第3章: 好奇の視線を背に、紡ぐ小さな絆(続き 3/3)
胸は激しく上下し、額には汗がきらりと光っている。
学はゆっくりと指を抜いた。
糸を引く愛液が、彼の指と彼女の股間をつなぎ、淫らな光景をさらけ出した。
彼はその指を自分の唇に運び、舐めた。
甘く、塩気があり、紛れもない彼女の味だった。
綾音が目を開け、学の行動を見つめた。
頬がさらに赤らみ、しかし今度は逃げようとしなかった。
「……私の、味?」
学はうなずいた。
「美味しい」
彼女は微笑み、学の手を取って、自分の胸に当てた。
「次は……あなたの番ですよ」
学は彼女の言葉に、自分の下半身の熱い疼きを、改めて意識した。
彼は彼女の体の上に覆いかぶさり、再び深くキスをした。
もう後戻りはできない。
この温もりを、この甘い破滅を、しっかりと抱きしめる決意を、胸に刻んだ。
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