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交際3年目の彼女を寝取ったドS男からハメ撮り写メが毎日届き、俺は嫉妬と劣等感に苛まれながらも一年後に彼女を逆調教して復讐した話

不倫/浮気 / 寝取られ(NTR) 全5章 約59分で読了(29,024字) 短編 2026年10月15日

あらすじ

剛は休日の朝、スマートフォンに見知らぬ番号からのメール着信を見つける。差出人は美香の浮気相手・和也を名乗り、5ヶ月に及ぶ情事の詳細が生々しく綴られていた。最初は悪質な嫌がらせだと思った剛だが、添付された写メを見て衝撃を受ける。体操座りで股を開いた美香の顔付きマンコ、男根をくわえる彼女の表情、後背位で挿入されている瞬間のアップ。画像に映るのは間違いなく美香だった。剛は怒りと嫉妬、そして底知れぬ悲しみに震え、リビングの床に崩れ落ちる。彼女の体臭をスルメに例えた和也の文章が脳裏に焼きつき、嗅いだことのある美香の甘い匂いが急に生々しく蘇ってくる。

第1章 休日の朝、見知らぬ番号から届いた「美香を寝取った」メール

第1章: 休日の朝、見知らぬ番号から届いた「美香を寝取った」メール

スマートフォンが震えたのは、十月の連休初日、午前十時を少し回った頃だった。カーテンの隙間から差し込む秋の陽射しが、ワンルームマンションのフローリングに細長い光の帯を落としている。リビングのソファでぼんやりとテレビを眺めていた剛は、コーヒーカップをローテーブルに置いて、手元のスマートフォンを手に取った。液晶画面に見知らぬ番号からのメール着信が浮かんでいる。差出人は登録されていない、090で始まる数字の羅列だった。普段なら迷惑メールとして削除していただろう。けれど、件名に『美香を寝取った男より』と書かれていた瞬間、剛の指は勝手にメールを開いていた。心臓が、一足飛びに鼓動を速める。

画面に現れた長文のテキストを、剛は無表情のまま読み始めた。そこには、三ヶ月前から始まったという美香との情事の詳細が、異様なほど饒舌に綴られていたのだ。

『初めて抱いたのは七月の終わり。新宿のホテルで、白いワンピースの下にピンクの下着をつけてたよ。脱がすと恥ずかしそうに足を閉じたけど、クリトリスを弄ったらすぐに濡れてさ。お前より先に、俺が味見させてもらった』

剛の指が、かすかに震えた。視界の端で、テレビのワイドショーが笑い声を響かせている。画面をスクロールすると、さらに詳細な文章が続いている。

『美香のアソコ、匂いが独特なんだよ。スルメを甘くしたような、嗅ぐと頭がぼうっとするフェロモン。舐めると少ししょっぱくて、クリトリスは小指の先みたいに小さくて可愛いんだ。恥ずかしがるのを無理やり脚を開かせて撮った写真があるから送るよ。お前の彼女、最高にエロい顔して写ってるぜ』

その瞬間、剛の鼻腔の奥で、甘やかな女の匂いが鮮烈に蘇った。記憶の中の美香の肌はいつもほんのりと温かく、耳の後ろや首筋からは甘い汗の匂いが立ちのぼっていた。脚を開かせて奥深く顔を埋めた時の、熟れた果実を連想させるかのような陰部の匂い。スルメだと——そう言われれば、確かにあの匂いは潮の香りに似た、香ばしい甘さを帯びていた。他の男が、その匂いを知っている。剛の胸の奥で、何かが鈍く音を立てて砕け始める。

スマートフォンを握る手に、じっとりと汗が滲んだ。液晶画面に、添付ファイルのアイコンが並んでいる。指先が震えながらも、一番上の画像をタップしていた。解像度の高い画像が、ゆっくりと表示される。そこには、裸の美香が床に体操座りの姿勢で、両膝を自分で抱えて股を開き、陰部をまっすぐにカメラに向けている姿が写っていた。彼女の顔は羞恥に歪み、目尻には涙の跡が光っている。それでいて、薄く開いた唇の端には、舌をほんの少しだけ出した、だらしない笑みが浮かんでいた。切れ長の瞳は潤み、レンズを見つめているのか、何も見ていないのか、焦点の甘い視線が生々しい。まだ経験の浅そうな陰毛の薄い割れ目は、てらてらと濡れ光り、小さな肉芽が充血して赤く膨らんでいる。画質はスマートフォンで撮影したにしては鮮明で、細かな産毛や陰唇のひだまでが克明に捉えられていた。美香のこんな顔を、剛は知らない。

吐き気が込み上げてきた。剛はスマートフォンをソファに落としそうになり、必死に握りしめる。指が滑り、画面が次の画像に切り替わった。美香の顔がアップで映っている。薄暗いホテルのベッドの上だ。彼女の口元には、くわえ込まれた男の陰茎があった。目を閉じ、長い睫毛を震わせながら、根元まで咥え込んでいる。唾液が顎を伝い、陰茎の表面には白く泡立った粘液が絡みついている。太く充血した亀頭が、彼女の小さな唇を押し広げていた。画像の隅には、彼女の髪を掴む男の指が写り込んでいる。その指は無遠慮で、所有を誇示するかのように、彼女の頭を固定していた。

「美香……なんで……」

呟いた声は、自分のものとは思えないほど掠れていた。三年前、共通の友人の紹介で出会った時のことを思い出す。携帯ショップの制服を着て、スマートフォンの契約プランを丁寧に説明してくれた彼女は、上戸彩を冷たくしたような端正な顔立ちなのに、笑うと意外に人懐っこい笑顔を見せた。切れ長の茶色い瞳が、照明の下できらめいていたことをよく覚えている。その瞳が今、違う男の陰茎を見つめ、別の男の手に髪を掴まれている。はらわたが煮えくり返るような怒りと、目を逸らせない興奮が、矛盾した熱の塊となって剛の下腹部に渦巻いた。股間でペニスが痛いほど硬直し、スウェットの布地を押し上げている。自分の彼女が他の男に犯される画像を見て、なぜこんなにも昂ぶるのか——剛は自分自身への嫌悪で唇を噛んだ。

さらにスクロールすると、最後の画像が目に飛び込んできた。後背位で後ろから貫かれる美香の、背面から撮影された一枚だ。彼女の腰を掴んだ男の手が食い込み、白い肌に赤い指の痕が浮かんでいる。結合部はどアップで、赤黒く充血した陰茎が、彼女の潤んだ陰唇を押し広げて何度も出し入れされている瞬間が捉えられていた。愛液が泡立ち、白濁した粘液が二人の性器を繋いで糸を引いている。肛門の窄まりはきゅうっと窄まり、触れられてもいないのにひくひくと蠢いていた。男の陰茎が引き抜かれる瞬間、襞の内側の薄紅色の粘膜が外側にめくれ、次の瞬間に再び押し込まれる勢いで、周囲の皮膚が陰茎に絡みつくように引き込まれている。淫靡な水音が聞こえてきそうなほど、生々しい一枚だった。

剛はスマートフォンを床に落とした。画面がフローリングにぶつかって甲高い音を立てたが、そんなことはどうでもよかった。全身の力が抜け、ソファからずり落ちるように床に膝をつく。目の奥が熱くなり、次いでぬぐいきれない涙が、ぽたぽたとフローリングに落ちて染みを作った。唇を強く噛みしめて嗚咽を殺そうとしたが、喉の奥からは獣のような唸り声が漏れる。

「美香……美香ぁ……」

彼女の体臭をスルメに例えたという文章が、頭の中でぐるぐると渦巻いている。あの匂いを知っている他の男がいる。美香の恥ずかしがるのを無理やり脚を開かせて、赤く充血したクリトリスを舐め回し、小さな膣口に陰茎を押し込んだ男。まだ肌寒い四月に、桜の下で二人で撮った写真が、リビングの本棚の隅に立てかけてある。笑い合って、来年の春も一緒に花見に行こうと約束した。剛は写真を見つめながら、何度も何度も、床に拳を叩きつけた。

「アイツに……アイツに食われた……」

歪んだ声が室内に響いた。メールの文面には、和也という差出人の名前と、会社の電話番号、そして『一度味を占めた女は、誰が抱いても同じ顔をするんだぜ』という言葉が、まるでトドメのように書き添えられていた。まだ画像を見終えてもいないのに、剛のペニスは先走りを滲ませて下着を濡らし、彼女の乱れた姿を想像して不気味なまでに反応している。怒りと嫉妬と興奮が、ぐちゃぐちゃに混ざり合って、剛の内臓を掻き回していく。床の上でスマートフォンの液晶が、無機質に『メッセージは以上です』と表示していた。その冷たい光だけが、薄暗い部屋で異様に長く、消えずに輝き続けているのだった。

第2章 泣いて謝罪する美香と、毎日続く嫌がらせメールの地獄

第2章のシーン

あの忌まわしいメールを受け取った翌日の夕刻、剛は美香を自分のマンションに呼び出した。インターホンが鳴り、ドアを開けると、そこには携帯ショップの制服姿のままの美香が立っている。黒いストレートの長い髪が、廊下の蛍光灯に照らされて青白く輝き、切れ長の茶色い瞳は不安げに揺れていた。小柄で華奢な身体を包むオフィスカジュアルのブラウスと膝丈のタイトスカートが、彼女の細い肢体をいっそう頼りなく見せている。白いブラウスの襟元から覗く鎖骨の窪みが、浅い呼吸のたびに影を濃くして、男の視線を吸い寄せるような危うい色香を漂わせていた。

「剛……どうしたんですか、急に呼び出したりして」

美香がか細い声でそう尋ねた瞬間、剛は無言でスマートフォンを彼女の眼前に突きつけた。液晶画面には、体操座りの姿勢で股を開き、羞恥に歪んだ顔をカメラに向ける美香の裸体が映し出されている。陰毛の薄い割れ目がてらてらと濡れ光り、充血したクリトリスが赤く膨らんだ、あの画像だ。美香の顔から、音を立てて血の気が引いていくのがわかった。唇がわななき、細い喉がひくりと痙攣する。

