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放課後の公園で、初めてスカートをめくり上げた日

学生/いけない 全3章 約25分で読了(12,395字) 短編 2026年8月16日

あらすじ

放課後、人気の少ない公園のベンチで、美咲は初めてスカートをめくり、白いパンツをずらしてマンコを露出させた。心臓が高鳴り、誰か来る恐怖で震えるが、その震えが熱を運んでくる。指先を触れるとヌルついていた。「だめ、こんなところで……」と思いながらこすり始める。遠くで子供の声が聞こえ、慌ててスカートを下ろす。通り過ぎた後、まためくり上げる。友達の莉子の声が頭をよぎる。「みさき、最近どこで帰ってるの? 一緒に帰ろうよ」。ごめんね、リコ、と思いながら、指が少しずつ入っていく。外の空気が直接肌に触れる感じに、うっとりとする。

第1章 初めてのめくり上げ

第1章: 初めてのめくり上げ

今日の放課後、わたしはいつもと違う道を選んだ。

リコに「今日は用事があるから」とごまかして、人通りの少ない住宅街の小さな公園に向かう足取りは、なんだか軽やかだった。

胸の奥で何かが蠢いていた。

それは名前のつけられない、形のない欲求で、授業中も黒板の文字が頭に入らず、ただひたすらに太ももの内側がじんわりと熱を持つのを感じていた。

公園に着くと、いつも空いている一番奥のベンチに腰を下ろした。

周りには誰もいない。夕方の柔らかな光が木漏れ日となって、コンクリートの地面に揺れていた。

膝の上には文庫本を開いているふりをした。

――だめだ、こんなこと。

心臓がばくばくと鳴り、鼓動が喉まで上がってくるようだった。

呼吸が浅くなる。手のひらにじっとりと汗がにじむ。

それでも、左手が自然にスカートの裾に伸びていくのを止められなかった。

白いセーラー服の胸元で、もう一方の手が本をしっかりと握りしめている。本の背表紙が、汗で少しべたついていた。

ゆっくりと、ゆっくりと。

スカートの生地をたくし上げる。

ひんやりとした空気が太ももの肌に触れた瞬間、全身に鳥肌が立った。

――ああ。

白い綿のパンツが、ごく普通の学生用の下着が、目の前に現れた。

そのままではまだ物足りない。

指先がパンツの端をつまみ、わずかずつずらしていく。

恥骨のあたりの布が緩み、だんだんと隙間ができていく。

一番敏感な部分に、外気が直接触れる。

思わず、息を詰まらせた。

震える右手の指が、本から離れ、ゆっくりと下へと降りていった。

――だめ、絶対だめ、こんなところで。

頭の中で誰かが叫んでいるのに、指先は止まらない。

割れ目にそっと触れる。

……ぬるっとしていた。

わたし自身が、その感触に驚いた。

触れただけなのに、腰が勝手に少し浮き上がりそうになる。

指先をほんの少し動かす。

滑りが良くて、びくんと体が跳ねる。

耳の奥で血流の音がごうごうと鳴り、頬が火照ってくるのがわかった。

誰か来るかもしれない。

見られるかもしれない。

そんな恐怖が、かえって股間の奥をじんわりと熱くしていく。

震えが快感に変わっていくのが、自分でもわかってしまった。

遠くから子供の声が聞こえた。

「もうー、早く帰ろうよ!」

「待ってよー!」

はっとして、慌ててスカートを引き下ろす。

手の動きが早すぎて、パンツがきちんと直っていないのも気にせず、ただ必死に膝を揃えた。

本をきちんと持とうとして、指が震えてうまく握れない。

子供たちの声がだんだん近づいてくる。

足音がコンクリートを蹴る音。

ドキドキドキドキ。

心臓が破裂しそうだった。

――見つからないで、お願い。

目を伏せて本を見つめるふりをした。

視界の端に、小学生くらいの男の子二人が駆け抜けていくのが見えた。

彼らはわたしになんの興味も示さず、そのまま公園の出口へと走り去っていった。

……通り過ぎた。

深く息を吐いた。

すると今度は、またあの衝動が押し寄せてきた。

スカートの下で、パンツがずれているのが気持ち悪くてたまらない。

いや、気持ち悪いというより、むしろ……

またそっと裾をめくり上げた。

さっきより大胆に、一気にたくし上げる。

