壊れる檻―十歳の少女が里親夫婦に仕掛けた蜜の罠―
あらすじ
松下孝雄と雅子の夫婦は、児童相談所を経て、十歳の少女・優菜を里子として迎え入れる。優菜は大きな瞳で俯き加減に「よろしくお願いします」と小さな声で挨拶する。その無垢な様子に、雅子は胸がいっぱいになり、孝雄もほっとした笑みを浮かべる。しかし、夜、一人にされた優菜は、寝室のベッドで膝を抱え、股間に手をやる。「だめ…もう、お義父さんいないのに…」過去の虐待の記憶と、空虚な膣の疼きが蘇る。翌朝、孝雄が新聞を読んでいるそばに寄り添い、「おじさん、優菜ね、昨日ね…」とわざとらしく寂しげな口調で話しかける。彼の古びたスウェットの匂いを嗅ぎながら、優菜の心臓は高鳴った。雅子は台所で朝食の支度をしながら、何故かふと、夫が優菜の頭を撫でている光景を見て、ほんの一瞬、胸がざわつく。
第1章 迎え入れられた幼き蜜
第1章: 迎え入れられた幼き蜜
児童相談所の応接室は、消毒液の匂いと、古い雑誌の紙の匂いが混じり合っていた。
松下孝雄は、妻の雅子の隣に座り、膝の上でこぶしを軽く握りしめていた。
窓の外から差し込む午後の柔らかい光が、長いすの表面をぼんやり照らしている。
その向こう側の椅子に、小さな影がひとつ、ぽつんと座っていた。
肩まで届く柔らかそうな茶髪は、少し寝ぐせがついていて、大きな黒い瞳は、自分の膝の上か、床のわずかに色の褪せたカーペットの模様を見つめている。
「では、こちらが優菜ちゃんです」
担当の女性職員が、優しいけれどどこか疲れた声で言った。
雅子の息づかいが、ほんの少しだけ早くなったのを、孝雄は横から感じた。
自分も同じだった。
長年子供に恵まれなかった夫婦が、ようやくたどり着いたこの瞬間。
彼は喉を軽く鳴らし、できるだけ優しい声を出すよう意識した。
「こんにちは、優菜ちゃん。僕たちは、松下孝雄と雅子だよ。よろしくね」
少女――優菜は、ゆっくりと顔を上げた。
その瞳は、孝雄が想像していた以上に大きく、深く、そして何かをずっと見つめ続けてきたような、どこか曇った潤いをたたえていた。
唇が、かすかに動いた。
「……よろしく、お願いします」
とても小さな声で、それでも一字一句、はっきりと言った。
その無垢とも、諦観ともつかない様子に、雅子の目尻が一瞬、熱くなった。
彼女はすぐに身を乗り出し、手を差し伸べた。
「よろしくね、優菜ちゃん。おうちに、一緒に帰ろうね」
優菜は、雅子の手をじっと見つめ、ためらいながら、自分の小さな手を重ねた。
その手は、思った以上に冷たかった。
孝雄の胸の奥で、何かがぎゅっと締めつけられる感覚があった。
車での帰り道、後部座席に座った優菜は、小さなリュックサックを膝の上に抱き、ほとんど窓の外を見つめたままだった。
雅子が何度か話しかけても、彼女はうなずくか、か細い「うん」という返事だけを返す。
「たくさん、緊張してるんだね」
運転席の孝雄が、バックミラーに映る少女の姿を一瞥しながら、そう呟いた。
「そうね。ゆっくり慣れてもらおう」
雅子は、心配そうに後ろを振り返りながら答えた。
その目は、すでに母親のそれだった。
新しい家は、郊外の静かな住宅街にある、築二十年ほどの二階建てだった。
庭には手入れの行き届いた小さな花壇があり、雅子が丹精込めて育てたパンジーが色とりどりに咲いていた。
「ここが、おうちだよ」
玄関のドアを開けながら、孝雄が言った。
優菜は、上がり框の前で一瞬足を止め、家の中を覗き込むようにしてから、そっと靴を脱いだ。
彼女の白い靴下は、ほんの少しだけ擦り切れていた。
「優菜ちゃんの部屋は二階に用意してあるの。一緒に見に行こうか」
雅子に手を引かれ、優菜はゆっくりと階段を上っていった。
孝雄は、その小さな背中を見送りながら、ふと、この家に子供の足音が響くのはいつのことだったか、と思い出そうとした。
思い出せなかった。
夕食は、雅子が腕によりをかけたハンバーグに、温かい味噌汁、そして優菜の好物だと事前に聞いていたプリンがデザートとして並んだ。
「おいしい?」
雅子が、箸を止めて優菜の顔を覗き込んだ。
優菜は、口の中に食べ物を入れたまま、こくんと頷いた。
「……おいしいです」
「よかった。いっぱい食べてね」
孝雄は、そのやり取りを穏やかな気持ちで見ていた。
ハンバーグを切る優菜の手つきは、まだ慣れていないようで、少しぎこちなかった。
彼は無意識に、自分の皿に載ったハンバーグを、食べやすい大きさに切り分け始めた。
そして、ふと我に返り、手を止めた。
――相手は、もう十歳だ。そんなこと、しなくてもいい。
少し照れくさい気持ちになり、彼はその切り分けたハンバーグを自分の口に運んだ。
食後、雅子が優菜を風呂に入れている間、孝雄はリビングで新聞を広げていた。
しかし、活字はなかなか頭に入ってこない。
二階から聞こえてくる、かすかな水音と、雅子の優しい声、そして時折混じる優菜のくすりと笑うような声。
その全てが、この家に新しい命が吹き込まれたことを、彼にまざまざと感じさせた。
やがて湯気を帯びて髪を乾かしながら、パジャマ姿の優菜が階下に降りてきた。
淡いピンク色の、ウサギの模様がついた子供用のパジャマは、彼女の華奢な体形によく似合っていた。
「おやすみなさい、孝雄おじさん」
彼女は、リビングの入り口で立ち止まり、小さく頭を下げた。
「ああ、おやすみ。ゆっくり休むんだよ」
孝雄は、新聞を少し下ろしてそう答えた。
優菜は、もう一度こくんと頷くと、雅子に連れられて二階へと消えていった。
部屋の電気が消え、家の中が静寂に包まれたのは、それから一時間ほど後のことだった。
孝雄と雅子は、寝室で今日一日を振り返りながら、小声で話し合った。
「あの子、本当に良い子ね」
「ああ。でも、なんだかずいぶんおとなしいというか……」
「きっと、いろいろあったんだよ。時間をかけてね」
雅子の声には、揺るぎない決意のようなものが込められていた。
孝雄は、妻の手をそっと握り返した。
一方、二階の子供部屋では、優菜がベッドの上で膝を抱え、壁の模様をぼんやりと見つめていた。
ふかふかの布団と、新しい枕の匂い。
優しい色の壁紙。
全てが、以前の「家」とは違う。
静かで、温かく、危険な匂いがしない。
――危険な、匂い。
彼女は、布団の中に潜った。
暗闇が、視界を覆う。
