じゅぷり。ちゅるんっ。濡れた粘膜音が、静かな夜の廊下に微かに響く。私はその音に、自分の股間がじんわりと熱くなるのを感じていた。
ちゅちゅ、こぷこぷっ。美穂の舌が老いた肉棒を丁寧に舐め上げる音が続く。新さんの荒い息遣いが、橙色の光と共に襖の隙間から漏れ出してくる。
私は壁に背中を預け、そっと目を閉じた。もうこの秘密は、誰にも明かさない。ホームが続く限り、この歪な関係は続いていく。そして私は、その営みを覗き続けることを選んだのだ。それが夫として正しいことなのか、私にはもうわからない。ただ一つだけ確かなのは、妻の笑顔がそこにある限り、私の心もまた、かすかに温もりを感じているという事実だった。
襖の向こうから、またじゅぷり、ぬちゃっという粘液の音が聞こえ始める。今夜も長くなりそうだとぼんやり思いながら、私はその場にしゃがみ込み、ただひたすらに、橙色の明かりを見つめ続けていた。
第7章 襖の向こうの橙色——妻の奉仕が今日も続く中で夜勤の夫がこっそり覗き見る日常とマンコの緩み

第7章: 襖の向こうの橙色——妻の奉仕が今日も続く中で夜勤の夫がこっそり覗き見る日常とマンコの緩み
私は裸足で廊下にしゃがみ込んでいた。深夜一時を過ぎ、美穂は新さんの部屋にいる。襖の隙間から、橙色の常夜灯がぽうっと漏れ出し、暗い廊下に細長い光の筋を作っていた。
壁に手をつき、息を殺してその光を覗き込む。心臓がどくどくと早鐘を打ち、浴衣の袷の奥で胸の肌がじわりと湿ってくるのがわかる。もう習慣だった。否、習慣などという言葉では片付けられない、もっと深く、俺の血肉に染みついた何かだ。
襖の向こうから、くぐもった声が聞こえてきた。
「奥さん、今日はこの前みたいに、ゆっくり頼むよ。腰の調子が良くてな、なかなか寝つけんのよ」
新さんの掠れた声に、美穂が優しく答える。
「新さん、調子がいいのは嬉しいけど、無理しちゃだめよ。今日は私が全部してあげるからね」
その声は甘く、語尾に「~よ」「~ね」を含んだ、いつもの柔らかな響きだった。昼間、私やパートの従業員に向ける声音と何一つ変わらない。それなのに、言葉の内容は妻から老人への性的な誘いだ。その落差が、俺の腹の底をずくりと疼かせる。
じゅぷり。ちゅるんっ。
濡れた粘膜音が静かな夜の廊下に微かに響く。私は目を細め、襖の隙間から中の様子を窺った。
橙色の明かりに浮かぶ二つの影。布団の上に横たわった新さんの痩せた裸体。その股間に、美穂が顔を埋めている。彼女は浴衣姿のまま、白い項を晒し、腰をかがめて新さんの老いた肉棒を口に含んでいた。ちゅちゅ、こぷこぷっという小刻みな舐め音が、規則的に鼓膜を打つ。
「あぁ……奥さんの口は、なんぼ気持ちええか……」
新さんが掠れた声で唸り、腰を小さく震わせた。美穂は顔を上下に動かし、れろーりと舌を這わせながら、時折、頬をすぼめて深く咥え込んでいる。にゅっ、にゅく、にゅっく……唇が唾液とともに擦れる音が、徐々に湿り気を増していく。
私は無意識に自分の股間を握りしめていた。浴衣の上からでもわかるほど、そこは硬く熱を持っている。こんな自分を最低だと思う。それでも目が離せない。襖の隙間から漏れる橙色の光と、妻の舌が奏でる淫らな音が、俺のすべてを縛りつけていた。
「奥さん、うまいよ。今日は特に、舌が絡みつくようでよ……」
新さんの声が上ずり、腰の動きが速まる。美穂は顔を上げずに、くぐもった声で答えた。
「ありがとう、新さん。今日も元気ね。すごく硬くなってて、私、嬉しいのよ」