白いパンツは完全にわきに寄せられ、秘部が完全に露出していた。

夕日がまぶしくて、目を細めた。

――リコ。

友達の声が、突然頭の中に響いた。

昨日の帰り道、彼女が心配そうに言っていた。

「みさき、最近どこで帰ってるの? 一緒に帰ろうよ」

あの時のリコの顔を思い浮かべると、胸がぎゅっと締め付けられる。

ショートカットの茶髪が風に揺れて、大きな瞳が真っすぐにわたしを見つめていた。

「ごめんね、ちょっと用事が……」

そうごまかしたわたしの声は、きっと少し震えていたに違いない。

――ごめんね、リコ。

心の中で繰り返す。

今のわたし、とっても恥ずかしいことをしているんだ。

こんなこと、絶対に言えない。

人知れず、公園のベンチでスカートをめくって、自分で自分の汚れたところを触っているなんて。

指先が再び割れ目に戻った。

ぬるぬるとした愛液が、もっとたくさん滲み出ていた。

人差し指の腹で、そっと上から下へとなぞる。

くちゅ、と小さな音がした。

恥ずかしさで顔が熱くなる。

こんな音が出るほど、わたしは濡れていた。

――ああ。

指を割れ目に沿わせ、入り口あたりをくるくると円を描く。

腰が自然に少しずつ動き始める。

ベンチの木の感触が、お尻の下から伝わってくる。

空気が直接肌に触れる感じが、たまらなくて。

いつもはパンツやストッキングに守られている部分が、今は何の防壁もなくさらけ出されている。

その解放感が、背筋をじんわりと震わせた。

そっと人差し指の先端を、ほんの少し中へと押し込んでみた。

熱い。

中は外よりもっと熱くて、びっくりするくらい締まっていた。

ゆっくりと、少しずつ。

指の第一関節まで入れる。

ぐちゅっ。

今度はもっとくっきりとした音がした。

慌てて周りを見回す。

まだ誰もいない。

でも、いないからこそ余計に、この行為が際立ってしまった。

指を抜き、また入れる。

その動きを繰り返すたびに、股間の奥からじわじわと快感が湧き上がってくる。

呼吸が乱れてきた。

本は膝の上でがたがたと震えている。

もう片方の手でそれを押さえつけようとするけど、うまくいかない。

――ああ、きもちいい。

思わず声が出そうになったので、唇を噛みしめた。

外の空気。

車の音。

遠くで鳴る自転車のベルの音。

どこかで犬の鳴き声。

すべての生活音が、わたしの卑猥な行為の背景音楽のように感じられる。

指の動きが自然に速くなっていく。

腰がベンチから完全に浮き上がり、前のめりになっているのに気づいた。

スカートの裾は、もう太ももの付け根までめくられていた。

白いパンツは片方の腿に引っかかったまま、ぐしゃりと歪んでいる。

――だめ、こんなに夢中になって。

でも止められない。

指が二本になり、入り口を広げる。

中はもうすっかり濡れていて、出入りするたびにぬぷっ、ぬぷっと音を立てる。

その音が耳に入るたび、恥ずかしさと興奮が入り混じった感情がこみ上げてきた。

ふと、足音が聞こえた。

はっとして、指を抜く。

また慌ててスカートを下ろす動作を始めた。

でも今回は、スカートを下ろす前に一瞬ためらった。

――もしかして……見られたい?

その考えが頭をかすめた瞬間、背筋がぞくっとした。

そんなの、おかしい。

変態だ。

でも、その「変態」という言葉が、なぜかまた股間を熱くした。

結局、スカートは下ろした。

でもパンツは直さず、そのまま歪んだ状態で座り直した。

誰かが近づいてくる。

わたしはうつむき、本のページをめくるふりをした。

視界に入ってきたのは、近所に住んでいるらしいおばあさんだった。

ゆっくりとした足取りで、ベンチの前を通り過ぎていく。

彼女はわたしに気づき、軽く会釈をした。

わたしも顔を上げて、ぎこちなくうなずき返す。

おばあさんは何も気づかず、そのまま公園を出ていった。

彼女の姿が見えなくなると、わたしは再びスカートに手を伸ばした。

今度はもっと早く、ためらうことなくめくり上げた。

パンツを脱ごうかと思った。

でも、脱ぐ勇気はまだなかった。

代わりに、パンツの布を完全によけて、もう片方の手も使った。

左手で陰唇を開き、右手の人差し指と中指でクリトリスをこすり始めた。

――あっ!