「なに、これ……ちが、剛、これは……」

「違うって言うのか。この顔は、お前だろうが」

剛の声は、自分でも驚くほど冷たく凍りついていた。美香のブラウスの胸元が、小刻みに震え始める。彼女の華奢な肩が、まるで小鳥のようにぶるぶると痙攣し、次の瞬間、美香はその場にへたり込んだ。タイトスカートが太腿の半ばまでまくり上がり、ストッキングに包まれた白い膝が、フローリングにコツンと当たる。薄いストッキングの網目が、崩れ落ちた彼女の肢体の重みでぴんと張り、太腿の滑らかな曲線を艶めかしく浮き彫りにしていた。

「ごめん……ごめんなさい、剛……あたし、あたし……ちが……ごめんなさ、です……」

「全部、話せ」

剛はしゃがみ込み、美香の顎を掴んで無理やり顔を上げさせる。彼女の茶色い瞳からは、涙がぼたぼたと溢れ落ち、鼻水が唇の端まで伝っていた。上戸彩を冷たくしたような美人の顔が、いまは恐怖と罪悪感でぐしゃぐしゃに崩れている。その崩れた表情を見ているうちに、剛の胸の奥で、怒りとは別の、どす黒い熱がちりちりと燃え始めた。彼女の顎を伝う涙の温度が、指の腹に吸いつくように絡んで、離れない。

「いつからだ。あの男とは、どこで知り合った」

「三ヶ月……前です……七月の終わりに、お店に来たお客、さんで……」

美香はしゃくり上げながら、途切れ途切れに告白を始めた。携帯ショップにスマートフォンの機種変更で訪れた和也は、最初はごく普通の客だったという。契約の説明をする美香にやたらと親しげに話しかけ、仕事終わりに食事に誘われ、断り切れずについて行った先の居酒屋で、酒を無理強いされた。そして気づけば新宿のホテルに連れ込まれ、ベッドに押し倒されていた。言葉の合間、合間に、彼女の喉がひくひくと鳴り、唾液を飲み込む音が静かな玄関にやけに大きく響いた。

「やめてくださいって、言ったんです……でも、すごく力が強くて……ブラウスの、ボタンを、引きちぎられて……スカートを、まくられて……あたし、ほんとに、いやだったんです……」

美香は両手で顔を覆い、肩を震わせて泣きじゃくる。その華奢な指の間から、くぐもった嗚咽が漏れ出ていた。剛の脳裏に、あの写メに映っていた和也の指が蘇る。美香の白い腰に食い込むように掴まれた、無遠慮な男の指。唾液で濡れ光る陰茎をくわえさせられた美香の唇。その光景を思い出すたび、剛の股間でペニスが痛いほど硬直し、スラックスの布地を押し上げていく。心臓が腹の底でどくどくと脈打ち、怒りとも嫉妬とも名付けられない熱が、背骨を這い上がってくる。

「それで、お前は……気持ちよかったのか」

剛の口から、自分でも思いがけない言葉が零れ落ちた。美香は顔を覆った手をわずかに開け、涙に濡れた瞳で剛を見上げる。その視線には、困惑と、かすかな怯えと、そして言葉にできない何か別の感情が揺らいでいるようだった。彼女の濡れた睫毛が、蛍光灯の白い光を弾いて、細かくきらめいている。

「ちがいます……気持ちよくなんて、なかったです……ただ、こわくて、抵抗、できなくて……」

「嘘をつくな」

剛は美香の手首を掴み、彼女の顔を自分のほうに引き寄せた。彼女の吐息からは、微かに甘い香りが立ち上っている。耳の後ろや首筋から漂う、ほんのりと温かな汗の匂い。スルメを甘くしたような、嗅ぐと頭がぼうっとするフェロモン——あの和也のメールの言葉が、剛の鼻腔の奥で生々しく蘇った。汗ばんだ首筋の薄い皮膚の下で、荒い脈がとくとくと走っているのが、近づけた顔の空気越しにまで伝わってくるようだった。

「初めて抱かれた日から、毎週会ってたんだろう。あのメールには、五ヶ月にわたる情事の詳細が全部書いてあった。恥ずかしがるお前の脚を無理やり開かせて、クリトリスを舐め回したって。お前のアソコの匂いを肴に酒が飲めるって、アイツは自慢げに書いてたぞ」

「やめて……剛、やめて、ください……」

美香は激しく首を振り、涙が飛び散った。彼女のタイトスカートから伸びる細い脚が、恥辱に震えて擦り合わされる。ストッキング越しに浮かぶ膝頭が、フローリングにすり傷をつけながら痙攣していた。それでも剛は、掴んだ手首を離さない。彼女の手首の骨ばった細さが、握り返すたびに手のひらの中で逃げようと蠢いて、その弱々しさが逆に剛の指に力を込めさせた。

「全部話せ。アイツに何をされた。どこで、どんなふうに抱かれた。言え」

「……ホテルで、毎回……いろんなことを、させられました……パンツを、脱がされて……脚を、開かされて……舐められて……あの、ひと……わたしが恥ずかしがるのを、見るのが好きで……写真も、いっぱい撮られて……拒否、したら……もっと、ひどいことを、するって……脅かされて……」

「ひどいこと?」

「ノーパンで、仕事に、行かされたり……会社の、トイレで……写メを、撮らされたり……もし、バレたら……全部、お前のせいだって……あの、ひとに……」

美香の声は、最後のほうは涙で喉が詰まって、ほとんど言葉になっていなかった。ノーパンで出勤。その言葉を聞いた瞬間、剛の頭の中に、不意に淫らな光景が広がった。携帯ショップの制服のスカートの下に、下着をつけていない美香の裸の臀部。タイトスカートに包まれた尻が、歩くたびに布地と擦れ合い、陰唇のひだがくちゅりと音を立てる——想像しただけで、剛のペニスは先走りを滲ませ、亀頭がパンツの布地にぬるりと吸いついた。そのまま布越しに脈打つ亀頭が、湿った染みをじわりと広げていく。

「それで……お前は、従ったのか」

「だって……こわくて……断れなくて……剛に、知られたら……捨てられるって、思って……」

「知られた今は、どうするんだ」

剛は美香の顎をさらに強く掴み、彼女の涙でぐしゃぐしゃになった顔を間近で見つめた。彼女の切れ長の瞳は泣き腫らして真っ赤になり、薄く開いた唇の端からは、だらりと唾液が垂れている。その痴態を見下ろしながら、剛は自分の中に芽生えた異様な感情を自覚していた。怒りと嫉妬と、そして彼女を痛めつけたい支配欲。それらがぐちゃぐちゃに混ざり合い、下腹部の奥でどろどろに溶けて渦巻いている。

「剛……あたし、もう、二度と……あの人には、会いません……お願い、許して……剛と、別れたくない、です……」

美香はそう叫ぶと、剛の脚にすがりついて泣きじゃくった。彼女の細い腕が、剛のスラックスを握りしめ、タイトスカートがさらにまくれて、ストッキングの太腿の付け根が露出する。そこから漂う、熟れた果実を連想させる甘やかな匂いが、剛の鼻腔をくすぐった。太腿の内側の皮膚が、涙と汗でしっとりと濡れ、フローリングの冷たさと相まって、異様なまでの艶を帯びている。女のフェロモンが、和也にとって「男の媚薬」だったというあの言葉の意味を、いま骨の髄で理解する。この匂いを、他の男が知っている。この匂いに誘われて、アイツは美香の脚を開かせ、クリトリスを舐め回し、小さな膣口に陰茎を押し込んだのか。そう思うと、剛の胸の奥で、嫉妬と興奮が同時に爆発した。

「……わかった。もう、泣くな」

剛は美香の髪を撫でながら、低い声でそう囁いた。彼女の黒く長いストレートの髪はしっとりと汗で濡れ、指に絡みつく。髪を一房すくうたびに、指の間を滑り落ちていく感触が、絹の糸を手繰っているかのようだった。美香の震えが少しずつ収まり、彼女は顔を上げて、すがるような瞳で剛を見つめる。その目尻にはまだ涙の跡が光っていたが、口元には微かに安堵の色が浮かんでいる。

「許して……くれるん、ですか……?」

「ああ。ただし、これからは俺の言うことを絶対に聞け。もし逆らったら、その時は……」

剛は言葉を途中で切り、美香の髪を強く握りしめた。彼女は一瞬息を飲み、こくんと小さくうなずく。その仕草の従順さが、剛の支配欲をさらに煽った。彼女はこうして、アイツにもうなずいていたのだろうか。ノーパンで出勤しなさいと言われて、恥じらいながらも従い、スカートの下で裸の陰唇を濡らしながら、携帯ショップのカウンターに立っていたのだろうか。想像するだけで、剛のペニスはぎちぎちに硬直し、亀頭がパンツの中で疼き始める。

その夜、剛は美香を帰さず、自分のベッドで抱いた。彼女の華奢な身体を組み敷き、ブラウスをはだけさせ、ブラジャーを外して白い乳房を露わにさせる。小ぶりな胸の頂点で、無防備に膨らんだ淡いピンクの乳首が、恥ずかしそうに硬くなっていた。部屋の間接照明が、彼女の鎖骨から胸元へ落ちる陰影をやわらかく縁取り、白い肌の起伏をまるで薄絹越しに透かしたように浮かび上がらせる。剛はその乳首を指の腹でくりくりと弄りながら、彼女の耳元で低く囁く。

「お前のここ、アイツにもこうされたのか」

美香はぎゅっと目を閉じ、顔を横に背けて無言でうなずいた。その反応に、剛の胸の奥で黒い炎が燃え上がる。彼は彼女のタイトスカートを腰までまくり上げ、ストッキングと一緒にパンティを一気に膝まで引き下ろした。露わになった陰毛の薄い割れ目は、すでにてらてらと愛液で濡れ光り、陰唇のひだがくちゅりと淫靡な音を立てて蠢いている。あのスルメのような甘い匂いが、むわりと立ちのぼり、部屋の空気を濃密に変えていった。その匂いは甘ったるいのに、どこか生臭い酸味を含んでいて、嗅いでいるだけで喉の奥が渇いてくる。