彼女はそう言うと、再び亀頭を深く咥え込み、尖った舌先で鈴口をほじるように舐め上げた。ちゅぱっ、じゅるるっ、こぷこぷっ。舐め音が三段階に変化し、新さんの呼吸が浅く速まっていく。
「奥さん……もう、出る……!」
新さんが低く唸り、腰を大きく跳ねさせた。びゅっ、どくどくっ。老いた精が美穂の口腔内に迸る。彼女は喉を鳴らして白濁液を飲み干し、ゆっくりと唇を離した。口元からぷつりと切れた粘液の糸が、橙色の明かりにぬらりと光る。
「新さん、今日は量が多かったね。腰の調子がいいせいかしら」
美穂は指先で口元をぬぐいながら、にっこりと微笑んだ。その笑顔が、昼間私に向けるものと同じ、あたたかな光を帯びている。俺の胸の奥がきりりと軋んだが、それでも目が離せなかった。
新さんが満足げに息を吐き、布団にぐったりと横たわる。
「奥さん、ありがとよ。お前さんが来てくれるだけで、俺は百まで生きられる気がするよ」
「新さんったら、大袈裟ね。でも、そう言ってもらえると、私も頑張れるのよ」
美穂は浴衣の襟を整えながら立ち上がり、新さんの額をそっと撫でた。それから襖に向かって歩き出す。私は慌てて壁の陰に身を潜め、息を殺した。
襖が開き、美穂が出てくる。彼女は廊下の暗がりに立つ私に気づき、一瞬だけ足を止めた。切れ長の茶色い瞳が、橙色の明かりを映してぬらりと光る。
「あなた、またここにいたの」
美穂は咎めるでもなく、ただそっと呟いた。その声は優しくて、どこか諦めを含んでいるようにも聞こえた。
私は何も答えられず、ただ壁に張りついたまま彼女を見つめた。美穂は小さく息を吐き、私の手をそっと握る。彼女の掌はしっとりと温かく、新さんの精液の匂いがほのかに漂ってきた。
「今日は栄さんも裕さんも待ってるの。あなた、もう少しここで見てるでしょ」
それは問いかけではなく、確認だった。私はかすかに頷くしかなかった。美穂は微かに微笑み、私の手を離して廊下の先へ消えていく。その後ろ姿を見つめながら、俺は踵を返して自室へ戻った。
布団に潜り込み、天井を見つめる。先ほどまで新さんの部屋で繰り広げられていた光景が、瞼の裏にこびりついて離れない。美穂の舌が、唇が、喉が、老人の精を啜る音。橙色の明かりが、彼女の白い項をぬらぬらと照らしていた。
震える手で自分の股間を握りしめたまま、俺はこの一か月のことを、ぼんやりと思い返していた。
あの海辺の散歩から一か月。ホームの廊下には最新の手すりが付けられ、浴室には新しい介護用の椅子が導入された。パートの若い従業員も二人増えて、昼間の業務は格段に楽になっている。入居者たちの顔色は明らかに良くなった。玄さんの血圧は安定し、栄さんの無口な表情にも時折笑みが浮かぶ。新さんは腰の痛みが消えたと喜び、裕さんは若返ったと周囲に自慢している。すべては彼らからの寄付金によるものだった。そしてその金は、美穂の献身——いや、あの行為によってもたらされている。
昼間のホームには、穏やかな空気が流れている。手すりに掴まりながら廊下を歩く老人たち。車椅子を押しながら談笑するパートの声。厨房からは味噌汁の匂いが漂い、玄関先の花壇には、美穂が植えたマリーゴールドが咲いている。俺はその光景を、白衣のポケットに手を突っ込んで眺めていた。
「施設長、玄さんの検温、終わりました。今日も安定してますね」
パートの若い従業員が、にこやかに声をかけてくる。俺は「ああ、ご苦労さん」と短く返す。この平穏が、夜の帳が下りた後に何によって支えられているのか、この子は知らない。