思わず声が漏れた。

直接触れると、びりびりと電気が走るような感覚が全身を駆け巡った。

腰ががくんと跳ね、ベンチにこすれて音を立てた。

目をつぶる。

まぶたの裏に、夕焼けのオレンジ色が揺らいでいる。

指の動きが速くなる。

くるくると、小さな円を描く。

押す。

揉む。

こする。

呼吸が荒くなり、胸が上下する。

セーラー服のリボンが、その動きに合わせて揺れているのが、かすかに視界に入る。

――ああ、だめ、もう……

お腹の底から熱いものが込み上げてくる。

足の指がぎゅっと縮こまる。

太ももの筋肉がぴんと張る。

指がクリトリスを強く押しつける。

一気に波が押し寄せた。

体が硬直し、背筋が反り返りそうになる。

唇を食いしばって、声を押し殺す。

股間の中で、ぐちゅっ、ぐちゅっと指が動く。

愛液が溢れ出て、指からしたたり落ち、ベンチの木に染みていくかもしれない。

その考えが、また別の興奮を呼び起こす。

やがて波が引き、体の力が抜けていく。

目を開ける。

辺りはだいぶ暗くなっていた。

そろそろ帰らないと、家に怒られる。

ゆっくりと指を抜く。

びちょっとした音がする。

指先を見ると、透明な液体が光っている。

それをじっと見つめた。

――わたし、いったい何をしているんだろう。

恥ずかしさが後からじわじわと押し寄せてきた。

でもそれと同時に、またいつかこれをやりたいという欲望も、しっかりと胸の中に根を下ろしていた。

立ち上がる。

脚が少し震えている。

スカートをきちんと整え、パンツも直す。

ベンチに座っていた部分が、少しだけ湿っているように見えた。

慌ててカバンからハンカチを取り出し、拭くふりをする。

そして、公園を後にする。

帰り道、リコからのメールが届いた。

「明日こそ一緒に帰ろうね! 何か悩み事あったら、いつでも話して」

その優しい言葉を読みながら、わたしはまた胸が痛んだ。

ごめんね、リコ。

今のわたしには、あなたに話せる言葉が見つからない。

だって、これは……とっても恥ずかしい秘密なんだから。

第2章 空き教室の軋み

第2章: 空き教室の軋み

あの公園での出来事から数日が経った。

リコには毎日のように「今日こそ一緒に帰ろう」と誘われたけど、わたしはまた嘘をついて別の道を選んだ。

――ごめん。

心の中で謝りながら、でも足は確実に、あの公園とは違う方向へ向かっていた。

今日は学校だ。

放課後の教室はもう誰もいない時間帯。

わたしは三階の一番奥にある、音楽準備室の前の小さな空き教室に目をつけていた。

ここなら滅多に人が来ない。

鍵もかかっていないと前から知っていた。

そっとドアを開け、中に入った。

夕方の斜光が窓から差し込み、机や椅子に長い影を落としている。

埃っぽい匂いが鼻をくすぐる。

――ここなら……。

胸の高鳴りが、またあの公園の時と同じように始まった。

窓際の席にカバンを置く。

外を見下ろせば、中庭の木々がゆらゆらと揺れている。

誰かが通っても、この位置からならすぐに気づける。

ゆっくりと椅子に腰を下ろした。