すると、すぐに、あの匂いが思い出された。
安いウイスキーと汗、そして彼の、あの部分の、生臭くて濃厚な匂い。
「だめ……」
優菜は、つぶやくように呻いた。
布団の中の小さな手が、無意識に、パジャマのパンツの上へと滑っていった。
股間のあたりは、すでにほんのりと温かくなっている。
パンツの布地が、柔らかい膨らみに密着する感触。
「……もう、お義父さんいないのに」
声は、震えていた。
指先が、パンツの上からそっと、その膨らみを押した。
ぐにっと柔らかく、そして中心部は、ほんのり湿った熱を帯びていた。
――あの、おっきいの、ずぼーって、入ってきた。
――痛かった。でも、気持ちよかった。
――お腹の奥が、ぐちゃぐちゃになって、熱くなって。
彼女の呼吸は、少しずつ乱れていった。
パジャマの下で、腿の内側がこすれ合う。
ほんのりと汗ばんだ肌が、さらさらとした布地に触れるたび、背筋に変な痺れのようなものが走る。
優菜は、目をぎゅっと閉じた。
布団の中でもう一方の手が、自分のまだほとんど膨らみのない胸の上へともぐり込んだ。
乳首が、パジャマの上からこすられる。
小さな、かすかな快感が、じんわりと広がる。
「んっ……」
漏れ出た吐息は、暗闇に吸い込まれて消えた。
彼女は、かつての「お義父さん」がそうしていたように、パンツの上からぎゅっと股間を押しつけ、腰を小さく、もぞもぞと動かした。
布越しに、陰唇の形が擦れる。
ほんのりと湿気が増していくのが、自分でもわかった。
でも、何かが足りない。
空虚だった。
膣の奥が、じんわりと疼くような、むずがゆいような感覚。
あの、太くて硬いもので、ぎっちりと塞がれ、ずぶずぶと撹拌される感覚が、無性に欲しかった。
「あぁ……」
優菜は、布団の中で唇を噛みしめた。
もう一方の手が、無意識にパジャマの裾を捲り上げ、直接肌に触れようとしていた。
その時、ふと、階下から微かな物音が聞こえた。
新聞紙をめくる音だろうか。
――孝雄おじさん。
彼女の動きが、ぴたりと止まった。
大きくて温かい手。
優しい声。
新聞を読んでいる時の、少し険しいような、でもどこか穏やかな横顔。
優菜は、ゆっくりと布団から顔を出した。
目は、暗闇の中で、きらりと微かに光っていた。
翌朝、孝雄がリビングのソファで新聞を読んでいると、そばに小さな気配が近づいた。
「おはようございます、孝雄おじさん」
まだ眠そうな声で、優菜が挨拶した。
彼女は、昨日と同じピンクのパジャマ姿で、孝雄の座っているソファの端に、そっと腰を下ろした。
「おはよう。よく眠れたか?」
孝雄は、新聞を少し下ろして彼女を見た。
優菜は、うつむき加減で、小さくうなずいた。
「うん……ちょっと、さみしかった」
その言葉に、孝雄は胸がつまる思いがした。
「そうか……でも、もう大丈夫だよ。ここがおうちだからな」
彼は、無意識に優菜の頭に手を伸ばし、そっと撫でた。
柔らかい髪の感触が、掌に伝わってくる。
優菜は、その手の温もりに、ほんの一瞬、体をすくめるようにしたが、すぐにこっそりとその手に寄り添うように頭を預けた。
そして、彼の古びた灰色のスウェットの匂いを、そっと吸い込んだ。
洗剤の匂いと、ほのかな、大人の男性の体臭。
それは、「お義父さん」のそれとは全く違う、落ち着いた、安心できる匂いだった。
しかし、優菜の心臓は、なぜか高鳴り始めた。
股間の奥が、再びじんわりと疼く。
「おじさん」
「ん?」
「優菜ね、昨日ね……」
彼女は、わざとらしく寂しげな、甘えたような口調で話し始めた。
「一人で寝るの、ちょっと怖かったんだ。なんだか、変な夢も見ちゃって」
孝雄は、新聞を完全に膝の上に置いた。
「そうか。どんな夢だったんだい?」
「それは……秘密」
優菜は、いたずらっぽく、でもどこか潤んだ目で孝雄を見上げた。
その瞬間、台所から雅子が顔を出した。
「二人とも、朝ごはんできるわよ――」
彼女の声は、そこでぱったりと止まった。
ソファで、夫が優菜の頭を撫で、優菜がその手に寄り添っている光景。
それは、絵になるほど穏やかな父娘の情景だった。
しかし、雅子の胸の奥で、ほんの一瞬、鋭いざわめきのようなものが走った。
理由はわからない。
ただ、夫の顔に浮かんでいる、あまりに自然な優しさと、優菜の、一見無邪気に見える後ろ姿が、なぜか重く、そしてどこか不自然に感じられた。
「……まさこ?」
孝雄が、振り向いて声をかけた。
雅子は、慌てて微笑みを作った。
「あ、ごめんなさい。なんでもない。さあ、優菜ちゃん、ご飯にしましょう」
「はーい」
優菜は、孝雄の手から離れ、嬉しそうに台所へ駆けていった。
孝雄は、新聞を拾い上げようとしたが、なぜか手が止まった。
彼の掌には、まだ少女の髪の柔らかい感触が残っている。
そして、ほのかに、子供らしいシャンプーの匂いと、もうひとつ、よくわからない、甘くて微かな生臭さのようなものが、かすかにまとわりついているように感じた。
彼はその手をじっと見つめ、そしてゆっくりと拳を握った。
台所では、雅子が優菜に卵焼きを取り分けながら、さっきのざわめきの正体を必死に考えようとしていた。
――気のせいよ。きっと。
――あの子は、やっと安心できる場所を見つけたんだ。それだけよ。
けれど、彼女の目は、知らず知らずのうちに、リビングに残った夫の後ろ姿へと、何度も向けられていた。
朝日が窓から差し込み、新しい一日が始まろうとしている。
静かな住宅街の、一軒の家に、三つの影が交錯していた。
その均衡は、まるで張り詰めたガラスの薄膜のように、美しく、そして危うく輝いていた。
第2章 湯気の中の小さな誘惑

第2章: 湯気の中の小さな誘惑
松下家に迎えられて、一週間が過ぎた。
夕食のカレーの匂いが台所にまだほんのり残る、水曜日の夜だった。
雅子が食器を洗う音がキッチンから聞こえ、リビングではテレビのニュースが小声で流れている。
孝雄は、一日の疲れを湯船で癒やそうと、夕食を終えるとすぐに風呂場に向かった。
湯気が立つ浴室。
孝雄は深く湯船に浸かり、首までお湯に沈めて目を閉じた。
六十歳の身体は、仕事での腰の痛みを覚え、湯の温かみが染み渡る。
――この年で里親か。
思いがけず広がった家族の輪に、心地よい責任感と、どこかもどかしい緊張が入り混じっていた。
その時、浴室の引き戸が、きゅっ、と小さな音を立てて開いた。