「アイツのチンポ、ここに入れたんだな」

「んっ……やめて、剛……そんなこと、言わないで、ください……」

「やめない。お前は俺の女だ。誰がここをめちゃくちゃにしたのか、ちゃんと教えろ」

剛はそう言うと、指をぬるりと美香の膣口に沈み込ませた。くちゅっ、ぐちゅぐちゅ——濡れた粘膜が指に絡みつき、熱い肉襞がきゅうきゅうと締めつけてくる。中は燃えるように熱く、指の第二関節まで埋めると、奥の襞が意思を持った生き物のように吸いついてきた。彼女の小さなクリトリスは充血して赤く膨らみ、指で弾かれるたびに、美香は「はぁん……っ」と甲高い喘ぎ声を漏らした。

「あいつの指は、何本入ったんだ」

「ふたつ……いや、さんぼん……んんっ、それ以上は、覚えて、なくて……」

「じゃあ、俺が四本目を入れてやる」

剛は中指と薬指に人差し指を加え、さらに小指まで挿入しようと試みる。狭い膣口が指の侵入に抵抗し、粘膜が悲鳴を上げるようにぬるぬると蠢いたが、剛は構わずにぐいぐいと押し込んだ。ぐぽっ——くちゅくちゅと水音が激しくなり、美香の腰が浮き上がって痙攣する。彼女の爪先がシーツを蹴り、折り曲げた膝が内側へ倒れかけて、また必死に閉じようとする。その細い腿の内側の筋肉が、震えながら強張っている。

「剛、痛い……やめて、ください……」

「痛くないだろ。お前のここ、こんなに濡れて、俺の指を締めつけてる。アイツに調教されて、感じやすくなったんじゃないのか」

「ちがいます……あたし、ちがうの、です……」

美香はそう叫びながらも、膣内は剛の指をぎゅうぎゅうと締めつけ、愛液がとめどなく溢れ出ていた。クリトリスは指でつまむと、ぷりんと硬く弾み、尿道口の周囲までぬらぬらと光っている。彼女の肛門の窄まりは、触れられてもいないのにひくひくと蠢き、薄紅色の粘膜がちらりと覗いては引っ込むのを繰り返していた。その一部始終を、剛は目に焼きつけるように見つめながら、自分のスラックスの前を寛げ、硬く反り返ったペニスを取り出す。亀頭は真っ赤に充血し、先走りでぬらぬらと輝いていた。手のひらに包むと、まるで心臓を持っているかのように、熱い肉がどくどくと脈打つ。

「お前のせいで、俺のここ、こんなになってる。責任、とれよ」

美香は涙に濡れた瞳で剛のペニスを見つめ、こくんとうなずく。そしてゆっくりと手を伸ばし、恐る恐るといった様子でペニスに触れた。彼女の細く白い指が、熱く脈打つ陰茎に絡みつく。汗ばんだ手のひらの湿り気が、亀頭から竿にかけてぬるりと広がり、指先が血管の浮き出た裏筋をたどるたびに、硬直した肉茎がひくついて跳ねた。その感触に、剛は思わず低い唸り声を漏らした。

「舐めろ。アイツにしたみたいに、ちゃんと舌を使え」

美香は少し躊躇った後、顔を剛の股間に近づけ、小さな唇を開いて亀頭をくわえ込んだ。彼女の温かい口腔内が、じゅるりと陰茎に吸いつき、舌が尿道口をちろちろと舐め回す。唾液が泡立ち、ペニスの表面に白く絡みついていく。口内の柔らかな粘膜が、亀頭のくびれに吸盤のように張りつき、舌のざらついた表面が敏感な先端をかすめるたび、腰の奥がぞくりと震えた。美香は目を閉じ、長い睫毛を震わせながら、根元まで咥え込もうと必死に口を開いていた。その姿を見ていると、あの写メに映っていた、和也の陰茎をくわえる彼女の顔が二重写しになる。

「もっと、奥まで入れろ。アイツのは喉まで咥えられたんだろうが」

剛は美香の髪を掴み、自分の腰を突き出すようにして、ペニスを彼女の喉奥に押し込んだ。美香は「んぐっ……! んんっ……!」と苦しそうに呻きながらも、拒むことなく、むしろ舌をさらに這わせて剛の陰茎全体を舐めしゃぶる。唾液と涙と鼻水で顔中をぐしゃぐしゃに汚しながら、フェラチオに没頭する彼女の痴態。ぬめる唾液が剛の陰毛に絡み、彼女の鼻が下腹に押しつけられるたび、濡れた吐息が肌を熱く湿らせた。その姿に、剛は言い知れぬ征服感と、そしてどうしようもない嫉妬の疼きを同時に感じていた。

翌日から、剛と美香の歪な関係は再び動き始めた。美香は剛に許してもらったことに深く感謝し、以前よりも献身的に尽くそうとした。毎晩のように剛のマンションを訪れ、手料理を作り、身体を差し出し、どんな要求にも従った。しかし剛の心は、決して晴れなかった。なぜなら——。

その日の朝、剛が出社前にスマートフォンを確認すると、またしても見知らぬ番号からのメールが届いていたのだ。差出人は、もちろん和也。件名は「美香の本当の姿、教えてやるよ」。

『昨日も美香のこと、抱いたんだって? お前のベッドで、泣きながらチンポしゃぶらせたんだろ。でもな、美香って女は、そうやって泣きながら感じてるタイプなんだよ。俺が最初にホテルで抱いた時も、やめてくださいって言いながら、パンツはぐっしょり濡らしてたぜ。お前の彼女、ドMの素質あるから、調教しがいがあるよな』

剛の手が震えた。昨日の夜のことを、なぜこいつが知っている。美香が和也に連絡を取ったのか——いや、違う。そうではなく、和也は美香の反応を完全に見透かしているのだ。彼女が泣きながらも感じてしまう身体であることを、五ヶ月にわたる調教で知り尽くしている。その確信が、無防備な剛の胸を深く抉った。朝の静かな部屋の中で、自分でも気づかないうちに奥歯を噛みしめていた。こめかみのあたりが、じわりと熱を帯びる。

メールにはさらに、添付ファイルがついていた。剛は震える指で画像を開く。現れたのは、薄暗いホテルの一室だ。ベッドの上で、裸の美香が四つん這いになり、舌をだらしなく出している。彼女の切れ長の瞳はうつろに潤み、口元からは涎がだらだらとシーツに垂れ落ちていた。その背後では、和也と思しき男の手が、彼女の尻を平手で叩き、赤い手形をつけている。陰唇は愛液でぐっしょりと濡れ、膣口からはとろりと白濁した液が溢れ出ていた。クリトリスは赤く充血してぷりんと飛び出し、尿道口のまわりまで粘液が糸を引いている。

『これ、寸止め調教してるときの写真な。もう何度もイキそうになってるのに、俺が「まだダメ」って言うたびに、美香のここ、ひくひく痙攣してよ。お前の前では見せたことねえだろ、こんなマゾ面』

寸止め調教——その言葉を聞いた瞬間、剛の脳裏に生々しい光景が広がった。和也に脚を開かされた美香が、クリトリスを弄られながら、何度も絶頂の寸前で中断させられ、泣きながら懇願する姿。「お願い、イかせて……」と舌を出し、涎を垂らしながら哀願する彼女の声が、まるで実際に耳元で聞こえるかのようだ。怒りと嫉妬で胃液がこみ上げると同時に、剛の股間は痛いほどに硬直し、ペニスがズボンの布地を押し上げて先走りが滲む。自分でも気づかないうちに、剛はその画像を保存していた。

それからというもの、和也からのメールは毎日のように届いた。時には、美香をノーパンで出勤させたときの写メ——携帯ショップのトイレの個室で、制服のスカートをまくって下半身を露出し、陰唇のひだを指で広げてカメラに見せつけている写真。時には、寸止め調教の詳細を綴った長文。『昨日はクリトリスだけ弄って、膣には指一本も入れなかった。美香のここ、寂しくてぱくぱく口開いてたよ』。そして時には、美香が舌をだらしなく出し、涎を垂らしてアヘ顔を晒している動画まで添付されていた。

剛はそれらのメールを、すべて保存した。最初は怒りと嫉妬でスマートフォンを壁に叩きつけそうになったが、次第に保存する行為自体が、自分の中の黒い感情を育てていることに気づいていた。美香が和也にどんなふうに抱かれ、どんな言葉で辱められ、どんな痴態を晒したか——その詳細を知れば知るほど、剛のペニスは反応し、彼女を支配したい欲望が強まっていく。液晶を指でなぞるたびに、画像の美香が生々しく蠢き、その痴態が網膜に焼きついて離れない。スマートフォンの発する薄明かりだけが、暗がりの中で剛の硬い表情を照らしていた。

ある夜、剛は保存したメールをひとつひとつ読み返しながら、美香を待っていた。インターホンが鳴り、美香が入ってくる。彼女は手作りの弁当を手に、いつものように甲斐甲斐しく剛の世話を焼こうとした。その従順な姿を見ていると、和也のメールに書かれた卑猥な調教の数々が、頭の中でぐるぐると渦巻く。彼女の献身的な微笑みの裏に、写真の中のあの溺れたような表情が貼りついている。その落差が、剛の内側で黒く濁った熱を揺り起こす。

「美香、おいで」

剛はソファに座り、膝を軽く開いた。美香は小首を傾げながら近づき、何も疑わずに剛の膝の間に座る。その華奢な身体を抱き寄せ、剛は彼女の耳元で、静かに囁いた。

「今日も、アイツからメールが来たよ。ノーパンで仕事に行かされた時の話、もっと詳しく聞かせてくれないか」

美香の身体が、びくりと強張った。彼女の切れ長の瞳が、見開かれて剛を見つめる。その瞳の奥に、怯えと、そしてかすかな興奮の色がちらついているのを、剛は見逃さなかった。美香のフェロモン——スルメを甘くしたような、嗅ぐと頭がぼうっとする匂いが、彼女の首筋からふわりと立ちのぼる。抱き寄せた腕の中で、彼女の細い肩が、獣が恐怖に身を固めるように小さく縮こまり、それでいて体温だけは芯から熱くなっていく。その匂いを肺いっぱいに吸い込みながら、剛はゆっくりと彼女のスカートに手を這わせた。和也が「男の媚薬」と呼んだその香りが、いま、剛の支配欲に火をつけていく。胸の奥でくすぶる黒い感情は、もう決して消えそうになかった——。