木製の椅子のクッションは硬く、冷たかった。

まずはスカートの裾に手を伸ばす。

指先が震えているのを感じる。

――また、やっちゃうんだ。

自分でも信じられない気持ちだった。

あの日から、授業中も太ももの内側がむずむずして仕方なかった。

黒板の文字がぼやけて、代わりにベンチの木目や、指先のぬるっとした感触が思い出される。

スカートの生地を、太ももに沿ってたくし上げていく。

ひんやりとした空気が肌に触れる。

今日はパンツを……完全に脱ごう。

そう決めていた。

白い綿のパンツの両端に指をかけ、腰を浮かせてゆっくりと下ろす。

太ももを伝わり、足首へ、そして床に落ちる。

パンツを拾い、カバンの中に慌てて押し込んだ。

――ああ。

下着がない状態で椅子に座り直す。

直接クッションに肌が触れる。

冷たさの後に、じんわりと体温が伝わってくる。

脚を少し開く。

中庭からの風が、窓の隙間から入り込んできて、最も敏感な部分にそっと触れていく。

思わず息を詰めた。

腰をほんの少し前へずらす。

硬い椅子の表面が、割れ目に直接当たる。

――んっ。

小さな声が漏れた。

慌てて口を押さえる。

誰もいないはずなのに、耳を澄ます。

廊下は静かだ。

でも、その静けさがかえって神経を尖らせる。

もう少し強く、腰を押し付けてみる。

クッションの凹凸が、柔らかい肉に食い込むような感覚。

ゆっくりと腰を動かす。

前後に、ほんの数センチだけ。

木と肌が擦れ合う音が、自分にはっきり聞こえる。

じっとりと湿りが始まっていた。

触らなくても、熱くなっているのがわかる。

――こんなところで、椅子に……。

恥ずかしさで顔が熱くなる。

でも手は自然に下へと降りていった。

人差し指でそっと割れ目を触る。

ぬるり。

公園の時よりも、もっと早く、もっとたくさん濡れていた。

指先を這わせ、入り口の周りをくるくると円を描く。

腰が浮き上がる。

呼吸が浅くなる。

窓の外を見る。

中庭には誰もいない。

でも、もしかしたらどこかから見られているかもしれない。

――見られてるかも。

その考えが、股間の奥をぎゅっと締め付ける。

廊下で足音がした。

はっとして指を止める。

心臓がばくばくと鳴り、鼓動が耳の中で響く。

足音はゆっくりと近づいてくる。

――来る。

慌ててスカートを引き下ろそうとする。

でも、その手が途中で止まった。

――待って。

もし……もし見つかったら?

その瞬間、変な興奮が背筋を走った。

足音はもうすぐそこまで来ている。

慌てて机の下に潜り込んだ。

膝を抱え、できるだけ小さく丸くなる。

ドアのノブががちゃりと音を立てた。

開く音。

「あれ? 誰もいないのかな」

――リコ!?

その声に、体中の血が逆流するような感覚が走った。

どうしてここが?

「電気ついてるから、誰かいると思ったけど……」

リコの声が教室内に響く。

彼女の制服のスカートの裾が、机の下から見える位置に立っている。

白いソックスの先端が、少し汚れていた。

「みさき……?」

突然、名前を呼ばれて体が硬直する。

見つかった?

