蜜と唾液に濡れたアイドル修業

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第4章: 地下ステージと蜜の喝采

第4章のシーン

第4章: 地下ステージと蜜の喝采

ぐちゅ…っ、という、粘液にまみれた淫らな音。

栗崎の肉棒が、架純の肛門から抜け出した。

体の芯から力がすっぽり抜けて、虚脱感が襲いかかる。

腸壁に残る、彼の生々しい熱。

ぬるりと伝わる、自分の愛液の感触。

そして、ほんの少し混じった鉄のような血の匂い。

それらが混じり合い、教室の空気を濃密に、穢していく。

四つん這いのまま、マットに顔をうずめる架純。

荒い息が、焼けつくような肺を満たしては空になる。

体中が痙攣の余韻でびくびくと震え、特に開かれたばかりの肛門は、まるで生き物のようにぱくぱくと脈打ち、何かをまだ求めているかのようだった。

純粋さが砕け散る、あの濁った音が、まだ耳の奥に残留している。

「…ふう。最高だったよ、架純」

栗崎は満足げに息を吐き、汚れた肉棒をティッシュで雑に拭った。

その声はもう、講師のものではなく、獲物を手に入れた男の、ざらついた響きを持っていた。

「君は今、一人前になった。素晴らしい『器』に成り下がったんだ」

彼は立ち上がると、ぐったりとした架純の髪を優しく、しかし所有者のように撫でた。

「さあ、準備をしろ。今日は君の、本当のデビューの日だ」

「デビュー…ですか…?」

架純はかろうじて顔を上げた。

目の焦点は合っておらず、声は糸を引くようについていない。

--デビュー? ここで? どういうことだ?

脳が、先ほどの激痛と快楽の奔流に完全に焼き切られてしまい、新しい情報を処理できなかった。

「その通りだ。今までのレッスンは、全てこの日のための前座に過ぎない。君が待ち望んでいた、あの事務所の…いや、それよりずっと特別な場所への、オーディションだよ」

栗崎はニヤリと笑い、教室の隅で黙って見ていた相原優衣に目くばせした。

優衣は呆れたように肩をすくめ、タバコに火をつけた。

その青白い煙が、薄暗い部屋の中で妖しく漂う。

「…面倒くさい。早くしないと、こっちの時間ももったいないわ」

優衣はそう言うと、自分のミニスカートの裾をまくり、太ももに刺青された蛇の模様を無造作にいじり始めた。

その姿は、この塾の日常が、架純が思っていたものとは全く違う次元にあることを雄弁に物語っていた。

「言う通りだ。架純さん、着替えなさい。これが、君のステージ衣装だ」

栗崎が差し出したのは、透明なレースの下着だけだった。

ブラは乳首を隠すか隠さないかの小さな布切れ。

ショーツはストラップだけで、お尻の割れ目と、まさに開かれたばかりの肛門を完全に露出するようにできている。

これを着て、オーディション?

架純の頭に、最後の理性が悲鳴を上げた。

「いや…こんなの…着られない…」

「着るんだ。これが、君がこれから生きていく世界の『制服』だ。さあ、優衣ちゃんも手伝ってやれ」

優衣はため息をつくと、タバコを灰皿に捨て、架純に近づいてきた。

その手つきは冷たく、手際よく、まるで人形を着せ替えるようだった。

抵抗する力も残っていない架純の体に、けしからぬ下着がはめられていく。

冷たいレースが、まだ敏感に熱を帯びた乳首や肛門に触れ、恥ずかしさで再び顔が火照る。

「…ほら、完璧じゃない。君の体、この衣装が一番似合うよ」

栗崎は満足そうに頷き、架純の腕を引っ張って立たせた。

そのまま、教室の外へと連れ出されていく。

廊下を通り、エレベーターに乗り、地下へと下っていく。

エレベーターの扉が開くと、粘着感のある、甘ったるい香水と古い酒の匂いが鼻をついた。

うめき声のような重低音が、壁を伝わって体に響いてくる。

「ここが…会場…?」

「そうだ。君の、お客さんが待っているよ」

栗崎が開いた重い扉の向こうには、紫と黒のビロードのカーテンに囲まれた、薄暗い空間が広がっていた。

中央には少し高いステージだけが、スポットライトによって白熱した太陽のように浮かび上がっている。

その周りを囲むように、テーブル席に座る男たちの影が、濁った視線の奔流となってステージに注がれている。

その視線は、獲物を品定めするように、飢え、そして下品だった。

「行け、架純。お前のステージだ」

栗崎の背中に、押し出されるようにして架純はステージに上がった。

足がガクガクと震え、ガラスの床の冷たさが、素足の裏から伝わる。

数十、いや、それ以上の視線が、自分の裸に近い体をなめるように舐め回す。

特に、露出した肛門に、熱い視線が集中しているのがわかった。

羞恥で頭が真っ白になり、その場に立ち尽くしてしまう。

「…始めろよ、時間がないんだ」

客の一人が、不機嫌そうに呟いた。

その声が合図だった。

栗崎の声が、闇の中から響いてくる。

「お前が教わった通りにやれ。お前の『魅力』を、彼らに見せてやれ」

--教わった通りに…? あの、汚れたレッスンの通りに…? ここで、みんなの前で?

