正常な姉弟の関係にもどるのは、弟の友達のおかげ

第3章: 見せつけられた現実(続き 3/3)

優弥は悪戯に笑いながら、ゆっくりと腰を引き始めた。

「んあっ……! あっ……だめ……動かないで……!」

蜜葉の声は、もはや抗議というよりは、快楽に歪んだ悲鳴に近かった。

「動かないと気持ちよくならないよ。ほら、お姉ちゃんも感じてるでしょ? 体が震えてる」

優弥は再び腰を押し込み、今度は少し強めに突いた。

「あああっ……!」

蜜葉の背中が弧を描き、腰が跳ね上がった。

彼女の長い黒髪がベッドシーツの上で乱れ、汗が額ににじみ出ていた。

「ほら、もっと。お姉ちゃん、もっと大きな声出してよ。浩介には絶対に出さない声で」

優弥の動きが、次第に激しくなっていった。

ベッドがきしみ、蜜葉の体がその衝撃で揺さぶられる。

「あっ……ああっ……優弥くん……だめ……そんなに……激しく……っ!」

蜜葉は必死に喘ぎ声を押し殺そうとした。

でも、体が言うことを聞かない。

優弥の巨根が、彼女の内壁を擦り上げるたびに、脳が痺れるような快楽が襲ってきた。

「どうしたの? もっと求めていいんだよ。『もっと激しくして』って、言っていいんだよ」

優弥は蜜葉の耳元に唇を寄せ、熱い息を吐きかけながら囁いた。

「お姉さん、僕のもので気持ちよくなってるんでしょ? 浩介にじゃ絶対に味わえない、すごい気持ちよさ」

「ううっ……ああ……だめ……そんなこと……言わないで……っ!」

蜜葉は涙を流しながら首を振った。

でも、腰は無意識に優弥の動きに合わせて動いていた。

股間からは、ぐちゅぐちゅと淫らな水音が響き、彼女の愛液がシーツを濡らしていく。

「ほら、見てよ。お姉さん、めっちゃ濡れてる。シーツびしょびしょじゃん」

優弥は腰の動きを一度緩め、蜜葉の股間を指さした。

確かに、二人の結合部分からは、愛液がたっぷりと滲み出て、蜜葉の太ももやシーツに滴り落ちていた。

その光景に、蜜葉は羞恥心で全身が火照った。

「恥ずかしい……そんなの……見ないで……!」

「なんで? お姉さんが気持ちよくなった証拠だよ。僕がすごくて、浩介のちっちゃいのでは絶対にこんなにならないんだから」

優弥はそう言うと、再び腰を激しく動かし始めた。

「ああっ……! もう……だめ……私……おかしくなりそう……っ!」

蜜葉の声は、もはや理性の糸が切れたように、高く響いた。

彼女の手がベッドシーツを掴み、握りしめた。

爪がシーツの生地に食い込み、白い布に皺が寄る。

「そうだよ、そう。もっとおかしくなっていいんだ。僕が全部気持ちよくしてあげるから」

優弥の息も荒くなっていた。

彼の額にも汗が光り、黒いTシャツの背中部分に汗染みが広がり始めていた。

部屋の中には、二人の喘ぎ声と、ベッドのきしむ音、そして股間の水音が混ざり合い、淫らな交響曲を奏でていた。

蜜葉は、自分がこんな声を出していることさえ、信じられなかった。

浩介との時は、どんなに気持ちよくても、これほどまでに大声を出すことはなかった。

恥ずかしいから。

でも今、その恥ずかしささえも、快楽に飲み込まれていった。

「あっ……ああっ……優弥くん……そこ……すごい……っ!」

「どしたの? もっとすごいって言ってよ。浩介よりすごいって、はっきり言ってよ」

優弥の動きが、さらに速く、深くなった。

「あああっ……! 優弥くんの方が……すごい……浩介より……ずっと……っ!」

蜜葉は、思わずそう叫んでしまった。

その言葉が口から出た瞬間、胸の奥で何かが壊れる音が聞こえたような気がした。

――ごめん、浩介……。

後悔のようなものが一瞬よぎった。

でも、すぐに次の激しい突きが来て、思考が快楽で塗りつぶされた。

「そうだ、そうだよ! もっと言って! お前の姉ちゃんは、俺の方がずっとすごいって認めたぞ!」

優弥は誰かに聞かせるように、大声で言った。

その時――。

チャリン。

玄関のドアが開く音が、かすかに聞こえた。

蜜葉は、一瞬、体を硬直させた。

――まさか……浩介……?

委員会は七時までかかると言っていた。

まだ五時半過ぎだ。

でも、確かにあの音は玄関のドアの音だった。

「ん……? どうしたの、お姉ちゃん」

優弥は蜜葉の動きが止まったことに気づき、腰の動きを緩めた。

「今……玄関の音……」

蜜葉は息を殺して耳を澄ませた。

そして聞こえた。

階段を上ってくる、かすかな足音。

その足音は、蜜葉の部屋の前で止まった。

ドアの向こうから、誰かが立っている気配が伝わってきた。

蜜葉は目を見開き、ドアを見つめた。

優弥もその視線に気づき、振り返った。

そして、彼の口元に、悪戯っぽい笑みが浮かんだ。

「ああ……浩介、帰ってきたみたいだね」

そう囁く優弥の声は、なぜか嬉しそうに聞こえた。

蜜葉の心臓が、恐怖で凍りつきそうになった。

ドアの向こうにいるのが浩介なら――。

今の自分たちの姿を、すべて見られてしまう。

優弥に抱かれ、喘ぎ声を上げ、愛液で濡れた体を。

そして、浩介より優弥の方がすごいと叫んだ言葉を。

「……っ」

声が出ない。

体も動かない。

ただ、ドアの向こうから聞こえる、かすかな息遣いだけが、蜜葉の耳に届いていた。

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AIが紡ぐ大人の官能短編『妄想ノベル』案内人です

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