「みさき、いたんだ!」

リコが屈み込んできて、机の下に隠れたわたしを見つけた。

大きな茶色の瞳が、驚きと心配で見開かれている。

「な、なんでそんなとこに隠れてるの? びっくりしたよ」

「あ、あの……」

声がうまく出ない。

スカートは下ろしてあるけど、パンツを穿いていないこと、股間がまだじっとり濡れていることが、彼女にバレているんじゃないかという恐怖で頭がいっぱいだった。

「ごめん、ちょっと……本を落としちゃって」

嘘をつく声が明らかに震えていた。

「大丈夫? 顔すごく赤いよ」

リコはさらに心配そうな顔をした。

彼女が手を差し伸べてくる。

その手をつかんで、わたしは机の下からはい出た。

立ち上がると、スカートの裾がずれて太ももが見えそうになる。

慌てて直す。

「ねえ、みさき。この前貸した数学のノート、まだ返してくれてないんだけど、もしかして忘れてる?」

リコはわたしの様子をじっと観察しながら言った。

彼女の目は鋭く、まるでわたしの嘘を見透かしているようだった。

「ご、ごめん! 本当にごめん! 家に置き忘れちゃって……」

うつむきながら謝る。

リコは少し間を置いてから、ため息をついた。

「うーん、困ったな。明日の小テスト、それ参考にしようと思ってたのに」

「明日、絶対持ってくるから! 約束する!」

必死に頭を下げる。

「まあ、いいけど……それより、みさき、最近本当に大丈夫?」

リコの声が柔らかくなった。

「え?」

「だって、この数日全然一緒に帰れてないし、今日も探したらこんな空き教室に隠れてるし……顔色もなんか悪いし」

彼女は一歩近づいてきた。

「何か悩み事とかある? 彼氏とか……できちゃったとか?」

その言葉に、わたしはぎくりとした。

「う、ううん! 彼氏なんて、そんなのいないよ!」

声が裏返りそうになった。

笑ってごまかそうとするけど、頬がひきつっているのがわかった。

リコはじっとわたしの顔を見つめていた。

その視線が、まるでスカートの奥まで見透かされているような気がして、また股間が熱くなった。

――だめ、こんな時に。

「……そっか。でも何かあったら、いつでも話してね? わたし、みさきの友達だから」

「うん……ありがとう、リコ」

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

リコは優しい友達なのに、わたしはこんなひどいことをしている。

「じゃあね、明日絶持ってくるって約束だよ!」

「うん、絶対」

リコはにっこり笑って、手を振りながら教室を出ていった。

ドアが閉まる音。

彼女の足音が廊下でだんだん遠ざかっていく。

静けさが戻ってきた。

わたしはその場に立ち尽くし、胸の高鳴りが収まるのを待った。

――危なかった。

でも、その「危なかった」という感情のすぐ横で、別の熱いものがうごめいていた。

リコにほとんど見つかりかけたのに、パンツを穿いていない状態で立ち話をしていた。

彼女がもう少し注意深かったら、きっと気づかれたに違いない。

――ああ……。

腰がまた疼き始めた。

ゆっくりと椅子に座り直す。

スカートの下は何もはいてない。

その事実が、今まで以上に強烈に意識される。

もう一度スカートをたくし上げる。

今回はためらわずに、一気に太ももの付け根までめくった。

椅子のクッションが、先程の湿りで少し光っている。

指を伸ばし、直接割れ目に触れる。

びっくりするほど熱く、ぬめりが増していた。

――リコが来たから……。

その考えが、なぜか興奮を倍増させた。

人差し指と中指を揃えて、クリトリスのあたりを探る。

ふくらみに触れた瞬間、背筋がびりんと震えた。

――あっ。

こすり始める。

ゆっくりと、確かめるように。

皮膚のひだが擦れ合う感触。

じっとりとした愛液が指先を濡らしていく。

呼吸が荒くなる。

目をつぶる。

リコの心配そうな顔が浮かぶ。

「大丈夫? 最近、顔色悪いよ」

その優しい声が、なぜかわたしの中の何かを刺激する。

指の動きが速くなる。

もっと強く、もっと激しく。

腰が椅子から浮き上がり、前のめりになる。

机の角が視界の端に見える。

――見られたい。

公園の時に頭をよぎったあの言葉が、今はっきりと形を持った。

誰かに、この姿を見られたい。

汚れた指でクリトリスをいじっているところを。

パンツも穿かずに椅子にまたがっているところを。

窓の外をふと見上げた。

――!

息が止まった。

中庭の向こう、校舎の渡り廊下に人影が立っている。

黒い詰襟の学ラン。

短い黒髪。

――健太先輩……!?