知らないからこそ、俺は昼間の自分を保てる。施設長としての顔。穏やかで、真面目で、利用者思いの施設長。その仮面がひび割れそうになるのは、いつも夕食が終わり、美穂がそっと浴衣に着替える頃だった。
彼女は毎晩、七つの部屋を回る。最初のうちは、俺も気づかないふりをしていた。いや、気づかないふりをしながら、夜中に目を覚ます自分を責めていた。だが今は違う。俺は起きている。最初から、そのつもりで床に就いている。
この一か月で、何が変わったか。ホームだけじゃない。俺の身体も、心も、音を立てて変わっていった。
妻を失ったわけじゃない。むしろ、彼女への愛は前よりも深くなった。だが、その愛の形が、夜ごと老いた男たちの腕の中に溶けていく妻を見つめることでしか維持できなくなっている。
昼間、美穂は私の妻の顔をしている。淡い色のカットソーに長めのフレアスカートを履き、腰まで届く黒髪を揺らして、入居者の世話を焼いている。利用者に「奥さん、綺麗だね」と言われれば「やだ、もう」と照れて笑う。その笑顔を見るたび、俺の胸はじわりと温かくなる。だが同時に、夜に彼女が廊下を裸足で歩き、襖の向こうへ消えていく姿を、どうしても重ねてしまう。
彼女は変わった。前よりずっと艶っぽくなった。肌は潤い、瞳は濡れ、その身のこなしはどこか肉感的で、昼間でも男の視線を集めるようになった。俺が知っている美穂は、もっと控えめで、恥ずかしがり屋で、夜の営みにすらおずおずと応じるような女だった。今の美穂は、私の知らない種類の色気を惜しげもなく振りまいている。
それでも、いや、だからこそ、俺は彼女から目を離せなくなった。海辺で他の男の肉棒をしゃぶらされた夜から、俺の心の中で何かが弾けた。嫉妬心が女の身体を燃え上がらせるのを、俺は妻を通して知ってしまった。夫の前で老人に抱かれることで、彼女はこんなにも輝く。そう思い知らされたあの夜から、俺の身体は、それを欲するようになった。
情けない話だ。妻が犯されるのを覗くことでしか、俺はもう妻を抱けなくなっているのかもしれない。いや、そうじゃない。見ているだけで、十分なのだ。見ることで、彼女が感じている快楽の残り火が、俺の中にも流れ込んでくる。それが心地よくて、俺は毎晩この廊下にしゃがみ込んでいる。
でも、心のどこかで、まだ声がする。これは間違いだ、と。彼女を老人たちの慰み者にしているのは、この俺だ。施設長として、夫として、何よりひとりの男として、妻を守るべきだった。その手前で、俺は妻の淫らな奉仕を覗き、己のちんぽを握りしめている。昼間は何食わぬ顔で、夜は欲望のままに。そんな自分が、情けなくて、どうしようもなく可笑しい。
それでも、ホームの食卓を囲む老人たちの穏やかな顔を見ると、この歪みこそが今の生活を支えているのだと、ふっと納得してしまう自分がいる。逃げたいと願う心と、この平穏を手放したくない心が、ごちゃ混ぜになって、胸の奥で鈍く熱を持った塊になっている。
俺は寝返りを打ち、隣に目をやった。美穂はいつの間にか戻ってきている。彼女は浴衣を着替えたらしく、石鹸の匂いがふわりと漂ってきた。静かな寝息を立てている。綺麗な寝顔だった。昼間、私に向ける笑顔と同じように、何の呵責もないように見える。それが逆に、俺の胸を締めつける。
先週の夜、久しぶりに美穂と交わった時のことを思い出す。