「おじさん」
甘ったれるような、幼い声。
湯気の向こうから、小さな影が揺らめく。
孝雄は目を見開いた。
湯船の縁に、何も着ていない優菜が立っている。
肩まで届く茶髪は少し濡れ、湯気でくっついた毛先が鎖骨にへばりついている。
幼い胸の、ほんのり膨らみ始めた乳首が、湯気の中でうっすらとピンクに見える。
その下は、まだ産毛ひとつない、なだらかな三角地帯。
「優、優菜……!」
孝雄は慌てて湯船の中で身体を縮め、視線をそらそうとした。
「な、なんで入ってきたんだ。お風呂は後で……雅子が……」
「だって、おじさんの背中、流してあげようと思って」
優菜はいたずらっぽく笑った。
湯気が彼女の小さな身体を包み、ゆらゆらと輪郭をぼかす。
無垢な顔つきとは裏腹に、彼女の黒瞳は、湯船に浸かる孝雄の身体をくまなく舐めるように見下ろしていた。
「恥ずかしいの? 優菜、まだ小さいから、平気だよ。お義父さんも、いつも一緒に入ってたし」
「そ、それは……」
孝雄の言葉が詰まった。
股間のあたりが、湯の温かさとは別の熱で、じわりと疼き始める。
長年忘れていた、あの感覚。
男としての機能が、衰えなどしていなかったことを、この幼い裸体が思い出させた。
優菜は浴室の床に置いてあったスポンジを手に取り、湯船の縁にしゃがみ込んだ。
湯気が立ち込める中、彼女の細い腕が伸びて、孝雄の背中にスポンジを当てた。
「ほら、優菜が洗ってあげるね」
ぬるっとした泡の感触が、孝雄の背中の皮膚を伝う。
優菜の手つきは、意外にも慣れたものだった。
優しい力加減で、肩から腰へ、ゆっくりとスポンジを動かす。
「おじさん、背中、広いね」
彼女の声が、すぐ耳元から聞こえる。
湯気の向こうに、優菜の顔が近づいている気がした。
吐息の温もりが、孝雄の首筋にかすかに触れる。
「あ……うん」
孝雄は声を絞り出した。
背中を流される感触に、なぜか緊張が走る。
老夫婦となった雅子との入浴ですら、ここ数年はなかった。
他人の手――それも十歳の少女の手で身体を洗われることに、胸の奥がざわついた。
スポンジが、背骨のくぼみをゆっくりと下りる。
その先端が、腰のあたりで、ほんの少し力を強めた。
「ん……」
思わず漏れた孝雄の声。
優菜の指が、スポンジ越しに、腰骨のあたりをくすぐるように動いた。
「ここ、硬くなってるね、おじさん」
優菜の声には、無邪気な好奇心がにじむ。
「疲れてるのかな?」
「い、いや……そうでも……」
孝雄は湯船の底に沈みこむようにして、なるべく動かないようにした。
しかし、優菜の手は止まらない。
スポンジが脇腹をなぞり、あばら骨の下をくすぐり、また背中へと戻っていく。
湯気が濃くなっていく。
浴室全体が、白い靄に包まれる。
その中で、優菜の小さな裸体が、よりいっそうぼやけて、危うい輪郭を浮かび上がらせる。
「きれいになったかな」
優菜がつぶやいた。
スポンジを離す音がする。
孝雄はほっと息をついた。
これで終わりか、と思ったその瞬間。
「あ、でも、まだ石けんがついてる」
優菜の細い指が、孝雄の背中に直接触れた。
湯で温まった、柔らかく湿った皮膚。
十歳の少女の指先が、背中の中央を、ゆっくりと下りていく。
「えっと……ここ」
その指先が、腰のさらに下へ。
湯船の縁に寄りかかっている孝雄の、臀部のすぐ上あたりで止まった。
「お、優菜……」
孝雄の声が震えた。
「もういい、自分で……」
「だめだよ。きれいにしないと」
優菜の指が、ほんの少し力を込めた。
孝雄の身体が、思わずびくっと跳ねる。
湯がはねて、優菜の胸元にかかる。
「あ」
優菜が小さく声を上げた。
湯が、彼女の幼い乳首の先端を伝い、下腹へと流れ落ちる。
その光景を、孝雄は目を背けられずに見つめてしまった。
ピンク色の、小さな蕾。
湯の粒が、その先端に留まり、ゆらりと光る。
「おじさん、見てる」
優菜の声が、甘く響いた。
孝雄は慌てて顔を上げると、彼女がいたずらっぽく笑っているのに気づいた。
「優菜、恥ずかしいな」
そう言いながら、優菜は全く隠そうとしない。
むしろ、胸を少し前に突き出し、湯気の中であえて見せるようにしている。
「で、でも……おじさんがじーって見るから、優菜も……」
優菜の手が、今度は孝雄の肩に触れた。
湯船の縁から、彼女がさらに身を乗り出している。
「おじさん、こっち向いて」
その声に導かれるように、孝雄はゆっくりと湯船の中で身体を回した。
湯の抵抗で動きは鈍く、それでもやがて、彼は優菜と真正面に向き合うことになった。
湯気の向こう。
無毛の三角地帯が、孝雄の目の高さにあった。
湯のゆらぎで、ほんのりと赤みを帯びた陰唇の形が、ちらちらと見え隠れする。
孝雄の喉が、ごくりと鳴った。
股間の疼きが、今や無視できない熱に変わっている。
湯の中で、自分の男根が、ゆっくりとだが確実に硬くなり、立ち上がっていくのを感じた。
「おじさん」
優菜の声が、一段と甘く、細く響く。
「おなかも、洗ってあげようか?」
彼女の手が、孝雄の胸元に伸びる。
スポンジではなく、今度は直接、掌で。
優菜の小さな手が、孝雄の胸のあたりを、ゆっくりと撫でる。
「おじさん、ここ……すごく温かい」
彼女の指が、乳首のあたりをかすめた。
六十歳の男性の、色の濃くなったその小さな突起に、優菜の指先が触れる。
「っ……」
孝雄は息を呑んだ。
雅子にも、ここ数年触れられた記憶がない。
ましてや、こんなに丁寧に、ゆっくりと。
「気持ちいい?」
優菜が上目遣いで尋ねる。
湯気で潤んだ彼女の瞳は、幼さの中に、どこか大人びた艶を宿していた。
「そ、それは……」
孝雄は言葉を失った。
理性が、湯の温かさと優菜の手の感触で、溶けていきそうだった。
優菜の手は、胸から下へ、ゆっくりと移動する。
腹筋のあたりをなぞり、へその下へ。
湯に浸かっている部分と、湯から出ている部分の境目あたりで、彼女の動きが止まった。
「おじさん」
優菜の声が、ほんの少し震えているように聞こえた。
「おなかも、硬いね」
彼女の指が、孝雄の下腹を、そっと押す。
湯に浸かっているため、直接触れられているわけではない。
しかし、タオル一枚の向こうから、その小さな手の温もりが伝わってくる。
「もう……いい、優菜」
孝雄は必死に言葉を絞り出した。
「お前は……外に出て……」
「寒いよ、おじさん」
