加齢臭が好きな主婦…夫のいない午後の歪んだ愉楽

第4章: 枯れ木に咲く狂い花(続き 2/3)

これまで、どれだけ太いディルドーを自分に突き立て、妄想の中で何度貫かれたと想像しようとも、生身の男の肉体が自分の体内に侵入してくるこの感覚は、別物だった。硬い。しかし、硬さの中に、生きた肉の弾力がある。熱い。それは彼女の膣内の熱よりもさらに深く、内側から溶かしてくるような熱さだ。ゆっくりと、しかし容赦なく、彼の陰茎は彼女の膣の襞を押し広げ、ずぶずぶと重くて湿った音を立てながら奥へと進んでいく。長年使われず、飢えていた子宮口が、突然の侵入者に驚き、ぎゅっと締まりながらも、その先端を吸い寄せるようにして受け入れた。

「はぁ……はぁ……あ、ああ……っ」

恵子は顔を覆った腕の隙間から、喘ぎ声を漏らした。涙が止まらない。羞恥で、悔しさで、そして、底なしの快楽で。彼の動きは最初、ゆっくりとした探り入れだった。しかし、彼女の膣が驚くほど速く順応し、ぬめぬめと愛液を溢れさせて彼を締め付けると、小林の呼吸も荒くなり始めた。

彼は彼女の腕をぐいっと掴み、顔から引き剥がした。彼女の涙でぐしょぐしょになった顔を、彼は無表情に見つめた。

「声を、殺せ。外に、聞こえる」

そう呟くと、彼は突然、腰を引くことなく、深く埋めたままの状態から、激しく、荒々しく動き始めた。

「んぐっ!? あ、あっ……っ!?」

ずぶずぶ! ずっぽん! ずぶっ!

老人の腰骨が、彼女の恥骨にぶつかる鈍い音。愛液が押し出され、結合部から泡立ち、ぬちゃぬちゃと淫らな水音を立てる。彼の動きは決して若い男のそれのように速くはないが、一つ一つのストロークが重く、深く、すべての動きが彼女の子宮の入口を直接こするように計算されているかのようだった。長年の欲求不満が、堰を切ったように溢れ出る。恵子は唇を噛みしめ、声を殺そうとしたが、喉の奥からこぼれる嗚咽が、かえって状況を淫靡に彩った。

「いや……いやだ……もう……やめて……中で……動かないで……っ」

彼女は必死に否定の言葉を並べた。しかし、腰は彼の動きに合わせて、無意識に上下に揺れ、より深くを求めている。彼女の手は絨毯をつかみ、指先が白くなった。小林は彼女のその様子を俯瞰し、薄い唇を歪めて、どこか冷たい笑みを浮かべた。

「嘘を、言うな」

彼はそう言うと、突き上げる角度を変え、亀頭の膨らんだ部分が、彼女の膣の奥の特に敏感な一点を、こするようにして擦り上げた。

「ああああんっ!!?」

悲鳴にも似た嬌声が、恵子の唇を破った。視界が白く染まった。腰ががくがくと痙攣し、膣の内側が激しいリズムで締まり、彼の陰茎を絞り上げる。絶頂だった。妄想や指やディルドーでは決して味わったことのない、脳髄を揺さぶるような、全身の神経が一瞬で溶解するような快楽の波が、彼女を容赦なく襲った。愛液がどくどくと溢れ出し、彼らの結合部から滴り落ちた。

しかし、小林は動きを止めなかった。彼女が絶頂の余韻で体をびくつかせながらも、彼は淡々と、同じリズムで腰を動かし続けた。萎えることなく、むしろ彼女の収縮する膣に刺激され、さらに硬さを増しているように感じられた。

「待っ……て……まだ……敏感なのに……あ、あんっ……!」

二度目、三度目の絶頂が、最初の波の裾を捉え、重なるようにして襲ってきた。彼女はもう声を上げることすらできず、喉を詰まらせ、涙と鼻水で顔をぐしょぐしょにしながら、ただ腰をくねらせて受け入れていた。理性も羞恥心も、母親としての自覚も、すべてがこのずぶずぶという音と、膣の奥を抉られるような快感の中で、泡のようにはかなく消えていった。

彼女が幾度目かの絶頂で意識がとろけかけた時、小林は突然、深く突き入れたままの状態で動きを止めた。彼の息も荒く、額に老人の脂汗がにじんでいる。彼は彼女の耳元に口を寄せた。

「……もう一つの穴も、欲しいか」

砂を擦るような、低い囁き。その意味が、ゆっくりと、しかし確実に恵子のとろけた脳裡に浸透していく。もう一つの穴。肛門。彼女の体が、ぞくっとした。恐怖ではない。恐ろしいほどの期待感だった。

「いや……そ、それは……汚い……っ」

またしても、本心からかけ離れた拒否が口をついた。小林は彼女の腰をひっくり返すようにして、うつ伏せにした。彼女は恥ずかしさに顔を絨毯に埋めた。お尻が高く突き出された格好だ。先ほどまでの愛液と汗でべとべとになった恥丘と、そのすぐ下にある、小さく縮こまった茶色の穴が、無防備に晒されている。

彼は結合を解かず、膣からぬるりと陰茎を引き抜いた。それだけでもう、彼女の体内は空虚でたまらない喪失感に襲われた。しかし、すぐに、彼の指が彼女の股間を這い、愛液でびしょびしょになった会陰を伝い、肛門の皺に触れた。

「ひっ……!」

その指は、彼女のたっぷりの愛液を、ぬらぬらと潤滑剤として使い、その小さな入口を、ゆっくりと、じっくりとほぐし始めた。一度に侵入しようとはしない。入り口の皺を撫で、周囲の筋肉をマッサージするように揉み解し、ほんの少しずつ、指先を押し込んでいく。痛みはほとんどなかった。むしろ、禁断の領域を侵犯される、くすぐったいような、深いところで疼くような快感が、彼女の背骨を這い上がった。

「あ……んん……そこ……っ」

彼女はうつ伏せのまま、顔を絨毯に擦り付けながら、甘えた声を漏らした。もう何もかも、どうでもよかった。指一本が、ずぶりと、彼女の肛門に完全に飲み込まれた。内側は灼熱のように熱く、きつく締まっていたが、愛液のぬめりが驚くほど滑りを良くし、彼の指はゆっくりと出入りを始めた。

「もっと……堕ちろ」

小林が囁く。そして、二本目の指が、無理やりとは言わないが、確固たる意志をもって、一本目の隣に押し込まれようとしている。恵子はうめいた。拡張される感覚。身体の最も汚れたとされる部分が、弄ばれ、開かれ、悦楽のための穴として認識されていく。その過程そのものが、彼女に倒錯的な陶酔をもたらした。

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AIが紡ぐ大人の官能短編『妄想ノベル』案内人です

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