第3章 一年の沈黙を経て、彼女を支配するための逆上調教が始まる

第3章のシーン

第3章: 一年の沈黙を経て、彼女を支配するための逆上調教が始まる

和也からの嫌がらせメールは、半年以上の長きにわたって続いた。毎日のように届くその文章と画像を、剛はすべて保存し、フォルダに整理して蓄積していった。怒りと嫉妬で指が震えながらも、削除することはどうしてもできなかったのだ。それらのデータは、美香が他の男にどんなふうに扱われ、どんな痴態を晒したかを克明に記録した、歪な証拠の集積だった。

一年後、剛は美香との同棲を始めていた。都内の1LDKのマンションで、二人分の生活が静かに積み重なっていく。美香は以前よりも甲斐甲斐しく剛に尽くし、仕事から帰れば手料理がテーブルに並び、休日には部屋の隅々まで掃除をしてくれた。携帯ショップの制服から部屋着のスウェットに着替えた彼女の華奢な身体が、キッチンに立つ後ろ姿が、ソファで身を寄せてくる体温が、剛にとっては愛おしくもあり、同時に胸の奥をチリチリと焦がす火種でもあった。

十月の夜、窓の外では冷たい雨がアスファルトを叩いている。暖房の効いたリビングで、剛は美香を膝の間に座らせ、背中から抱きしめるような姿勢で、タブレット端末を手に取った。液晶画面の冷たい光が、薄暗い部屋に浮かび上がる。美香は小首を傾げ、切れ長の茶色い瞳を不安げに揺らしながら、剛の顔を見上げた。

「美香、これからお前に見せるものがある」

剛の声は、自分でも驚くほど落ち着いていた。心臓は早鐘を打っているのに、指先は冷たく、まるで他人事のように冷静な自分がいる。美香の華奢な肩が、かすかに震えた。

「なに……?」

「アイツから届いたメール、全部だ。一年分、ここに保存してある」

美香の顔から、すうっと血の気が引いていく。彼女は無意識に身体を離そうとしたが、剛の腕が腰に回され、逃げることは許されなかった。黒く長いストレートの髪が、彼女の震えに合わせてさらさらと音を立てる。

「お前がどんなふうに抱かれて、どんな言葉で辱められて、どんな写真を撮られたか——全部、お前自身の口で説明しろ」

「剛……やめて、お願い、そんなの……」

「やめない。これは罰だ。お前が俺にくれた一年分の苦しみを、今度はお前が全部受け止める番だ」

剛はタブレットの画面を美香の眼前に突きつけた。最初のメールが表示される——一年前に届いた、ノーパンで出勤させられた日の記録だ。美香はぎゅっと目を閉じ、長い睫毛を震わせる。しかし剛は彼女の顎を掴み、無理やり画面に向けさせた。

「読め。声に出して読むんだ」

美香の唇が震え、かすれた声が絞り出される。

「……きょ、今日は、美香をノーパンで仕事に行かせた……スカートの下は、なにも履いてなくて……歩くたびに、スースーして……アソコが、くちゅくちゅ鳴って、恥ずかしかった……」

声が途切れ、彼女の茶色い瞳から涙がぼたりと落ちて、タブレットの画面に染みを作った。部屋着のスウェット越しに、彼女の身体が小刻みに震えている。剛はその震えを腕で感じながら、彼女の耳元で低く囁いた。

「続けろ。それで、どうなった」

「……仕事中も、ずっと、下着をつけてないのが気になって……トイレに行ったら、アソコが、ぐっしょり濡れてて……それで、言われた通りに、個室で写メを撮って……アイツに送って……」

美香の声は涙でぐしゃぐしゃに濡れ、言葉の端々が震えている。上戸彩を冷たくしたような美人の顔が、羞恥と罪悪感で歪み、唇の端からは唾液がだらりと垂れ落ちた。剛はその痴態を見下ろしながら、スウェットの下で自分のペニスが痛いほどに硬直していくのを感じていた。先走りが滲み、布地がぬるりと吸いつく感覚が、じわじわと股間に広がっていく。

「その時の写真が、これか。お前のここを、指で広げて見せてる写真だな」

剛は次の画像を表示した。携帯ショップのトイレの個室で、制服のスカートをまくり上げ、陰唇のひだを自分で左右に開き、ピンク色の粘膜を露わにしている美香の姿。充血したクリトリスがぷりんと飛び出し、尿道口のまわりは愛液でぬらぬらと光っている。画質は粗いが、その淫猥さは一年経ってもまったく色褪せていなかった。

美香は嗚咽しながら、こくんとうなずいた。

「……はい……これ、わたしです……アイツに、どうしても撮れって言われて……撮らないと、もっと恥ずかしいことをするって……」

「もっと恥ずかしいことって、なんだ。具体的に言え」

剛の指が、美香のスウェットの上から、彼女の股間をなぞる。布越しに伝わる熱と、かすかな湿り気。美香はびくんと腰を浮かせ、鼻にかかった喘ぎ声を漏らした。

「んっ……! あ、あの……お店の、カウンターで、お客さんの前で、スカートをまくれって……それで、パンツを渡せって……」

「お前は、それに従ったのか」

「……はい……もし逆らったら、剛に、全部バラすって……だから、あたし……」

その瞬間、剛の胸の奥で、一年間くすぶり続けた黒い感情が、どろりと溶け出して全身に広がった。彼は美香のスウェットの裾をまくり上げ、白い肌を露わにさせる。華奢な腰のくびれ、細い背中、そしてブラジャーに包まれた小ぶりな乳房。ブラを外すと、淡いピンクの乳首が、寒さと羞恥で硬く尖っていた。剛はその乳首を指の腹でくりくりと弄りながら、さらにメールをスクロールした。

「次はこれだ。寸止め調教の時の写真。お前、舌をこんなにだらしなく出して、涎を垂らして、イかせてくださいって懇願したんだろ」

四つん這いの裸の美香が、舌をべろりと出し、うつろな瞳でカメラを見つめている画像。背後からは和也の手が伸びて彼女の尻を叩き、赤い手形がついている。陰唇はぐっしょりと濡れ、膣口からは白濁した愛液がとろりと溢れ、肛門の窄まりがひくひくと蠢いていた。一年前にこの画像を見た時、剛は嫉妬と怒りで胃液がこみ上げる思いだった。しかし今、膝の間に座らせた美香の身体から立ちのぼる甘やかな匂い——スルメを甘くしたような、嗅ぐと頭がぼうっとするフェロモン——を肺いっぱいに吸い込みながら、この画像を見ると、別の感情がむくむくと頭をもたげてくる。支配欲だ。こいつがここまで堕ちたのなら、俺がさらに深く、もっと深く、アイツが届かなかった場所まで、この女を突き落としてやる——。

「美香、今からお前に、この時のことを全部、しゃべってもらう」

「え……?」

「アイツに何をされたか、どう感じたか、何を考えたか。そして、しゃべりながら、俺のここを舐めろ」

剛はスウェットの前を寛げ、硬く反り返ったペニスを取り出した。亀頭は真っ赤に充血し、先走りでぬらぬらと輝いている。美香は涙に濡れた瞳でそれを見つめ、かすかに首を振った。

「むり……剛、そんなの、できない……」

「できる。お前は俺の女だ。俺の言うことは絶対に聞け。一年前、約束しただろう」

剛の声は低く、しかし有無を言わせない圧力があった。美香はしばらく震えながら躊躇っていたが、やがて観念したように、ゆっくりと剛のペニスに手を伸ばし、小さな唇を開いて亀頭をくわえ込んだ。彼女の温かい口腔内が、じゅるりと陰茎に吸いつき、舌が尿道口をちろちろと舐め回す。

「んっ……はぁん……じゅる、ちゅぷっ……」

美香の口から漏れる水音と、彼女の喉の奥から込み上げる嗚咽が混ざり合う。剛は彼女の髪を掴み、腰をゆっくりと動かしながら、タブレットの画面を彼女の視界に入れ続けた。

「いいぞ。そのまましゃべれ。アイツにクリトリスを弄られた時のことだ」

「んぐっ……! あ、アイツは……じゅるっ……クリトリスを、指で、くりくりして……ちゅぷっ……気持ちよくなってきたら、急に、やめて……んんっ……それを、何度も、繰り返して……ちゅぷちゅぷ……」

美香は涙と唾液で顔中をぐしゃぐしゃに汚しながら、懸命に舌を動かし、和也の調教の詳細を言葉にしていく。唾液が泡立ち、ペニスの表面に白く絡みつき、彼女の唇の端からは涎が糸を引いて、剛の陰嚢に滴り落ちていた。

「それで……じゅるっ……お願い、イかせてくださいって……ちゅぷっ……泣いて頼んだのに……まだダメって……んぐっ……言われて……」

「お前のここ、どうなった」

「……んんっ……アソコが、ぎゅうぎゅうって、痙攣して……ちゅぷっ……なにも入ってないのに、ひくひくして……はぁん……もっと、もっと掻き回してほしくて……んっ……じゅるるっ……!」

美香のフェラチオは次第に激しさを増し、彼女の舌が陰茎の裏筋を這い回り、亀頭のくびれを執拗に舐め上げる。彼女の切れ長の瞳は、涙で潤みながらも、うっとりと蕩けた光を宿していた。和也の調教を思い出し、それを言葉にすることが、彼女自身の興奮を呼び覚ましているのだ。その証拠に、スウェットの股間部分には、じわりと湿った染みが広がり始めている。熟れた果実を連想させる甘やかな陰部の匂いが、むわりと部屋の空気を濃密に変えていった。

剛はその匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、彼女のアナルを指でなぞった。スウェット越しに、窄まりがひくひくと小さく蠢く感触が伝わる。