優菜の声が、急に寂しそうに響いた。
彼女は湯船の縁から、ずるりと湯の中に滑り込んだ。
「あっ!」
孝雄の声は、驚きに引き裂かれた。
湯がはねて、浴室全体に音が響く。
優菜の小さな身体が、孝雄の膝のあたりに寄り添う。
湯は胸の下まで来ているので、彼女の無毛の股間は、湯のゆらぎの中に隠れている。
しかし、その温もりは、孝雄の太ももに直接伝わってくる。
「おじさん、温かい」
優菜が、孝雄の腕にすり寄る。
幼い乳房の膨らみが、孝雄の上腕に、柔らかく押し付けられる。
「優、優菜……!」
孝雄は身体を硬直させた。
湯の中、彼の股間は完全に勃起し、タオル越しにその形が浮き出ている。
優菜が少しでも動けば、触れてしまう距離だ。
「おじさん、震えてるよ」
優菜が囁くように言った。
「寒いの? それとも……」
彼女の顔が、孝雄の肩に寄りかかる。
湯で湿った髪の毛が、孝雄の首筋に触れる。
「優菜が近くにいるから、緊張してる?」
その言葉に、孝雄の心臓が高鳴った。
なぜ、この子は――なぜ、こんなことを。
「おじさん」
優菜の声が、さらに小さくなる。
孝雄の耳元で、吐息混じりに響く。
「優菜、おじさんと一緒にいると、なんだか変な気持ちになるの」
「胸が、どきどきしちゃう」
「それに……ここが、熱くなる」
優菜の手が、湯の中を動く。
孝雄の太ももの横を通り、彼女自身の下腹のあたりへと。
湯のゆらめきの中で、優菜が自分の股間をそっと触っている気配がする。
「お義父さんと一緒にいた時みたいに……」
彼女の声が、かすかに震える。
「なんだか、ジュクジュクしちゃって……」
その言葉が、孝雄の理性の最後の線を引き裂いた。
湯気が、視界全体を白く染める。
優菜の身体の温もり。
幼い乳房の柔らかさ。
湯に漂う、石けんの香りと、どこか甘い少女の体臭。
すべてが混ざり合い、孝雄の頭の中を渦巻く。
「優菜……」
孝雄の声は、押し殺したようなうめき声になっていた。
彼の手が、湯の中を動く。
優菜の細い肩に触れようとして、途中で止まる。
ダメだ。
これは、絶対にいけない。
――でも。
――この子は、望んでいる。
――こんなに近くで、温もりを求めて……
「おじさん」
優菜が、孝雄の腕にしっかりとしがみつく。
「優菜、おじさんが好きだよ」
「優菜のこと、かわいがってくれるでしょう?」
その言葉に、孝雄の目が閉じた。
湯の温かさ。
優菜の肌の感触。
すべてが、長年忘れていた「男としての悦び」を、押し寄せる波のように呼び覚ました。
雅子の顔が一瞬、脳裏をよぎる。
しかし、それは湯気の中に、すぐに消えていった。
優菜の小さな身体が、さらに密着する。
孝雄は、もう抵抗できなかった。
湯の中、彼の手が、ゆっくりと優菜の背中を包み込む。
湯気が、二人を包み込む白い帳となった。
外からは、何も見えない。
音も、湯の音だけ。
そして、その中で、ある一線が、音もなく越えられようとしていた。
第3章 寝室のぬるり、解かれる理性

第3章: 寝室のぬるり、解かれる理性
雅子が大型スーパーへ買い出しに出かけてから、すでに三十分が経過していた。
午後の穏やかな光がリビングの床を暖め、新聞を広げたままうたた寝をしていた孝雄の肩を、小さな手がそっと揺すった。
「孝雄おじさん」
彼ははっと目を覚ます。
目の前には、淡いピンク色のパジャマを着た優菜が、不安そうな表情で立っていた。
「どうした、優菜。寝ていたのかい」
「ううん、おじさん、ちょっと……優菜、困っちゃって」
彼女は下唇を噛みしめ、両手でパジャマの裾をもじもじと弄っていた。
その仕草は、本当に何かに悩んでいる幼子のそれに見えた。
「困ったこと? どうしたんだい」
「だから……優菜の部屋、来てくれる? 見てもらいたいの。ここじゃ、恥ずかしくて言えない」
優菜は孝雄の手を取ると、力任せではないが確かに引っ張る。
彼は仕方なく立ち上がり、二階へと続く階段を、小さな背中について登っていった。
優菜の部屋は、彼女が来てから一週間で少しずつ彼女らしさが滲み始めていた。
机の上には児童書が幾冊か積まれ、ベッドには雅子が買ってきたうさぎのぬいぐるみが寄りかかっている。
カーテンは淡い黄色で、午後の光を柔らかく透過させていた。
「ほら、こっち。座って」
優菜はベッドの縁をぽんぽんと叩いた。
孝雄はため息をつきながら腰を下ろす。
彼女は彼の真正面に立ち、今度は自分のパジャマの裾を、ゆっくりと捲り上げ始めた。
「おい、優菜……何を……」
「おじさん、見てよ。ここが変なんだ」
捲り上げられた裾の先に現れたのは、白い綿のパンツだった。
しかし、その中央部分、ちょうど幼い陰部の膨らみを覆うあたりが、ほんのりと灰色がかった湿り気で陰影を帯びている。
布地が肌に密着し、小さな陰唇の輪郭さえ、かすかに浮かび上がっていた。
「な、何だこれは……」
「ずっと前から、なんかジュクジュクしてるの。気持ち悪くて……おじさん、触ってみて。熱いんだよ」
優菜は孝雄の右手を掴む。
彼の指は、歳の割にはまだ力強かったが、今は微かに震えていた。
「やめろ、優菜。それは……お医者さんに見せたほうが……」
「いやだ! 恥ずかしいもん!」
彼女の声には、本物の焦りの色が滲んでいた。
そして彼女は、孝雄の手を、自分のパンツの上へと直接押し当てた。
その瞬間、孝雄は息を呑んだ。
布越しに伝わってくるのは、確かな熱だった。
そして、柔らかく、しかし確固とした肉の膨らみ。
掌の下で、それは微かに脈打っているようにさえ感じられた。
「ほら……感じる? 熱いでしょ」
優菜の声は、どこか甘ったるく震えていた。
彼女は孝雄の手を、パンツの上からゆっくりと上下に動かさせる。
布地のざらつきが、掌の皮膚に直接的な刺激として伝わる。
「おじさん……もっと、中に入れて触って。布越しじゃ、よくわかんないよ」
「だ、駄目だ……優菜、それは……」
「お願い。優菜、本当に気持ち悪くて……おじさんに診てもらわないと、ずっとこのままなんだよ」
彼女の瞳は、今にも泣き出しそうに潤んでいた。
その視線に押されるように、孝雄は抵抗する力を失っていく。
優菜は彼の手首を導き、パンツのゴムバンドの内側へ、ゆっくりと手を滑り込ませた。
布地の内側は、外気よりもさらに蒸し暑かった。
そして、彼の指先が最初に触れたのは、滑らかで、生温かく、そして信じられないほどに湿った肉の襞だった。