あの日、美穂は夕食の片付けを終えると、珍しく早く寝室に引き上げてきた。浴衣の帯を解きながら、彼女は私の隣に膝をつき、そっと耳元で囁いた。
「あなた、今日は私のこと、抱いてくれる?」
その声は甘く、それでいてどこか遠慮がちだった。私は何も言えずに、彼女の浴衣の袷に手を差し入れた。白い胸元が露わになり、淡い乳首がつんと尖っている。指先でそこをそっと撫でると、美穂は「ん……」と小さく鼻を鳴らして目を閉じた。
私は彼女を布団の上に横たえ、太腿をゆっくりと開かせた。陰毛の茂みの奥に、ぬらりと濡れた秘裂が覗いている。指先で襞をそっと撫でると、ぐちゅりと粘液音がした。
「あなたの指、やっぱり好きだな……」
美穂が恥ずかしそうに呟き、枕に頬を押しつける。私は人差し指をゆっくりと沈み込ませた。ぬぷ。くちゅ。
中は熱く、しっとりと濡れていた。だが、以前より明らかに緩んでいた。指を二本に増やしても、難なく飲み込んでいく。襞がひくひくと動き、私の指を包み込むその感触が、以前より柔らかく、より深く受け入れるものに変わっていた。
「美穂、お前……」
私は思わず声を漏らした。美穂は潤んだ瞳で私を見上げ、かすかに微笑む。
「どうしたの、あなた」
「いや……」
私は何も言えずに、彼女の腰を抱え上げ、ゆっくりと自分のものを沈み込ませた。ぐちゅり、じゅぷり。挿入の瞬間、かつてのようなきつい締まりはなく、ふんわりとした温かさが私を包み込む。それでも、襞はひくひくと動き、私の形に絡みついてくる。
「あぁ……あなたのが、入ってきてる……」
美穂は鼻にかかった声を漏らし、両脚を私の腰に絡めた。私はゆっくりと腰を動かした。ずちゅっ、ぬちゃっ。奥まで沈み込むたびに、妻の胎内が優しく震え、柔らかく私を飲み込んでいく。
「気持ちいいよ、あなた……とても、気持ちいい……」
彼女の声はうっとりとしていて、快楽に溶けた表情を浮かべている。私は腰の動きを速めながら、胸の奥で渦巻く感情を必死に押し殺した。
以前より緩んだその感触が、七人の老人たちの痕跡をまざまざと感じさせる。それでも、その柔らかさが妙に心地よくて、俺は抗えなかった。
「うっ……出る……!」
私は妻の奥深くで、どくどくと精を放った。びゅっ、どぷっ。美穂は「ひぁ……あたたかい……」と小さく震え、私の背中にぎゅっと爪を立てた。
行為のあと、美穂は私の胸に顔を埋め、しばらく無言でいた。私は彼女の髪をそっと撫でながら、ぽつりと言った。
「お前、少し……緩くなったな」
美穂はピクリと肩を震わせ、それから顔を上げた。その口元には、あの柔らかな微笑みが浮かんでいる。
「気のせいよ。あなたが気にしすぎなだけ」
「そうか……」
私はそれ以上何も言わなかった。いや、言えなかった。美穂は私の胸に再び顔を埋め、寝息を立て始める。私は天井を見つめながら、彼女の膣内が七人の老人たちによって少しずつ形を変えているのを、まざまざと感じていた。それでもいいと思った。否、それすらも愛おしいと思い始めている自分がいる。
今、こうして隣で眠る美穂の寝顔を見ながら、私はぼんやりと考える。ホームの安定と、この胸の痛みと、生々しい昂りと。すべてが絡み合い、切っても切れない一つの塊になっている。
ふと、美穂が小さく身じろぎした。私の胸に頭を寄せ、眠い声で呟く。
「……あなた、起きてたの」
「ああ、ちょっとな」
「今夜は、もういいの?」
その言葉に、俺の股間が再びずくりと熱を持つ。美穂は目を閉じたまま、私の浴衣の帯にくたりと手を伸ばしてきた。