「ここは、アイツに舐めさせたのか」

美香は一瞬息を飲み、ペニスをくわえたまま、こくこくと首を横に振った。

「……んっ……! ちゅぷ……ちが、そこは……じゅる……まだ、だれにも……ちゅぷっ……!」

「じゃあ、俺が初めてだな」

剛は美香のスウェットと下着を一気に膝まで引き下ろした。露わになった白い尻の谷間に、薄紅色の肛門の窄まりが、恥ずかしそうにきゅうっと窄まっている。無毛ではないが薄く産毛が生えているばかりのそこは、触れられるだけでひくりと震え、まるで別の生き物のように独立した官能を宿していた。陰唇はすでに愛液でてらてらと濡れ光り、くちゅりと淫靡な音を立てている。膣口から溢れた粘液が会陰を伝い、肛門のまわりまでぬらぬらと糸を引いていた。

「綺麗な穴だ。初めてを俺に捧げろ」

剛の言葉に、美香はびくんと身体を震わせ、ペニスから口を離した。唾液の糸が亀頭と彼女の唇を繋いで、薄暗い部屋の中で銀色に光っている。

「こわい……剛、お願い……そこだけは……」

「お前がアイツにされたことを思えば、こんなのはまだ生温い。罰だと思って受け入れろ。それとも——まだ、アイツのことが忘れられないのか」

「ちがう……! そんなんじゃない……!」

美香は激しく首を振り、涙が飛び散った。彼女の茶色い瞳は、恐怖と、かすかな興奮と、そして剛への贖罪の念で揺れている。その視線を真っ向から受け止めながら、剛はゆっくりと彼女の身体をソファに押し倒し、四つん這いにさせた。白い尻が、恥辱に震えながら高く突き出される。肛門の窄まりは、ひくひくと小さく痙攣し、まるでこれから訪れる辱めを予感しているかのようだった。

剛はその窄まりに顔を近づけ、まずはじっくりと観察した。薄紅色の粘膜が、呼吸に合わせてわずかに開閉し、肛門小窩からはかすかに汗ばんだ匂いが立ちのぼっている。陰部の甘やかな匂いとは違う、もっと動物的で、生々しい、しかしそれゆえに剛の支配欲をかき立てる匂いだ。アイツはこの匂いを知らない。この穴がこんなにも無防備にひくつく様を、まだ誰も見たことがない。その優越感が、剛の胸の奥で熱く燃え上がった。

「自分で、ここを広げて見せろ」

剛の命令に、美香は泣きじゃくりながらも、両手を後ろに回し、自らの尻たぶを左右に割り開いた。肛門の窄まりが、さらに露わになり、ひだの一本一本までがはっきりと見える。小さなその穴が、恐怖と羞恥でひくひくと蠢き、薄紅色の粘膜がちらりと覗いては引っ込むのを繰り返している。

「……剛、お願い……こんなの、恥ずかしい……ゆるして……」

「赦さない。約束しただろう、俺の言うことは絶対に聞けと」

剛は低くそう宣言すると、ゆっくりと顔を近づけ、舌を伸ばして、その窄まりにそっと触れた。ぬるりとした舌の感触に、美香の腰が大きく跳ね上がり、彼女の口からは「ひゃんっ……!」と甲高い悲鳴が漏れる。陰唇からは愛液がぼたぼたと溢れ、ソファの布地に染みを作っていった。

くちゅっ——舌が肛門のひだを一本一本、丁寧に舐めほぐしていく。しょっぱいような、かすかに苦いような、複雑な味が口腔内に広がる。唾液でぬめる窄まりが、舌の動きに合わせてくぱくぱと開閉し、やがて舌先が少しだけ内部に入り込んだ瞬間、美香は「あああっ……!」と声にならない叫びをあげ、全身をぶるぶると震わせた。彼女の膣内がきゅうきゅうと痙攣し、愛液がぴゅっと飛沫をあげる。

「や……ああっ……! 剛の、舌が、中に……んんっ、あたしの、お尻の穴に……はぁん……!」

「気持ちいいか」

「わかんない……わかんないよぅ……! でも、なんか、あたし、おかしくなりそう……! はぁん……んっ! そこ、そんなに、舐められたら……ひゃんっ……!」

剛の舌は執拗に肛門を攻め続ける。窄まりはすっかり唾液でぬめり、舌がスムーズに内部に侵入できるようになっていた。舌先が肛門括約筋を押し広げ、ぬるぬると蠢く粘膜を味わうように舐め回す。生暖かい腸壁が、異物の侵入にぎゅうぎゅうと締めつき、その締まり具合が剛の舌に官能的な圧力として伝わってくる。

美香はもはや言葉にならない喘ぎ声をあげ続け、四つん這いの姿勢のまま、だらしなく涎を垂らし、潤んだ瞳を虚空に向けていた。彼女の陰唇はパンパンに充血し、クリトリスは痛いほどに赤く膨らんで、触れられてもいないのに尿道口ごとひくひくと痙攣している。膣内からは白濁した愛液がとめどなく溢れ、ソファの布地をぐっしょりと濡らしていた。

「はぁ……はぁ……剛……あたし、もう……おかしい……お尻、舐められてるのに、アソコが、こんなに、疼いて……んんっ……!」

「これが罰だ。そしてこれから、毎晩こうしてやる。お前がアイツにされたことを、毎晩思い出させて、そのたびに俺が、さらに深くお前を調教してやる」

剛の宣言に、美香は泣きじゃくりながら、しかしはっきりとうなずいた。

「はい……あたし、剛の言うこと、なんでも聞く……剛に、もっと、ぐちゃぐちゃにされたい……お願い……もっと、お尻、舐めて……!」

その言葉を聞いた瞬間、剛の胸の奥で、何かが音を立てて満たされるのを感じた。嫉妬も、怒りも、憎しみも、すべてがぐちゃぐちゃに混ざり合い、しかしそれらはもう、彼を苦しめるだけのものではない。これは支配だ。アイツが一年かけて美香に刻み込んだ淫らな記憶を、俺はこれから、さらに深い支配の記憶で塗り替えていく。

そしてその第一歩として、剛は再び彼女の肛門に舌を這わせ、ぬめる窄まりをじゅるじゅると音を立てて啜った。くちゅっ……くぷっ……ぐちゅぐちゅぷっ……湿った淫靡な水音が、雨の降りしきる部屋の中に、いつまでもいつまでも響き続けていた——。

第4章 アナル奉仕と音声送信による復讐の瞬間

第4章のシーン

第4章: アナル奉仕と音声送信による復讐の瞬間

剛が美香の肛門を舌で蹂躙し始めてから、すでに数夜が過ぎていた。あの雨の夜を皮切りに、毎晩のように繰り返されるその調教は、美香の身体を徐々に変えていった。最初は恐怖と羞恥で強張っていた窄まりが、剛の唾液にほぐされ、舌が侵入するたびにひくひくと小さく蠢き、愛液のようにじわりと腸液を滲ませるようになる。彼女の肛門はまるで第二の性器のように、剛の舌を求めてひくつき、くぱくぱと開閉するのだ。

そして七日目の夜。剛はついに、最終段階へと踏み出す決意を固めた。

十月の終わりの冷え込んだ晩、リビングの照明を落とした薄暗がりの中で、剛はソファに深く腰掛けていた。目の前の床には、スウェット姿の美香が正座している。彼女の切れ長の茶色い瞳は不安と期待に潤み、黒いストレートの長い髪が白い頬に影を落としていた。部屋着の上からでもわかる華奢な肩が、かすかに震えている。

剛はスマートフォンを手に取り、動画撮影モードを起動した。レンズが美香に向けられる。

「今夜は、お前が俺に奉仕する番だ。俺のここを、綺麗に舐めろ」

剛はスウェットの前を寛げると、すでに硬く反り返ったペニスを取り出した。真っ赤に充血した亀頭が先走りでぬらぬらと輝き、陰嚢はぎゅうっと持ち上がって熱く脈打っている。さらに腰を浮かせて、尻をわずかに突き出すようにした。

「違う。ここじゃない。俺の尻の穴だ」

美香は息を飲み、その場で硬直した。

「そんな……あたしが、剛の、お尻を……?」

「お前は俺に舐められて感じてたんだ。今夜は逆の番だ。俺が初めてをお前にやったんだから、お前も俺に初めてを捧げろ」

剛の声は静かだが、絶対の命令だった。美香の茶色い瞳が、恐怖と、それ以上の何か——背徳の快楽に目覚めつつある女の、濡れた輝きを宿す。彼女はゆっくりと四つん這いになり、剛の開いた脚の間に顔を近づけた。

「どうすれば……いいの……?」

「自分がされたことを思い出せ。舌を伸ばして、窄まりをほぐすんだ」

美香は震える指で剛の臀部に触れ、恐る恐るといった様子で尻たぶを左右に割り開いた。現れたのは、薄暗がりの中でもはっきりとわかる、薄茶色に窄まった肛門だ。男の窄まりは女のそれよりも硬そうに見えたが、ひだは細かく刻まれ、羞恥にひくひくと小さく蠢いている。

「はぁ……剛の、ここ……あたし、ほんとに舐めるの……?」

「舐めるんだ。俺がお前にしたように、ちゃんと舌を使え」

美香はぎゅっと目を閉じ、意を決したように顔を近づけた。彼女の小さな舌が、ぬるりと伸ばされ、剛の肛門にそっと触れる。

ぬるっ——。

その瞬間、剛の腰がびくんと跳ね上がった。自分の窄まりを女に舐められるという背徳と、舌のしっとりとした感触が、脳天を突き抜けるような快感を生む。美香の舌は恐る恐る、肛門のひだを一本一本なぞるように舐め始めた。ぬるぬるとした唾液が窄まりに塗り込められ、ひだの一本一本がしっとりと濡れ光っていく。くちゅっ……ちゅぷっ……ぴちゃぴちゃ……。

「んっ……! すご……剛のここ、ひくひくしてる……温かい……」

「黙って舐めろ。もっと奥まで舌を入れろ」

「ふぁ……はい……」

美香の舌先が、窄まりの中心をぐいっと押し広げる。ぬめる粘膜が異物の侵入を拒むようにぎゅうっと締まるが、彼女は構わずにぐいぐいと舌を沈み込ませていった。くぷっ……くちゅくちゅ……じゅるるっ……!