三年生の健太先輩が、こっちを見ていた。

距離はあるけど、向かいの校舎の二階からなら、こちらの窓がよく見える位置だ。

目が合った。

確かに合った。

時間が止まったような感覚。

指はまだクリトリスに触れたまま動かなくなっていた。

――逃げなきゃ。

普通ならそう思うはずなのに、わたしの体は動かなかった。

むしろ。

ゆっくりと、意図的に。

もう一方の手でスカートの裾をつかみ、さらに高くめくり上げた。

太もも全体を露出させ、手元がはっきり見えるように。

健太先輩は微動だにしなかった。

遠すぎて表情は読み取れない。

でも、確かにこっちを見ている。

――見て。

心の中で呟く。

――見てよ、先輩。

指が再び動き始める。

今度は人差し指と中指ではさむようにして、クリトリスをもみほぐす。

腰をくねらせる。

窓の外に自分を見られているという意識が、全身を火照らせた。

健太先輩が少し動いた。

――あ。

去ってしまうのかと思った。

でも彼は、ゆっくりとこっちに向き直り、もう一度こちらの窓を見つめた。

そのまま数秒間。

そして、そっとうなずくような仕草をして、振り返り、渡り廊下を歩き去っていった。

姿が見えなくなっても、わたしはしばらく動けなかった。

指はまだ股間にあった。

鼓動が耳の中で轟いている。

――見られた。

確実に、見られた。

先輩に、この恥ずかしい姿を見られた。

その事実が、突然巨大な快感となって押し寄せた。

「あ……ああ……!」

声が漏れる。

指の動きが激しくなる。

もう理性も羞恥心もない。

ただ、見られたという興奮だけで、体が勝手に動く。

クリトリスを強くこする。

腰を激しく震わせる。

椅子がきしむ。

「んっ……っ!」

頬を伝って涙がこぼれているのに気づいた。

でも、それは悲しみではなく。

たまらないほどの興奮から溢れ出たものだった。

お腹の底から熱いものが込み上げてくる。

足の指がぎゅっと縮こまる。

「あ……だめ、もう……!」

指に力を込める。

一気に頂点へと押し上げられる。

体が硬直し、背筋が反り返る。

口を押さえても、嗚咽が零れる。

股間の中でぐちゅっ、ぐちゅっと愛液が溢れ出るのが感じられる。

指がびしょびしょに濡れた。

波が引いていく。

ゆっくりと体の力が抜ける。

目を開ける。

窓の外はもう薄暗くなっていた。

健太先輩の姿はもちろん、もうどこにもない。

ゆっくりと指を抜く。

びちょっとした音。

指先は光る液体で輝いていた。

それをじっと見つめた。

――ああ、わたし……。

本当に変態になってしまった。

人に見られることを望むなんて。

でも、その自覚さえも、なぜか心地よかった。

スカートを下ろし、カバンからパンツを取り出して穿き直す。

湿ったままの肌に布が張り付く感触。

椅子に座っていた部分が、明らかに湿っていた。

ハンカチで拭きながら、また窓の外を見る。

――先輩は、どう思ったんだろう。

軽蔑しただろうか。

それとも……。

考えるだけで、また股間がじんわりと熱くなった。

もう、止められない。

わたしはこの欲望に飲み込まれていく。

カバンを持ち、教室を出る。

廊下ではもう誰にも会わなかった。

ただ、自分の足音だけが響く長い廊下を、震える脚で歩きながら、わたしは思った。

――次は、もっと……。

第3章 見つめられる悦び

第3章: 見つめられる悦び

健太先輩に見られてから、三日が経っていた。

あの興奮が忘れられなくて、授業中も窓の外ばかり見てしまう。

――次は、もっと大胆に。

そう思うと、胸の奥がざわめいた。

放課後、リコが駆け寄ってきた。

「みさき!今日こそ待ってるからね!絶対一緒に帰ろう!」

彼女の目は真剣で、もう嘘は通用しそうになかった。

「うん……わかった。でもちょっとだけ用があるから、校庭のベンチで待っててくれる?」

「校庭?なんで?」

「ただ……ちょっと落ち着きたいだけ」

嘘が混じっているけど、それ以上に本当の気持ちもあった。

リコは一瞬迷ったような顔をしたが、うなずいた。

「わかった。じゃあ、わたしは教室で片付けしてるから、終わったらメールして」

「ありがとう」

彼女が去っていく背中を見送りながら、わたしはまた罪悪感に胸が締め付けられた。

でも、足はすでに校庭へ向かっていた。

夕方の校庭は人影がまばらだ。

部活の生徒たちが遠くで声をあげている。

わたしが目指すのは、校舎の影になる一番奥のベンチ。

そこからなら、誰かが近づいてくるのがすぐわかる。

そして――あの人が来るかもしれない。

優さん。

公園でも、時々校庭の近くでも見かける、スーツ姿の男性。

年齢は二十代半ばくらいだろうか。

整った顔立ちで、いつも静かに座っている。

一度、目が合ったことがある。

その時、彼は軽くうなずいただけだった。

でも、あの視線がわたしの体をくまなく見ているような気がして、その夜は一人で布団の中で震えていた。

ベンチに腰を下ろす。

カバンを横に置き、文庫本を膝に開く。

――今日は、最初からパンツを脱ごう。