「あっ……」
思わず漏れた彼の呻きは、驚きと、否応なしに湧き上がる興奮の混ざり合ったものだった。
優菜の股間は、十歳の少女のそれとしては既に成熟した淫らな湿気に満ちていた。
指先は何の抵抗もなく、ぬるりとした粘膜の海へと沈んでいき、狭く、しかし驚くほどに深い膣口へと自然に導かれた。
「んっ……!」
今度は優菜のほうが、小さく声を上げた。
彼女は背中をそらせ、孝雄の腕にすがりつくように体重を預けた。
「気持ち……いい……おじさんの指、大きいね……もっと、もっと奥まで入れて……イジって……」
彼女の声は、吐息混じりに震えていた。
孝雄の指は、本能に従うかのように、ぬるっとした膣内をかき回し始めた。
内壁は熱く、柔らかく、そして規則的に収縮しながら彼の指を締め付けてくる。
「あ……ああ……そこ……優菜、そこすごく気持ちいい……」
優菜の片手が、孝雄のもう一方の手首を掴んだ。
彼女はそれを、自分のパジャマの上から、まだほとんど膨らみのない胸のあたりへと導いていく。
「こっちも……触って……優菜、全身が変になっちゃいそう……」
孝雄の左手は、薄いパジャマ地の下で、小さな蕾のような乳首を感じた。
それは既に硬く尖り、布地に擦れるたびに優菜の身体が微かに震える。
「おじさん……優菜、なんでこんなに気持ちよくなるんだろう……お義父さんにしてもらってた時みたいに……あ、あんっ……!」
彼女の膣内が、突然強く収縮した。
孝雄の指は、その痙攣に押し出されるように、ぐちゅっと音を立てて少し抜け、またすぐに深く埋め戻された。
その時、優菜の自由になった片手が、孝雄の太ももを這い、ズボンの上にある膨らみへとたどり着いた。
「おじさんのここ……すごくおっきいね」
彼女の指先が、デニム地の上から、確固として勃起した陰茎の形を確かめる。
「おちんちん、こんなに固くなってる……優菜、触っていい?」
「や……優菜、待て、それは……」
しかし、彼の拒否はもう何の意味も持たなかった。
優菜はすでに孝雄のズボンのボタンを外し、ファスナーを下ろしていた。
彼の下着の中から、濃い赤紫色をした陰茎の先端が、怒張した状態で現れる。
「わあ……すごい……お義父さんのでも、こんなに立派じゃなかったよ」
優菜の瞳は、純粋な驚嘆の色に輝いていた。
彼女はベッドの上に跪き、顔を孝雄の股間に近づける。
そして、ためらいなく、その先端をそっと舌先で舐めた。
「っ……!」
孝雄の背筋が、電流が走ったように揺れた。
十数年、いや、もっと長い間感じていなかった直接的な性器への刺激。
妻との性生活は、子供ができなかったことですれ違い、やがて自然消滅していた。
彼自身、もうこの歳でこんなに激しく勃起することさえ、稀だと思っていた。
「ちゅっ……ちゅる……ん……」
優菜は、小さな口を精一杯に開け、陰茎の先端を咥え込もうとしていた。
唾液が光り、彼の亀頭をぬらぬらと濡らす。
彼女の舌は、かつての義父から教え込まれた技術を、無意識に再現していた。
溝を這い、裏筋を舐め、敏感な部分を集中して刺激する。
「優菜……やめ……やめろ……」
彼の声は、震えていた。
理性は、もう完全に断ち切られようとしている。
視界の隅で、雅子の顔がちらつく。
買い物に出かけた妻が、もし今この場面を見たら――そんな想像が、かえって背徳感を煽り、股間の熱をさらに増幅させた。
「おじさん、気持ちいい? 優菜、上手に舐めてる?」
彼女は一度口を離し、糸を引く唾液を繋ぎながら、上目遣いで孝雄を見上げた。
その表情は、無垢な淫らさに満ちていた。
「お義父さんには、いつもこうしてあげてたんだ。お口でちんぽをぺろぺろして、気持ちよくしてあげるの。優菜、それで褒められてたよ」
「ば、馬鹿な……そんなこと……」
「だって、優菜の中が空っぽで寂しい時、お口で誰かを気持ちよくしたら、なんだか自分も満たされた気がするんだもん」
優菜は再び孝雄の陰茎に唇を寄せた。
今度は、少しだけ深く咥え込み、頬をへこませて吸い付く。
ぐちゅ、ぐちゅという湿った音が、静かな寝室に響いた。
孝雄は、もう抵抗する意志を完全に失った。
彼の右手は、優菜のパンツの中に埋まったまま、無意識に指を動かし続けていた。
ぬるりとした愛液が、彼の指の付け根までを濡らし、パンツの布地に染み広がっている。
左手は、彼女の胸の上にあり、小さな膨らみを掌で包み込み、優しく揉んでいた。
優菜はその刺激にも敏感に反応し、時折「んっ……」という甘い吐息を漏らす。
――だめだ、これは完全にだめだ。
――でも、やめられない。
――この子は……魔物だ。こんなに小さな身体で、どうしてここまで男を狂わせるんだ。
彼の思考は、快感の渦に巻き込まれ、断片化していく。
腰が、ひとりでに前へと押し出される。
陰茎が、優菜の小さな口の奥へ、深く突き進もうとする。
「んぐっ……!」
優菜は少しむせたが、すぐに慣れたように喉の筋肉を緩めた。
彼女の片手は、孝雄の陰嚢を優しく包み込み、もう片方は彼の太ももを掴んでいた。
この時、孝雄の中に残っていた最後の理性の糸が、ぷつりと切れた。
第4章 咥え込まれる子宮、狂うほどの痙攣

第4章: 咥え込まれる子宮、狂うほどの痙攣
理性の糸が切れた音が、孝雄自身の頭蓋の中で、乾いた断裂音として響いたように思えた。
優菜の小さな口が、彼の陰茎を深く咥え込み、喉の奥で蠕動する柔らかい圧迫。
唾液でぬるぬると光る肉棒から、糸を引く透明な液体が彼の陰嚢まで伝わり、下腹部を不快ではなくむしろ興奮させる湿り気で満たしていく。
「ちゅぱ……んっ……ちゅるる……」
優菜の吸い付く音が、寝室の静けさを淫らに破る。
彼女の細い指が、孝雄の睾丸を優しく揉み上げ、時折軽く搾るような刺激を加える。
そのたびに、彼の腰はひとりでに前へ、前へと押し出され、陰茎の先端が彼女の喉のさらに奥へと侵入しようとした。
――だめだ、本当にだめだ。
――この子は十歳だ。俺の養女だ。
――雅子が……雅子がもしも……
その名前が頭をよぎった瞬間、逆説的に股間の熱がさらに増した。
背徳感が、しびれるような快感に変わり、彼の脳を麻痺させていく。
長年夫婦として連れ添いながらも、子供ができなかったこと、やがて疎遠になっていった性生活。
その寂しさと無力感が、今この幼い肢体に触れることで、歪んだ形で爆発しようとしていた。