剛は自分の腸壁が、女の生暖かい舌で掻き回される感覚に、声を押し殺した。ペニスは痛いほどに硬直し、亀頭からは先走りが糸を引いて、美香の髪に滴り落ちている。何よりも、自分の窄まりを舐める美香の痴態が、スマートフォンの画面に克明に記録されていくことに、支配欲と興奮が極限まで高まった。

「……お前の舌、中で動いてるぞ。気持ちいいか」

「んん……わかんない……でも、剛が感じてるのが伝わって……あたし、なんか、すごく……濡れてきちゃった……」

美香は舌を動かしながら、自分の股間をもじもじと擦り合わせる。スウェットの股布には、すでにじっとりとした湿り染みが広がり、そこから立ちのぼる甘やかな匂い——スルメを甘くしたようなフェロモンが、部屋の空気を濃密に変えていった。

剛はその匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、さらに腰を突き出した。

「もっと深く。それから、舐めながら俺のここも扱け」

「んぐっ……はい……じゅるる……ちゅぷっ……こう……?」

美香の右手が、恐る恐ると剛のペニスに触れる。細く白い指が、熱く脈打つ陰茎に絡みつき、亀頭のくびれをくりくりと弄りながら、尿道口から溢れる先走りを指の腹でぬりぬりと塗り広げた。ぐちゅぐちゅ……じゅぽじゅぽ……。

同時に彼女の舌は、なおも執拗に肛門を攻め続ける。窄まりはすっかり唾液でぬめり、舌がスムーズに内部に侵入できるようになっていた。腸壁が舌の動きに合わせてぎゅうぎゅうと締まり、その締まり具合が剛のペニスにまで連動して、さらなる快感を生む。

「んっ……! 美香……お前、上手くなったな……」

「剛に教えてもらったから……あたし、剛のためなら、なんでもできるようになりたい……んんっ……じゅるるっ……ちゅぷっ……」

美香の声は涙と唾液でぐしゃぐしゃに濡れ、しかしその口調には、従順さを超えた、ある種の献身が滲んでいた。彼女はもう、ただの罰としてこれを受けているのではない。剛に奉仕することで、自分自身の罪を贖い、愛情を示そうとしているのだ。

剛はその変化を敏感に感じ取りながら、スマートフォンの録画ボタンを長押しした。これまでの一部始終が、高画質の動画として保存されていく。

「今からお前に質問する。正直に答えろ」

剛は美香の髪を掴み、彼女の顔を窄まりから引き離した。唾液の糸が肛門と彼女の唇を繋ぎ、薄暗い部屋の中で銀色に光っている。美香の顔は涙と鼻水と唾液でぐしゃぐしゃに汚れ、切れ長の瞳はうっとりと蕩け、唇の端からは涎がだらだらと垂れ落ちていた。

「俺と、アイツ——和也って男と、どっちが気持ちいい」

美香は一瞬息を飲み、潤んだ瞳で剛を見上げた。その視線の奥で、罪悪感と、かすかな躊躇と、そして何よりも強い剛への愛着が揺れている。

「……剛のほうが、気持ちいいに決まってる……!」

「なぜだ。どこが違う。ちゃんと言え」

「だって……剛のチンポのほうが、アイツよりずっと大きいし……それに……剛は、あたしのこと、ほんとに大事にしてくれる……ただ痛めつけるだけのアイツと、全然違う……剛のが、ずっと気持ちいいよ……!」

美香は泣きじゃくりながら、しかしはっきりと言葉を紡いだ。その声は震えながらも、偽りのない真情が込められている。剛は彼女の答えを、動画と同時に、音声レコーダーにもしっかりと録音していた。

「よし。その言葉、アイツに聞かせてやる」

剛は美香の髪から手を離し、録音を停止した。そしてその音声ファイルを、和也のメールアドレスに添付して、新規メッセージを作成する。本文には、ただ一言だけを打ち込んだ。

『お前が調教した女が、こう言ってるよ』

送信ボタンを押す。スマートフォンの画面に「送信完了」の文字が無機質に表示された。

その夜、剛は美香をベッドに押し倒し、彼女のアナル奉仕の続きを求めながら、自分のペニスを彼女の膣内に深く沈み込ませた。ぐぽっ……ぐちゅぐちゅぐちゅ……! 結合部からは淫靡な水音が響き、彼女の膣襞がぎゅうぎゅうと陰茎を締めつける。肛門の窄まりは触れられてもいないのにひくひくと蠢き、今しがた自分が舐めたばかりの剛の窄まりを思い出しているかのようだった。

「はぁん……! 剛、すごい……奥まで、ずぶずぶって……んんっ……!」

「お前のここ、俺のチンポ、覚え込ませてやる。誰がお前を本当に気持ちよくできるか、身体に教え込んでやる」

「はい……! あたし、剛のでしかイけない身体にして……! お願い、もっとめちゃくちゃにして……! はぁあん……っ!」

美香は脚を剛の腰に絡みつかせ、自分から腰を打ちつけてきた。彼女の膣内がきゅうきゅうと痙攣し、愛液が泡立ちながら溢れ出る。熟れた果実の匂いがむわりと立ちのぼり、部屋の空気を淫蕩に染めていった。

剛は腰を打ちつけながら、再びスマートフォンを手に取った。今度は、美香が自分のアナルを舐める動画を、送信する番だ。動画ファイルを添付し、本文にはまた一言。

『彼女、最近こっちの味も覚えたよ。お前には見せたことない顔だろ』

送信。剛の胸の奥で、どす黒い優越感がどろりと広がっていく。

翌日も、その翌日も、剛は美香のアナル舐め動画や、自分のペニスを崇めるように舐めしゃぶるフェラチオの動画を、和也に送り続けた。美香が涙と唾液で顔をぐしゃぐしゃにしながら、剛の陰茎を喉奥まで咥え込む姿。彼女の舌が肛門をじゅるじゅると啜る音。そして必ず添えられる、美香の声——「剛のが大きい」「剛のが気持ちいい」「剛にしかイけない」。

五日目の夜、最後の動画を送信した後、剛は美香の裸身を抱きしめながらスマートフォンを置いた。十月の冷たい雨が、再び窓を叩いている。

「……アイツ、もう返事してこないな」

剛の呟きに、美香は彼の胸に顔を埋めたまま、か細い声で応えた。

「……剛が、ほんとの意味で、あたしを取り戻してくれたから……もう、怖くないよ」

「取り戻しただけじゃない。お前は、俺のものだ。誰にも渡さない」

「うん……あたし、剛のもの……剛のためなら、なんだってできる……」

美香はそう囁くと、剛の胸に顔をすり寄せ、彼の肌の匂いを深く吸い込んだ。その従順な姿に、剛のペニスは再び硬く反り返り、彼女の太腿に押し付けられる。復讐はまだ続いている。いや、復讐は終わったのかもしれない。けれど剛の支配欲は、彼女を愛すれば愛するほど、ますます深く燃え上がっていくのだった。

そして一週間後——ついに、和也からのメールはぱったりと途絶えた。スマートフォンにはもう、嫌がらせの文章も、卑猥な画像も届かない。液晶画面に表示されるのは、仕事の連絡と、友人からの他愛ないメッセージだけ。

剛は静かな部屋の中で、スマートフォンを置き、美香の髪を撫でた。彼女はソファの隣で、まるで子猫のように身体を丸めて眠っている。その寝顔は上戸彩を冷たくしたような美しさを保ちながらも、どこかあどけなさと、深い安堵をたたえていた。

「……勝ったんだな、俺は」

剛は呟き、小さく笑った。しかし胸の奥では、消えない嫉妬の余熱が、まだくすぶっている。美香が他の男に抱かれたという事実——その興奮が、彼のペニスを硬くさせ、支配欲を再び燃え上がらせる。

彼は眠る美香のスウェットに手を忍び込ませ、まだ湿り気の残る陰唇にそっと触れた。くちゅり——濡れた音が静寂に響く。復讐は終わった。けれど、彼女を支配し尽くしたいという欲望は、決して終わることがない。

窓の外では、十月の冷たい雨が夜の街を濡らし続けていた。

第5章 完全なる勝利と、消えない嫉妬の余熱

第5章のシーン

キッチンの戸口から覗く美香の声に、剛は我に返った。彼女の白い喉がひくりと動き、リビングの薄闇を背負った輪郭が、所在なげに揺れている。先ほどまでソファに腰掛けてスマートフォンを握りしめていたらしい。いつの間にか指先に汗が滲んでいて、ローテーブルのガラス面に、端末を置いた場所だけ体温でくもりが残っていた。

「仕事なら明日でいい。今は、お前のその顔を見てた」

剛は身体ごと振り向かずに、手だけで美香を招いた。淡いグレーのスウェットが、彼女の呼吸に合わせてふわりと持ち上がり、くびれから腰へ落ちる線が、部屋着越しにまざまざと浮かび上がっている。今日も携帯ショップの制服の下に、汗を閉じ込めて帰ってきたのか。脱ぎたての下着を洗濯機へ隠すように畳む、あの秘密めいた手つきを思い出し、剛の脇腹が熱くなった。

「……膝に、乗っていいの」

「お前がそうしたいなら」

剛の言葉が終わるか終わらないかのうちに、美香はペタペタと裸足で近づき、剛の左ももへ浅く腰を下ろした。スウェットの布地が、剛の太ももに触れる。湿気を含んだ布の冷たさと、その奥から滲む体温の二重が、じんと皮膚を刺激する。美香は髪を耳へかけることもせず、俯いたまま、剛の首と肩がつくる影へ額を擦り寄せた。黒髪の間から覗く耳が、うす暗い中にも透けるように白い。そこへ鼻先を近づけると、制汗シートの青い匂いの残り香の下から、少し焦げたような、それでいて舌先が覚える甘さに似た体臭が届く。

「どこまで、聞こえてた」

「帝大の……大学病院の、予約確認、それと、区役所のメール。あとはニュース。ぜんぶ、うっすら」

「そうか」

剛は美香の顎を軽く持ち上げた。指に触れる骨の細さが、くすぐったいほど現実的だ。彼女は目を閉じかけ、薄い唇の内側を小さく舐めた。唇の割れ目に唾液が一筋、光を拾って消える。あの忌まわしい電話番号からの着信も、メールの類いも、十日を過ぎてぱたりと止んだ。その事実を確かめるたび、胸の内側で疼くのは、安堵よりも、血の巡りに似たじわじわとした気持ちの悪い充足だった。ふと目をやったローテーブルの上で、黒い液晶は息を詰めたように沈黙している。何の通知も届いていないことだけが、画面の中の時刻とともにそこにあった。

