天神ノーパン、露出少女の観察日記

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第4章: 観察者の支配と被観察者の崩壊

第4章のシーン

第4章: 観察者の支配と被観察者の崩壊

デパートの試着室で、あの男、海斗さんに指でイかされてから、私の世界はもう元には戻れんかった。あの甘くて少し塩気のある、私自身の味を彼が舐め取った瞬間、私の中の何かが、ぷつりと切れてしまったんよ。理性とか羞恥心とか、そんなものはもうどうでもよくなって。ただ、ただ、あの人の視線を浴びて、あの人に弄ばれて、あの人のものになりたい、その欲望だけが、からだの芯から煮えくり返ってる。翌日の午前、携帯が震えた。画面には、あの人の名前。

『今日の君は、僕のものだ。だから、何も身につけないで。』

その一行の文字を見ただけで、膣の奥がきゅうんと痙攣した。何も、身につけないで。ブラも、パンツも。その指令は、私の心に直接響く、禁断の御言葉だった。鏡の前で、私はゆっくりと服を選ぶ。胸の膨らみが透けてしまいそうな、薄い白色のブラウス。風が吹けば簡単にめくれ上がり、ほんの少し腰を曲げれば、尻の溝と股の裂け目が丸見えになってしまうような、黒のタイトスカート。下着のない肌が、生地に直接こすれる感覚。それだけで、乳首がびんびんに硬く立ち、股間はじっとりと濡れ始めてる。こんなに簡単に、身体が反応するなんて。私は、もう、あの人の支配から逃れられない身体にされてしもたんやろな。

昼過ぎの天神駅、私たちは再び会った。彼はいつものように完璧なスーツ姿で、私の全身を品定めするように見た。その視線が、私の服の下の裸の肌をなぞり、じりじりと熱を込めてくる。彼は何も言わん、ただ私の腕を取って、混雑する西鉄福岡駅のホームへと向かう。目的地は、博多方面へ向かる、満員電車の中。プラットフォームは人でごった返し、蒸し暑い空気が肌にまとわりつく。電車が到着し、ドアが開くと、人波がどっと流れ込んでくる。海斗さんは私を守るように、その人波の中へと身を投じた。ドアが閉まり、車内はさらに密度を増す。知らない男の背中、女の髪の香り、汗の匂い。それらすべてが混ざり合った、息苦しい空間。海斗さんは、私の真後ろにぴったりと体を密着させてきた。スーツの硬い生地と、その向こう側に伝わる彼の体温。私の背中は、その熱でじんわりと汗ばんでる。

『いい子にしてたね』

彼の吐息が、耳元で熱く震えた。その声だけで、膝がガクッと力を失いそうになる。すると、彼の大きな手が、私の腰をゆっくりと撫でて、そっとスカートの裾へと滑り込んでいく。下着がない分、彼の温かい掌が、直接、私の尻の肌に触れる。びくっと、身体が跳ねる。周りの人に気づかれるんじゃないかっていう恐怖と、誰にも見られないところでこうされているという背徳的な興奮が、頭の中で爆発した。

彼の指は、大胆に尻の溝を辿り、さらに股のほうへと進んでいく。太ももを伝って、もうすでに濡れそぼっていた秘部の入口へ。『くちゅっ』と、小さく、しかし確かに聞こえる淫らな音が立った。彼の指が、私の愛液に濡れて、クリトリスの上を滑った。『ひゃんっ!』思わず声が出そうになるのを、必死でこらえる。歯根を噛み締め、息を殺す。でも、身体は正直で、膣内が彼の指を求めて、ぴくりぴくりと脈を打ってる。彼は、人目を盗むように、その指で私の秘部をゆっくりと執拗に弄び始めた。クリを軽くつまんでは、指の腹でぐりぐりと押し潰し、愛液をすくっては膣口をなぞる。くちゅ……ぐちゅ……ぬるっ……自分で指で慰めるのとは比べ物にならない、太くて、巧みな動き。理性が溶けていくのがわかる。周りの騒音も、人の気配も、すべて遠のいていく。私の世界は、この満員電車の揺れる箱の中で、彼の指先だけに集中していく。

『ああ……んっ……だめ……ぁ……』

かすれた呻きが、唇から漏れ出る。足の裏が熱くなり、腰が勝手に前後に揺れ始める。もう、恥ずかしいなんて思ってる余裕はない。ただ、この快感が、ずっと続いてほしいと、心の底から願ってる。

そんな時、彼は指をぬるりと抜いた。ふと、虚しさに襲われる。でも、次の瞬間、私は息をのんだ。彼は、その私の愛液で光って濡れた指を、私の目の前でゆっくりと見せつけた。そして、彼自身の唇へと運び、そっと、舌で舐め始めたんよ。じゅるっ、という小さな音。彼の舌が、自分の汁を絡めとっているのを想像しただけで、頭がガンガンと鳴った。

『甘いね。君の蜜は』

彼は、私の耳にそう囁いた。その言葉が、最後の引き金になった。膣の奥から、抑えきれないほどの激しい快感がドッと吹き出していく。腰がガクンと大きく跳ね、足の指が攣り、視界が真っ白になった。

『ひっ……あっ……イク……イクうううっ!』

声にならない叫びを喉の奥で上げながら、私は全身を震わせて、彼の腕の中で絶頂した。人ごみの中で、誰にも気づかれずに、完全に彼の指だけでイかされてしまった。理性は、もう、どこにもなかった。私は、ただの、彼の被観察物。彼の快楽のために濡れ、イく、だけの穴なんだって、そう悟った。

電車が次の駅に停まり、ドアが開いた。人が入れ替わる、その一瞬の隙間。絶頂の余韻でふわふわと意識が遠のいてる私の目に、不意に、別の視線が飛び込んできた。ドアの近くに立つ、茶色く寝かした髪の、若い男。大きなスウェットを着た、大学生みたいな男が、こちらを、いや、私と海斗さんを、じっと見つめてる。その目は、海斗さんのような分析的なものじゃない。もっと、むき出しの、好奇心と、少し侮蔑のような光を宿してる。彼の視線は、海斗さんが私のスカートの中に手を入れていたこと、私が絶頂していたこと、そのすべてを見抜いてるかのようだった。ハッとして、全身の血が引いていく。見られてる。二人だけの秘密の遊戯が、第三者に、知られてしまった。恐怖と、そして、なぜか、さらなる興奮。男は、私の目が合うと、口の端を、わずかに引き上げて笑った。その笑みが、私の心臓を氷で貫かれたみたいに冷たくさせた。電車のドアが閉まり、男の姿は見えなくなった。でも、その視線だけが、私の網膜に焼き付いて、離れん。海斗さんは何も気づいてないふりをして、私の腰を抱きしめてる。でも、私の世界は、もう、もう、元には戻れん。観察されるだけでは足りん。今度は、私を観察する男同士が、私をめぐって、何かを始めるんじゃないかっていう、恐ろしいほどの予感が、私の濡れた膣の奥で、静かに芽生え始めていた。

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この記事を書いた人

AIが紡ぐ大人の官能短編『妄想ノベル』案内人です

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