「んぐっ……はぁ……おじさん、すごい……どんどん大きくなってる……」
優菜が口を離し、唾液でびっしょりと濡れた陰茎を眺めながら、恍惚とした表情を浮かべた。
彼女の唇は少し腫れ、顎にはよだれが光っていた。
「お口だけじゃ……物足りないよ。優菜の中も、おじさんのでいっぱいにして……」
彼女はベッドの上に仰向けに寝転がると、淡いピンク色のパジャマのパンツを、ゆっくりと腰から引きずり下ろした。
まず片方の足、そしてもう片方。
白い綿の布が、彼女の細い足首を離れ、ベッドの上に無造作に棄てられた。
そこに現れたのは、まだ完全に無毛の、幼い女性の陰部だった。
しかし、その形状はすでに淫らな成熟を予感させる。
小さな陰唇は充血して深い紅色に腫れ上がり、中央の裂け目からは透明な愛液が絶え間なく滲み出し、光沢を帯びていた。
膣口は微かに開き、内部の赤黒い粘膜がちらりとのぞく。
「見て……おじさん。優菜のここ、ずっと濡れて待ってたんだよ。おじさんのを入れてほしくて、疼いてたの」
優菜は両手で自分の太ももを広げ、恥部を完全に曝け出した。
その姿勢は、十年前ならまだしも、今の孝雄にとってはとてつもない誘惑でしかなかった。
彼はベッドの上で跪き、優菜の股間に覆い被さるようにして身を乗り出した。
自分自身の陰茎は、先端がうっすらと彼女の愛液でぬらされ、さらに張り詰めているのを感じた。
「優菜……これ、本当に入るのか?」
彼の声は、欲望と不安で押し潰されそうに震えていた。
先端を、その濡れ光る小さな入口に、そっと押し当てる。
熱い。信じられないほどの熱が、彼の亀頭を包み込んだ。
「大丈夫だよ。だって、優菜のこの穴、前のお義父さんのものだってすごく太かったのに、ちゃんと入ったんだから。おじさんのも、きっと気持ちよく入るよ」
優菜はいたずらっぽく笑いながら、腰をわずかに浮かせた。
その動きで、孝雄の先端は自然と膣口の皺に絡まり、ぐっと深くへと導かれるような感触が走った。
――ああ、神様、許してくれ。
彼は目を閉じ、腰に力を込めた。
ぐちゅっ。
鈍く、湿った音がした。
それは、幼い膣の粘膜が、成人男性の陰茎を飲み込む時にしか出ない、生々しい水音だった。
「あ……あぁああ……!」
優菜の声が、一気に高く響いた。
孝雄の陰茎は、抵抗らしい抵抗もなく、すっぽりと彼女の体内深くへと埋没していった。
狭い。信じられないほど狭く、熱い。
しかしその狭さは、彼の陰茎を完璧に包み込み、亀頭の溝から裏筋まで、微細な襞で締め付けてくる。
先端は、すぐに柔らかいが確固とした壁にぶつかった。
子宮口だ。
十歳の少女の小さな子宮が、今、彼の陰茎の先端で直接刺激されている。
「そ、そこ……おじさん、そこ、すごく……気持ちいい……あ、あんっ……!」
優菜の瞳から、嬉し涙のようなものが溢れ出した。
彼女は背中を反らせ、ベッドシーツを掴む小さな拳を握りしめた。
膣内は、最初の衝撃からすぐに順応したように、規則的な収縮を始める。
まるで自らの意思で彼の陰茎を啜り、より深く引き込もうとする生きた器官のようだった。
孝雄は、もう何も考えられなかった。
本能だけが、腰を動かせと命じる。
彼はゆっくりと引き抜き、再び突き入れた。
ずぶっ。
じゅぷっ。
水音が、次第に下品なリズムを刻み始める。
彼の陰茎が優菜の膣内を往復するたび、愛液が泡立ち、結合部からとろりと滴り落ちた。
ベッドシーツは、すぐにその湿気で深いシミを作っていく。
「あっ……あっ……おじさん、もっと……もっと強くして……優菜、おじさんのでいっぱいになりたい……」
優菜の声は、泣き声と嬌声が混ざり合っていた。
彼女は孝雄の背中に細い腕を回し、爪を立てるほどに掴みつく。
その小さな身体全体が、快感に震えていた。
孝雄は速度を上げた。
ずぶずぶ、ずぶずぶ。
荒々しいピストン運動が、ベッドをきしませる。
彼の腰の動きは、最初の戸惑いをすでに捨て去り、貪欲で獣じみたものへと変貌していた。
十数年ぶりの、いや、人生で経験したことのないほどの濃密な膣の締め付け。
それは、年老いた彼の身体に、若かった頃の性的衝動を甦らせるには十分すぎる刺激だった。
「優菜……お前は……なんて……」
「んあっ……! おじさん、すごい……あたしの奥、ずーんってなる……子宮、ぐらぐらしてるみたい……!」
優菜の膣内が、突然激しく痙攣し始めた。
絶頂が近いのだ。
彼女の内壁が、孝雄の陰茎を無秩序に締め付け、揉み上げる。
子宮口自体が脈打つように動き、亀頭の先端をしきりに突き上げてくる。
「だめ……おじさん、いや……いっちゃう……いま、いっちゃいそう……あ、あああっ……!」
彼女の悲鳴にも似た嬌声が、天井にぶつかって跳ね返った。
優菜は背中を弓なりに反らせ、首を振り乱した。
茶色の髪がシーツの上で広がり、汗で額がテカっている。
瞳孔は開き、焦点が定まらない。
彼女の膣が、収縮の極限に達した。
それは、あまりに強烈な痙攣で、孝雄の腰の動きを一瞬止めてしまうほどだった。
熱い愛液が、彼の陰茎の根本から噴き出すように溢れ出し、二人の結合部をさらにぬるぬると潤滑にした。
「はぁ……はぁ……おじさん……」
優菜はぼんやりとした目を開け、虚空を見つめた。
絶頂の余韻が、小さな身体を小さく震わせ続けている。
しかし孝雄は、まだ終わっていなかった。
むしろ、痙攣する膣壁に締め付けられ、彼自身の快感は頂点へと急上昇していた。
射精したい。この子の奥で、汚いものを吐き出したい。
その衝動が、脳を支配する。
「優菜……まだ……まだだ……」
彼は、優菜が絶頂からまだ完全に戻りきらないうちに、腰の動きを再開させた。
今度はより深く、より強く。
子宮口を、まるで突き破ろうとするような勢いで、容赦なく突き上げる。
「あ……ああっ……! や……やだ……また、またきちゃう……おじさん、そんなに突いたら……あたし、壊れちゃう……!」
優菜の声は、半ば泣きじゃくっていた。
しかし彼女の膣は、二度目の絶頂を迎えようとする身体の準備を、誠実に進めていた。
一度緩んだ内壁が、再び締まり始め、孝雄の陰茎をさらに強く啜り込む。
「だめ……もう、頭がおかしくなりそう……あたし、狂っちゃうよ……おじさん、おじさん……!」
彼女は孝雄の肩に噛み付いた。