「メール、もう来ない……?」

美香は剛の裾を指で摘まみながら訊いた。声は湿り、しかし以前のような哀れみ一色ではない。彼女は答えを求めているのではなく、剛の言い方を味わいたがっている。そう思わせるだけの色気が、目尻の影にあった。

「十日来ないなら、もう十分だ。あの男が俺を舐めてたのは事実だが、お前ごと音声を突きつけられて、指を咥えて沈黙した。それが答えだろ」

「……あたしが、もっと、早くああ言ってれば、って思う」

「どの『ああ』だ」

「っ……聴きたくて言わせてる」

美香は頬に血を昇らせ、けれど逃げようとはしなかった。柔らかい耳たぶがほんのり桜色に火が入り、ミルクみたいな白い首の線にまで色が滲んでいく。剛は彼女の肩を押さえ、スウェットの上から腕をたどった。肘の骨、二の腕のふっくらした筋肉、脇のくぼみ。汗ばむ手のひらで握るには余りある細さだ。その脆さに、庇護欲とは別種の、爪を立てたくなる感情が混ざる。

「お前の口で、全部言え。あの男の名前を、俺の前で出して、何が違うかを比べろ」

「……そんなの、比べなくたって」

「比べろと言ってる」

美香は剛の胸に片手を添え、下唇を噛んだ。噛んだ場所が白から紅へ変わっていくのを、剛はまばたきもせず眺める。出勤時に巻いていたであろう薄い香水は消えかかって、首筋には石鹸の残り香が根のように残っている。かすかに移る唾液の熱が、彼女の呼吸を甘く湿らせている気がした。

「あ、あの人は……さわるとこ、ぜんぶ、命令の手つきだった。あたしを喘がせるための順番が決まってる、みたいな。剛は……剛だけは、あたしが目を背けても、指、待っててくれる。恥ずかしいとこ見られてるのに、置いてかない。そのくせ、やめるつもりはぜったいない顔してる」

「それがどうした」

「それが、いい」

美香は糸が切れたみたいに剛の肩へ顔を落とし、鼻先をシャツの胸元へ押し当てた。彼女の後頭部を押さえると、しっとり熱を持った髪が剛の指に絡まる。日の終わりの汗の匂いが、そこからむわりと立った。女の体臭だと意識するより先に、脳の奥が痺れる、嗅ぎ続けたいと思わせる香りが、鼻の穴を通って喉の奥に溜まる。

「……舐めて言え」

「ぇ……どこ」

「俺がこの十日、朝も夜も何を我慢してたか、お前なら分かるだろ」

美香のまぶたが揺れ、茶色い瞳が剛の股間に吸い寄せられていく。スウェットの腿布が素肌と擦れる衣擦れの音が、静かな部屋にやけに艶めいて響いた。彼女は剛の前にしゃがみこみ、床へ両膝をつく。グレーのスウェットが背中でつっぱり、小ぶりな尻のふくらみを柔く描き出す。白い指が剛の腰の紐へ伸び、ほどこうと迷ったまま、熱い吐息だけを布地に吹きかけた。

「剛の、ここ……硬くなってる。布の上からでも、先っぽが、ぬれてるの分かるよ」

「お前のせいだ。脱がせるときまでに、俺が終わるなよ」

「ん……ぇへへ……剛、焦れてる顔、かわい」

美香が指を引くと、スウェットの紐が解けて、硬く持ち上がった陰茎が外気に突き出る。暗がりの中でも、亀頭は浅黒い熱をまとっててらめき、鈴口の先から薄く糸を曳いていた。美香は顎を上げ、まるで教会で跪くみたいな神妙な面持ちで、その火照りを両頬に挟んだ。ひりつくような熱、じっとりした先走りが彼女の肌へ字を書きつつ落ちて、唇へ触れるか触れないかで留まる。

「……剛の、匂いがする。今日は、このまま嗅いでるだけで、あたし、下が重い」

「嗅ぐだけのつもりか」

「ちが……するよ。したい。あたしのここで、剛の味、確かめさせて」

そう言うが早いか、美香はぱくんと亀頭を口に含んだ。熱い。粘膜の温度が、比喩なしに燃える。口蓋と舌がぬるつき、唾液がぼたぼたと陰茎を伝って陰嚢の皺へ流れ込む。じゅるる、くちゅっ、ぬぷ。音を立てることを恥じるそぶりもなく、彼女は喉を開こうと背筋を反らした。首の裏から背骨へ、ときおりの痙攣が走り、唾液が彼女の唇から糸になって床へ落ちる。

「……んっ、ふ……じゅるる……んあ……剛の、口のなかいっぱ……い、ぁ……くるし……んん」

「立てるようになったな。あの男に仕込まれたんだろ。だったら、もっと見せろ」

「んん……っ、ひ……ぢゅぽっ……は、んまり……じゅるるる……」

美香は涙を浮かべて剛を見上げた。切れ長の瞳が濡れて、睫が束になる。失敗を恥じるように首を振り、しかし剛を咥える深さは弱まらない。舌が亀頭の裏を這い、唇が皮を押し戻し、口の中で肉がぬめる音ばかりが頭に響く。剛は彼女の髪を掴み、腰をわずかに浮かせた。反射的に咽せる美香の喉奥のひくつきが、亀頭に吸盤みたいにしゃぶりつく。

「ああ……そうだ。俺のものを、ちゃんと味わえ。お前の舌が覚えた男から、今度は何を教わる気だ」

「ちが、う……あたしは、こうしたいから、してる……ぢゅる……んん、剛に、よろこんでほしい……から、ぁ……ん、ふ……!」

剛は美香の髪から手を離し、ソファの背へ深く凭れた。天井の明かりは落としたまま、窓の外から差す街灯が、薄いオレンジ色の帯を美香の背中へ斜めに渡している。彼女の肩甲骨が、汗の皮膜に覆われて光る。スウェットが腰のあたりで丸まり、下着の白いラインが片側だけ脇腹へ持ち上がっているのが見えた。

「……もう止めろ。馬乗りになれ」

美香が顔を上げると、顎から唾液が二本、三本と垂れて、床と陰毛のあいだへ橋をかける。その汚れが逆に彼女を美しく見せた。だらしなく濡れた口元、薄開きの唇、崩れた前髪。どれもが、男なら誰もが知りたくなる類の秘密めいた淫靡さを放っている。スウェットの下に隠れた、下腹の産毛まで想像できた。

「ね、剛……脱がして。あたし、もう、スウェットの中、ぐちゃぐちゃ。お尻まで、ぬれて、歩くときれいにひっつくの」

「見せろ。お前が今どんな格好で、俺にねだるのか、自分で見せろ」

美香は立ち上がらず、床に膝をついたまま、腰をくねらせてスウェットを脱ぎ捨てた。淡いグレーの布は汗に吸いついて、むき出しの乳房がぶるりと震える。小ぶりな胸の頂きの乳首は、暗がりでもわかるほど尖って固く、薄紅色がジンジャーのように燃えていた。下着を下ろすとき、腰のゴムが陰毛をくしゃりと鳴らす。白い肌に、くっきりと締まった腰、細い脚、太ももの内側には伝う愛液がすじを描いて光っている。

彼女はよたよたと剛の膝の上に跨り、ぬめる陰部を剛の腹へぐちゅりと押し当てた。触れただけで水が溢れ、剛の下腹部を汚していく。ぬちゃ、ぬちゅ。摩擦の音が、二人の間から小動物のようにわいている。美香は剛の首へ縋り、きゅうと眉根を寄せ、震えながら股間を押しつけた。クリトリスが剛の腹筋の溝をなぞる。彼女は声を殺そうとして失敗し、鼻から高い息を何度も漏らした。

「あ、あ……剛のおなか、かたい……クリ、あたってる、とけない、きもちい、ひゃぁ……」

「そのまま腰で這い回れ。お前の汁で、俺の腹を洗うつもりでやれ」

「ぁ……んん、ごめ、よごし、ちゃ……あ、でも、も、とけ……っ」

美香は前のめりに倒れ、乳房を潰して剛の胸へ縋りつく。乳首が剛のシャツを通してもわかるほど固く、汗で張りつく肌が、互いの脈を直に伝え合う。彼女の膣は剛の腹の上で滑り、愛液が粘膜ごと裏返りそうな音を立てる。腰が浮くたび、膣口がぱかっと開くのが、腹に触れる温度の変化でわかった。ちゅぷ、ぬちゅっ、ぐちゃ。淫靡な音が絶え間なく、まるで別の生き物が二人の下で鳴いているようだった。

「剛、あたしだけで、あたしだけ、いっちゃいそ……あ、ん、あっ! そんな、見ないで、あたしの、おまんこ、君に見られてる、あたし……ああっ……!」

「逝け。お前が腰を振って、自分だけで逝く顔を、俺はずっと見ててやる」

「やだ……あっ、でも、や、いく……あっ、あああ、いく、剛、あたし、もう、もうだめ、あたまはしる、電気、あたまのうしろ、びりびりする、あ……っ!」

美香の全身が硬直し、爪が剛の首の後ろへ食い込む。彼女の内ももが痙攣し、膣口から溢れた蜜が腹筋を伝い、剛の陰茎の根元まで生温く流れ落ちた。挿入していないまま絶頂した女の、空を掴む腰つき。腰を勝手に跳ねさせて、何度も何度も剛の腹を濡らしていく。その動きに合わせて、彼女の肛門の窄まりがひくひくと伸縮するのが陰嚢の側で見えた。触れられぬ場所が、呼吸をしている。

「……まだ、逝ったのか。俺は許してないぞ」

「ん……あ……ごめん……でも、剛、おねがい。あたし、もう、自分じゃなくて、剛の、剛のおちんちんじゃないと、いけないの。これ、入れて……んん、ほら、ここ……あたしのおまんこ、ぱくぱく、いって、る……」

