加齢臭が好きな主婦…夫のいない午後の歪んだ愉楽

第2章: 理性を溶かす視線(続き 3/3)

鈍い水音がトイレの狭い空間に響く。中は灼熱のように熱く、媚肉が蠢きながら侵入してきた指を締め付ける。彼女は激しく指を動かした。出入りするたびにぐちゅぐちゅと淫らな音を立て、愛液が飛び散る。もう一方の手は陰核を激しく弄び、痙攣するようにこする。

「見て……もっと……見て……っ! 私の……ここ……っ!」

妄想はさらに具体性を帯びた。小林隆がこのトイレに立っていて、冷淡な目で自分が指で膣をかき回す様子を見下ろしている。そして彼が近づき、枯れた手で自分の手首を掴み、もっと深く、もっと乱暴にやれ、と強制する。そう、あの老人に無理やりやらされているんだ、そう思えばこの罪悪感も少しはましになるかもしれない。被害者になればいい。

「あ、ああんっ! ダメ……そんなに……強く……っ!」

彼女は声を押し殺して泣き叫びながら、指の動きを加速させた。膣の壁が激しく収縮し、絶頂が目前に迫っている。子宮の奥がじんまりと熱を持ち、全身が火照る。腰ががくがくと震え、便座を叩きつけるように上下する。

「いっちゃう……小林さん……私……いっちゃうから……っ!!」

そして、ついに波が押し寄せた。視界が真っ白に染まり、膣中で爆発的な快楽が炸裂する。体が弓なりに反り、足指がぎゅっと丸まる。愛液がどくどくと溢れ出て、指や腿を伝い、便座や床に滴り落ちた。彼女は喉を詰まらせて絶叫し、何度も痙攣的な絶頂に突き上げられた。

やがて、すべてが静かになった。荒い息遣いだけが、白いタイルの壁に反響する。恵子はぐったりと便座にもたれかかり、開いた腿の間からはまだ微かに愛液がたらりと垂れている。虚脱感と、圧倒的な自己嫌悪。でも、その底を流れるのは、紛れもない満足感だった。そして、次への期待。

彼女はゆっくりと目を開け、カレンダーを見た。今日は水曜日。次に小林さんの家に行くのは、あと一週間後。七日間。百六十八時間。あまりに長い。彼女は濡れた指をそっと唇に運び、自分の愛液の塩気のある味を確かめた。そして、カレンダーの次の水曜日のマスを、指でそっとなぞった。

早く、早くその日にならないか。次はどんな服を着ていこう。あのレースパンティは、もう洗わなければ。でも、洗ってしまうのが何だか惜しい。あの時の濡れ跡が残っているのだから。彼女はトイレットペーパーで体を拭きながら、ふとそんなことを考え、そしてまたしても自分の卑しさに顔を上げられなくなった。しかし、心臓の鼓動は、期待に弾んでいた。

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AIが紡ぐ大人の官能短編『妄想ノベル』案内人です

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