そう決めていた。

周りを見回す。

部活の生徒たちはまだ遠い。

校舎の窓から誰かが見ているかもしれない。

でも、それもまた良い。

ゆっくりと、スカートの裾に手をかける。

生地をたくし上げていく。

太ももが露出する。

ひんやりとした空気が、昨日の興奮をすぐに呼び起こす。

腰を浮かせて、白いパンツを下ろす。

布が足首を伝わり、地面に落ちる。

それをさっと拾い、カバンの中へ押し込む。

――ああ。

何もはいてない状態で、再び座り直す。

ベンチの木の感触が、直接肌に伝わる。

脚を少し開く。

夕風が割れ目にそっと触れ、くすぐったいような感覚が走る。

本のページをめくるふりをしながら、視線を遠くにやる。

――いた。

期待通り、向こう側のベンチに彼が座っていた。

灰色のジャケットにスラックス。

膝の上には鞄が置かれている。

優さんはこっちを見ている。

距離は二十メートルほどあるが、視線がまっすぐに向けられているのがわかる。

――見てる。

その確信が、股間をじんわり熱くする。

もう恥ずかしさよりも、興奮が先に立つ。

左手でスカートの裾をさらに高くめくり上げる。

太ももの付け根まで、すべてを露出させる。

右の手は本の上に置いたまま。

優さんの動きを伺う。

彼は微動だにしない。

ただ、じっとこっちを見つめている。

――もっと、はっきり見せてあげる。

そう思うと、自然に腰が少し浮き上がる。

右手が本から離れ、ゆっくりと下へと降りていく。

指先が割れ目に触れる。

ぬるり。

もうすでに愛液が滲み出ていた。

――ああ、濡れてる。

人差し指でそっとなぞる。

くちゅ、と小さな音。

顔が熱くなるけど、視線は優さんから離さない。

彼は相変わらず動かない。

でも、確実に見ている。

指を入り口に当て、ゆっくりと中へと押し込む。

熱い内壁が指先を受け入れる。

「んっ……」

思わず声が漏れる。

慌てて唇を噛む。

周りに誰かがいないか確認する。

部活の音は相変わらず遠くから聞こえるだけ。

優さんはまだ座ったまま。

――もっと。

指を奥へ。

第二関節まで入れる。

中はびしょびしょで、指の動きが滑らかだ。

ゆっくり抜き、また入れる。

ぐちゅっ。

今度はもっとはっきりした音がした。

その音が、自分でも聞こえるくらい大きいのではないかと心配になる。

でも、優さんが去らない。

むしろ、彼の姿勢が少し前のめりになったように見えた。

――見てる、確実に見てる。

その事実が、腰の動きを激しくする。

指が二本になる。

人差し指と中指で、入口を広げながら中へ。

ぬぷっ、ぬぷっ。

淫らな水音が、夕風に乗って聞こえてきそうな気がする。

呼吸が荒くなる。

本は膝の上でがたがた震えている。

もう片方の手で押さえようとするけど、うまくいかない。

――ああ、だめ、気持ちよすぎる。

優さんの視線が、まるで直接肌に触れているように感じる。

見られているという意識が、快感を倍増させる。

腰が勝手に動き出す。

前後に、激しく。

指が奥深くまで出入りするたび、くちゅぶちゅっと音がする。

「あ……っ」

また声が出そうになる。

目をつぶりたい衝動をこらえ、優さんを見つめ続ける。

彼はゆっくりと立ち上がった。

――え?

心臓がばくんと跳ねる。

鞄を持ち、一歩、こちらへ踏み出す。

また一歩。

近づいてくる。

二十メートルが十五メートルに。

十メートルに。

――来る。

声をかけるんだ。

そう思った瞬間、足が震えた。

でも、それは恐怖ではない。

期待に満ちた震えだ。

指の動きが止まる。

腰も止まる。

ただ、彼が近づいてくるのを待つ。

優さんは八メートルくらいの距離で足を止めた。

彼の顔がはっきり見える。

整った眉、落ち着いた灰色がかった瞳。

その視線が、わたしの太もも、手元、そして顔へと移る。

一瞬、目が合う。

彼の目が少し見開かれたように見えた。

――見て。

心の中で叫ぶ。

――もっと見て、この汚れたところを。

優さんはまた一歩、近づいた。

五メートル。

もう、彼の呼吸が聞こえそうな距離。

彼の口がわずかに開く。

――声をかける。

そう思った瞬間。

優さんは足を止め、軽く――ほんのわずかに――うなずいた。

そして、振り返り、ゆっくりと歩き去っていった。

「あ……」

言葉にならない声が喉から零れる。

彼は去っていく。

背中だけが見える。

校門の方へ向かって、まっすぐに。

――行っちゃう。

声をかけられなかった。

何も言わずに去っていった。

その事実が、突然巨大な快感となって押し寄せた。

「ああ……っ!」

指が再び激しく動き出す。

今まで以上に、荒々しく。

優さんが見ていた。

確かに見ていた。

でも、何も言わなかった。

何もしなかった。

ただ、見て、去っていった。

――それでいい。

そう思うと、涙が溢れ出た。

「んっ……あっ……!」

指が三本になる。

無理やり入り口を広げ、奥へ突き刺す。

ぐちゅっ、ぐぢゅっ!