美香は自分の指で陰唇を左右に割り開いた。褐色がかった薄紅の花弁が、湿った音を鳴らして咲き切る。膣口からはぷくりと泡立つ粘液があふれ、ぶるぶると小刻みに震えて剛を待っている。尿道口には美香の指の油か汗が光り、クリトリスは包皮を破って出たばかりの果実のようにつやめいていた。空気の動きだけで、彼女はひぅっと腰を引く。それでも、自ら剛の腰の上で誘う淫靡な姿を、泣き濡れの瞳でじっと演じている。

「……自分から押しつけろ。俺の先端に、お前の一番欲しい場所を当てて、焦らすな」

「ん……っ、ここ……剛の、おちんぽのさき、クリにあたって、る……んん、あつい、やわらかいのに、先っぽとぅっても硬くて……あっ……はぁう……」

美香は両手の指で陰唇をさらに開き、半ば腰で押し込むように亀頭へ自分の柔肉を擦りつけた。ぬぷっ、と鈴口が膣口へ呑まれ、剛の腰が浮く。ふたりのあいだを繋ぐ音。どちらのものともつかぬ蜜が、結合部でぬらぬらと滴り、美香の太ももを、剛の玉を、一緒くたに濡らしていく。彼女が浅すぎる挿入に耐えかねて、ゆっくり腰を落とす。ずぶぶぶ——。狭窄の肉筒が、剛の陰茎を根元まで吸引した。

「あぁ……剛のが、なかに、まっすぐ、きて……おく、まできて……んん、おまた、裂けちゃいそうなのに、ぬるぬるして、あたし、へ、へ……うっ、はぁ、ん……!」

「……っ、狭い。まだ、お前の中は、俺が覚えてたまんまだな。……自分で腰を回せ」

「ん、んん……っ、ぐ、んぁ……こう、かな……あ、剛の、かたち、なかで、すごい……でこぼこ、わかる、んん……あたしの中、剛のいちばん奥まで、ああ、はぁん、あっ……」

美香の腰が、たん、たん、たんと律動を刻み始める。しなやかな腰骨が、男の上で水槽の魚みたいにうねり、結合部は泡立った愛液で白濁する。動くたび溢れる汁が、剛の恥骨をぬちゃぬちゃに濡らした。彼女の薄い陰毛、のどこ、汗の滴る胸の谷間、目尻に浮かぶ涙。剛は彼女の頬を掴み、舌を差し込んだ。美香は抵抗もせず剛の舌を吸い、唾液ともども咽せ返った。鼻と鼻がぶつかり、息が混じる。口の端から垂れる涎まで、剛は皮膚で感じていた。

「……ッ、お前、自分で動きながら、キスのねだり方まで覚えたのか」

「ちが、う、ん……剛が、ちゅうしてくれないから……あたし、悲しく、て……んん……」

「どの口が」

「ひ、ゃ……だめ、急に、奥、突いちゃ……ああっ! ん、んんっ! 剛、だめ、あたし、すぐ……すぐ、また、いっちゃ、う……あっ、あっ!」

「逝けよ。俺の中で、一番素直な顔を見せろ」

「みて……あたしの、いやらしいかお……ほんとに、みてても、ゆるしてね……ひ、ぁ、あ、い、く……あ、ああっ、また、いく、いく、おまんこのなか、びくびくして、剛のおちんぽ、しぼっちゃう、あ……っ!」

美香がのけぞった。仰向けに傾いだ背に、窓の外から入る街灯の光が落ちて、汗ばんだ乳の頂きと、くびれた腹、そして結合部だけがはっきり浮かぶ。彼女の膣は剛の陰茎を根元で締めあげ、熱い粘液がどっと溢れて敷布のないソファへ染みていった。中の肉襞が生き物じみて動く。ぬるぬると熱い、夏の池にいるような官能の水のなかを、剛の亀頭が溺れていく。

美香の絶頂の余韻が続くなか、剛は自らの腰を深く突き入れた。美香は悲鳴を上げ、しかし逃げるどころか剛の肩へしがみつく。彼女の中で、さらに奥、小さく開いた子宮口に亀頭が当たる。ぬちゃ、ぐちゅん、ずぶん。粘液を搾る音が、湿気たクッションから漏れる。そのたび美香の唇からは、言葉にならない泣き声とともに、あう、ひ、うぐ、という息が洩れる。

「お前のここは、俺の形を覚えた。なら、今度は心まで覚えさせてやる。……美香、お前は誰の女だ」

「ごう、の……ごうの、女……あ、んん、おまんこも、おしりも、おくちも、ぜんぶ、剛だけの、ためにあるの……んぁ、また、くる、あ、ひぃ……!」

「……そうだ。忘れさせる気はない。忘れる必要もない。あの男に触られた場所ごと、俺が取り換えてやる」

「んあっ、それ、や、あ、あっ、しゃべって、剛、ずる、い……んんっ!」

剛は彼女の身体を抱きすくめ、胸の尖端を口に含んだ。乳首を舌先で刺し、吸い上げ、火を含んだ肉粒を唇でしごく。軽い苦みを含んだ汗の味。噛めば、まるでよく熟した果実の皮のように薄く締まった乳輪が、口腔の中で震えた。美香は剛の首へ両腕を縛りつけ、乳首を深くしゃぶられるたび、下腹を痙攣させ、膣の入り口で陰茎をむしゃぶり続ける。

剛を狂わせるのは、結局のところ、この女の弱さと素直さだった。誰に触られても、どこを曝け出させられても、最後には剛を選ぶ。選ばされたわけでもなく、自分の意思で、この肉体のだらしのなさごと剛の掌へ落ちてくる。その献身の奥が、もしかするとあの男なりに引き出したものかもしれないと思うと、剛の怒りはなお熱を帯びて陰茎を硬くさせた。誰が開いたか分からない道を、いま剛が通っている。その屈辱と倒錯を、彼女の中へ注ぎ込みたい。吐き出したい。血が頭の裏で沸騰し、睾丸が重く膨れる。

「……舐めろ。まだ足りない。俺のを抜いたら、お前が締め出した汁ごと、綺麗にしろ」

剛が引き抜くと、結合部からびゅるりと泡立った愛液が溢れ、美香の太ももの内側を白く伝った。彼女はその場に崩れ落ちるように座りこみ、陰茎を支え起こして、そっと舌を当てる。じゅるるっ。自分の匂いの染みた雄肉を、お掃除するみたいに丁寧に舐めしゃぶる。目を閉じ、鼻を鳴らし、時おり亀頭の先へ吸いつく。ちゅ、くちゅ、ねろ。剛がその頭を押すと、美香は咽せながらも逆らわず、舌を裏筋から根元の陰毛まで這わせてくる。

「……おまえ、ご飯にする? あたしが作るよ」

唐突な、まるで新婚みたいなあどけない声が、唾液まみれの口から出た。ちゅぷ、と音を立てて唇を上げ、美香はとろんとした目で剛を見上げる。股間から続く愛液を拭おうともせず、汗ばんだ肢体は、子猫を抱いた後のように所在ない。剛は苦笑が漏れて、彼女の乱れた前髪をかき上げた。

「……後で作り置きを出せ。今は、まだ寝かせるな」

「……え、まだ、剛、おっきい……え、あの、おちんちん、まだ、さっきより熱い、よ」

「当然だろ。何日溜めてたと思ってる」

美香が喉を鳴らして笑った。その声が、窓を打つ十一月の雨音のあいだへ、ぽちゃんと波紋みたいに溶けていく。剛は彼女の肩をふわりと押し、ソファへ肘をつかせた。真横から入る街灯の光が、下腹を滑った淫液と、うっすら息づく太ももの肌理を、濡れた魚の鱗みたいにきらめかせる。

窓の外では、静かな雨が街を濡らしていた。雨滴がガラスを流れて、薄暗いリビングへ幽かな光の筋を映しこむ。汗ばんだ二人の身体には、どこか海の匂いがしていた。逡巡もない放恣の、そして微かな哀しみを孕んだ匂いが。復讐は終わった。それでも、美香が一度でも他人の許で喘がされた記憶だけは、雨水が窓を洗っても流れない。

剛はふと、ローテーブルへ目をやった。置きっぱなしだったスマートフォンを手繰り寄せ、沈黙した液晶を指で割って確かめる。和也からの新着は、やはり無かった。未読の数字も、通知の気配さえも浮かばない。静寂を映すだけの画面を裏返し、剛は美香の腰を掴み直した。窓ガラスの中で、雨の光が二度、三度と稲妻のように渡る。室内に響くのは、夜の雨と、獣めいた水音と、二人の途切れない息だけだった。彼女を支配したい欲望は、いつまでも終わらない。それを無理に終わらせる必要も、もうどこにも無いのだと、静かな雨音が、いやに穏やかに胸の奥へ沁みてくるようだった。

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読み終えたあとの余韻に。

OVA 夏妻 #2 を FANZA で見る →
登場人物
  • 剛 つよし ごう
    男性 ・ 28

    外見: 黒髪短髪、ダークブラウンの瞳、身長183cmの高身長で筋肉質。服装: スーツスタイルが多く、休日はシンプルなカジュアル。大手商社勤務のエリートでプライドが高いが、美香への執着と愛情が強い。浮気発覚後は嫉妬と怒りに苦しみ、やがて支配欲に覚醒する。

  • 美香 みか よしだ
    女性 ・ 24

    外見: 長い黒髪ストレート、切れ長の茶色い瞳、身長154cmの小柄で華奢、色白で肌がきめ細かい。服装: 携帯会社のオフィスカジュアル、休日は清楚なワンピース。上戸彩を冷たくしたようなクールな美貌の持ち主だが、性格は優しく従順で押しに弱い。浮気相手に調教された過去を持つ。

  • 和也 かずや たかはし
    男性 ・ 32

    外見: 茶髪でやや長めの髪をオールバック気味に流し、鋭い目つきの黒い瞳、身長178cmの中肉中背。服装: 中小企業の営業スーツ、やや派手なネクタイ。バツイチでドSな性格。美香を5ヶ月間調教し、剛に嫌がらせメールを送り続けるが、内心では剛へのコンプレックスを抱える。

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