小さな歯が、老人の皮膚に食い込み、かすかな鉄の味が広がる。
その痛みさえも、孝雄にとっては興奮の材料でしかなかった。
「イグ……イグって……あ、ああああっ……!」
優菜の身体が、再び激しい痙攣に襲われた。
今度は最初よりもさらに長く、強烈な絶頂が彼女を貫く。
膣内は規律なく収縮を繰り返し、愛液がとめどなく溢れ出した。
彼女の意識は、快感の奔流に押し流され、白く曇っていく。
孝雄は、その痙攣する最も緊密な膣の中で、自身の限界を感じた。
腰の動きが最後の荒々しさを増し、睾丸が緊満する。
――もう、だめだ。
――出る。
彼はうめくように唸り、優菜の体内深くへ、最後の一突きを叩き込もうとした。
その瞬間、優菜のぼんやりと開いた瞳が、彼の顔を捉えた。
涙でぬれているのに、どこか満足げな、幼い笑みが彼女の唇に浮かんでいた。
「おじさん……あたし、あぁぁ、イグ、イグぅぅ……」
その言葉が、孝雄の背骨を駆け上がる最後の快感の波を、決定づけた。
第5章 「あなた、何をしてるのっ!」

第5章: 「あなた、何をしてるのっ!」
孝雄の腰が、最後の激しさを増していた。
優菜の膣内は、幾度もの絶頂で痙攣を繰り返し、ぬるぬると愛液で溢れ返っている。
彼の陰茎は、その熱く狭い通路に完全に埋め込まれ、子宮口を執拗に突き上げるたび、少女の身体を微かに浮かせた。
ベッドのきしむ音、肌が擦れ合う湿った音、そして二人の荒い喘ぎが、寝室に淫らなリズムを刻んでいた。
――もう、限界だ。
――この子の中に、全部吐き出したい。
彼の脳裏を、そんな衝動が支配する。
睾丸が緊満し、脊髄の根本から熱い奔流が上がってくるのを感じた。
優菜の膣壁が、射精を促すように規則的に収縮し、彼の亀頭をしごくように締め付けてくる。
「うぅ……出る……優菜の中に……!」
唸り声が、歯の隙間から零れ出た。
彼は目をぎゅっと閉じ、腰を深く押し込み、最後の一突きを叩き込もうとした。
その瞬間だった。
ドアノブががちゃりと音を立て、勢いよく扉が開かれた。
外からの光が、薄暗い寝室へと差し込み、ベッドの上の醜悪な光景を一瞬で照らし出した。
「あ……なた……」
声が、凍りつくように低く震えた。
「何をしてるのっ!」
買い物袋を手にした雅子が、部屋の入り口に立ち尽くしていた。
彼女の顔は蝋のように蒼白で、唇だけが微かに震えている。
両手に下げた袋からは、キャベツの葉が一枚、無造作に床へと滑り落ちた。
その声に、孝雄ははっと我に返ったように振り向いた。
目が合った。
妻の、絶望と怒りと悲しみが渾然一体となった表情が、彼の網膜に焼き付く。
――ああ。
その一瞬の隙に、体のコントロールが完全に失われた。
「んぐっっ……!」
うめき声が喉から迸る。
彼の陰茎が、優菜の膣内深くで激しく脈動し、熱い精液を吐き出し始めた。
それは断続的な痙攣のように何度も続き、子宮口を直撃しながら、内部に注ぎ込まれていく。
白濁液が、二人の結合部から零れ落ちた。
まだ勃起したままの陰茎の根本から、とろりと濃い液体が糸を引き、優菜の無毛の陰丘を伝い、ベッドシーツへと染み広がっていく。
時間が止まったように思えた。
雅子は息をのんだまま、動けなかった。
視界に飛び込んできた光景――半裸の少女に乗り、尻を丸出しにして腰を振り続ける夫の姿。
その夫が、今まさに射精に耽る歪んだ表情。
そしてその下で、恍惚と目を閉じ、微かに笑んでいるような養女の顔。
すべてが、彼女の脳裏にナイフのように突き刺さった。
「あ……ああ……」
声にならない声が、雅子の喉から絞り出された。
握り締めていた買い物袋の取手が、手のひらに食い込む痛みさえ、今は感じられない。
孝雄は射精の余韻で虚脱していた。
彼は優菜から陰茎を抜き出すことさえせず、ただ茫然と妻の方を見つめ返している。
額には脂汗が光り、呼吸は荒く、股間はまだ少女の体内に埋まったままだった。
そして優菜が、ゆっくりと目を開けた。
彼女の瞳は、快感で潤んでいて、焦点が少しぼやけていた。
ゆっくりと首を回し、ドアの方へと視線を向ける。
雅子の蒼白な顔を見つめて、優菜はほんのりと微笑んだ。
その笑みは、十歳の少女らしい無垢さをまだ残していた。
しかしその目には、何かを達成したような、満足げな輝きが宿っていた。
「雅子おばさん……」
優菜の声は、少し嗄れていて、甘ったるく響いた。
「お帰りなさい」
「…………」
雅子は、唇を震わせるだけで、言葉が出てこなかった。
「おじさんがね、優菜をとっても気持ちよくしてくれたんだよ」
優菜は、孝雄の肩に手を置いたまま、上目遣いで雅子を見上げた。
「優菜のここが寂しくて、疼いちゃってたの。でも、おじさんが、ぽっちゃりしたおちんちんで、いっぱい満たしてくれた」
彼女は自由になった片手を、自分の下腹部へとゆっくりと動かした。
孝雄の陰茎がまだ埋まっている結合部の上に、そっと掌を当てる。
「中が、あたたかい……おじさんのえっちなもの、いっぱいもらっちゃった」
「や……やめろ……優菜……」
孝雄が、やっと声を出した。
それは、打ちひしがれたような、かすれた声だった。
しかし優菜は、彼の制止を無視した。
「おばさんも、見てみる? おじさんの、いっぱい出たばかりの、どろどろしたのが、優菜の奥で温まってるの」
「…………っ!」
雅子の顔から、最後の血の気が引いた。
彼女の膝が、がくがくと震え始めた。
目の前の光景が、現実であることを、ようやく脳が理解し始めた瞬間だった。
信じていた夫が、たった一週間前に家族として迎え入れた少女を、自分が買い物に出ている間に――ベッドの上で、このように犯している。
「な……どうして……」
雅子の声は、かすかに震えていた。
「どうして……あなた……優菜ちゃんに……そんなこと……」
「雅子……これは……違う……彼女が……」
孝雄は言い訳しようとしたが、言葉が続かない。
今の状況で、どんな言い訳が通用するだろうか。
自分が優菜の上に乗り、射精した直後だ。
その事実の前に、すべての言葉は無力だった。
「おばさん、怒らないで」
優菜が、いたずらっぽい口調で言った。
「だって、優菜がお願いしたんだもん。おじさんは、優菜を寂しくないようにしてくれただけだよ」
「そ……そんな……子供が……そんなこと……」
「子供じゃないよ」
優菜の声が、突然冷たく響いた。
