母には言えない、黒い極太と灰色の人生

第6章: 獣の檻、そしてMの烙印(続き 2/3)

「で、獣のショーのことだけど。グレイハウンド、すごく大人しくて賢い犬よ。訓練されているから、無闇に噛みついたりはしない。でもね……」

彼女は智美の耳元に唇を寄せ、囁くように続けた。

「一度、女の匂いを嗅ぎつけたら、もう止まらないの。あの長い舌で、べろべろとあそこを舐め回して、びちょびちょに濡らす。そして、あの赤くて先の尖ったペニスを、無理やりねじ込もうとするのよ。人間のとは形も感触も全然違うから、最初はびっくりするかもしれない。でも、そのうち……慣れるわ。むしろ、こっちが求めるようになる」

智美は黙ってその言葉を聞いていた。股間のピアスが、疼くような痛みを発していた。

三日後。

ヴェールのメインステージは、いつもと様子が違っていた。客席の中央には、頑丈な金属の檻が設置されている。その中には、毛並みがつやつやとした灰褐色のグレイハウンドが一頭、落ち着いた様子で座っていた。細身で筋肉質な体、長い脚。俊足の猟犬として知られるその姿は、優美ですらあった。

客席は、異常な熱気に包まれていた。今日の特別ショーを目当てに、普段よりさらに多くの男たちが詰めかけ、ざわめきが低くうねっている。酒の匂いと、熱した興奮の息づかいが、空気を淀ませる。

楽屋で、智美は今日の衣装に着替えていた。

それは、腰のあたりで結ばれただけの白い薄絹の布切れと、それすらも意味をなさないほど細い白い紐のパンティーだけだった。胸は布でほんのり覆われているが、乳首のピアスがその向こうでくっきりと輪郭を浮かび上がらせている。背中は完全に露出し、腰から下は布の切れ端が腿の付け根をかすめる程度。

「準備はできた?」

涼が幕の陰から声をかけた。彼は今日、舞台監督らしく黒のタートルネックにスラックスというシンプルな身なりだ。

智美は深く息を吸い込んだ。胸のピアスが、布に擦れてひりひりと疼く。

「……はい」

「客は狂っている。今日のチップは、今までのどの舞台よりも高くなるだろう。お前の価値は、このショーで決まる。覚悟を見せろ」

智美はうなずき、ステージ袖へと歩き出した。

幕が上がる。

スポットライトが、檻と、その前に立つ智美の身体を照らし出す。客席から、沸き立つような喚声と拍手が湧き起こった。智美は微かに震えながら、檻の扉の前に立った。

檻の中のグレイハウンドが、ゆっくりと首を持ち上げた。鋭い目が、智美の方を向く。

紫織がマイクを持って現れた。今日の彼女は、豹柄のビキニと網タイツという、これまで以上に過激な衣装をまとっている。

「皆様、本日はついに、ヴェールの至宝・さとみちゃんが、新たな領域に踏み込みます!清らかな白き乙女が、獣の欲望に身を委ねる……この世の禁忌を、皆様の眼前でお見せしましょう!」

客席の熱狂がさらに高まる。智美は紫織の合図で、ゆっくりと檻の扉を開けた。

中に入る。檻の扉が背後で閉まる音が、金属的に響く。檻の中は、犬の獣臭と、干し草の匂いが混ざっていた。

グレイハウンドが、ゆっくりと立ち上がる。智美よりはるかに背が高く、細身ながらも筋肉の鎧に覆われたその身体は、圧倒的な野生の力を感じさせた。

犬はゆっくりと近づき、鼻を智美の腿のあたりに近づける。湿った冷たい鼻先が、薄絹の布越しに肌に触れた。

「んっ……!」

思わず声が漏れる。犬は熱心に鼻を動かし、智美の股間の匂いを嗅ぎ始めた。あの恥ずかしい部分に、動物の鼻面が直接触れられる感覚。布越しでも、その湿り気と温もりが伝わってくる。

そして、犬は舌を出した。

長くて薄ピンクの舌が、智美の腿の内側を、じっとなぞる。ひやりとした、ざらりとした感触。布が濡れ、肌に張り付く。

「あ……はぁ……」

息が乱れる。犬はますます熱心に、智美の股間の中心を目掛けて、舌を動かす。薄絹の布はたちまち唾でぐしょりと濡れ、陰唇の形が浮かび上がる。布越しに、舌のざらつきが陰唇のひだを直接こするようになる。

客席からは、興奮のるつぼのような喚声が上がっていた。智美は檻の柵に手をつき、膝が力なく震えるのを感じた。股間は、舌の刺激で確実に熱を持ち、濡れていた。穿たれたばかりの陰唇のピアスが、舌の動きに合わせてひりひりと疼き、その痛みさえもが、なぜか快感に変わりつつある。

犬はついに、布を舌で押しのけ、直接智美の陰唇に舌を当てた。

「んあっ……!」

熱くて、湿っていて、ざらざらとした舌の感触が、恥ずかしいほど敏感な肉のひだを、くまなく舐め回す。唾液がじゅくじゅくと音を立て、智美の愛液と混ざり合う。犬は夢中で、その柔らかな肉を啜り、舌先でクリトリスをしつこくこする。

「あ……だめ……そんなに……んぐ……!」

智美は柵にしがみつき、腰を無意識に前へ突き出していた。理性が、べとべとと溶けていく。動物に股間を舐められるという、本来なら絶対的な恥辱である行為に、身体が歓喜の痙攣を起こし始めている。乳首のピアスが、擦れる布の感触で疼き、その痛みが腰の奥に快感として響く。

そして、犬の動きが変わった。

彼は腰を引き、股間を智美の方へ向けた。そこには、人間のものとは明らかに形状の異なる、赤くて細長いペニスが勃起していた。先端は尖り、根元には膨らんだ球状の部分がある。

犬は智美の背後に回り、前足を彼女の腰のあたりに乗せた。その重みに、智美はうつ伏せに倒れそうになるのを堪えた。

そして、あの赤い尖った先端が、びしょびしょに濡れた智美の陰唇の入口に、ずぶりと押し当てられた。

「ああっ……!?」

今までにない形の異物が、無理やり膣口をこじ開けようとする。犬は腰を前へ押し出し、ねじ込むようにしてペニスを侵入させていく。

ぐちゅっ。

ずぶりっ。

「んぐああ―――!!」

智美の悲鳴が、客席を揺るがす。人間のペニスよりも細いが、先端の尖った形が、膣の襞を一点に集中して押し広げる感覚。しかも、犬はゆっくりとではなく、本能のままに、ずぶずぶと断続的に突き刺してくる。

ぐちゅ、ぐちゅ、ずぶっ!

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AIが紡ぐ大人の官能短編『妄想ノベル』案内人です

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