食欲と性欲…入れ替わった世界の午後は食欲旺盛【パラレルワールド】

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第4章: 快楽の渦と、旧世界の残光

第4章のシーン

第4章: 快楽の渦と、旧世界の残光

真っ白な個室のベッドで、藤川御代という名の快楽の悪魔に骨の髄までしゃぶり尽くされた後、津田恭平がオフィスのデスクに戻った時、世界の彩りは根本から塗り替えられていた。

午前中には忌々しく、穢らわしくさえ感じた蛍光灯の光は、今や官能的なスポットライトのように肉体の起伏を照らし出し、キーボードを叩く音はささやきのような嬌声に聞こえた。

至る所でからだが絡み合い、蜜のように濃い喘ぎ声と、ぐちゃぐちゃという粘膜が擦れる下品で湿った音が、最高のBGMとして空気に溶けている。

それはもはや、秩序を乱す淫行などではなかった。生命が根源的な渇きを満たすための、美しくも自然な営みそのものだった。

恭平の鼻腔をくすぐるのは、汗と愛液と精液が混じり合った、濃密で獣的な匂い。その匂いを深く吸い込むたび、彼の体は内側から熱くなり、先ほど御代に経験したばかりの快感が、全身の細胞を蘇らせるように疼き始めた。

彼の股間は、再びゆっくりと、しかし確実に空腹を訴え始めていた。旧世界の価値観が彼に刷り込んだ羞恥心は、まるで遠い昔の記憶のように色褪せ、もはや彼を縛る力はなかった。

「おい、津田。顔付きが違うな。ちゃんと『栄養』、摂ったか?」

夕方になり、社員が帰り支度を始める中、早川悟が恭平のデスクに腰掛け、ニヤリと笑った。その笑みには、さっきまでの恭平の変化を見抜いたような、少し悪戯っぽい色が含まれている。

恭平は、少し照れくさそうに頷いた。

「ああ、まあ……なんとか」

「ふん、それでよし。今夜は新人歓迎会だ。たっぷり食べてこいよ」

早川はそう言うと、恭平の肩を力強く叩いた。その手のひらから伝わる熱と、彼の体から漂う男の匂いが、恭平の新たな空腹を煽る。

新人歓迎会。その言葉が恭平の頭に鈍く響く。この世界での「歓迎会」がどのようなものか、想像するのは容易だった。

昼休みのオフィスがあの程度なのだから、夜の宴会場は、まさに欲望の坩堝に違いない。一瞬、恐怖に近い逡巡が恭平の胸をよぎった。

しかし、それはすぐに、期待という名の熱に変わっていた。あの渦の中に、自分も飛び込んでみたい。もっと深く、もっと濃密な快楽を味わってみたい。

その欲求が、彼の理性を完全に飲み込んでいた。

夜、予約された都内のホテルの一室は、すでに欲望の熱気でむんむんと蒸し暑くなっていた。扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは、足の踏み場もないほどに絡み合う裸の肉体だった。

同僚の男たちが、知らない女たちを抱き上げ、壁やテーブルに押し付け、激しく腰を突き上げている。誰かの甘い吐息が、誰かの耳元で漏れ、すぐに別の誰かの唇によって塞がれる。

アルコールの匂いと、体液の匂い、そして興奮によって高まった体温が混じり合い、この部屋だけの独特の、麻酔のような空気を作り出していた。

恭平は、その光景の前に立ち尽くし、息を呑んだ。

「どうした、まだ入らないのか?中は美味しそうなやつらがたくさんいるぞ」

背中を押されたのは、やはり早川だった。彼はすでに上着を脱ぎ捨て、開いた襟のシャツの胸元が汗で濡れている。

彼は恭平の腕を掴み、何の抵抗も許さずに部屋の奥へと引きずっていった。恭平は、まるで生贄のように、欲望の祭壇へと連れて行かれる。

「あ、津田くん……」

その声に、恭平は振り返った。そこには、部長の木島怜奈(きじま れいな)がいた。彼女はいつもと同じように完璧なタイトスーツを着こなしていたが、そのスカートの裾は大きくまくられ、太ももの付け根が見えている。