「無理しなくていいよ。お前、疲れてるだろう」
「あなたがしたいなら、私はいつでも、いいのよ」
そう言って、彼女は熱っぽい吐息を漏らした。それが何を意味するか、私には痛いほどわかっている。美穂は、私を受け入れる準備ができている。七人の男たちに毎晩ほぐされたその身体は、夫の私を受け入れるためだけではなく、すでに開かれきった器のような柔らかさで横たわっている。
断るつもりだった。朝が近いし、また夜勤の身支度を整えなければならない。そう思っているのに、喉が乾いたように、声が振るえた。
「美穂……」
妻の浴衣の合わせめを開く。汗ばんだ肌から、石鹸と、かすかに残る雄の匂いが立ちのぼった。乳首を舌先で転がすと、彼女はびくんと背を反らし、太腿をもじもじと擦り合わせる。
「ここ……もう、濡れてるぞ」
「あなた……見ててくれたから……」
美穂の言葉に、俺の血管がわななく。ぐちゅ、と指先が割れ目に吸い込まれていく。二本、三本と増やしても、熱い肉襞は蕩けるようにして受け入れた。
「あぁ……指、好き……もっと、奥まで……」
彼女の声に導かれ、私は指をゆっくりと抜き差しする。くちくち、ぬちゅぬちゅと粘つく音が、静かな寝室に響いた。俺は舌を伸ばし、その割れ目に吸いつく。しょっぱい汁と、ねっとりとした女の味が口いっぱいに広がる。
「ひゃ……あ、あなた……舐めないで……私、そんな……あっ」
美穂は震える指で私の髪を掴み、腰を浮かせる。じゅるじゅると音を立てて愛液を啜ると、彼女の膣口がひくひくと収縮して、俺の舌に絡みついてきた。
「もう、いれて……あなたの……私の、奥に……」
妻が自ら腰をくねらせる。私は顔を離し、張り詰めた肉棒を彼女の割れ目に押し当てた。ぬるり、と肉がめくれ上がる感覚。先端が膣口を捉えると、美穂は待ちきれずに腰を突き出した。
ぬぷ……ずちゅり。
「あぁっ……! はいってる……あなたのが、奥にはいってるぅ……」
包み込む肉襞は、やはり柔らかく、まろやかに俺の形へと開いていく。奥の窪みにこつんと先端が触れると、美穂は喉を反らして鳴いた。
「おく、あたってる……あぁ、なかに、ゆび……あと、七本……あなたの、おちんちんが……」
混乱したように喘ぎながら、美穂は俺の背中に爪を立てた。七本。その言葉が、俺の腹に稲妻を走らせる。今の彼女の膣内には、確かに七人の男たちの記憶が刻まれている。その七人が、毎晩この女の器官を掻き回し、夫の俺が知らない深さまで掘り返してきた。
「うぁ……俺も、お前を……そんな風にした、一人だ……」
私は無我夢中で腰を打ちつけた。じゅぶんっ、ぬちょんっ。粘液をかき混ぜる音が、肉と肉がぶつかる音と混ざって、耳の奥にべっとりと張りつく。
「あっ、あっ、すごい……あなた、すごい……! きて、奥まで……ぜんぶ……」
美穂のマンコが、ぎゅうと収縮する。俺は最奥にさらに押し込み、ぐりぐりと亀頭を擦りつけた。彼女は「ひぅっ」と小さく叫び、両脚を大きく開いたままガクガクと震える。その蕩けきった顔、都合のいい快楽に流されるその顔が、たまらなく愛おしい。
「出すぞ……今日は、お前の中で……」
「だして……あたたかいの、私のなかに……あぁ、ほしい、あなたのが……」
鼻にかかった懇願に背中を押され、私は彼女の最奥で精を迸らせた。どくっ、どぷっ、どくどくっ。全身の力が抜け、彼女の柔らかな胎内に吸い込まれていく。
美穂は激しく痙攣し、私の首に腕を回して抱きついてきた。