水音が激しくなる。

スカートはもうびしょびしょで、愛液がしたたり落ちているのが感じられる。

優さんの背中が校門の向こうに消える。

見えなくなっても、彼の視線がまだ肌に張り付いているような気がする。

「あ……だめ……もう、イク……!」

腰ががくがくと震える。

お腹の底から熱いものが爆発するように湧き上がってくる。

足の指がぎゅっと縮こまり、太ももの筋肉がぴんと張る。

「あああっ……!」

声を押し殺そうとするけど、嗚咽が零れる。

体が硬直し、背筋が反り返りそうになる。

股間の中で、愛液が洪水のように溢れ出す。

指がその中で動くたび、びちゃびちゃと音がする。

波が何度も押し寄せ、やがてゆっくりと引いていく。

息が切れ切れになる。

目を開ける。

辺りはもう黄昏に包まれていた。

優さんの姿はもちろん、もうどこにもない。

ゆっくりと指を抜く。

びちょっとした音とともに、愛液が糸を引く。

指先は光る液体で輝き、下からはまだじわじわと温かいものが滲み出ている。

膝の上の本は、無様に濡れた跡がついていた。

スカートも、もはや原型を留めていないほどびしょ濡れだ。

――ああ。

震える手でスカートの裾を下ろす。

布が濡れた肌に張り付く。

カバンからパンツを取り出そうとするけど、手が震えてうまくいかない。

何度かこぼしそうになりながら、ようやく穿き直す。

湿った肌に布が密着する感触が、またちょっとした興奮を呼び起こす。

――わたし、いったい……

立ち上がる。

脚ががくがくしている。

ベンチに座っていた部分に、明らかな湿り跡が残っていた。

ハンカチで拭くふりをしながら、もう一度校門の方を見る。

優さんはもういない。

でも、あの視線だけがまだ残っているような気がした。

カバンを持ち、震える脚で歩き出す。

教室に向かう途中、スマホが振動した。

リコからのメールだ。

「まだ?大丈夫?」

その短い言葉に、また胸が痛む。

――ごめん、リコ。

でも、今のわたしにはこれがいるんだ。

教室に着くと、リコが心配そうな顔で待っていた。

「みさき……ずいぶん遅かったね。何してたの?」

「ごめん、ちょっと……ぼーっとしてたら」

嘘をつく声は、まだ少し震えていた。

リコはわたしの顔をじっと見つめた。

「目、赤いよ。泣いた?」

「ううん、風が強くて……」

「そう……」

彼女はため息をついた。

「ねえ、みさき。もし何か本当に悩んでるなら、無理に話さなくていいから。でも、一人で抱え込まないでね?」

その優しさが、胸に刺さる。

「うん……ありがとう」

「じゃあ、帰ろうか」

リコが先に立って歩き出す。

わたしはその後ろをついていく。

校門を出るとき、もう一度振り返った。

黄昏の校庭。

あのベンチはもう遠くに小さく見える。

――また、あそこで。

心の中で呟く。

――また優さんに、見てもらいたい。

リコが振り返った。

「みさき?どうしたの?」

「ううん、なんでもない」

笑顔を作ってごまかす。

歩きながら、太ももの内側がまだじんわり熱いのを感じる。

パンツが少し湿っている気がする。

――わたし。

心の中で、はっきりと言葉にする。

――わたし、見られたいんだ。

誰にも言えない。

この汚れた欲望を、この恥ずかしい悦びを。

でも、もう否定しない。

受け入れる。

これが、今のわたしなんだ。

夕焼けの道を、リコと並んで歩きながら、わたしはただ震えていた。

これから先、どこまで堕ちていくのかわからない。

でも、それでもいい。

だって――見られるたびに、わたしは確かに生きていると感じられるから。

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読み終えたあとの余韻に。

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登場人物
  • 美咲 みさき
    女性 ・ 16

    外見: 長い黒髪、茶色の瞳、スレンダーな体型。服装: セーラー服とスカートの学生服。普段はおとなしく真面目な女子高生だが、内面に強い欲望と羞恥心を抱え、次第に露出行為にのめり込んでいく。

  • 莉子 りこ
    女性 ・ 16

    外見: ショートの茶髪、大きな茶色の瞳、小柄で活発な体型。服装: セーラー服の学生服。明るくおしゃべりで友達思いの心配性。美咲の変化に気づき、いつも一緒に帰ろうと誘う。

  • 健太 けんた
    男性 ・ 17

    外見: 短い黒髪、鋭い黒い瞳、細身だががっちりした体格。服装: 詰襟の学ランの学生服。無口で冷静な先輩。観察力が鋭く、美咲の行為を偶然目撃してしまう。

  • ゆう
    男性 ・ 25

    外見: 整った短い黒髪、落ち着いた灰色がかった瞳、スリムな体型。服装: ビジネスカジュアルなジャケットとスラックス。静かで謎めいた社会人。放課後の公園や校庭近くを散歩する習慣があり、美咲の行為を遠くから観察する。

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