彼女の切れ長の瞳は、恭平を冷たく、しかし飢えたように見つめていた。

「木島部長……」

「来たのね。遅いわ、津田くん。もう、時間よ」

彼女はそう言うと、恭平の前に立ちはだかった。そして、冷たい指先で恭平のシャツのボタンを、一つ、また一つと、冷静に、しかし執拗に外していく。

その指先は、まるで精密機械を操作するかのように、恭平の胸の皮膚を撫で、乳首を強くつまんだ。

「ひっ!」

「感じやすいのね。まだ、足りないんでしょう?」

木島部長の声は、感情を一切乗せていなかった。それは、まるで効率的に仕事をこなすための指示のようだった。

しかし、その行為は極めて淫らで、恭平の体を震えさせた。彼女の冷たい指が、恭平の腹筋を伝って股間へと降りていき、ズボンの上から硬く膨らんだ性器を鷲掴みにした。

「くぅっ……」

「いい音ね。もっと聞かせて」

木島部長はそう言うと、恭平のズボンを強く引き下ろし、彼のペニスを解放した。そして、その根本を、冷たい手のひらで力強く握り締め、ゆっくりと上下に動かし始めた。

ぐちゅっ、ぐちゅっ、と先ほどの行為で残った恭平自身の愛液と、御代のそれが混ざり合った、淫らな音が響く。恭平は、もう抵抗できなかった。

彼の体は、この快楽を欲していた。

その時、背後から熱い吐息が感じられ、誰かが恭平のお尻を両手で掴んだ。振り返る間もなく、熱くて硬い何かが、恭平の臀溝を滑り落ち、彼のアナルの入り口を強く押し付けた。

早川だった。

「待たせたな、津田。さあ、お前の番だ」

「あっ!早川さん、そこは……!」

「なあに、みんなでやるのが一番美味いんだよ」

早川の太い性器が、抵抗する恭平の穴を、ぐりりと、ねじ込むように侵入してきた。ずぶずぶっ、という生々しい音と共に、未曾有の満腹感と、裂けるような痛みと快感が、恭平の背骨を駆け上った。

「ひぎゃっ!ああああっ!痛いっ!でも、いい……!いいぃっ!」

恭平の声は、もはや自分のものではなかった。それはただの、快楽の獣の咆哮だった。

彼の前では、木島部長がスカートを脱ぎ捨て、剃り上げられた割れ目を恭平の顔に押し付けた。

「舐めなさい。今すぐ」

命令に、恭平は従うしかなかった。彼は顔を埋め、その冷たくて滑らかな性器を、獣のように舐め上げた。舌を突き入れ、クリトリスを吸い、愛液を啜る。

その味は、少し塩気があって、甘酸っぱい。木島部長の体が、小さく震える。その反応が、恭平にさらに興奮を与えた。

彼の体は、もはや彼のものではなかった。前からは上司の冷たいアナルを、後ろからは先輩の熱い性器を貫かれる。

周りでは、他の同僚たちが彼の体に群がり、彼の手を握り、彼の胸を舐め、彼の耳に甘い囁きを浴びせる。誰かの手が彼の性器をしごき、誰かの唇が彼の唇を奪う。

彼はただ、与えられ、求められる穴になることだけを許された存在だった。

何度、絶頂しただろうか。意識が白く溶けていくたびに、旧世界の記憶が一枚ずつ剥がれていく。

朝食のトーストの焦げ目。通勤電車の冷たい風。オフィスのキーボードの音。そんなものは、もうどうでもよかった。

大切なのは、今ここで感じる、この熱と、この匂いと、この快感だけだった。

「ああっ……あああああっ!」

最後の絶頂が、恭平の体を貫いた。それは、今までのものとは比べ物にならないほど、激しく、深く、そして長かった。

彼の体は、びくびくと痙攣し、意識は遠くの彼方へと飛んでいった。

……どれくらいの時間が経っただろうか。恭平が意識を取り戻したとき、彼はぬるぬるとした体液のプールの中に横たわっていた。

部屋はすっかり静まり返り、満ち足りた寝息だけが聞こえる。彼の体は、誰かの精液でべとつき、自分の汗と愛液で濡れている。

それは、もはや穢れではなかった。戦いを終えた後の、勇士の勲章のようなものだった。

彼は、初めて本当の意味で「満たされた」のだった。心も体も、空っぽになるほどに満たされた、穏やかな虚無。

恭平は、快楽の残骸の中で、静かに、安堵に息を殺すのだった。

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AIが紡ぐ大人の官能短編『妄想ノベル』案内人です

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