「あ……あぁ……いっぱい、でてる……わたしの、なかで……」
うっ、と喉を震わせ、私の肩口に顔を埋める。その温かい吐息と、しまりの甘い亀頭を締めつける感触が、俺をどうしようもない幸福に沈めた。
朝が来る。いや、もう来ていた。カーテンの裾から、青白い光が滲み始めている。美穂は私の胸に顔をすり寄せ、満ち足りた寝息を立て始めた。
私は彼女の汗で湿った前髪をそっと退けながら、天井を見つめる。
この秘密を、抱えて生きていく。
彼女の膣内に、七人の老人の痕跡を感じながら。彼女の口から漏れる、私に向けたのとは違う色の嬌声を、廊下の片隅で浴びながら。ホームが続く限り、この歪さは続いていく。
それでも、この扉を開いてしまう自分がいる。いずれ彼女は疲れ果て、俺の元に帰ってくる。その身体は夜ごと、他の男に揉まれ、開かれ、満たされる。俺の知らない形に変えられても、彼女の寝顔は変わらない。彼女の匂いも、柔らかさも、俺を受け入れる肉の熱も、変わらずそこにある。
だから、私はこれからも、この橙色の灯りを追いかける。
きしんだ音を立てて、自分の胸の内側で、何かが壊れていくのを感じながら。
だが、それでいい。いや、それしかない。
ホームの朝が来る。入居者たちが目を覚ます前に、美穂は仕事の顔を整え、俺は施設長の仮面をかぶる。白けた明かりの中で、俺たちはまた、何も知らない夫婦に戻る。
その夜が、また来るとしても。
私の夜は、まだ終わらない。
登場人物
-
木下豊 きのした ゆたか男性 ・ 34
外見: 短く整えた黒髪、焦げ茶色の瞳、中肉中背で173cm。服装: チノパンにポロシャツ、施設内では白衣を羽織ることも。温厚で観察力が鋭く、一度疑問を持つと夜中でも尾行する執着心がある。妻への愛情と、その裏の行為への嫉妬と興奮の間で引き裂かれる複雑な内面を持つ。一人称は「私」または「俺」。
-
木下美穂 きのした みほ女性 ・ 26
外見: 腰まで届く艶やかな黒髪、切れ長の茶色い瞳、157cmの小柄で華奢な肢体だが腰と胸は豊か。服装: 日中は淡い色のカットソーに長めのフレアスカート、見回り時は動きやすいジャージ姿。表向きは穏やかで献身的な若妻だが、内に老人たちへの性的奉仕を自ら望む倒錯した性癖を秘める。一人称は「私」。
-
新さん しんさん男性 ・ 71
外見: 白髪交じりの短髪、細めの黒い瞳、痩せ型で168cm。服装: 日中はゆったりした和服かジャージ。入居者の中で最も性欲が旺盛で、妻への夜の奉仕を臆面なく要求する。口調は明るく人懐っこいが、狡猾さを併せ持つ。
-
栄さん さかえさん男性 ・ 68
外見: ほぼ白髪の短髪、小さい黒目、中肉中背で165cm。服装: 地味な色のカーディガンにスラックス。無口で感情をあまり表に出さないが、夜の行為では積極的に妻の身体を求める。
-
裕さん ゆたかさん男性 ・ 65
外見: まだ黒々とした短髪、ぎょろりとした黒目、がっしりした体躯で172cm。服装: ポロシャツにベスト、きちんとしたスラックス。入居者中最年少でリーダー格。誕生日会で妻との集団セックスを主導し、海辺の散歩では露出プレイを積極的に提案する。
-
玄さん げんさん男性 ・ 75
外見: 真っ白な長めの髪を後ろに流し、深く落ち窪んだ瞳、長身で痩せ型の178cm。服装: 上質な和服を好み、杖をつくこともある。入居者最年長で思慮深く、プレイの仕掛け人でありながら妻を気遣う優しさも併せ持つ。





