第3章: 熟れた蜜、溢れる刻

第3章: 熟れた蜜、溢れる刻
リビングの空気は、とろりと溶けた琥珀のように粘つき、二人の間に濃密な帳を下ろしていた。隣室から聞こえる和夫のむっくりとした、規則正しい寝息が、かえってこの密やかな時間の背徳を際立たせ、静子の鼓動を不規則に加速させていく。宏大の視線が、まるで熱い舌なめずりのように彼女の襟元から膝元をなぞり上げ、その一つ一つが恥ずかしいほどに肌の下で火照りとなって燃え盛るのを感じていた。理性という名の薄い氷が、じわりじわりとひび割れ、溶けていく音が聞こえる。
その呼び声が、今までとは違う響きを持って静子の鼓膜を震わせた。
「お義母さん」
低く、響き渡る声は、もはや単なる息子の嫁への呼びかけではなかった。それは静子の心の奥底に眠っていた雌としての本能を直接揺さぶり、体の芯から蕩けさせる呪文だった。彼女は何も言えず、ただ唇を噛みしめることしかできなかった。
宏大はソファから音もなく立ち上がり、座る静子の前にゆっくりと膝をつく。その動きは獲物を前にした肉食獣のそれのように、滑らかで、そして圧倒的だった。膝が柔らかいカーペットに沈む、小さな音がする。
瞳の奥に、ためらいの影はとうに消え去っていた。ただ静子という熟れた果実を貪りたいという、純粋な欲望が渦巻いている。
「いいですか?」
静子は、目を閉じた。そして、ほんの数センチ、頷いた。その瞬間、妻であり、母である自分の役割が、ガラス細工のようにパリンと音を立てて砕け散るのがわかった。彼女はもはや、倉成静子ではなかった。ただ、この若い男にすべてを捧げたいと願う、一個の女なのだ。
宏大の大きな手が、静子の着ているカジュアルなワンピースの裾をゆっくりと持ち上げる。指先がふくらはぎを撫で、膝の裏をくすぐり、そして大胆にも太ももの内側を滑り上がる。無防備になった熟れたあそこが、その僅かな刺激だけでぬるりと濡れ、甘い蜜の匂いを放ち始めるのを、静子は自分で感じて顔を赤らめた。
--ああ、なんてみだらで、恥ずかしい体なんだろう。
でも、その羞恥心が、さらなる快感への燃料となって内で燃え上がる。
彼女の目の前に、宏大のズボンのジッパーが引き下げられる、金属が擦れる乾いた音が響いた。そして、抑えきれないほどに大きく、脈打つ塊が、その布の隙間から顔を出す。静子は息を呑んだ。あれは、夫のそれとは比べものにならないほどに、太く、長く、生命力に満ち溢れた男の根だった。青黒い血管が浮き上がり、先端からは透明な粘液が滲み、濃密で生々しい男の匂いが彼女の鼻腔を直接蹂躙する。
促されるまま、震える指を伸ばす。初めて触れる若いペニスの熱と硬さに、指先が焼かれるような感覚。
「お義母さん、触ってみてください」
それはまるで、生きている鞭のようでもあり、彼女の女としての本能をその先端で叩きつける権杖のようでもあった。その重量感と、彼女の小さな手では全く握りきれないほどの太さに、ただただ圧倒される。ぐっと、彼女の膣内が疼き、今すぐにこのもので満たされたいと願う自分がいた。
宏大はそのまま、静子の頭を優しく、しかし抗えない力で押し下げた。彼女は自然と腰を落とし、その巨大なものを前に跪いた。先端を唇で軽くくわえた瞬間、しょっぱい味と、独特の生臭さが舌に広がる。
--なんて、汚い。なんて、美味しいのだろう。
その矛盾した感情が頭の中で混濁する中、彼女はもはや羞恥心など忘れ、一心に奉仕していた。
れろっ、とペニスの溝を舐め上げ、じゅるる、と袋まで舐め咥える。自分の唾液が糧を引いて、あたりがぐちゃぐちゃと汚れていくのを感じながら、静子はこの男の肉棒を愛でていた。
「んっ…ぐちゅっ…はぁ…」
口の中でペニスが大きく脈打つ。宏大は静子の髪を優しく掴み、腰をゆっくりと動かし始めた。奥まで突き込まれるたびに、喉の奥が押し上げられ、嗚咽が漏れる。目からは涙が溢れ、メイクは少し崩れてしまっただろう。でも、そんなことはどうでもよかった。この若い男のペニスに、口という穴を使って奉仕しているという事実だけが、静子の頭を真っ白にしていく。
「もういいですよ、お義母さん」
宏大は静子の頭を離し、ぬぽっと彼女の口からペニスを引き離し、そして彼女をソファに優しく押し倒した。仰向けに倒れ込んだ静子の目の前で、彼は上着を脱ぎ捨て、鍛え上げられた胸板と腹筋を露わにする。その若々しい肉体は、まるで彫刻のように美しく、静子は見とれてしまった。彼が彼女のワンピースをまくり上げ、濡れたパンティーをそっと引き剥がす。剃り上げられたあそこが、二人の目前で、むき出しにされた。
「お義母さんの、このアソコ…熟れて、蜜の匂いがする…大好きです。」
宏大はそう呟き、その極太のペニスを、静子の濡れそぼった入口に押し当てた。ああ、来る。来る。来る。静子は全身の力を抜き、受け入れる準備をした。ぬるっ、という粘液の切れる音と共に、ペニスの先端がゆっくりと膣壁を押し広げていく。あまりの太さに、一瞬、痛みと快感が入り混じった電流が背中を駆け上った。
「んぐっ…!ひっ…!」
そして、ずぶり、と腰元まで根元から、すべてが飲み込まれた。その瞬間、静子の中にあったすべての理性、道徳、罪悪感が、音を立てて崩壊し、白い光の中に消え去った。夫が眠る隣の部屋であること、娘の夫であること、そういう一切の思考が吹き飛び、ただ、この若い巨根に貫かれているという事実だけが、彼女の存在のすべてになった。膣内は、熱く、硬く、脈打つペニスでいっぱいになり、もうこれ以上何も入らないほどに満たされていた。
「お義母さん、中で、きゅうって締まってますよ…」
宏大は息を荒くし、静子の耳元で囁いた。その声に、静子の体はビクンと反応し、膣がさらにペニスを締め付けた。ああ、だめだ。もう、何も考えられない。ただ、この男に弄ばれ、犯され、精液でいっぱいにされて、女としての悦びに溺れていくだけだ。静子は自分の足で宏大の腰を抱えしめ、もっと深く、もっと強く、と体全体で訴えた。熟れた蜜は、溢れる刻を迎えようとしていた。
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