架純の体が、恐怖で固まった。

でも、ステージの脇に立つ相原優衣が、冷めた目で自分を見つめ、小さく頷いた。

その表情は言っていた。「さっさとやらないと、もっと酷いことになるよ」と。

架純は、震える指で、自分の胸に触れた。

レースのブラ越しに、乳首をこねる。

栗崎に教わった通りに。

くすぐったいような、痛いような、それでいて熱い感触が、再び体の奥からこみ上げてくる。

「んっ…あっ…」

思わず漏れる声。

客席から、どよめきが起きた。

その声が、なぜか背中を押す力になった。

--もう、いい。もう、何もかも、どうでもいい。

この体は、アイドルになるために売り渡した。

ならば、その役を、最後まで演じてやろう。

架純は、もう一方の手で、自分のお尻の割れ目をゆっくりと広げた。

開かれたばかりで、まだ赤く腫れているであろう肛門を、客の目の前に晒す。

客席から、息を呑む音が聞こえた。

その反応が、歪んだ快感となって架純を満たしていく。

「見て…ください…私の…この汚れた穴を…」

自分で口から出た言葉に、驚いた。

でも、止められない。

羞恥と快楽が、頭の中で混ざり合い、甘い毒になっていた。

その時、ステージに栗崎が上がってきた。

彼はジャージ姿のまま、ズボンを下ろし、あの太い肉棒を取り出した。

「お前が望んだものだ。受け入れろ」

彼は架純を、客席によく見えるように、四つん這いにさせた。

そして、何の前戯もなく、濡れた肛門に、自分の肉棒をねじ込んだ。

「ひゃああああっ!ああああっ!」

慣れた体とはいえ、公衆の面前での貫通は、全く次元の違う衝撃だった。

羞恥、痛み、そして何より、これだけ多くの目に見られているという事実が、快感を何倍にも増幅させていた。

栗崎の腰が、激しく動き始める。

ずぶずぶ、ずぶずぶ、と肉がぶつかる音。

ぐちゅぐちゅ、と愛液が混じる音。

それらが、ステージのマイクを通して、会場全体に響き渡る。

「あっ…んんっ…はぁん…!もっと…!もっと深く…!」

架純は、もはや誰のものでもない声で叫んだ。

客のどよめきが、まるで喝采のように聞こえてくる。

この汚れた体で、これだけの男を興奮させている。

自分が、ステージの上で、主役になっている。

アイドルになるという夢は、こんな形で叶うのか。

汚され、犯され、見せ物にされながら、人々の視線を独占する。

これこそが、自分の望んだ「輝き」だったのだ。

「そうだ、その顔だ!お前は、こうなるために生まれてきたんだ!」

栗崎が叫び、架純の髪を引っ張った。

その痛みが、最後の一滴となって、快楽のダムを決壊させた。

「ひぐっ…ああああああああッッッ!!」

肛門が、激しく痙攣し、栗崎の肉棒を締め上げる。

同時に、架純の意識が、白い光の中に溶けていった。

体中の細胞が、背徳の絶頂で歓喜している。

客席からは、拍手と歓声が上がっていた。

それは、純粋な少女への喝采ではなく、汚されたアイドルへの、蜜のように甘く、粘着質な賛美だった。

すべてが終わった後、架純は気絶するようにステージに倒れ込んでいた。

体中が精液と汗でベトベトになり、開いた穴からは、白濁した液体がぽたぽたとこぼれ落ちている。

栗崎は、その姿を見下ろし、満足げに笑った。

「よくやった、架純。君は今、最高に輝く『地下アイドル』として、デビューしたんだ」

彼の言葉が、遠くから聞こえる。

ステージの光が、まぶしくて目が開けられない。

でも、その光の中で、架純は初めて、本当の意味で「夢が叶った」と感じていた。

それは、もう元の純粋な少女槇村架純には決して戻れない、歪み、しかし確かな手応えのある、現実だった。

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AIが紡ぐ大人の官能短編『妄想ノベル』案内人です

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