「優菜はもう、ずっと前から子供じゃない。お義父さんが、毎晩優菜の穴をいっぱいにしてくれたから。膣も、お尻の穴も、大人のちんぽでいっぱいになる気持ちよさを、もう知ってるんだもん」
雅子は、息を詰まらせた。
優菜の口から出た言葉の一つ一つが、彼女の心臓を締め付ける。
「だから、孝雄おじさんにも、してほしかったの。優菜の寂しい穴を、大きくて硬いので満たしてほしくて」
優菜は、孝雄の肩に頬をすり寄せた。
「おじさんも、優菜の狭いところ、気持ちよかったでしょ? ぎゅーって締まって、ちんぽをしごいてくれたよね」
「優菜……頼む……もう……黙って……」
孝雄の声は、泣き声に近かった。
しかし雅子には、もう夫の哀願は届かなかった。
彼女の目には、涙が溢れ始めていた。
長年連れ添った夫の背中が、他の女――しかも十歳の養女にすがりついている姿。
その背中は、何年も前に、自分を抱きしめてくれたあの温もりを、すっかり失っていた。
「あ……ああ……神様……」
雅子の膝が、完全に力を失った。
彼女はゆっくりと床へと崩れ落ち、買い物袋を放り出した。
中の野菜や缶詰が、床に散乱する。
「なんで……なんでこんなことに……」
嗚咽が、肩を震わせた。
これまでの人生で積み重ねてきたすべて――子供ができなかった悲しみ、それでも夫と築いてきた平穏、そして里親として迎え入れた希望。
すべてが、この一瞬で木っ端微塵に砕け散った。
「おばさん、泣かないで」
優菜は、慈しむような口調で言った。
「だって、これで家族になったんだよ。おじさんが優菜の中に、赤ちゃん作るためのいっぱい出してくれたんだから。きっと、優菜、赤ちゃんできちゃうかも」
「……は?」
雅子が、ぼんやりとした目を上げた。
「そしたら、もっと本当の家族になれるでしょ? おじさんと優菜の赤ちゃん。おばさんも、おばあちゃんになれるよ」
「や……やめろ……そんなこと……」
孝雄が、ようやく動いた。
彼は優菜の体内から陰茎を引き抜くと、その場にうずくまるようにして床に降りた。
勃起は萎え、陰茎は白濁液で汚れ、無様に垂れ下がっていた。
「雅子……雅子……すまない……本当にすまない……」
彼は這うようにして妻に近づき、その足元に額を擦り付けた。
「俺が悪い……すべて俺が……あの子を……あの子を止められなかった……」
「止められなかった?」
雅子の声は、氷のように冷たかった。
「あなたは……あの子の上に乗って……腰を振って……中に出したんでしょ?」
「そ……それは……だが……」
「『だが』なんてないわ」
雅子はゆっくりと立ち上がった。
彼女の目には、もう涙はなかった。
そこにあったのは、すべてを諦めたような、深い虚無だけだった。
「あなたは、私の夫じゃない。あの子を犯すような男は、私の夫じゃない」
「雅子……!」
「そしてあなた」
雅子の視線が、ベッドの上の優菜に向けられた。
優菜はまだ仰向けに寝たままで、股間を広げていた。
孝雄の精液が、彼女の膣口からとろりと溢れ出し、内腿を伝って流れている。
「あなたは……私の娘じゃない。こんな残酷なことをする子は……私の娘じゃない」
「でも、おばさん」
優菜は無邪気に首をかしげた。
「優菜、何も悪いことしてないよ。ただ、気持ちよくなりたかっただけ。おじさんも、気持ちよくなりたかっただけじゃん」
その言葉が、最後の一撃となった。
雅子は静かに振り返り、部屋を出ていった。
ドアを閉める音も、何もなかった。
ただ、彼女の足音が階段を下りていく音だけが、静かな家の中に響いた。
孝雄はその場にうずくまったまま、動けなかった。
床に散乱した買い物の品々、ベッドの上で精液に汚れた少女、そして去っていった妻の背中。
すべてが、彼の人生の終わりを告げていた。
優菜はゆっくりとベッドの上に坐り直した。
彼女は自分の股間に手をやり、ぬるぬるとした液体を指先ですくい上げた。
それをじっと眺めると、そっと舌先で嘗めた。
「ん……おじさんの味……」
彼女は満足げに微笑んだ。
窓の外では、夕暮れが近づいていた。
家族という名の檻は、音もなく崩れ落ち、三人をそれぞれの孤独の中に解き放った。
そして誰も、もう元の場所には戻れないことを、この家に残された二人は、深い沈黙の中で理解していた。
登場人物
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松下 優菜 まつした ゆうな女性 ・ 10
外見: 肩まで届く柔らかい茶髪、大きく潤んだ黒瞳、華奢で未発達な体格、身長約130cm。服装: 無地のワンピースや、子供らしいパジャマを好んで着る。幼少期から義父による性的虐待を受け続けたため、性的快楽への依存が深く、無邪気な外見の裏で常に膣と肛門が疼いている。大人の男性器への渇望が強く、自分を「穴」と認識し、挿入されることへ羞恥と快楽を見出す。口調は年相応に幼く、甘えたような喋り方をする。
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松下 孝雄 まつした たかお男性 ・ 60
外見: 短く刈り込まれた白髪混じりの黒髪、切れ長の細い瞳、痩せ型だが腕には力のある体格、身長約170cm。服装: 家ではゆったりした綿のパジャマやスウェット姿が多い。長年子供に恵まれなかったことを心の傷として持ち、善意から里親となった温厚な男性。しかし、妻との性生活は長らくなく、内心では衰えゆく自らの男としての機能に焦りを感じている。優菜の無邪気な誘惑に、最初は戸惑いながらも、その幼い肢体に触れることで忘れていた興奮が甦り、理性のタガが外れていく。
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松下 雅子 まつした まさこ女性 ・ 58
外見: きちんと後ろで束ねた白髪の混じった黒髪、優しいけれどどこか寂しげな茶褐色の瞳、小柄で細身、身長約155cm。服装: 地味な色のカーディガンにスカート、家事の時はエプロンをかけている。不妊に悩み、夫と共に里親になることで家庭の温かみを取り戻したいと願う献身的な妻。優菜を実の娘のように慈しむが、夫の些細な変化や、家の中に漂う少し生臭い甘い匂いに、漠然とした不安を覚え始める。真実を知った時の絶望と怒りは、それまでの穏やかさを一瞬で吹き飛ばす。





