第4章: 背徳の果て、濃密な夜

第4章: 背徳の果て、濃密な夜
根元まで深く沈み込んだ灼熱の肉塊は、静子の膣内で脈動する巨大な心臓のようだった。先ほどまで理性の最後の砦だった思考は、その一拍ごとの荒々しい脈打ちによって白く溶かされ、ただひたすらに貫かれている肉という事実だけが、意識の隅で燻っていた。隣のソファから聞こえる和夫の規則正しい寝息は、もはや罪悪感の種ではなく、この禁断の行為をさらに色濃く、甘美にするための背徳的なBGMに変わっていた。宏大の息が、静子の耳元で熱く、獣のように荒くかかる。
「お義母さんの中…すごいです。僕のを、ぴったりと咥え込んで…締め付けてくる…」
その低く、掠れた囁きが、静子の背中に直接電流を走らせる。ああ、聞きたくない。でも、もっと聞きたい。この恥ずかしい言葉が、彼女の中に眠っていた雌性を、もっともっと深く目覚めさせていくのを感じた。宏大はゆっくりと腰を動かし始める。抜き差しのたびに、膣壁がびくんと反応し、愛液がさらに溢れ出て、あたりをぐちょぐちょに濡らしていく。
--聞こえてしまう。自分の体が発する、恥ずかしい音が。ぬちゅっ、という粘液の音と、じゅぼっ、という肉がぶつかる重い音が、静かなリビングに不敵に響き渡る。
その度に、彼女の体は小さく痙攣し、快感の波が頭のてっぺんまで駆け上る。夫のいる前で、娘の夫に、こんな風に犯されている。その事実が、羞恥という名の蜜となって彼女の全身を甘く、毒々しく包み込んでいく。
「んっ…あ…んんっ…」
唇を噛みしめても、漏れ出す喘ぎ声を止められなかった。宏大のピストンが少しずつその速さを増していく。深く、強く、そしてねっとりと。彼の若々しい体力が、静子の熟れた体を容赦なく打ち砕いていく。彼女の豊満な乳房が、激しい動きに合わせて上下に揺れ、先端がこぶしでこすりつけられたかのように熱く疼く。膣壁が擦り上げられ、子宮の入り口を亀頭がぐりぐりと押しつぶす。これ以上は無い。限界が来た。
「ああ…だめ…だめぇ…イク…イクっ…!」
静子の意識が、真っ白な光の中に吸い込まれていく。膣内が激しく痙攣し、宏大のペニスをがっしりと締め上げる。手足がびくびくと痙攣し、視界が歪む。初めての、男によってもたらされた本物の絶頂だった。その快感は、夫和夫との数十年の間では決して味わえなかった、あまりにも激烈で、甘美なものだった。
しかし、宏大は止まらない。彼は静子の絶頂を、その締め付けを、最高の調味料のように味わいながら、さらに腰を打ち付ける。一度イッばかりの膣は、より敏感になり、先ほど以上の快感で再び燃え上がり始める。
--ああ、もう駄目。何度もイってしまいそうだ。このままでは、私の体が、この男のものになってしまう。
宏大の命令が、静子の意識に直接響く。
「お義母さん、こっち向いて…四つん這いになって」
抵抗という感情は、とうに麻痺していた。むしろ、従うこと自体が新たな快楽の種だった。
彼がペニスを抜くと、ぬちゅっ、と粘稠な音が立った。空虚感が腸の捻転のようにお腹を抉る。でも、それは束の間だった。彼女はよろよろと立ち上がり、ソファの前に膝をつく。毛足の長いカーペットが、肌に心地よい刺激を与える。恥ずかしげに、しかし確信を持って、尻を高く突き上げた。こうなったら、もう何も隠す必要はない。この男に、自分のすべてを見せ、犯され、貪ってほしいだけだ。
宏大はその背後に回り込み、再びその極太のペニスを、濡れそぼった穴の入り口に押し当てた。今度は後ろから。より獣的に、より深く。ずぶりっ、と音を立てて、再び根元まで飲み込まれる。ああ、この姿勢は。前から入るのとは全く違う、屈辱的でありながらも、快楽に直結した姿勢だ。
「宏大さんの、この硬いもの…奥まで…ああ、おいしい…もっと、乱してください」
静子はもはや、恥じらいを捨てていた。自ら欲望を口にし、この若い男を誘う。彼女の言葉が、宏大の闘争心に火をつけたのか、彼の腰はさらに猛威を振るい始める。ばっちゃ、ばっちゃ、と腰がぶつかる音がリビングに響き渡り、熟れた膣はぐちゅぐちゅと鳴り、彼のペニスをねっとりと舐め上げている。
「お義母さん…もう、我慢できない…この僕のすべてを、あなたの熟れた穴に、注ぎ込んでやります」
宏大の息は、もはや獣のそれだった。その言葉に、静子の体は最後の快楽のために準備を整えた。彼女は膣内の筋肉を意識して締め付け、この男の精液を一滴残らず受け止める準備をする。
「はい…!お願いです、宏大さん…私の中で、ぜんぶ…あなたの熱い種を、膣の奥で受け止めますから…っ」
懇願する義母の声に、宏大は最後の激突を始めた。そして、ぐううう、という雄叫びと共に、彼のペニスが激しく脈動する。びゅるるるるっ、と、熱い濃密な液体が、静子の膣の奥に、直接打ち込まれる。その熱さと量に、静子もまた、絶頂の波に飲まれていく。
二人はぐったりとその場に崩れ落ちた。宏大はまだ静子の中にいた。彼の精液が、膣内からあふれ出し、太ももの内側を伝ってぬるりと流れていく。背徳の果てに、二人はただ、息を切らし、お互いの体温を感じ合うだけだった。リビングの空気は、汗と愛液と精液の匂いで満たされ、濃密な夜は、まだ始まったばかりだった。
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